JP3212119B2 - 磁気共鳴分光装置 - Google Patents

磁気共鳴分光装置

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JP3212119B2
JP3212119B2 JP00839292A JP839292A JP3212119B2 JP 3212119 B2 JP3212119 B2 JP 3212119B2 JP 00839292 A JP00839292 A JP 00839292A JP 839292 A JP839292 A JP 839292A JP 3212119 B2 JP3212119 B2 JP 3212119B2
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    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/483NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
    • G01R33/4833NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のシーケンスが均
一安定磁界の存在下で検査領域に印加され、各シーケン
スは第3のRFパルスの後と同様第2と第3のRFパル
スの間にある少なくとも3つの、望ましくは90°RF
パルスからなり、第3のRFパルスに続いて生じるスピ
ン共鳴信号は二重量子コヒーレンスにより専ら決定され
るように振幅及び期間を有する勾配磁界が印加される磁
気共鳴分光方法に係る。本発明は又この方法を実施する
装置に係る。
【0002】
【従来の技術】この種の方法は、SMRMアブストラク
ト(サンフランシスコ、212(1988年))及び化
学、物理、レター69(1980年)、567−570
頁から知られている。既知の方法によれば、勾配磁界は
最後のRFパルスの前及び後でスイッチオン及びオフさ
れる。最後のパルスの後のこの磁界に亘る時間積分はこ
のパルスの前の対応する積分の正確に2倍になる。二重
量子コヒーレンスだけがスピン共鳴信号に影響すること
が達成される。単一量子コヒーレンス、特に水結合陽子
から生じる信号は強く抑圧される。
【0003】引用のSMRM出版では、この方法は乳酸
又は乳酸塩の濃度を脂肪又は脂質の濃度とは独立に決め
るよう用いられる。脂肪及び乳酸に結合される陽子のラ
ーモア周波数は互いに非常に接近している。これらの2
つの成分の分離を可能にするために、公知の方法により
二次元周波数スペクトルが発生される。この為に、第2
及び第3のRFパルス間のいわゆる展開時間は段階的に
変化し、得られたスピン共鳴信号は二次元フーリエ変換
によりそれから二次元周波数スペクトルを得るのに用い
られ、脂肪及び乳酸は該スペクトルで適切に分離可能で
ある。
【0004】二次元周波数スペクトルは、非常に長い全
測定期間を要するが、検査領域での動きに敏感である。
従って、一次元周波数スペクトルの脂肪濃度から独立の
乳酸成分の決定を実行することは価値がある。乳酸に結
合される陽子の1つの周波数成分が水結合陽子のラーモ
ア周波数のすぐ近くに位置し、乳酸の他の周波数成分は
二重量子スペクトルに含まれる脂肪成分に直接に隣接す
る事実によりこれは妨害される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一方
で周波数スペクトルで乳酸塩成分と実質的に一致する脂
質成分が実質的に減少し、他方で核磁化の空間分布が同
時に少なくとも一次元で決定されうるよう前記の種類の
方法を考えることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本目的は、3つのRFパ
ルスの間に、少なくとも1つの勾配磁界が印加され、こ
れらの勾配磁界の少なくとも1つに亘る時間積分がシー
ケンスの繰返し中に変化され、第2のRFパルスは、乳
酸塩成分に結合される成分の核磁化を励起するが、脂質
成分に結合される成分の核磁化を励起しないように乳酸
塩成分の近くの乳酸成分を減少するために周波数選択的
である本発明により達成される。
【0007】本発明は下記の考慮に基づいている。上記
の方法のシーケンス中、特に第1のRFパルスから時間
