JP3211568U - クッション - Google Patents

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    • A47D13/083Baby feeding cushions

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Abstract

【課題】母親が横になった状態で乳幼児に授乳(添い乳)する際の身体的負担を軽減するクッションを提供する。【解決手段】母親が添い乳する際、本考案に係るクッションを使用することで、添い乳の体位を容易に保持することができ、かつ、授乳したり授乳を止めて仰向けで眠ったりする動作を連続した動きで行うことができる。【選択図】図9

Description

本考案は、母親が横になった状態で乳幼児に授乳する際(一般的に「添い乳」「添え乳」と呼ばれる)に適したクッションに関するものである。
添い乳する母親の体勢は、授乳が長時間、頻繁になるほど辛くなる。対処法の例として、UNICEF/WHOの母乳育児支援ガイドには「巻いたタオルや枕を頭の下や膝の間に入れるとよいかもしれない」といった工夫が紹介されている。
既製品において、座位で授乳する母親の体勢を支える授乳用のクッションは多数販売されているが、添い乳する母親の体勢を支えることを目的とした枕やクッション等の寝具は目立ったものがない。
添い乳する母親の体勢は、片肘を立てて頭を支えながら乳幼児の横になることが一般的であり、さらにその体勢から上半身を丸めたり下半身をひねったりするため、日々の添い乳が原因で腰痛や肩こりを起こす母親は多い。本考案は、母親が添い乳する際の体位保持を容易にすることにより、従来の枕では対応できない前記問題点を解決しようとするものである。
本考案が課題を解決するための手段は、以下のものである。
1 長さ方向一端側を厚く構成した第一隆起部を備えるクッションであって、前記第一隆起部より薄い第一非隆起部は、使用者の睡眠時の枕として使用可能な厚さを有し、前記第一隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記第一隆起部側にて乳幼児に授乳する際に前記使用者の頭部を保持することを可能とする厚さを有する頭部用のクッション。
2 長さ方向一端側を厚く構成した第二隆起部を備えるクッションであって、前記第二隆起部より薄い第二非隆起部は、使用者が横になった状態で乳幼児に授乳する際に前記乳幼児を位置させることを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記使用者の片脚を保持することを可能とする厚さを有する脚部用のクッション。
3 略L字型の一辺に長さ方向湾曲部側を厚く構成した第一隆起部および前記略L字型の異なる一辺に長さ方向前記湾曲部反対側を厚く構成した第二隆起部を備えるクッションであって、前記第一隆起部より薄い第一非隆起部は、使用者の睡眠時の枕として使用可能な厚さを有し、前記第一隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記第一隆起部側にて乳幼児に授乳する際に前記使用者の頭部を保持することを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部より薄い第二非隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記乳幼児を位置させることを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記使用者の片脚を保持することを可能とする厚さを有する授乳用のクッション。
4 第一隆起部を備える略L字型の一辺の幅が、第二隆起部を備える前記略L字型の異なる一辺の幅より広いことを特徴とする前記3のクッション。
5 第一隆起部を備える略L字型の一辺が、第二隆起部を備える前記略L字型の異なる一辺と分離可能であることを特徴とする前記3のクッション。
本考案によって、母親は添い乳の体位を容易に保持することができ、かつ、授乳したり授乳を止めて仰向けで眠ったりする動作を連続した動きで行うことができる。
本考案に係る頭部用のクッションの斜視図である。 本考案に係る頭部用のクッションの側面図である。 本考案に係る脚部用のクッションの斜視図である。 本考案に係る脚部用のクッションの側面図である。 本考案に係る授乳用のクッションの斜視図(右側に脚部用のクッションを具備した状態)である。 本考案に係る授乳用のクッションの斜視図(左側に脚部用のクッションを具備した状態)である。 本考案に係る授乳用のクッションの分離した状態を示す図である。 本考案に係る授乳用のクッションについて、分離した両辺を組み合わせた状態を示す図である。 本考案について、母親が自身の左側にて乳幼児に授乳する際の使用状態を示す図である。 本考案について、母親が自身の右側にて乳幼児に授乳する際の使用状態を示す図である。 本考案について、母親が横になった状態から仰向けまたはその逆に体位を変換する際の使用状態を示す図である。
