JP3212044U - カラビナ構造 - Google Patents

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徐菊香
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碩毅企業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

【課題】電気メッキ加工時、電気メッキ液がボディとベース間で溜まるのを防止して、電気メッキ效果の均一性を確保し、電気メッキ品質をよくするカラビナ構造を提供する。【解決手段】カラビナ構造は、少なくとも一つのボディ10、および、ベース20を有する。ボディ10はスパイン12を有し、スパイン12は結合部121を設置する。ベース20は、少なくとも一つの結合面21を設置し、結合面21上に、間隔を隔てて、少なくとも一つの凸部211を形成する。ボディ10の結合部121は、ベース20の結合面21の凸部211上に貼接され、溶接固定されて、ボディ10とベース20間に、液体が流動通過する流動空間を形成する。【選択図】図2

Description

本考案は、懸吊器具に関するものであり、とくに、電気メッキ加工が行いやすいカラビナ構造に関するものである。
一般に、高所作業従事者、アクロバット競技者、および、ロッククライミング愛好者、登山者は、高所での安全確保のため、墜落防止用安全ベルトを装着している。墜落防止用安全ベルトは、フック素子により固定点に接続して、安全な懸吊を達成するもので、装着者が墜落しそうなとき、墜落防止用安全ベルトが適時に作用して、中空で懸吊して、救助を待つことができ、墜落事故の発生を防止する。
上述の墜落防止用安全ベルトは多種の形式があり、且つ、墜落防止用安全ベルトの形式の違いによって、フック素子の構造も異なる。高所作業時、ハンマー、レンチ、ペンチ等の工具を使用すると、使用の過程で、手を滑らせて、工具を落とすことがあるが、地上にいる人に当たる恐れがある。これらの危険を回避するため、高所作業時、多くの作業者が、ベルト上にフック素子を装着し、一本の縄を、ベルト上のフック素子と工具の間に接続している。フック素子は、一般に、ボディ、および、ベースを溶接して形成され、従来のボディはベース溶接後、両者間に、液体が流動通過できないスリットを形成して、フック素子溶接後に、電気メッキ加工を実行するとき、電気メッキ液がスリットに溜まり、電気メッキ效果が不均一になり、電気メッキ品質に影響して、ボディとベース間の外観が悪くなり、不良率が高くなる。
本考案は、上述の問題を解決するカラビナ構造を提供することを目的とする。
本考案は、ボディとベースを有するカラビナ構造を提供する。本考案のカラビナ構造によると、少なくとも一つのボディは、フック空間を有し、フック空間一側はスパインを設置し、スパインは結合部を設置する。ベースは、少なくとも一つの結合面を設置し、結合面上に、間隔を隔てて、少なくとも一つの凸部を設置する。ボディの結合部は、ベースの結合面の凸部上で溶接されて、ボディとベースを一体に固定し、且つ、ボディとベース間に、液体が流動通過する流動空間を形成する。
本考案は、ボディとベースが溶接結合され、両者間に液体が流動通過する流動空間を形成するので、電気メッキ加工時、電気メッキ液がボディとベース間で溜まるのを防止して、電気メッキ效果の均一性を確保し、電気メッキ品質がよくなり、製品の歩留まりを向上させ、製造コストを減少させることができる。
本考案の立体図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の側視図である。 本考案の断面図である。 図4のA部分の拡大図である。 本考案の使用状態図である。 本考案のもう一つの実施形態による立体図である。 本考案のもう一つの実施形態による立体分解図である。
図1〜図5を参照すると、本考案のカラビナ構造は、ボディ10、および、ベース20を有する。
ボディ10内部は、フック空間11を有し、フック空間11一側はスパイン12を設置し、スパイン12は結合部121を設置し、スパイン12の相対側に、ゲート開口を有する安全環13を設置する。
ベース20は、結合面21、および、二個の固定長孔22を設置する。結合面21上に、少なくとも一つの凸部211を設置する。凸部211は、本実施形態において、円弧凸状で、間隔を隔てて配列されており、二個の固定長孔22は、結合面21両側に設置される。ボディ10のスパイン12の結合部121を、ベース20の結合面21の凸部211上に貼接し、ボディ10のスパイン12とベース20の結合面21を溶接して、複数の溶接点30を形成して、ボディ10とベース20を一体に固定し、且つ、ボディ10とベース20間に、液体が流動通過する流動空間40を形成する。
図6を参照すると、使用時、ベース20の二個の固定長孔22を利用して、所定の固定点上に鎖固して、ボディ10により、墜落防止用安全ベルト50に掛けるか、あるいは、ベース20の二個の固定長孔22を利用して、高空作業人員のベルトに穿設して、高空作業人員のベルト上に結合し、工具を縄により、ベース20に連接されたボディ10に掛ける。
図7と図8は、本考案のもう一つの実施形態を示す図であり、もう一つの実施形態と上述の実施形態の差異は、もう一つの実施形態は、二個のボディ10、および、ベース20を有し、ベース20は、二個の結合面21、および、複数の固定長孔22を設置することである。二個の結合面21上は、それぞれ、間隔を隔てて、少なくとも一つの凸部211を設置し、複数の固定長孔22は、二個の結合面21間に設置される。二個のボディ10のスパイン12の結合部121は、ベース20の二個の結合面21の凸部211上に貼接して、二個のボディ10のスパイン12とベース20の二個の結合面21を、それぞれ溶接し、複数の溶接点30を形成して、二個のボディ10とベース20を一体に固定し、且つ、二個のボディ10とベース20間は、それぞれ、液体が流動通過する流動空間40を形成する。
上述の実施形態の構造により、以下の長所が達成される。
本考案のカラビナ構造は、ベース20の結合面21上に、間隔を隔てて、少なくとも一つの凸部211を設置し、凸部211により、ボディ10とベース20を溶接結合後、ボディ10とベース20間に、液体が流動通過する流動空間40を形成する。電気メッキ加工時、電気メッキ液がボディ10とベース20間に溜まるのを防止して、電気メッキ效果の均一性を確保し、電気メッキ品質の品質を良くして、製品の歩留まりを向上させ、製造コストを減少させる。
本考案では好ましい実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
10…ボディ
11…フック空間
12…スパイン
121…結合部
13…安全環
20…ベース
21…結合面
211…凸部
22…固定長孔
30…溶接点
40…流動空間
50…墜落防止用安全ベルト

Claims (4)

  1. カラビナ構造であって、
    フック空間を有し、前記フック空間一側にスパインを設置し、前記スパインが結合部を設置する少なくとも一つのボディ、および、
    少なくとも一つの結合面を設置し、前記結合面上に、少なくとも一つの凸部を設置し、前記ボディの結合部を前記結合面の凸部上に貼接して溶接して、前記ボディと一体に固定し、且つ、前記ボディとの間に、液体が流動通過する流動空間を形成するベース、
    を有することを特徴とするカラビナ構造。
  2. 前記ボディは、前記スパインの相対側に、ゲート開口を有する安全環を設置することを特徴とする請求項1に記載のカラビナ構造。
  3. 前記ベースの結合面の凸部は円弧凸状であることを特徴とする請求項1に記載のカラビナ構造。
  4. 前記ベースの結合面の凸部は、間隔を隔てて配列されていることを特徴とする請求項1に記載のカラビナ構造。
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