的に決められた距離(1/2T)、又はその奇数倍に位
置する時、第2のRFパルスは二重量子遷移を励起し
え、Jはスカラ結合定数である。かかる二重量子遷移自
体は測定可能スピン共鳴信号を起こさないが、第3のR
Fパルスは二重量子遷移を測定可能な信号を供給する状
態にする。第2のRFパルスが、乳酸塩成分に結合され
た成分によりむしろ脂質成分に結合された素子により
「見」られないよう、周波数選択される時、脂質成分を
妨害する二重量子状態はまったく励起されない。従っ
て、二重量子スペクトルにおいて、乳酸の低周波数成分
と実質的に合致する脂質成分は実質的に抑圧され、乳酸
濃度は脂肪含有に影響されないで実質的に決定されう
る。
【0008】その時間積分がシーケンスの繰返し時に変
化する少なくとも1つの勾配磁界が3つのRFパルス間
に印加されるので、位相符号化が達成され(この勾配の
時間積分に関してフーリエ変換の後)、核磁化分布が少
なくとも一次元で空間的に決められるのを可能にする。
【0009】第2のRFパルスが「ハード」パルス、即
ち周波数選択的でないパルスである場合、特に励起され
た核スピンのスピンベクトルに関して第1の2つのRF
パルスの関連位相位置が重要になる。シーケンスは勾配
磁界のスイッチングオン及びオフにより渦電流により生
じる位置依存位相シフトに非常に敏感である。例えば、
第1のRFパルスがスライス選択的である場合、かかる
シーケンスは検査にはおそらく用いられない。
【0010】第2のRFパルスが周波数選択的であるの
で、第1の2つのRFパルス間の位相関係及び励起され
た核磁化のスピンベクトルは重要ではない。従って、例
えば第1のRFパルス中、又は第1と第2のRFパルス
間で、勾配磁界はアーティファクトを生じないで印加さ
れうる。従って、このシーケンスは検査に対して非常に
確実で、又適切である。
【0011】従って、本発明の更なる実施例では、位相
符号化に寄与する勾配は第1と第2のRFパルス間に印
加される。振幅又は間隔に関して変化される1つ,2つ
又は3つの勾配磁界がシーケンスの繰返し中に印加され
るかどうかに依存して、核磁化の空間分布の一次元、二
次元又は三次元映像が得られる。この為に、シーケンス
に関して受けたスピン共鳴信号は、時間に関するフーリ
エ変換を受けるばかりか、勾配磁界の時間積分に関して
夫々一次元、二次元又は三次元フーリエ変換を受けなけ
ればならない。
【0012】第1のRFパルスはスライス選択的でよ
い。核磁化分布の映像は1つのスライスに限る。この勾
配磁界に含まれる渦電流は、既に記述の如く第2のRF
パルスが周波数選択的であるのでアーティファクトを生
じない。
【0013】
【実施例】本発明を以下図面を参照して詳細に説明す
る。
【0014】図1に概略的に示す磁気共鳴検査装置は、
4つのコイル1からなり、その強度が十分の数テスラか
ら数テスラまでの大きさのオーダである均一安定磁界を
発生するのに役立つ装置からなる。この磁界はデカルト
座標系のz方向に延在する。z軸に同心的に配置される
コイル1は球形面2に位置される。検査さるべき患者2
0はこれらのコイル内に配置される。
【0015】z方向に延在し、この方法に直線的に変化
する磁界Gz を発生するため、4つのコイル3は望まし
くは同じ球形面に配置される。Z方向にも延在するが、
その勾配がx方向に延在する勾配磁界Gx (即ち、その
強度が一方向に直線的に変化する磁界)を発生する4つ
のコイル7も設けられる。z方向に延在し、y方向の勾
配を有する勾配磁界Gy はコイル7と同一でよいが、そ
れに関して空間で90°オフセットされるように配置さ
れる4つのコイル5で発生される。これらの4つのコイ
ルのうち2つだけが図1に示される。
【0016】勾配磁界Gz ,Gy ,Gx を発生する3つ
のコイル系3.5及び7の夫々が球形面2に対して対称
的に配置されるので、同時に該デカルトx−y−z座標
系の原点である球中央の磁界強度は、コイル系1の安定
均一磁界により専ら決定される。
【0017】更に、RFコイル11は座標系の面z=0
に対して対称的に配置され、それがx方向、即ち安定均
一磁界の方向に垂直に延在する本質的に均一のRF磁界
を発生するようにRFコイルは構成される。各RFパル
ス中、RFコイルはRF発生器からのRF、通常振幅変
調された電流を受ける。各サブシーケンスの3つのRF