図1および図2に示すように、頭部用のクッション(1)における第一隆起部(3)は、母親が添い乳する際に肩肘を立てて頭部を支える状態と同程度の高さ、長さ、幅を有するものである。その高さ(H2)は6〜24cmが好ましく、さらに好ましくは8〜20cm、特に10〜16cmが好ましい。また、その長さ(L2)は10〜40cmが好ましく、さらに好ましくは15〜35cm、特に20〜30cmが好ましい。また、その幅(W1)は10〜60cmが好ましく、さらに好ましくは15〜55cm、特に20〜50cmが好ましい。これにより、母親が添い乳する際に第一隆起部(3)に頭部をのせることで、添い乳の体位を容易に保持することができるとともに、従来肩肘を立てて頭部を支えていた腕の負担を軽減することができる。
図1および図2に示すように、頭部用のクッション(1)における第一非隆起部(2)は、母親が授乳を止めて仰向けで眠る際に頭部を休めることのできる高さ、長さ、幅を有するものである。その高さ(H1)は1〜12cmが好ましく、さらに好ましくは2〜10cm、特に3〜8cmが好ましい。また、その長さ(L1)は20〜90cmが好ましく、さらに好ましくは25〜80cm、特に30〜70cmが好ましい。また、その幅(W1)は10〜60cmが好ましく、さらに好ましくは15〜55cm、特に20〜50cmが好ましい。これにより、母親が授乳を止めて仰向けで眠る際に第一非隆起部(2)に頭部をのせることで、頭部用のクッション(1)を睡眠時の枕としても使用することができる。
頭部用のクッション(1)における第一非隆起部(2)は母親が仰向けで頭部をのせて使用するものである。一方、頭部用のクッション(1)における第一隆起部(3)は母親が横になった状態で頭部をのせて使用するものである。このように、第一非隆起部(2)と第一隆起部(3)では母親が使用する際の体位が異なり、母親が仰向けで頭部をのせて使用する第一非隆起部(2)のほうが長さを必要とするため、図1および図2に示すように、第一非隆起部の長さ(L1)は、第一隆起部の長さ(L2)より長いことが好ましい。
図1および図2に示すように、頭部用のクッション(1)における第一傾斜面(4)は、その角度を10〜80度にすることが好ましく、さらに好ましくは20〜70度、特に30〜60度にすることが好ましい。これにより、母親が横になった体勢から仰向けまたはその逆に体位を変換する際に第一傾斜面(4)を利用することで、身体を円滑に移動することができる(使用状態は図11参照)。
頭部用のクッション(1)における第一非隆起部(2)および第一隆起部(3)について、母親が頭部をのせて使用する際に自身の頸部が接触する面は、図1に示すように、C面取り加工を施すことが好ましく、R面取り加工を施すことがさらに好ましい。また、面取り加工の際の半径は5〜50mmが好ましく、さらに好ましくは5〜40mm、特に5〜30mmが好ましい。これにより、母親が頭部用のクッション(1)を使用する際に頸部の接触する面が滑らかになり、一層快適に使用することができる。
図3および図4に示すように、脚部用のクッション(5)における第二隆起部(7)は、添い乳する母親の片脚(母親が乳幼児の横になった状態で上にくる脚)を保持する高さ、長さ、幅を有するものである。その高さ(H4)は6〜24cmが好ましく、さらに好ましくは8〜20cm、特に10〜16cmが好ましい。また、その長さ(L4)は20〜90cmが好ましく、さらに好ましくは25〜80cm、特に30〜70cmが好ましい。また、その幅(W2)は4〜30cmが好ましく、さらに好ましくは6〜25cm、特に8〜20cmが好ましい。これにより、母親が添い乳する際に第二隆起部(7)に片脚をのせることで、添い乳の体位を容易に保持することができるとともに、脚部等身体の負担を軽減することができる。
図3および図4に示すように、脚部用のクッション(5)における第二非隆起部(6)は、添い乳する母親の乳房を保持するとともに授乳する乳幼児を位置させることを可能とする高さ、長さ、幅を有するものである。その高さ(H3)は1〜12cmが好ましく、さらに好ましくは2〜10cm、特に3〜8cmが好ましい。また、その長さ(L3)は10〜70cmが好ましく、さらに好ましくは15〜60cm、特に20〜50cmが好ましい。また、その幅(W2)は4〜30cmが好ましく、さらに好ましくは6〜25cm、特に8〜20cmが好ましい。これにより、母親が添い乳する際に第二非隆起部(6)に乳房をのせるとともに乳幼児を位置させることで、添い乳の体位を容易に保持することができる。
