JP3210447U - 電子タバコ用バッテリーおよび電子タバコ用バッテリーの充電器 - Google Patents

電子タバコ用バッテリーおよび電子タバコ用バッテリーの充電器 Download PDF

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Abstract

【課題】電子タバコに使用されるタバコカプセルの正確な交換時期がユーザーにわかりやすい電子タバコ用バッテリー及び電子タバコ、同電子タバコ用バッテリーを充電可能な充電器を提供する。【解決手段】電子タバコ用バッテリー2は、空気の流路が形成された筒状のケーシング部20と、ケーシング部に収容された蓄電部25、LED部261、センサー部、制御部26(給電スイッチ部、報知制御部、照射スイッチ部及び充電管理部)を備える。報知制御部は、パラメータの値が変化した時間をパフ動作時間として記録し、累積パフ動作時間が90秒〜100秒の範囲に設定された規定時間を超えると、LED部を警告専用色(例えば赤色。警告時以外の通常稼働時の発色は青色)で発光させる信号を送信する。【選択図】図5

Description

本考案は、電子タバコ用バッテリーおよび電子タバコ用バッテリーの充電器に関する。詳しくは、電子タバコにおいて使用されるタバコカプセルの交換時期をユーザーが正確に把握可能な電子タバコ用バッテリー、および電子タバコ用バッテリーの充電に好適な充電器に関する。
近年、禁煙スペースの増加や健康意識の向上から、電子タバコ市場が拡大している。電子タバコのタイプは様々あるが、その1つとして、小型バッテリーを電源とするディフューザータイプのものがある。ディフューザータイプは、フレーバーやニコチンを含むエアロゾル原料を加熱等によって霧化させ、これをユーザーが吸い込む動作(このような動作を以下「パフ」(Puff)と称する)を伴うものであるが、さながらタバコの煙を吸い込むような実際の喫煙に近いので、従前からの喫煙者の間で評判が良い。
このようなディフューザータイプの電子タバコとして、下記非特許文献1に記載されたようなものが提案されており、このような電子タバコの構成を図8(a)に示している。図8(a)に示す電子タバコ9は、先端に点灯部を有するバッテリー91と、エアロゾルを生成するディフューザー部分であるカートリッジ92と、エアロゾルにタバコの風味を付加するタバコカプセル93とからなるものである。また、カートリッジ92は、バッテリー91に接続して給電を受けて稼働するものである。
また、下記非特許文献1に記載された電子タバコ9は、下記非特許文献2に記載されるように、バッテリー91、USBチャージャー(以下、「充電器94」という)等をセットとして販売されるスターターキットを最初に購入する必要がある。
JTウェブサイト 2016年度プレスリリース インターネット<URL:https://www.jti.co.jp/investors/library/press_releases/2016/0126_01.html>
PloomTECH.Online Ploom TECH(プルームテック)本体、アクセサリー一覧 インターネット<URL:http://ploom-tech.online/starter-kit/>
ところで、電子タバコ9の製造者は、例えば、5つのタバコカプセル93と1本のカートリッジ92を、1セットとして販売している。そして、電子タバコ9は、1つのタバコカプセル93の使用限度が50パフ分であり、50パフに到達した際にのみ先端部分が点滅することによって、タバコカプセル93の交換の合図とする構造が採用されている。
しかしながら、通常、ユーザー毎に1回のパフの時間が異なるものであり、パフの累積回数をカウントしてタバコカプセル93の交換時期を報知する機構を採用した電子タバコ9は、タバコカプセル93の交換時期の報知精度が悪いものとなっている。
また、図8に示す充電器94については、本体部942の厚みと横幅が大きく、パソコンのUSBポートP1あるいはP2に挿着した場合、隣接する隣接する他のUSBポートP1、P2の開口を一部塞ぐ形で張り出してしまうため、他のUSBポートに他のUSB機器U1、U2を取り付けることができない問題が生じていた(図8(d)、(e)参照)。そこで、本考案者は、本体部とUSB端子の間に所要長さの電気コードを配置してUSBポートから距離を置く構造に想到したが、通常の樹脂で皮覆された電気コードは柔らかく捻れやすいため、例えば、棒状のバッテリーを立てた状態で充電し、これが急に倒れると、精密機器であるセンサー部や報知制御部、リチウムイオン二次電池の保護回路等が損傷する可能性がある。
本考案は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、電子タバコにおいて使用されるタバコカプセルの交換時期をユーザーが正確に把握可能な電子タバコ用バッテリー、および、同電子タバコ用バッテリーの充電に好適な充電器を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本考案の電子タバコ用バッテリーは、蓄電部と、該蓄電部を収納すると共に、外部からの空気の導入、および導入した空気の排出が可能な空気の流路が形成されたケーシング部と、前記流路内でパフ動作に起因して変化する空気に関するパラメータを検知可能なセンサー部と、前記パラメータの値が変化した時間をパフ動作時間として記録し、該パフ動作時間を累積したパフ動作時間(以下、「累積パフ動作時間」という)が所定条件を満たすと報知動作を行う報知制御部を含む制御部とを備える。