パルスに続いて、RFコイル11は検査領域で発生され
るスピン共鳴信号を受けるのに役立つ。しかし、代わり
に別なRF受信コイルが用いられうる。
【0018】図2は上記の磁気共鳴検査装置の簡略ブロ
ック図を示す。切換装置12を介して、RFコイル11
は一方でRF発生器4に、他方でRF受信器6に接続さ
れる。
【0019】RF発生器4は、その周波数が制御ユニッ
ト15によりディジタル的に制御されうるRF発振器4
0からなり、この発振器はコイル1により発生される磁
界強度で励起されるべき核のラーモア周波数の近傍の周
波数の発振を発生する。既知の如く、ラーモア周波数f
はf=cBとして計算され、ここでBは均一安定磁界の
磁気誘導であり、cは、例えば陽子に対して42.56
MHz/Tに達する磁気回転比である。発振器40の出
力は混合段43の入力に接続される。混合段43は出力
がディジタルメモリ45に接続されるディジタルアナロ
グ変換器44からの第2の入力信号を受ける。エンベロ
ープ信号を示す一連のディジタルデータワードは制御装
置15の制御下でメモリから読出される。
【0020】混合段43はエンベロープ信号で変調され
た搬送波発振がその出力に生じるように、それに印加さ
れる入力信号を処理する。混合段43の出力信号は、制
御装置15により制御されるスイッチ46を介して、出
力が切換装置12に接続されるRF電力増幅器47に印
加される。後者の装置も制御装置15により制御され
る。
【0021】電流発生器23,25及び27は、時間的
変化が制御装置15により制御されうる電流を夫々勾配
コイル系3,5及び7に供給する。
【0022】受信器6は、切換装置に接続されるRFコ
イル11に毎回誘導されるエコー信号を受けるRF増幅
器60からなり;この為に切換装置は対応する位置にあ
るべきである。増幅器60は制御装置15により制御さ
れるミューティング入力からなり、それを介して利得が
実質的にゼロになるよう阻止されうる。増幅器の出力は
2つの乗算混合段61及び62の第1の入力に接続さ
れ、その各々はその入力信号の積に対応する出力信号を
供給する。混合段61及び62の第2の入力は、発振器
40の周波数を有する信号を受け、2つの入力の信号の
間には90°の位相シフトがある。この位相シフトは、
出力が混合段62の入力に接続され、入力が混合段61
の入力と、発振器40の出力に接続される90°位相シ
フタ48により発生される。
【0023】混合段61及び62の出力信号は、発振器
40により供給される周波数と同様全ての高い周波数を
抑圧し、低周波数成分を導く低域通過フィルタ63及び
64を介して各アナログディジタル変換器65,66に
印加される。アナログディジタル変換器は、直交復調器
からなる回路61…64のアナログ信号をメモリ14に
印加されるディジタルデータワードに変換する。アナロ
グディジタル変換器65及び66及びメモリ14は、制
御リードを介して制御装置15により阻止され、イネー
ブルされうるクロックパルス発生器16からのクロック
パルスを受け、これによりRFコイル11により供給さ
れ低域周波数範囲に転置された信号が制御装置により規
定された測定間隔中だけメモリ14に蓄積する一連のデ
ィジタルデータワードに変換されうる。
【0024】メモリ14に蓄積されたデータワード又は
サンプリング値はコンピュータ17に印加される。サン
プリング値は、3つのパラメータ、即ち:スピン共鳴信
号内の時間的位置、スピン共鳴信号が受信されるシーケ
ンスの第1と第2のRFパルス間に印加された第1の勾
配磁界の大きさ、同じ時間間隔中に印加された第2の勾
配磁界の大きさにより規定される。コンピュータ17で
実行されたこれらの3つのパラメータに関する三次元フ
ーリエ変換を介して、検査さるべき対象内のスライスに
対して、核磁化の二次元空間分布が得られ、この積層内
の各領域に対して核磁化のスペクトル分布が得られる。
従って得られた分布は適切な表示ユニット、例えばモニ
タ18に印加されうる。
【0025】図3は(ppmでの)TMS(テトラメチ
ルシラン)のラーモア周波数からの偏移を示す周波数ス
ケールでの乳酸の診断検出に対し本質的に重要である成
分の位置を示す。TMSのラーモア周波数はゼロになる
よう決められる。図3は、まずゼロ点以上の脂肪分子の
CH3 基から生じるラインL2 を示す。この基は略1.