図3および図4に示すように、脚部用のクッション(5)は添い乳する母親と0〜2歳くらいの乳幼児の間に挟むことができる高さ、長さ、幅を有するものである。第二非隆起部(6)および第二隆起部(7)の好ましい高さ、長さ、幅は前記の通りであり、母親が添い乳する際に自身と乳幼児の間に脚部用のクッション(5)を挟むこと(使用状態は図9および図10参照)で、脚部用のクッション(5)が両者の緩衝材となり、授乳後に母親が離れる気配で乳幼児が目を覚ましたり、母親が授乳中に眠ってしまい乳幼児を圧迫したりする可能性を軽減することができる。
脚部用のクッション(5)における第二非隆起部(6)は添い乳する母親の乳房を保持したり授乳する乳幼児を位置させたりするために使用するものであり、一方、第二隆起部(7)は添い乳する母親の脚部を保持するために使用するものである。このように、第二非隆起部(6)と第二隆起部(7)では保持する身体の部位や使用目的が異なり、添い乳する母親の脚部を保持する第二隆起部(7)のほうが長さを必要とするため、図3および図4に示すように、第二隆起部の長さ(L4)は、第二非隆起部の長さ(L3)より長いことが好ましい。
図5および図6で示すように、略L字型の形状を有する授乳用のクッション(9)は、前記略L字型の一辺に長さ方向湾曲部側を厚く構成した第一隆起部(3)および前記略L字型の異なる一辺に長さ方向前記湾曲部反対側を厚く構成した第二隆起部(7)を備えるものである。第一隆起部(3)より薄い第一非隆起部(2)は母親が授乳を止めて仰向けで眠る際に頭部を休めることのできる高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る頭部用のクッション(1)の第一非隆起部(2)と同様である。また、第一隆起部(3)は母親が添い乳する際に肩肘を立てて頭部を支える状態と同程度の高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る頭部用のクッション(1)の第一隆起部(3)と同様である。また、第二隆起部(7)より薄い第二非隆起部(6)は、添い乳する母親の乳房を保持するとともに授乳する乳幼児を位置させることを可能とする高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る脚部用のクッション(5)の第二非隆起部(6)と同様である。また、第二隆起部(7)は、添い乳する母親の脚部を保持する高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る脚部用のクッション(5)の第二隆起部(7)と同様である。これにより、母親が添い乳する際に授乳用のクッション(9)を使用することで、本考案に係る頭部用のクッション(1)および脚部用のクッション(5)の効果を合わせて得ることができ、添い乳の体位を容易に保持することができるとともに、身体の負担を軽減することができる。
図7に示すように、授乳用のクッション(9)は、第一隆起部(3)を備える略L字型の一辺(10、以下単に第一辺とする)と第二隆起部(7)を備える前記略L字型の異なる一辺(11、以下単に第二辺とする)が分離可能なものである。両辺の接続および分離を可能にするために、第一隆起部(3)の長さ方向下部(正面および背面の2か所)および第二辺が第一隆起部(3)に接触する面(1か所)には、面ファスナー、マグネット等の両辺の接続および分離を可能にする素材を具備する加工、または、両辺を互いにはめ込むことで接続および分離を可能にする凹凸等の加工が施されていることが好ましい。
授乳用のクッション(9)を分離した際、第一辺(10)は本体を左右反転させると反転前の状態の対称となる形状であり、第二辺(11)は左右対称の形状(第二非隆起部(6)を上、第二隆起部(7)を下とみなす場合)である。これにより、図5および図6で示すように、授乳用のクッション(9)を分離した際に第一辺(10)を左右反転させて第二辺(11)と接続することで、母親の左右いずれの側に乳幼児がいても授乳用のクッション(9)を使用することができる(使用状態は図9および図10参照)。