ここで、ケーシング部は、蓄電部、センサー部や報知制御部を収容することができ、これらが外力で破損することを防ぐことができる。また、ケーシング部は、外部からの空気の導入、および導入した空気の排出が可能な空気の流路が形成されており、ユーザーが行うパフ動作に起因して内部の空気の空気圧等が変化するが、センサー部は、この変化する空気に関するパラメータを検知するものである。ここで、「パラメータの変化」とは、例えば、パフ動作を行うことでケーシング部内の空気圧が低下し、パフ動作を止めることで大気圧に復帰する、といった空気圧の数値変化、パフ動作に伴う流路内の空気の流速あるいは流量の数値変化であってもよいし、あるいは、これらの測定値や、空気の体積に関する測定値から求めた空気圧縮比の数値変化であってもよい。
蓄電部は、外部機器である充電器を介して供給される電力により充電され、充電後は、外部機器であるカートリッジ部と接続して電力を供給する。また、蓄電部は、例えば、ケーシング部の内径よりも径小に設けることによって、蓄電部の外周とケーシング部の内壁の間に、前述の空気の流路が形成可能となる。この場合、別途流路を形成する部材等を要さず、構造を簡略化できる。
そして、報知制御部は、パラメータの値が変化した時間をパフ動作時間として記録し、パフ動作時間を累積した累積パフ動作時間が所定条件を満たすと報知動作を行うので、パフの累積回数をカウントしてタバコカプセルの交換時期を報知する機構を採用する場合に比べ、ユーザー毎に1回のパフの時間が大きく異なってもタバコカプセルの交換時期を精度良く把握することができ、タバコカプセルを無駄なく使い切ることができる。ここで「報知動作」とは、後述のようにLED発光のように視覚を通じて認知可能なもののほか、アラーム音等の聴覚を通じて認知可能なもの、バイブレーターのように触覚を通じて認知可能なもの、特定の香り(香りに由来する味)のように嗅覚または味覚を通じて認知可能なものであってもよい。
つまり、本考案の電子タバコ用バッテリーは、ユーザーがパフ動作を行うと、外部からケーシング部内部に導入される空気によって変化した空気に関するパラメータをセンサー部が検知し、報知制御部が記録および報知が行われることで、ユーザーがタバコカプセルの交換時期を把握することができるものである。
また、前記所定条件は、前記累積パフ動作時間が90秒〜250秒の間の所定の時間(以下、「報知開始時間」という)に到達することである場合は、この報知開始時間が市販されている一般のタバコカプセル等の交換時期に略一致していると、ユーザーは概略の交換時期を把握した上で、報知に注意することができ、交換時期を見逃し難くなって、更に確実に感知することができる。一方、報知開始時間が一般のタバコカプセルの交換時期よりも早い時間になっていると、ユーザーは、報知に基づいて交換時期を事前に予測して、交換時期を更に見逃し難くすることができる。
また、前記所定条件は、前記累積パフ動作時間が90秒〜100秒の間の所定の報知開始時間に到達することである場合は、この報知開始時間が市販されている一般のタバコカプセル等の交換時期よりも早い時間に設定することができ、ユーザーは、報知に基づいて交換時期を事前に予測して、交換時期を確実に見逃し難くすることができる。
また、前記報知動作が、複数回に分けて可能である場合は、実際のタバコカプセルの交換時期の前後にも報知動作のタイミングを設定することができ、これにより、ユーザーは、タバコカプセルの交換時期まで残りが少ないことを事前に知って交換の準備に入ることができ、あるいは、交換時期の徒過に気づくことができ、この結果、交換時期の警告を見逃しにくくなる。
また、前記パラメータが、前記ケーシング部内の空気の圧力、流速あるいは流量のいずれかである場合は、複数のパラメータから選択可能とすることで、電子タバコの仕様やユーザーの特徴等に応じて、パフ動作を検知しやすいパラメータを選択することができ、交換時期を更に確実に感知することができる。例えば、高地での使用の際は、空気の圧力よりも流速や流量の方がパフ動作中の変化が大きいといったことである。
また、前記蓄電池が充電中または充電完了のいずれかの状態であることを示す報知動作を行う充電管理部を備える場合は、タバコカプセルの交換時期のみならず、充電中または充電完了していることについてもユーザーが視認することができ、利便性が向上する。
また、前記報知動作は、前記ケーシング部内に設けたLED部を、同ケーシング部の先端近傍に設けた透光部を介し、外部から視認可能に発光させて行う場合は、ユーザーは、パフ動作中または充電中に、最も視認しやすい位置である電子タバコ用バッテリーの先端の透光部を見れば、電子タバコ用バッテリーがいかなる状態なのかを知ることができる。
また、消費電力の少なく小型のLEDを使用することで、電子タバコ用バッテリーの使用時間を延ばすと共に、コンパクト化、軽量化を図ることができる。
また、前記ケーシング部の基端側に、被取着物である外部機器と通電可能な電気コネクタ部と、前記外部機器に着脱可能なジョイント部とを備える場合は、電子タバコ用カートリッジあるいは充電器といった外部機器を、電子タバコ用バッテリーの基端側へ着脱可能かつ通電可能に接続できる。