4ppmで周波数ラインL1 を有するCH2 基に結合さ
れる。L1 とL2 間の破線はこのスカラ結合を表わす。
適切な励起の場合に、ラインL1 を伴う分子基は二重量
子遷移を示し;ラインL2 に対してかかる遷移を発生す
ることは可能ではない。従ってこのラインL2 は、二重
量子スペクトルでは消失し、これにより図3では単に破
線で示される。
【0026】ラインL1 の直ぐ近辺では、乳酸塩のCH
3 基から生じる(略1.33ppmに)ラインM1 が位
置する。スカラ結合は、ラーモア周波数が4.1ppm
に位置する乳酸分子のこのCH3 基とCH基の間に存在
する。両周波数ラインは二重量子スペクトルに現われ
る。水結合陽子の周波数ラインWは略4.7ppmに位
置する。これらの陽子はそれ自体二重量子状態になり得
ず、これは何故周波数ラインWは破線が破線で表わされ
うるかであり、しかし、生物学的組織の強度が全ての他
の成分より10の乗数である水成分はこのラインは充分
に抑制されえず、これによりこの線は二重量子スペクト
ルに現われる。脂肪分子の分子基から生じる更なるライ
ンL3及びL4 が示される。
【0027】前記の種類の方法により例えば1000の
係数で抑制される時でさえ、生物学的組織の小成分W
は、二重量子スペクトルの近傍の乳酸成分M2がそれか
ら分離されえないほど非常に強い。乳酸成分M1 は、検
査領域が例えば筋肉組織での如く実質的に脂肪成分を含
む時別な測定が再び不可能であるほど、脂肪成分L1
近くに位置する。従って、成分M1 の測定からの乳酸含
有の明確な決定は、周波数に関して直ぐ近くにある脂肪
成分L1 が強く抑制される時だけ可能である。
【0028】かかる抑制はその時間的変化が図4に示さ
れるシーケンスによって達成される。図4の第1のライ
ンはRFコイル11により発生された磁気RFパルスの
時間的位置を示す。第2,第3及び第4のラインは、勾
配コイル7,5及び3により発生される勾配磁界の時間
的位置を示し、その勾配Gx ,Gy 及びGz は夫々x方
向、y方向及びz方向に延在する。第5のラインは生じ
るスピン共鳴信号を示す。この信号の検出時、制御ユニ
ット15は、クロックパルス発生器16をイネーブル
し、これによりRFコイル11により供給され、低域周
波数範囲に変換されたスピン共鳴信号がメモリ14に蓄
積される一連のディジタルデータワードに変換され、そ
の後、それらはフーリエ変換を受ける。
【0029】第1のRFパルスHF1 はスライス選択的
90°RFパルスであり、このパルス中、x方向に延在
する勾配を有する勾配磁界G1 が印加される。その結
果、図3に示す周波数成分の核磁化は、x軸に垂直に延
在し、RFパルスHF1 の帯域幅及び勾配G1 の大きさ
に依存する厚さを有するスライスに励起される。x方向
に延在する代わりに勾配Gはy方向又はz方向にも延在
する。次に核磁化は夫々y軸及びz軸に垂直に延在する
スライスで励起される。
【0030】第1のRFパルスHF1 からの時間的距離
T1で第2のRFパルスHF2 が発生される。T1は、
値1/2J又はそのn倍に対応し、ここでJは乳酸又は
脂肪のスカラ結合定数であり、nは奇数である。n=1
に対し、T1は略68msになる。
【0031】第2のRFパルスHF2 は検出さるべき乳
酸塩成分M1 に結合される成分M2 に対して90°パル
ス及び脂質成分L2 に対して(及びL1 及びM1 に対し
ても)0°パルスとして作用する周波数選択RFパルス
であり、即ちこれらの成分はそれにより影響されない。
その結果、このパルスは二重量子状態での(M1 へのス
カラ結合のため)乳酸成分M1 及びM2 だけを表わす
が、脂質成分L1 を表わさない。
【0032】図5は第2の周波数選択的RFパルスHF
2 を示す。これはいわゆる二項RFパルスである。既知
の如く、二項RFパルスは(核磁化がかかるサブパルス