頭部用のクッション(1)および授乳用のクッション(9)における第一辺(10)は添い乳する母親の頭部を保持するものである。一方、脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)における第二辺(11)は母親の乳房や脚部を保持するとともに母親と乳幼児の間に挟むことで両者の緩衝材となるものである。このように、頭部用のクッション(1)および授乳用のクッション(9)における第一辺(10)と脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)における第二辺(11)では保持する身体の部位や使用目的が異なり、添い乳する母親の頭部を保持する頭部用のクッション(1)および授乳用のクッション(9)における第一辺(10)のほうが幅を必要とするため、図7に示すように、頭部用のクッション(1)および授乳用のクッション(9)における第一辺(10)の幅(W1)は、脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)における第二辺(11)の幅(W2)より広いことが好ましい。
図8に示すように、授乳用のクッション(9)を分離した際、第一辺(10)と第二辺(11)は組み合わせ可能な形状であることが好ましい。そのため、第一傾斜面(4)と第二傾斜面(8)の角度が同一であること、かつ、第一隆起部の高さ(H2)と第一非隆起部の高さ(H1)の差および第二隆起部の高さ(H4)と第二非隆起部の高さ(H3)の差が同一であることが好ましい。さらに、第一非隆起部の長さ(L1)と第二傾斜面(8)の長さを除いた第二隆起部の長さ(L4)が同一、かつ、第一傾斜面(4)の長さを除いた第一隆起部の長さ(L2)と第二非隆起部の長さ(L3)が同一であることが特に好ましい。これにより、第一辺(10)と第二辺(11)をコンパクトに収納することが可能になる。
頭部用のクッション(1)および脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)はいずれも、充填することでクッションとしての柔軟性を有する素材を主袋で覆うことで形成されるものである。充填する素材としては綿、羽根、ウレタンフォーム、パイプ、ビーズ、そば殻等が好ましく、とりわけウレタンフォームのように第一隆起部(3)や第二隆起部(7)に頭部や脚部をのせても隆起が崩れない硬さを有する素材が好ましい。
頭部用のクッション(1)および脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)を覆う主袋の素材は、綿や麻などの植物繊維、羊毛などの動物繊維、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維等が好ましく、とりわけ乳幼児の肌着に広く用いられる綿が好ましい。
頭部用のクッション(1)および脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)を覆う主袋は、底面に面ファスナー、紐、ファスナー等を縫い付ける等の加工が施され、着脱可能な形状であることが好ましい。これにより、主袋および充填することでクッションとしての柔軟性を有する素材を容易に洗濯、乾燥することができる。
本考案は記載された実施形態に限定されるものではなく、本考案の思想および範囲を逸脱しない範囲内で多様に修正および変形できることは、当該技術分野において通常の知識を有する者にとっては自明である。従って、このような変形例または修正例は本考案の実用新案請求の範囲に属するものとすべきである。
1 頭部用のクッション
2 第一非隆起部
3 第一隆起部
4 第一傾斜面
5 脚部用のクッション
6 第二非隆起部
7 第二隆起部
8 第二傾斜面
9 授乳用のクッション
10 第一辺
11 第二辺
H1 第一非隆起部の高さ
L1 第一非隆起部の長さ
H2 第一隆起部の高さ
L2 第一隆起部の長さ
W1 頭部用のクッションの幅
H3 第二非隆起部の高さ
L3 第二非隆起部の長さ
H4 第二隆起部の高さ
L4 第二隆起部の長さ
W2 脚部用のクッションの幅

本考案が課題を解決するための手段は、以下のものである。
1 長さ方向一端側を厚く構成した第一隆起部を備えるクッションであって、前記第一隆起部より薄い第一非隆起部は、使用者の睡眠時の枕として使用可能な厚さを有し、前記第一隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記第一隆起部側にて乳幼児に授乳する際に前記使用者の頭部を保持することを可能とする厚さを有する頭部用のクッション。
2 長さ方向一端側を厚く構成した第二隆起部を備えるクッションであって、前記第二隆起部より薄い第二非隆起部は、使用者が横になった状態で乳幼児に授乳する際に前記乳幼児を位置させることを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記使用者の片脚を保持することを可能とする厚さを有する脚部用のクッション。