上記の目的を達成するために、本考案の電子タバコ用バッテリーの充電器は、一面側には、累積したパフ動作時間が所定条件を満たすと報知動作を行う報知制御部を含む棒状の電子タバコ用バッテリーの基端側を取り付け可能な受け部、および、前記電子タバコ用バッテリーへ給電可能な接点部が設けられる一方、他面側には、横断面視で円弧状となる周面部分を有する本体部と、該本体部に接続され、内側から順に、導線、絶縁層、および、復元性のある支持部材を含む所要長さの電気コード部、および、該電気コード部に接続されたUSB端子部を有するUSBケーブル部とを備える。
ここで、本考案の電子タバコ用バッテリーの充電器は、前述の本体部とUSBケーブル部を備えることにより、パソコンのUSBポートあるいはUSBポートを有するACアダプターと接続させて、前述した電子タバコ用バッテリーの充電を行うことができる。
本体部は、受け部を有することによって、電子タバコ用バッテリーの基端側を取り付けることができる。また、本体部は、接点部を有することによって、電子タバコ用バッテリーに給電することができる。
USBケーブル部は、電気コード部が導線、絶縁層および支持部材を有し、本体部に接続されているため、本体部の受け部に取り付けられた電子タバコ用バッテリーへ給電することができる。また、USBケーブル部は、電気コード部が所要長さであるため、パソコンのUSBポートから本体部を離すことができ、これにより、隣接する他のUSBポートに接続された器具等に干渉しない(接触しない)ので、邪魔にならず、利便性が良い。
USBケーブル部は、電気コード部が、絶縁層の上に更に復元性のある支持部材を有しているため捻れにくく、かつ耐衝撃性および耐摩耗性が向上している。通常の樹脂で皮覆された電気コードは柔らかく捻れやすいため、仮に本考案に採用した場合、本体部の一面側(受け部が設けられた側)を上に向けて電子タバコ用バッテリーを立てた状態でこれが急に倒れると、精密機器であるセンサー部や報知制御部が損傷する可能性がある。しかし、前述の通り、本考案の電気コード部は、導体の上に皮膜が二層あり、かつ復元性のある支持部材を有しているため捻れにくく、報知制御部等の損傷等を防止することができる。
更に、前述の電気コード部は、復元性に富むため捻れにくく、仮に捻れたとしても、本体部の他面側が横断面視で円弧状の周面のため、電子タバコ用バッテリーは徐々に倒れるので、報知制御部の損傷等を防止することができる。これにより、報知制御部が確実に報知動作を行うことができ、パフの累積回数をカウントしてタバコカプセルの交換時期を報知する機構を採用する場合に比べ、ユーザー毎に1回のパフの時間が大きく異なってもタバコカプセルの交換時期を精度良く把握することができ、タバコカプセルを無駄なく使い切ることが可能となる。そして、荷重が無くなれば電気コード部の復元力によって元の状態に起き上がることができる。
また、前記USB端子部の長手方向中央から基端側の周面を覆う被覆部分の厚みが、1.5mm〜2.3mmの範囲内である場合は、隣接する他のUSBポートに接続されたUSB接続器具等と干渉あるいは接触しにくく、隣接する他のUSBポートに接続された器具の邪魔になりにくい。
また、前記受け部が凹形であると共に、前記接点部が同受け部の内側領域に設けられた凸形であり、同接点部が非開口である場合は、受け部に電子タバコ用バッテリーの基端を嵌入させる形で取り付け、そのまま充電を行うことができる。
例えば、電子タバコ用バッテリー側の電気コネクタ部が、ケーシング部の軸線方向に沿って進退可能な付勢された軸体であって、かつ電子タバコ用バッテリーの基端に配置されている場合は、受け部に電子タバコ用バッテリーを嵌入させる形で取り付けると、凸状の接点部によって電気コネクタ部が所定位置まで押し込まれ、接触した態様になって通電可能となる。つまり、本考案の充電器に電子タバコ用バッテリーを取り付けるだけで通電し、外せば通電しなくなるので、漏電のおそれが少なく安全性が向上する。
更に、本考案の電子タバコ用バッテリーの充電器接点部が非開口であることによって、安全性が向上している。即ち、図9に示す充電器94の接点部945のように、開口から埃等が入り込んで短絡(ショート)が起きる危険性がない。
本考案によれば、電子タバコにおいて使用されるタバコカプセルの交換時期をユーザーが正確に把握可能な電子タバコ用バッテリーを提供できる。また、本考案によれば、電子タバコにおいて使用されるカプセルの交換時期をユーザーが正確に把握可能な電子タバコ用バッテリーの充電に好適な充電器を提供できる。
本考案の電子タバコの一部を拡大した斜視説明図である。 図1に示す電子タバコを分解し、一部を拡大した斜視説明図である。 図1に示す電子タバコの長手方向の断面図であり、(a)は電子タバコ用バッテリー、カプセルを挿着した電子タバコ用カートリッジに分解した状態の断面図であり、(b)は各部が結合した状態の断面図である。 図3に示す制御部の構成を説明するブロック図である。 図1に示す電子タバコにおける外部からの空気の流路を説明するための断面模式図である。 図2に示す電子タバコ用バッテリーの充電器を示しており、(a)は平面図であり、(b)は図6(a)におけるA−A矢視断面模式図であり、(c)は斜視図である。 図6に示す電子タバコ用バッテリーの充電器の使用状態を示しており、(a)は一の使用状態説明図であり、(b)は他の使用状態説明図である。 従来技術を示しており、(a)は非特許文献1に示す電子タバコの分解斜視図であり、(b)は非特許文献1に示す電子タバコ用バッテリーの充電器の斜視図であり、(c)は図8(b)で示す充電器の構造を示す断面図であり、(d)は図8(b)で示す充電器の一の使用状態説明図であり、(e)は図8(b)で示す充電器の他の使用状態説明図である。