により停止状態から回転される角度である)関連フリッ
プ角度が二項係数として互いに関係する一連のサブパル
スからなる。
【0033】2つの順次のサブパルス間の時間的距離は
周波数が励起さるべき周波数と抑制さるべき周波数内の
差に対応する発振がその位相を正確にゼロ又はこの時間
間隔の内その奇数倍だけ変化するように選ばれる。この
サブパルスの中央周波数は2つの該周波数の1つと一致
する。
【0034】図5は4つのサブパルスHF21…HF24
らなる1,3- ,3,1- RFパルスとしての周波数選
択的RFパルスHF2 を示す。これらのRFパルスの夫
々の中央周波数は脂肪成分L2 のラーモア周波数に対応
する。第2のサブパルスHF 22及び第4のサブパルスH
24はサブパルスHF21及びHF23に夫々対向する位相
位置を有する。毎回2つの順次のサブパルス間の時間的
距離は1/2dfになり、ここでdfはM2 とL2 との
間の差の周波数である。均一安定磁界の磁束密度が2T
になるのに対し、略1.9msの距離がサブパルス間に
生じる。第1のサブパルスHF21及び最後のサブパルス
HF24は毎回11.25°のフリップ角度を有し、RF
パルスHF22及びHF23のフリップ角度は3倍大きい。
ラーモア周波数が(例えば、L2 に対するような)サブ
パルスの中央周波数に対応する核スピンに対して、RF
パルスHF21及びHF24又はHF22及びHF23の効果は
互いに相殺する。しかし、成分M2 に対して、パルスH
21…HF24の効果は加算され、この成分に対して、個
々のサブパルスにリンクされたフリップ角度が加算さ
れ、90°RFパルスの効果が得られる。
【0035】サブパルスHF22及びHF24はサブパルス
HF21及びHF23と同じ位相装置を有してもよい。その
場合に、これらのサブパルスの中央周波数は成分M2
周波数と一致すべきである。
【0036】第2のRFパルスHF2 の後に時間T2の
距離に第3のRFパルスHF3 が続く。後者のパルス
は、それらがスピン共鳴信号を発生するが、それに貢献
する状態においてHF2 により生じる二重量子遷移を生
じるのに役立つ。RFパルスHF3 はハード(広帯域)
パルスでよいが、望ましくは周波数選択的パルスであ
り、即ちこれにより、それは周波数成分M2 に対して9
0°パルスとして作用する。従って乳酸塩信号の大きさ
は倍増される。
【0037】パルスHF3 は、図4に示す如くM2 に対
する90°パルス及びL2 に対する0°パルスとして作
用するHF2 と同じ様に時間的に変化してよい。第2の
RFパルスHF2 と第3のRFパルスHF3 の間の途中
に180°RFパルスHF0 が設けられうる。このパル
スは、スピン共鳴信号の大きさが増すように再集束効果
を有する。
【0038】特別なステップとかとられない場合、第3
のRFパルスHF3の後、単一量子コヒーレンスは観測
できる状態で生じた二重量子コヒーレンスに加えて観測
される。これらの単一量子コヒーレンスは抑制され、そ
こでRFパルスHF3 の後と同様RFパルスHF2 とH
3 の間に勾配磁界G2 ,G3 及びG4 が印加され、そ
の勾配は同じ方向及び反対方向に夫々延在する。RFパ
ルスHF2とHF3 の間で、勾配磁界は、夫々180°
RFパルスHF0 の前及び後で作用し、逆の符号である
2つの部分G2 及びG3 に分割される。G2 及びG3
亘る時間積分は同じ絶対値を有するか、他の細分割も実
行可能である。勾配磁界G4 は図4に示すシーケンスに
対してG2 と同じ符号を有さなければならず、G4 に亘
る時間積分はG2 とG3 の量の和に亘る時間積分の2倍
大きくなければならない。
【0039】HF1 が省かれ、HF3 がHF2 と同じ時
間的変化を有する時、これらの勾配は逆の符号を有す
る。その場合、HF2 とHF3 の間の間隔の関連勾配磁
界に亘る時間積分の量はHF3 の後勾配磁界に亘る時間