3 略L字型の第一辺に長さ方向湾曲部側を厚く構成した第一隆起部および前記略L字型の第二辺に長さ方向前記湾曲部反対側を厚く構成した第二隆起部を備えるクッションであって、前記第一辺において前記第一隆起部より薄い第一非隆起部は、使用者の睡眠時の枕として使用可能な厚さを有し、前記第一隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記第一隆起部側にて乳幼児に授乳する際に前記使用者の頭部を保持することを可能とする厚さを有し、前記第二辺において前記第二隆起部より薄い第二非隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記乳幼児を位置させることを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記使用者の片脚を保持することを可能とする厚さを有する授乳用のクッション。
4 第一隆起部を備える略L字型の第一辺の幅が、第二隆起部を備える前記略L字型の第二辺の幅より広いことを特徴とする前記3のクッション。
5 第一隆起部を備える略L字型の第一辺が、第二隆起部を備える前記略L字型の第二辺と分離可能であることを特徴とする前記3のクッション。
本考案に係る頭部用のクッションの斜視図である。 本考案に係る頭部用のクッションの側面図である。 本考案に係る脚部用のクッションの斜視図である。 本考案に係る脚部用のクッションの側面図である。 本考案に係る授乳用のクッションの斜視図(右側に脚部用のクッションを具備した状態)である。 本考案に係る授乳用のクッションの斜視図(左側に脚部用のクッションを具備した状態)である。 本考案に係る授乳用のクッションの分離した状態を示す図である。 本考案に係る授乳用のクッションについて、分離した両辺を組み合わせて収納した状態を示す図である。 本考案について、母親が自身の左側にて乳幼児に授乳する際の使用状態を示す図である。 本考案について、母親が自身の右側にて乳幼児に授乳する際の使用状態を示す図である。 本考案について、母親が横になった状態から仰向けまたはその逆に体位を変換する際の使用状態を示す図である。
図1および図2に示すように、頭部用のクッション(1)における第一傾斜面(4)は、その角度を10〜80度にすることが好ましく、さらに好ましくは20〜70度、特に30〜60度にすることが好ましい。これにより、母親が横になった状態から仰向けまたはその逆に体位を変換する際に第一傾斜面(4)を利用することで、身体を円滑に移動することができる(使用状態は図11参照)。
脚部用のクッション(5)における第二非隆起部(6)は添い乳する母親の乳房を保持したり授乳する乳幼児を位置させたりするために使用するものである。一方、第二隆起部(7)は添い乳する母親の脚部を保持するために使用するものである。このように、第二非隆起部(6)と第二隆起部(7)では保持する身体の部位や使用目的が異なり、添い乳する母親の脚部を保持する第二隆起部(7)のほうが長さを必要とするため、図3および図4に示すように、第二隆起部の長さ(L4)は、第二非隆起部の長さ(L3)より長いことが好ましい。
図5および図6で示すように、略L字型の形状を有する授乳用のクッション(9)は、前記略L字型の第一辺に長さ方向湾曲部側を厚く構成した第一隆起部(3)および前記略L字型の第二辺に長さ方向前記湾曲部反対側を厚く構成した第二隆起部(7)を備えるものである。前記第一辺において第一隆起部(3)より薄い第一非隆起部(2)は母親が授乳を止めて仰向けで眠る際に頭部を休めることのできる高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る頭部用のクッション(1)の第一非隆起部(2)と同様である。また、前記第一辺において第一隆起部(3)は母親が添い乳する際に肩肘を立てて頭部を支える状態と同程度の高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る頭部用のクッション(1)の第一隆起部(3)と同様である。また、前記第二辺において第二隆起部(7)より薄い第二非隆起部(6)は、添い乳する母親の乳房を保持するとともに授乳する乳幼児を位置させることを可能とする高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る脚部用のクッション(5)の第二非隆起部(6)と同様である。また、前記第二辺において第二隆起部(7)は、添い乳する母親の脚部を保持する高さ、長さ、幅を有するものであり、好ましい高さ、長さ、幅は本考案に係る脚部用のクッション(5)の第二隆起部(7)と同様である。これにより、母親が添い乳する際に授乳用のクッション(9)を使用することで、本考案に係る頭部用のクッション(1)および脚部用のクッション(5)の効果を合わせて得ることができ、添い乳の体位を容易に保持することができるとともに、身体の負担を軽減することができる(使用状態は図9および図10参照)