図1ないし図7を参照して、本考案の実施の形態を更に詳細に説明する。なお、各図における符号は、煩雑さを軽減し理解を容易にする範囲内で付している。なお、図1、図2、図3および図5に示す図の横の矢印は、説明の際の方向を意味し、符号Tは「先端側」、符号Bは「基端側」である。図1等に示す電子タバコ1は、電子タバコ用バッテリー2、電子タバコ用バッテリー2に取着される電子タバコ用カートリッジ3、および、電子タバコ用カートリッジ3に取着されるカプセル4、の各部を備えるものである。以下、各部について詳述する。
(電子タバコ用バッテリー)
電子タバコ用バッテリー2は、ステンレススチール製の筒体であるケーシング部20と、ケーシング部20内に収容された蓄電部25と、蓄電部25と電気コードで接続されてケーシング部20内に収容された制御部26、LED部261、センサー部262を有する(図3参照)。
ケーシング部20は、先端側の2箇所に形成された導入孔201と、先端側開口(符号省略)に取り付けられたキャップ状の合成樹脂製の透光部21を有し、また、基端側に形成された排出孔203と、電気コネクタ部22と、ジョイント部23を有する(図1〜3参照)。
透光部21の側面には、ケーシング部20内と通気可能に形成された切欠(符号省略)が対向する位置に一対(合計2箇所)形成されており、同切欠は、透光部21が先端側開口(符号省略)に嵌められた際に、先端側開口の口縁と組み合わさって、導入孔201を構成する。導入孔201は、ケーシング部20内と通気可能に設けられている(図1、図3参照)。
ジョイント部23は、ケーシング部20の基端側に設けられ、ケーシング部20の軸線方向に沿って突き出た筒状突片であり、周面に雄ネジが形成されている。電気コネクタ部22は、ジョイント部23の内側領域に設けられ、ケーシング部20の軸線方向に沿って進退可能にバネで付勢された軸体であり、同軸体には排出孔203が形成されている。排出孔203は、電気コネクタ部22の軸中心に沿って貫通し、ケーシング部20内と通気可能に設けられている(図2、図3参照)。
蓄電部25は、リチウムイオン二次電池であり、細径電気コードを介して電気コネクタ部22と電気的に接続している(図3参照)。また、蓄電部25は、その太さ(外径)がケーシング部20の内径よりも径小であり、ケーシング部20の先端から基端まで通気可能な隙間202がケーシング部20の内壁との間に形成されている(図3、図5参照)。この隙間202と、導入孔201および排出孔203の組み合わせにより、ケーシング部に「外部からの空気の導入、および導入した空気の排出が可能な空気の流路」が形成されている。なお、蓄電部25の長さは、ケーシング部内に収まる長さであれば良く、特に限定するものではない。
LED部261は、制御部26の基板の透光部21に向いた側の面に配置されており、ケーシング部20の内側から透光部21の方向へ光を照射可能に設けられている。
センサー部262は、制御部26の基板のケーシング部20基端側に向いた側の面に隣接配置されており、ケーシング部20内の空気の流路において測定された空気量、圧力および流速の測定値、あるいはこれらの測定値や、空気の体積に関する測定値から求めた空気圧縮比を検知し、検知した情報を信号に変換して送信可能に設けられている。なお、センサー部262は、空気圧、空気の流速、流量、あるいは空気圧縮比の変化のいずれか一つを検知する形式のものに代替することもできる。
制御部26は、給電スイッチ部263、報知制御部264、照射スイッチ部265、充電管理部266および過充放電保護回路部267を有する(図4参照)。
給電スイッチ部263は、センサー部262から受信した信号に基づいて電子タバコ用カートリッジ3への給電を開始または停止することができるように設けられている。
報知制御部264は、センサー部262が検知したパラメータの値が変化した時間をパフ動作時間として記録すると共に、このパフ動作時間を累積した累積パフ動作時間が所定条件を満たすと、LED部261を警告専用色(例えば赤色。ユーザーがパフ動作を行っている最中の通常稼働時の発色は青色)で発光させる信号を送信することができるように設けられている。通常、この所定条件では、累積パフ動作時間は90秒〜100秒の範囲における所定の前記報知開始時間に設定されている。この報知制御部264の信号送信に基づくLED部261の発光は「報知動作」の一例である。
充電管理部266は、蓄電部25の充電状況を管理し、充電中または充電完了の際には、LED部261を発光させる信号を送信できるように設けられている。なお、この充電管理部266の信号送信に基づくLED部261の発光も「報知動作」の一例である。過充放電保護回路部267は、蓄電部25への充電、および蓄電部25からの放電が、所定数値を越えて過剰にならないように制御できるように設けられている。
照射スイッチ部265は、センサー部262、報知制御部264または充電管理部266からの受信信号に基づいてLED部261を発光させることができるように設けられている。なお、照射スイッチ部265は、通常稼働時にはセンサー部262から信号を受信する仕組みであるが、これに代えて、通常稼働時についても報知制御部264から信号を発するようにし、その受信信号に基づいてLED部261を発光させる仕組みを採用してもよい。