積分の量の半分に等しくなければならない。
【0040】パルスHF3 は、それがM2 に対する90
°パルス及びM1 に対する180°パルスとして作用す
るよう周波数選択的でありうる。成分M1 の周波数の回
りの第3のRFパルスHF3 のフリップ角度は急に変化
しえないので、第3のRFパルスも周波数に関してM1
近くの脂肪成分L1 及びL2 に対して180°パルスと
して作用する。従って、脂肪成分L2 は90°パルスを
「見」ずむしろ180°パルスを見、これにより、脂肪
成分の二重量子コヒーレンス状態が観測できる量子コヒ
ーレンス状態で生じない。
【0041】この場合に、再集束を生じる180°RF
パルスHF0 はHF2 とHF3 の間の途中に位置しない
が、第2のパルスと第3のパルスHF3 の間のそれと同
じ時間的距離に第1のRFパルスが続かなければならな
い。HF2 とHF3 の間に印加される勾配磁界に亘る時
間積分は、同じ符号を有し、第3のRFパルスHF3
後時間積分の半分になるべきである。
【0042】図6はM2 に対し90°パルス及びM1
対し180°パルスとして作用するRFパルスHF3
示す。RFパルスHF3 は(中途の)「ハード」及び広
帯域90°サブパルスHF32が生じる間の2つの同一4
5°サブパルスHF31及びHF32からなる。2つのサブ
パルスHF31及びHF33間の時間dTの距離に対して、
式dTR=n/2dfが成り立ち、ここでnは偶数であ
り、dfは成分M1 及びM2 のラーモア周波数間の周波
数差(2Tの安定磁界に対して略235Hz)であるサ
ブパルスHF31とHF33の中心周波数が乳酸成分M1
ラーモア周波数と一致する時、全てのサブパルスは同じ
位相位置を有すべきである。次にサブパルスHF31及び
HF33の効果は、乳酸成分M2に対して互いに補償し、
乳酸成分M1 に対し加算され、これにより後者の成分が
90°パルスとしてこれらの2つのサブパルスを経験す
る。更に、サブパルスHF32は図3の該成分及び他の全
ての成分に作用する。従ってRFパルスHF3 は、成分
2 に対して90°パルスとして及び成分M2 に対して
180°パルスとして作用し、これによりスピン共鳴信
号の二重量子遷移M1 の振幅が2倍とされる。
【0043】サブパルスHF31及びHF33の中心周波数
を周波数成分M2 (略4.1ppm)に対応するよう選
ぶことも可能である。その場合、サブパルスHF31の位
相は、90°だけサブパルスHF32の位相を進ませ、H
32の位相を遅らすべきである。
【0044】M2 とM1 の間のHF3 のフリップ角度の
周波数依存性は90°から180°まで余弦的に変化す
る。従って、周波数に関してM1 に比較的に近い脂肪成
分L 1 及びL2 に対するフリップ角度は実質的に180
°である。成分L2 が90°パルスを「見」ないことを
確実にするため、脂肪を成分L1 に対するかかる二重量
子遷移が、無視出来るほど小さい程度にそれらが観測さ
れうる単一量子状態になる。
【0045】第3のRFパルスHF3 により二重量子状
態から単一量子状態に変化する核スピン装置は、第3の
RFパルスの後時間間隔T3=(2m+1)/2Jをそ
の最大値にするスピン共鳴信号を発生する。ここでmは
ゼロより小さくない整数である。その時点で、図4の第
5のラインに示したスピン共鳴信号のサンプリングは始
まり、即ち制御ユニット15(図2)は次にパルス発生
器16をイネーブルし、これによりスピン共鳴信号がデ
ィジタル化され、蓄積される。
【0046】空間表示を得るために、y方向及びz方向
に夫々、即ちHF1及びG1 で励起されたスライスに垂
直に延在する勾配を有する勾配磁界G5 及びG6 が発生
され、勾配G5 又は勾配G6 のいずれかが、1つのシー
ケンスから他に変化され、これによりスピン共鳴信号S
(t,G5 ,G6 )はスピン共鳴信号内の関連サンプリ
