JP3211737U - 折り畳みウェットティッシュ - Google Patents
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Abstract
【課題】包装フィルムに1枚毎に収納された折り畳みウェットティッシュを、包装フィルムを開封して取り出した後に、素早くかつ容易に広げることのできる折り畳みウェットティッシュを提供する。【解決手段】方形のウェットティッシュ10であって、ウェットティッシュ10のいずれか一つの辺10dに指先のつかみ代として見出し状の張り出し部2を設けて折り畳まれたことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、包装フィルムに1枚毎に収納された折り畳みウェットティッシュに関するものである。
食堂やレストラン並びに仕出し弁当等で手拭き用に提供されるウェットティッシュは、通常、包装フィルムにより1枚毎に折り畳まれた状態で収納されており、このウェットティッシュを使用する際には、包装フィルムを開封してウェットティッシュ取り出した後、指先で折り畳み面を広げて使用されている。折り畳みウェットティッシュに関しては、折り方を工夫して収納されたものもある。(例えば、特許文献1参照)
上述のように、包装フィルムに1枚毎に折り畳まれた状態で収納されているウェットティッシュを使用する際には、包装フィルムを開封してウェットティッシを取り出した後、指先で折り畳み面を広げて使用されているが、折り畳まれたウェットティッシュは濡れているため折り畳まれた面が互いに密着した状態で重なり合っており、折り畳まれた面を広げようとしても思うように広げられないという課題があった。
本考案は、折り畳まれた状態のウェットティッシュを素早くかつ容易に広げることのできる折り畳みウェットティッシュの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の折り畳みウェットティッシュは、方形のウェットティッシュであって、前記ウェットティッシュのいずれか一つの辺に、指先のつかみ代として見出し状の張り出し部を設けて折り畳まれたことを特徴としている。
本考案の折り畳みウェットティッシュを包装フィルムから取り出した後、折り畳み面を広げる際には張り出した見出し状の部分を指先でつかんだ状態で他方の手の指先を使うことにより素早くかつ容易に折り畳みウェットティッシュを広げることができる。このため、これまで折り畳みウェットティッシュを広げる際にどこから開けばよいか糸口が見つかりにくいことにより発生していたいらいら感を解消することができるとともに気持ちに余裕を持って手拭きを行うことができる。
以下、本考案に係る折り畳みウェットティッシュの一実施の形態について、図1乃至図7に基づいて説明する。
図1は、折り畳まれる前の方形のウェットティッシュ10の平面図を示すが、この形状は長方形でも正方形でもよい。
図1の辺10dは、前記の方形のウェットティッシュ10のいずれか1つの辺を示し、この辺に対向する辺を10eとし、辺10d側に張り出し部の長さLを有する見出し状の張り出し部2を形成させている。また、10aは折り位置を示し、この位置ライン(点線)に沿ってウェットティッシュ10を折り畳む。
図1の状態からの本考案に係る折り畳みウェットティッシュの折り畳み方を次に説明する。
図1は、折り畳まれる前の方形のウェットティッシュ10の平面図を示すが、この形状は長方形でも正方形でもよい。
図1の辺10dは、前記の方形のウェットティッシュ10のいずれか1つの辺を示し、この辺に対向する辺を10eとし、辺10d側に張り出し部の長さLを有する見出し状の張り出し部2を形成させている。また、10aは折り位置を示し、この位置ライン(点線)に沿ってウェットティッシュ10を折り畳む。
図1の状態からの本考案に係る折り畳みウェットティッシュの折り畳み方を次に説明する。
先ず、辺10eを折り位置10aに沿って内側に辺10d側に折るが、この際、辺10eを張り出し部の長さLだけ残して折り、図2の状態とする。
次に図2に示す折り位置10bに沿って同様に辺10fを張り出し部の長さLだけ残して折り、図3の状態とする。
図5は図3のA−A線断面におけるウェットティッシュの折り畳み状況の概略図を示している。
なお、この状態で包装フィルムに収納してもよいし、ウェットティッシュや包装フィルムのサイズの関係で、更に図3に示す折り位置10cに沿って外側に折り畳んだ後に収納してもよい。
次に図2に示す折り位置10bに沿って同様に辺10fを張り出し部の長さLだけ残して折り、図3の状態とする。
図5は図3のA−A線断面におけるウェットティッシュの折り畳み状況の概略図を示している。
なお、この状態で包装フィルムに収納してもよいし、ウェットティッシュや包装フィルムのサイズの関係で、更に図3に示す折り位置10cに沿って外側に折り畳んだ後に収納してもよい。
図3又は図4の状態で包装フィルムに収納されたウェットティッシュ1を包装フィルムから取り出した後に広げる際には、張り出した見出し状の部分が一見して広げ口だと確認できるため、前記見出し状の部分を指先でつかんだ状態で他方の手の指先を使うことにより素早くかつ容易に折り畳みウェットティッシュを広げることができる。
また、張り出し部の長さLは、請求項2に記載のとおり3mm乃至10mmの範囲内がよい。
図7に従来の折り畳みウェットティッシュ20を折り畳み工程(折り畳み順)と共に示しているが、折り畳み後のウェットティッシュは本考案の見出し状の張り出し部がないため包装フィルムから取り出した後にどこから開けばよいか糸口が見つかりにくく、また、広げようとしても折り畳み面が密着して広げにくい。
なお、実施例は図1及び図2に示すように最初の折り位置を中央付近としているが、辺10eから順次折り畳んでいき、図3の状態としてもよい。
1 折り畳みウェットティッシュ
2 見出し状の張り出し部
10 折り畳まれる前の方形のウェットティッシュ
10a、10b、10c 折り位置
10d、10e、10f ウェットティッシュの辺
20 従来の折り畳みウェットティッシュ
20a、20b、20c 折り位置
L 張り出し部の長さ
2 見出し状の張り出し部
10 折り畳まれる前の方形のウェットティッシュ
10a、10b、10c 折り位置
10d、10e、10f ウェットティッシュの辺
20 従来の折り畳みウェットティッシュ
20a、20b、20c 折り位置
L 張り出し部の長さ
Claims (2)
- 方形のウェットティッシュであって、
前記ウェットティッシュのいずれか一つの辺に
指先のつかみ代として見出し状の張り出し部を設けて折り畳まれたことを
特徴とする折り畳みウェットティッシュ。 - 請求項1記載の折り畳みウェットティッシュの見出し状の張り出し部の長さは、3mm乃至10mmであることを
特徴とする折り畳みウェットティッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002428U JP3211737U (ja) | 2017-05-12 | 2017-05-12 | 折り畳みウェットティッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017002428U JP3211737U (ja) | 2017-05-12 | 2017-05-12 | 折り畳みウェットティッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3211737U true JP3211737U (ja) | 2017-08-03 |
Family
ID=59498707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002428U Expired - Fee Related JP3211737U (ja) | 2017-05-12 | 2017-05-12 | 折り畳みウェットティッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211737U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020022601A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社 ペーパーテック | ウェットシート製品 |
JP2021119937A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-19 | 大王製紙株式会社 | 清掃シート |
-
2017
- 2017-05-12 JP JP2017002428U patent/JP3211737U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2020022601A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社 ペーパーテック | ウェットシート製品 |
JP2021119937A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-19 | 大王製紙株式会社 | 清掃シート |
JP7451194B2 (ja) | 2020-01-31 | 2024-03-18 | 大王製紙株式会社 | 清掃シート |
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