(電子タバコ用カートリッジ3)
電子タバコ用カートリッジ3は、ステンレススチール製の筒体であって基端側が開口したケーシング部31と、ケーシング部31内に収容された霧化部32を有する。電子タバコ用カートリッジ3の先端側には、前述のジョイント部23を取り付け可能な円筒凹形のジョイント受け部311が形成されている(図2、図3参照)。
ジョイント受け部311の底部中央は、凸状に形成され、前述の電気コネクタ部22と接触し、通電可能にする受電コネクタ部312が設けられている。受電コネクタ部312は、電子タバコ用カートリッジ3の内部へ貫通し、前述の排出孔203から排出された空気を導入可能な第二の導入孔313が形成されている。第二の導入孔313の口縁には、後述する第三の導入孔314から導入された外部からの空気を第二の導入孔313へ誘導可能な溝部315が形成されている(図2、図3、図5参照)。
ジョイント受け部311は、内壁側部に雌ネジ(符号省略)が形成されており、口縁部分に等間隔で3箇所に円弧状の切欠(符号省略)が形成されている。この各切欠は、電子タバコ用バッテリー2と接続した際に、電子タバコ用バッテリー2基端と組み合わさって第三の導入孔314を構成する(図1、図2、図3、図5参照)。
霧化部32は、受電コネクタ部312と通電可能に接続されたニクロム線321と、ニクロム線321が巻き付けられた耐熱樹脂性の軸芯322と、軸心322の周囲に巻かれ、ケーシング部31内面との間の隙間を埋めることができる程度の嵩の綿状部材333を有する(図3参照)。
エアロゾル原料は、グリセリン、プロピレン・グリコール、精製水等を主成分とした液体であり、前述の綿状部材や軸心に含浸させてあり、ニクロム線からの発熱によって霧化するものである。
(カプセル4)
カプセル4は、電子タバコ用カートリッジ3の基端の開口に挿着する着脱可能な部材である。カプセル4は、合成樹脂により形成された弾性変形可能な筒状の中空体であり、先部と基部が、霧化部32により生じたエアロゾルが通気可能なメッシュ素材で封止してある。カプセル4は、内部にタバコ葉の粉末あるいは小片を内包している。カプセル4基部のメッシュは、エアロゾルをユーザーが吸引可能な吸引孔41となる(図1、図2、図3、図5参照)。
カプセル4は、長手方向において先部側から略3分の2の長さの部分が、電子タバコ用カートリッジ3の開口への挿入部分となり、同挿入部分は、複数の周溝が形成されたタケノコジョイントタイプに設けられ、挿着の際に電子タバコ用カートリッジ3内壁と接して気密に封止することができる(図2、図3、図5参照)。
本実施の形態において、ケーシング部20はステンレススチールの筒体であるが、これに限定するものではなく、例えば、他の種類の金属であってもよいし、硬質プラスチック等、所要の剛性を有するものであればよい。
本実施の形態において、導入孔201は、透光部21の切欠と先端側開口(符号省略)の口縁との組み合わせにより構成されているが、これに限定するものではなく、例えば、透光部21の厚み方向に形成された態様、あるいはケーシング部20の先端側周面に形成された態様等であってもよい。
本実施の形態において、蓄電部25はリチウムイオン二次電池であるが、これに限定するものではなく、例えば、リチウムイオンポリマー二次電池、ニッケル水素蓄電池、ニッケルカドミウム蓄電池等の公知の充電池であってもよい。
本実施の形態において、報知制御部264における所定条件は、累積パフ動作時間が90秒〜100秒の範囲に到達することであるが、これに限定するものではなく、例えば、累積パフ動作時間が90秒〜250秒の範囲であってもよい。この場合、ユーザーは、タバコカプセルの交換時期まで残りが少ないことを事前に知ることも可能となり、交換の準備に入ることができる。この条件の場合、90秒未満であればエアロゾル原料が過剰に余ってしまい、250秒を超えると5つ目のタバコカプセルの途中でエアロゾル原料が無くなり、タバコの風味が味わえなくなるので、好ましくない。
また、報知制御部の所定条件が、90秒〜100秒の範囲と230秒〜250秒の範囲の2回に設定してもよく、この場合は、合計2回LEDが発光するので、交換準備時期と実際の交換時期のいずれをも知ることができ、かつ、交換時期の警告を見逃しにくくなる。
本実施の形態において、霧化部32は、ニクロム線321で加熱する構造であるが、これに限定するものではなく、例えば、超音波でエアロゾル原料を霧化する構造であってもよい。また、エアロゾル原料は、グリセリン等のほか、メントール、ニコチン等の他の液体を含むものであってもよい。
(作 用)
図1〜図5を参照して、電子タバコ1における電子タバコ用バッテリー2の作用を説明する。
<電子タバコ用バッテリー2と、電子タバコ用カートリッジ3およびカプセル4の取り付け>
充電済みの電子タバコ用バッテリー2のジョイント部23と、電子タバコ用カートリッジ3のジョイント受け部311を螺着させる。そして、カプセル4を、電子タバコ用カートリッジ3基端の開口に挿着する。