ング値の時間的位置tと同様、パラメータG5 及びG6
に依存する。これらの値が該3つのパラメータに関して
三重フーリエ変換を受ける時、位置の関数として励起さ
れたスライスの核磁化を示すデータセットが得られ、各
点y,zに対して、核磁化のスペクトル分布が得られ
る。
【0047】勾配磁界G5 ,G6 が本実施例での如く、
RFパルスHF0 ,HF2 及びHF 3 以前に発生する
時、HF2 ,HF3 及びHF0 で発生される望ましくな
いFID信号は勾配G5 及びG6 で影響されない。従っ
て生じたエラーはフーリエ変換の後影像の中心に生じ
る。このエラーは、例えば各第2のシーケンス中、第1
のRFパルスの位相又は受信する位相が反転される適切
な位相周期により影像の角にシフトされうる。
【0048】図4は2次元分光影像用シーケンスを示
す。しかし、その代わり、勾配G5 又はG6 の1つ(及
び順次のシーケンス中のその変化)が不要になりうる一
次元影像も可能である。その場合、HF0 はスペクトル
分布がy方向又はz方向に延在するマトリップに沿って
再生されうることを確実にする為スライス選択的でなけ
ればならない。
【0049】スペクトル分布に加えて、三次元様の核磁
化の空間分布を決めることも可能である。その場合、H
1 はハード(非スライス選択的)RFパルスであり、
HF 1 及びHF2 間にx方向に延在する勾配Gx からな
る別な勾配磁界が印加されなければならず、該勾配は1
つのシーケンスから他に変化される。次に望ましい分布
は4倍フーリエ変換により発生される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が用いられる磁気共鳴断層撮像装置を示
す。
【図2】かかる装置のブロック図を示す。
【図3】脂肪、水及び乳酸の関連スペクトル成分を含む
周波数図を示す。
【図4】本発明によるシーケンスの信号の時間的変化を
示す。
【図5】第2のRFパルスの時間的変化を示す。
【図6】第3のRFパルスの時間的変化を示す。
【符号の説明】
1 コイル 2 球形面 3,5,7 コイル系 4 RF発生器 6 RF受信器 11 RFコイル 12 切換装置 14 メモリ 15 制御ユニット 16 パルス発生器 17 コンピュータ 18 モニタ 20 患者 23,25,27 電流発生器 40 RF発振器 43 61,62 混合段 44 ディジタルアナログ変換器 45 ディジタルメモリ 46 スイッチ 48 90°位相シフタ 60 RF増幅器 63,64 低域フィルタ 65,66 アナログディジタル変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (72)発明者 ペーター ボシゲル スイス国 5400 エネットバーデン レ ベルグシュトラーセ 73番地 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシーケンスが均一安定磁界の存在
    下で検査領域に印加され、各シーケンスは第3のRFパ
    ルスの後と同様第2と第3のRFパルスの間にある少な
    くとも3つの、90°RFパルスからなり、第3のRF
    パルスに続いて生じるスピン共鳴信号二重量子コヒー
    レンスにより専ら決定されるように振幅及び期間を有
    する勾配磁界(Gx )が印加される磁気共鳴分光装置
    あって、3つのRFパルスの間に、少なくとも1つの勾
    配磁界(G5 ,G0 )が印加され、これらの勾配磁界の
    少なくとも1つに亘る時間積分がシーケンスの繰返し中
    に変化され、第2のRFパルス(HF2 )は、乳酸塩成
    分(M1 )に結合される成分(M2 )の核磁化を励起す
    るが、脂質成分(L1 )に結合される成分(L2)の核
    磁化を励起しないように乳酸塩成分(M1 )の近くの脂
