JP3209571U - 蓋付墨液皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】書道に使う墨液皿内部に筆先を整えることのできる形状をもたせ、さらに密閉性のある蓋を設けて、墨液の乾燥による濃度変化の防止をする蓋付墨液皿を提供する。【解決手段】墨液皿の内側に筆先をなでつけて、筆先を整えることのできる傾斜面の形状をもたせることによって、筆先直しと共に、筆先から絞り出た余分な墨液が凹部の墨溜り1に流れ戻るようにした。さらに、墨液の受皿2皿を並置した構造にして、一方を墨用として、他方を水用として使い、水皿に入れた水に筆先を入れて、微量の水を筆に含ませ、墨液濃度の微調整ができるようにした。加えて、墨液の乾燥を防ぐために、1.5回転以上で閉まる蓋を設け、蓋を閉めることにより、墨液の乾燥による濃度変化の防止に役立つ。【選択図】図1

Description

本考案は、蓋付墨液皿に関する。
硯には、墨の乾燥による濃度変化を防ぐ為、古来、象牙製や木漆製の蓋が付いているものがある。
既に自然石で2つの硯を一体化して彫り上げた二連は製品化されている。
墨絵や書道の墨皿や硯で、筆の余分な墨を絞り取るには、墨皿や硯の淵に筆の腹をなすりつけて墨切りしていた。
既存製品である書き初め用の墨皿の場合、墨皿の内側に、墨切り用の突起が付いていて、これに筆の先を押しつけて墨切りしていた。(図3)
書道具は、主な道具である四宝の他に小道具が多岐に渡り、水差しや墨皿等の陶器製品がある。さらに文鎮、筆置き等の金属製品もあり、重いものが多かった。
考案が解決しようとする課題
古来の蓋では、墨に埃が入るのを防ぐことは、できるが、墨の乾燥による濃度変化までは防げないという欠点があった。
二連硯が製品として、存在することから、一方を墨用、他方を水用として、筆先で徴妙な濃度調整を行おうとするニーズがある。
本考案は、二連硯から、固形の墨を磨る機能を除き、既に磨ってある市販の墨液用に特化した墨皿を提供しようとするものである。
正月の書き初め用墨皿では、この墨切り用突起と容器との間が水洗いしにくいという課題がある。
書道具は重い物が多く、小さくて、軽く、携行に適した製品の開発が課題である。
考案が解決するための手段
第1の課題解決手段は、合成樹脂の書道墨液の受け皿2つを並置して、扁平な台座上に形成すると共に、密閉性の蓋を備えたことを特徴とする蓋付墨液皿である。軽量の合成樹脂製とすることで、墨液の少量使用に適する小型化、扁平化、軽量化ができる。かつ、こうした形態を備えた墨液の受皿を2つ並置することによって、一方を墨用、他方を水用として使い分けることができる。
第2の課題解決手段は、墨液の受皿内部に、凸部(陸部)の筆先直しに使える緩斜面と、墨液を貯める凹部(海部)との間に急斜面(崖部)、その緩斜面と急斜面の境目に滑らかな角を設け、筆が含んでいる余分な墨を切ることができるようにした。
第3の課題解決手段は、墨液の乾燥を防ぐ蓋の密閉性の確保のために、1.5回転以上のネジを切ったネジ付蓋を設けたものである。
考案の効果
本考案は、小型化、扁平化、軽量化と共に、製品が割れにくくなる。
本考案は、墨液の受皿を並置し、蓋を密閉することにより、墨液の濃度を一定に保つ書道の高度な技術を容易に克服できる効果が期待できる。
本考案では、墨液の受皿の内部に墨切りがあるため、既製の墨皿や硯のように淵を汚さなくてすむようになる効果がある。
本考案にかかる墨液皿 本考案にかかる墨液皿の蓋 従来の書き初め用墨液皿 本考案の使用状態断面図
本考案の墨液皿の台座7は、巾の広い「くの字」形で、起筆部と終筆部に墨液の受皿を並置して、扁平(厚さ8mm)、受皿の淵の高さ7mm(計15mm)の台座上に形成する。(図1)
台座7の大きさは、受皿の周辺は3mm、受皿と受皿の間は7mm、受皿の手前と奥を区別するため、奥は3mmに2mm程度の膨らみを持たせ、手前は3mmにマイナス2mm程度の凹んだ曲線の形態とする。大きさ、形状、受皿の数には、こだわらない。凸部を奥、凹部を手前に使うのが望ましい。
本考案の墨液の受皿の内部の形態は、凸部(陸部)3の筆先直しに使える緩斜面と、墨液を貯める凹部(海部)1、との間に急斜面(崖部)2、その緩斜面と急斜面の境目に滑らかな角を設ける。この滑らかさは、反故紙で容易に墨液を拭い取ることのできる機能が備わっていれば足り、その形態、長さにはこだわらない。
本考案の墨液の受皿の直径は30mm、外側は雌ネジとするが直径の長さにはこだわらない。(図1)
墨液の受皿の蓋6は、円形とし、内側を雄ネジとする。(図2)
1.墨溜り(凹部、海部)
2.墨切り(崖部)
3.筆先直し(凸部、陸部)
4.墨液皿の本体
5.ネジ(本体の受皿部の雌ネジ)
6.蓋
7.台座
8.ネジ(蓋の雄ネジ)
9 既製品の書き初め用墨皿の筆直し用突起

Claims (3)

  1. 合成樹脂の書道墨液の受け皿2つを並置して、扁平な台座上に形成すると共に、密閉性の蓋を備えたことを特徴とする蓋付墨液皿。
  2. 墨液の受け皿には、硯に似た凹部の墨溜りである海部と緩斜面を有する凸部の筆先直し部分である陸部と、さらに、海部と陸部の境目の墨切りである崖部を設けた請求項記載の蓋付墨液皿。
  3. 密閉構造の蓋は、1.5回転以上のネジを切ったネジ付蓋とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋付墨液皿。
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JP2021172088A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 軍鵬 段 インクボックス
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