このとき、凸状の受電コネクタ部312が電気コネクタ部22に接触し、かつ押し込まれて通電スイッチが入り、通電可能となる。つまり、本構成によれば、電子タバコ用バッテリー2に電子タバコ用カートリッジ3を取り付けるだけで通電し、外せば通電しなくなるので、漏電のおそれが少なく、安全性が向上すると共に、外した状態では通電不能であるので、バッテリーの稼働時間低下を抑制できる。
また、受電コネクタ部312と電気コネクタ部22の接触により、排出孔203と第二の導入孔313が連通する。これにより、電子タバコ用バッテリー2と電子タバコ用カートリッジ3の空気の流路が接続され、電子タバコ用バッテリー2先端から導入された外部からの空気が、電子タバコ用カートリッジ3まで至るようになる。
<電子タバコ用バッテリー2を取り付けた後の電子タバコ1の作用>
ユーザーが電子タバコ1の基端側を咥えてパフ動作を行うと、以下の(1)〜(5)のステップを経て、ユーザーはタバコ葉の風味が付加されたエアロゾルを吸い込むことができる(図4、図5を主に参照)。
(1)ユーザーが吸引孔41を介して電子タバコ1内の空気を吸い込む(パフ動作を行う)と、内部が負圧になり、導入孔201を介して電子タバコ用バッテリー2のケーシング部20内に外部からの空気が流入する。そして、空気の流路途中で、ケーシング部20内の空気に関するパラメータの変化を検知したセンサー部262が信号を送信する。センサー部262からの信号を受信した給電スイッチ部263は電子タバコ用カートリッジ3に給電を開始し、同信号を受信した報知制御部264は、パラメータの値が変化した時間をパフ動作時間として記録を開始する。
また、センサー部262からの信号を受信した照射スイッチ部266は、通常稼働時の発色である青色で発光させる信号をLED部261に送り、発光させる。この青色発光は、パフを行っている間、持続される。そして、ユーザーによるパフ動作が繰り返され、累積したパフ動作時間が後述する累積パフ動作時間を超えると、報知制御部264は、照射スイッチ部266を介して、警告色である赤色で発光させる信号をLED部261に送って発光させる報知動作を行う。
(2)外部から流入した空気は、隙間202を通過し、排出孔203および第二の導入孔313を介して、電子タバコ用カートリッジ3のケーシング部31内に流入する。このとき、ユーザーの吸引力および排出孔203および第二の導入孔313を通過する空気の流れによるベンチュリー効果により、電子タバコ用バッテリー2と電子タバコ用カートリッジ3の連結部分にある第三の導入孔314からも外部からの空気が導入され、溝部315を通じて第二の導入孔313に流入し、前述の導入孔201からの空気と合流する。合流後の空気は、ユーザーが1回のパフ動作を行うにあたって満足しうる、いわゆる吸いごたえのある分量となる。
(3)電子タバコ用バッテリー2からの給電を受け、ニクロム線321が加熱して綿状部材333に含浸したエアロゾル原料が蒸気となり、この蒸気に外部から導入された前述の空気が当たると霧化(エアロゾルが発生)する。
(4)前述のエアロゾルは、カプセル4内のタバコ粉末等の間を通過する間にタバコ葉の風味が付加され、ユーザーはさながらタバコの煙を吸い込むような実際の喫煙に近い気分を味わうことができる。このようにして、ユーザーはパフを繰り返して喫煙気分を味わう。そして、このパフを行った時間は、報知制御部264に都度記録される。
(5)報知制御部264で記録された累積パフ動作時間が90秒〜100秒の間の所定の報知開始時間を超えると、報知制御部264は、照射スイッチ部266を介してLED部261を警告専用色である赤色で発光させる信号を送信し、この信号を受信した照射スイッチ部266がLED部261を赤色で発光させる報知動作を行う。前述の通り、現在市販されているタバコ粉末等を内包するカプセル4は、50パフ(240秒前後)が交換時期であり、報知のタイミングをこの交換時期よりも早く設定したことによって、ユーザーは、報知に基づいて交換時期を事前に予測して、交換時期を確実に見逃し難くすることができる。
このように、本考案に係る電子タバコ用バッテリー2の利用により、パフの累積回数をカウントしてタバコカプセルの交換時期を報知する機構を採用する従来製品と比較して、ユーザー毎に1回のパフの時間が大きく異なってもタバコカプセルの交換時期を精度良く把握することができ、タバコカプセルを無駄なく使い切ることができる。
〔電子タバコ用バッテリーの充電器5〕
図6および図7を参照して、電子タバコ用バッテリーの充電器5について説明する。電子タバコ用バッテリーの充電器5は、電子タバコ用バッテリー2の充電を好適に行えるように設計されたものであり、USBケーブル部51と、USBケーブル部51に接続された本体部52を備える(図6参照)。
USBケーブル部51は、USB端子部511と、USB端子部511と電気的に接続された電気コード部513を有する。USB端子部511は、長手方向中央から基端側の周面を覆う合成樹脂製の被覆部分512の厚みが約2.0mmである。電気コード部513は、長さが約70mmであり、内側から順に、導線、絶縁性を有し導体を被覆する合成樹脂製の絶縁層、絶縁被覆層を被覆する支持部材により構成されている。本実施の形態において、支持部材は、密に編まれた化学繊維の織布であり、絶縁層よりも復元力が強く、弾性変形可能なものであるが、これに限定するものではなく、例えば、繊維と樹脂を混合した被膜層により構成したもの等の公知素材を採用してもよい。