    質成分(L1 )を減少するために周波数選択的であるこ
    とを特徴とする磁気共鳴分光装置
  2. 【請求項2】 位相符号化に作用する勾配(G5 ,G
    6 )は第1及び第2のRFパルス間に印加されることを
    特徴とする請求項1記載の磁気共鳴分光装置
  3. 【請求項3】 180°パルス(HF0 )が第2のRF
    パルス(HF2 )及び第3のRFパルス(HF3 )間に
    印加されることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気
    共鳴分光装置
  4. 【請求項4】 第2と第3のRFパルス間の間隔(T
    2)間に、対向する勾配を有する勾配磁界が180°パ
    ルス(HF0 )前及び後に発生し、これらの勾配磁界に
    亘る時間積分の絶対値の和は、第3のRFパルスの後に
    発生し、その勾配が同じ方向、及び反対の方向に夫々延
    在する勾配磁界に亘る時間積分の半分に達することを特
    徴とする請求項3記載の磁気共鳴分光装置
  5. 【請求項5】 第3のRFパルス(HF3 )は、乳酸塩
    成分(M)に結合される成分(M2 )に対する90°パ
    ルスとして及び脂質成分(L1 )に結合される成分(L
    2 )に対する0°パルスとして作用するように周波数選
    択的であり、第2のRFパルス(HF2 )の後に先ず印
    加される勾配磁界(G2 )の勾配は第3のRFパルスの
    後に印加される勾配磁界の勾配(G4 )と同じ極性を有
    することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一
    項記載の磁気共鳴分光装置
  6. 【請求項6】 第1のRFパルスの後に、第3のRFパ
    ルス(HF3 )と第2のRFパルス(HF2 )からの時
    間(T2)の距離に位置する180°パルス(HF0
    が発生され、第2のRFパルス(HF2 )の後先ず印加
    される勾配磁界の勾配(G2 )は第3のRFパルス(H
    3 )の後に印加される勾配磁界の勾配(G4 )に関し
    て反対方向に延在し、第3のRFパルス(HF3 )は、
    乳酸塩成分(M1 )に結合される成分(M2 )に対する
    90°パルス及び乳酸塩成分(M1 )に対する180°
    パルスとして作用するように周波数選択的であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の磁気共鳴分光装置
  7. 【請求項7】 第1のRFパルス(HF1 )及び/又は
    180°パルスはスライス選択的であることを特徴とす
    る請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の磁気共鳴分
    装置
  8. 【請求項8】 均一安定磁界を発生する磁石(1)と、
    RF信号を発生し、スピン共鳴信号を受けるRFコイル
    系(11)と、少なくとも3つのRFパルス(HF1
    …,HF3 )からなり、その第2のパルス(HF2
    は、乳酸塩(M2 )に対して90°パルス及び脂質成分
    (L2 )に対して0°パルスとして作用するように周波
    数選択的であるシーケンスを発生するRF送信器(4)
    と、第3のRFパルス(HF3 )の後毎回生じるスピン
    共鳴信号を受けるRF受信器(6)と、スペクトル及び
    スピン共鳴信号から核磁化分布を決定する手段とからな
    ることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項
    記載の装置
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