授乳用のクッション(9)は、図7に示すように、第一隆起部(3)を備える略L字型の第一辺(10、以下単に第一辺とする)と第二隆起部(7)を備える前記略L字型の第二辺(11、以下単に第二辺とする)が分離可能なものである。両辺の接続および分離を可能にするために、第一隆起部(3)の長さ方向下部(正面および背面の2か所)および第二辺(11)が第一隆起部(3)に接触する面(1か所)には、面ファスナー、マグネット等の両辺の接続および分離を可能にする素材を具備する加工、または、両辺を互いにはめ込むことで接続および分離を可能にする凹凸等の加工が施されていることが好ましい。
図8に示すように、授乳用のクッション(9)を分離した際、第一辺(10)と第二辺(11)は組み合わせて収納可能な形状であることが好ましい。そのため、第一傾斜面(4)と第二傾斜面(8)の角度が同一であること、かつ、第一隆起部の高さ(H2)と第一非隆起部の高さ(H1)の差および第二隆起部の高さ(H4)と第二非隆起部の高さ(H3)の差が同一であることが好ましい。さらに、第一非隆起部の長さ(L1)と第二傾斜面(8)の長さを除いた第二隆起部の長さ(L4)が同一、かつ、第一傾斜面(4)の長さを除いた第一隆起部の長さ(L2)と第二非隆起部の長さ(L3)が同一であることが特に好ましい。これにより、第一辺(10)と第二辺(11)をコンパクトに収納することが可能になる。
頭部用のクッション(1)および脚部用のクッション(5)および授乳用のクッション(9)を覆う主袋は、底面に面ファスナー、紐、ファスナー等を縫い付けるなどの加工を施すことで着脱可能なものであることが好ましい。これにより、主袋および充填することでクッションとしての柔軟性を有する素材を容易に洗濯、乾燥することができる。

Claims (5)

  1. 長さ方向一端側を厚く構成した第一隆起部を備えるクッションであって、前記第一隆起部より薄い第一非隆起部は、使用者の睡眠時の枕として使用可能な厚さを有し、前記第一隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記第一隆起部側にて乳幼児に授乳する際に前記使用者の頭部を保持することを可能とする厚さを有する頭部用のクッション。
  2. 長さ方向一端側を厚く構成した第二隆起部を備えるクッションであって、前記第二隆起部より薄い第二非隆起部は、使用者が横になった状態で乳幼児に授乳する際に前記乳幼児を位置させることを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記使用者の片脚を保持することを可能とする厚さを有する脚部用のクッション。
  3. 略L字型の一辺に長さ方向湾曲部側を厚く構成した第一隆起部および前記略L字型の異なる一辺に長さ方向前記湾曲部反対側を厚く構成した第二隆起部を備えるクッションであって、前記第一隆起部より薄い第一非隆起部は、使用者の睡眠時の枕として使用可能な厚さを有し、前記第一隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記第一隆起部側にて乳幼児に授乳する際に前記使用者の頭部を保持することを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部より薄い第二非隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記乳幼児を位置させることを可能とする厚さを有し、前記第二隆起部は、前記使用者が横になった状態で前記乳幼児に授乳する際に前記使用者の片脚を保持することを可能とする厚さを有する授乳用のクッション。
  4. 第一隆起部を備える略L字型の一辺の幅が、第二隆起部を備える前記略L字型の異なる一辺の幅より広いことを特徴とする請求項3のクッション。
  5. 第一隆起部を備える略L字型の一辺が、第二隆起部を備える前記略L字型の異なる一辺と分離可能であることを特徴とする請求項3のクッション。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112153922A (zh) * 2018-03-09 2020-12-29 I·布林 一种用于母亲和婴儿的舒适装置

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