本体部52は、平坦に形成された一面側と、横断面視で円弧状となる周面部分を有する他面側からなる基体521と、基体521の一面側に設けられ、前述のジョイント部23を取り付け可能な円筒凹形のジョイント受け部522、ジョイント受け部522の内部に設けられた接点部523および絶縁部524を有する。なお、ジョイント受け部522は、前述の「受け部」に相当する部分である。
ジョイント受け部522は、内壁側部に雌ネジ(符号省略)が形成された導電性部材であり、電気コード部513のマイナス電極に接続されている。接点部523は、ジョイント受け部522の底部中央に設けられた非開口の凸状体であり、前述の電気コネクタ部22と当接して通電する導電性部材であって、電気コード部513のプラス電極に接続されている。絶縁部524は、絶縁性部材であり、接点部523とジョイント受け部522内底の間に配置され、両部分を非接触に保持する。
(作 用)
図6〜図8を参照して、電子タバコ用バッテリー2の充電器5の作用を説明する。電子タバコ用バッテリー2の充電器5は、前述のUSBケーブル部51と本体部52を備えることにより、パソコンA1のUSBポートP1、あるいはパソコンA2のUSBポートP2と接続し、電子タバコ用バッテリー2の充電を行うことができる(図7参照)。なお、電子タバコ用バッテリー2の充電器5は、USBポートを有するACアダプターと接続して、電子タバコ用バッテリー2の充電を行うこともできる。
前述の通り、図8に示す充電器94(非特許文献1の電子タバコ9のバッテリー91用の充電器)は、本体部942の厚みと横幅が大きく、隣接する隣接する他のUSBポートP1、P2の開口を一部塞ぐ形で張り出してしまうため、他のUSBポートに他のUSB機器U1、U2を取り付けることができない問題が生じていた(図8(d)、(e)参照)。
これに対して、図7(a)、(b)に示すように、電子タバコ用バッテリー2の充電器5のUSB端子部511は、その被覆部分512の厚みが約2.0mmであるため、挿着した際に、隣接する他のUSBポートP1、P2の開口を塞ぐことがなく、隣接する他のUSBポートP1、P2に接続された他のUSB機器U1、U2(例えば、USBメモリ、他の充電器等)にも接触しにくいので、隣接する他のUSBポートに接続された器具の邪魔になりにくい。
更に、所要長さの電気コード部513を有しているため、パソコンA1のUSBポートP1またはパソコンA2のUSBポートP2のいずれの配置であっても、本体部52をUSBポートP1、P2から距離を取ることができ、隣接する他のUSBポートP1、P2に接続された他のUSB機器U1、U2に接触しないように配置できて邪魔にならず、利便性が良い。そして、電気コード部513は、表面が支持部材により被覆されていることにより、樹脂で被覆された通常の電気コードと比較して、捻れにくく、耐摩耗性や耐衝撃性が向上している。電気コード部513は、導線の皮膜が二層であり、かつ復元力が強い弾性変形可能な支持部材を有しているため捻れにくく、充電中に電子タバコ用バッテリー2が倒れた際の衝撃でケーシング部20内部の報知制御部264等が損傷等するのを防止することができる。
また、復元力が強い弾性変形可能な支持部材を有する電気コード部513は、本体部52の他面側と組み合わさることで、仮に捻れたとしても、本体部52の向きを元の状態に回復することができる。つまり、前述のように、本体部52の一面側を上に向けて電子タバコ用バッテリー2を立てた状態でこれに何らかの力が加わったとしても、電気コード部513は、本体部52の他面側が横断面視で円弧状の周面であることによって、急激に倒れずに徐々に倒れるので報知制御部264等の損傷を防止でき、かつ、荷重が無くなれば電気コード部513の復元力によって元の状態に起き上がる。
ジョイント受け部522は、雌ネジが形成されているため、電子タバコ用バッテリー2の着脱に際して螺着させるだけで済む。つまり、工具類が不要で、確実に取り付けることができるため、利便性が良い。
そして、ジョイント受け部522とジョイント部23を螺着すると、ジョイント受け部522の内側領域に設けられた凸状の接点部523が、電気コネクタ部22を通電可能なスイッチが入る所定位置まで押し込み、かつ接触して、電子タバコ用バッテリー2と電子タバコ用バッテリー2の充電器5が通電可能となる。つまり、本考案の電子タバコ用バッテリー2の充電器5に電子タバコ用バッテリーを取り付けるだけで通電し、外せば通電しなくなるので、漏電のおそれが少なく安全性が向上する。
前述の通り、図8に示す従来の充電器94の接点部945では、その先端が開口し本体内部にまで至る貫通孔946が形成されているが、この開口から埃等が入り込むと、短絡(ショート)が起きる危険性がある(図8(b)、(c)参照)。
これに対し、本考案の電子タバコ用バッテリー2の充電器5では、接点部が開口していない(非開口)構造を採用したため、このような埃等に起因する短絡を防止することができ、安全性が向上している。
以上の通り、本実施の形態における電子タバコ用バッテリー2は、電子タバコ1において使用されるタバコカプセル4の交換時期をユーザーが正確に把握可能なものである。また、本実施の形態における電子タバコ用バッテリーの充電器5は、前述の電子タバコ用バッテリー2の充電に好適に使用することができるものである。
本明細書および実用新案登録請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書および実用新案登録請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本考案の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。更にまた、第1、第2などの言葉は、等級や重要度を意味するものではなく、一つの要素を他の要素から区別するために使用したものである。
T 先端側
B 基端側
1 電子タバコ
2 電子タバコ用バッテリー
20 ケーシング部
201 導入孔
202 隙間
203 排出孔
21 透光部
22 電気コネクタ部
23 ジョイント部
25 蓄電部
26 制御部
261 LED部
262 センサー部
263 給電スイッチ部
264 報知制御部
265 充電管理部
266 照射スイッチ部
267 過充放電保護回路部
3 電子タバコ用カートリッジ
31 ケーシング部
311 ジョイント受け部
312 受電コネクタ部
313 第二の導入孔
314 第三の導入孔
315 溝部
32 霧化部
321 ニクロム線
322 軸芯
333 綿状部材
4 カプセル
41 吸引孔
5 電子タバコ用バッテリーの充電器
51 USBケーブル部
511 USB端子
512 被覆部分
513 電気コード部
52 本体部
521 基体
522 ジョイント受け部
523 接点部
524 絶縁部
U1、U2 他のUSB機器
P1、P2 USBポート
A1、A2 パソコン
9 電子タバコ
91 バッテリー
92 カートリッジ
93 タバコカプセル
94 充電器
941 USB端子
942 本体部
943 ジョイント受け部
945 接点部
946 貫通孔
また、前記蓄電が充電中または充電完了のいずれかの状態であることを示す報知動作を行う充電管理部を備える場合は、タバコカプセルの交換時期のみならず、充電中または充電完了していることについてもユーザーが視認することができ、利便性が向上する。


Claims (11)

  1. 蓄電部と、
    該蓄電部を収納すると共に、外部からの空気の導入、および導入した空気の排出が可能な空気の流路が形成されたケーシング部と、
    前記流路内でパフ動作に起因して変化する空気に関するパラメータを検知可能なセンサー部と、
    前記パラメータの値が変化した時間をパフ動作時間として記録し、該パフ動作時間を累積した累積パフ動作時間が所定条件を満たすと報知動作を行う報知制御部を含む制御部とを備える
    電子タバコ用バッテリー。
  2. 前記所定条件は、前記累積パフ動作時間が90秒〜250秒の間の所定の報知開始時間に到達することである
    請求項1に記載の電子タバコ用バッテリー。
  3. 前記所定条件は、前記累積パフ動作時間が90秒〜100秒の間の所定の報知開始時間に到達することである
    請求項1に記載の電子タバコ用バッテリー。
  4. 前記報知動作が、複数回に分けて可能である
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の電子タバコ用バッテリー。
  5. 前記パラメータが、前記ケーシング部内の空気の圧力、流速あるいは流量のいずれかである
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の電子タバコ用バッテリー。
  6. 前記蓄電池が充電中または充電完了のいずれかの状態であることを示す報知動作を行う充電管理部を備える
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載の電子タバコ用バッテリー。
  7. 前記報知動作は、前記ケーシング部内に設けたLED部を、同ケーシング部の先端近傍に設けた透光部を介し、外部から視認可能に発光させて行う
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6に記載の電子タバコ用バッテリー。
  8. 前記ケーシング部の基端側に、被取着物である外部機器と通電可能な電気コネクタ部と、前記外部機器に着脱可能なジョイント部とを備える
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載の電子タバコ用バッテリー。
  9. 一面側には、累積したパフ動作時間が所定条件を満たすと報知動作を行う報知制御部を含む棒状の電子タバコ用バッテリーの基端側を取り付け可能な受け部、および、前記電子タバコ用バッテリーへ給電可能な接点部が設けられる一方、他面側には、横断面視で円弧状となる周面部分を有する本体部と、
    該本体部に接続され、内側から順に、導線、絶縁層、および、復元性のある支持部材を含む所要長さの電気コード部、および、該電気コード部に接続されたUSB端子部を有するUSBケーブル部とを備える
    電子タバコ用バッテリーの充電器。
  10. 前記USB端子部の長手方向中央から基端側の周面を覆う被覆部分の厚みが、1.5mm〜2.3mmの範囲内である
    請求項9に記載の電子タバコ用バッテリーの充電器。
  11. 前記受け部が凹形であると共に、前記接点部が同受け部の内側領域に設けられた凸形であり、同接点部が非開口である
    請求項9または請求項10に記載の電子タバコ用バッテリーの充電器。
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