JP3209406U - 洋服折り畳みボード - Google Patents

Abstract

【課題】洋服を折り畳む用具において、折り畳み部分の間隙および縁や角の鋭利な箇所を無くし、指を挟むなど怪我の危険性を排除し、かつ折り畳みやすさを実現する洋服折り畳みボードを提供する。【解決手段】本体１を一体式としたので、折り畳み部分２に間隙が無く指を挟む危険性は排除され、また、縁部分３は本体を折り曲げ接着することで鋭利な断面の露出を防ぎ、角の部分４は丸く形成し滑らかにすることで、それぞれ安全性を確保し、かつ、折り畳み部分２は裏側より本体の厚みの約半分の深さまで切り込みを入れることにより折り畳みやすさを実現するものとした。【選択図】図１

Description

本考案は、洋服を置いて倒す動作を繰り返すだけで、幼児・児童でもきれいに洋服が折り畳めるボードに関するものである。

従来の洋服折り畳み用具は、折り畳みやすさを追求するため折り畳み部分が連結式であった。しかし、連結式のため折り畳み部分の間隙に指を挟む怪我の危険性があった。またボードの縁や四隅の角の部分での怪我の危険性も考えられた。特に幼児・児童には安全性で負担となるものであった。

解決しようとする問題点は、幼児・児童が使用中に指を挟む怪我の危険性およびボードの縁や角部分での怪我の危険性を排除し、かつ折り畳みやすさを確保することである。

本考案は、連結部を設けずに一体式とすることで折り畳み部分の間隙を無くし、折り畳み部分は本体の厚みの約半分の深さまで裏側に切り込みを入れて折り畳みやすくし、さらに、左右および下辺は縁部分を折り返して鋭利な断面を無くし、かつ、四隅の角を丸く形成したことにより問題点を解決した。

上述の様に、本考案の洋服折り畳みボードは一体式としたので、折り畳み部分に間隙が無く指を挟む危険性は排除され、また、縁部分の折り返し処理や四隅の角部分を丸く滑らかに形成したことにより鋭利な断面および箇所が無く、幼児・児童においても安全に使用できる。

本考案の洋服折り畳みボードの一実施例を示す正面図である。 本考案の洋服折り畳みボードの一実施例を示す裏面図である。

洋服折り畳みボードの本体はダンボール製であり、洋服を中央に置き、本体１を折り畳み部分２で右、左、下と順番に折り曲げ元に戻すことを繰り返して洋服を折り畳む。折り畳み部分は連結部の無い一体式として間隙を設けないことで安全性を確保し、かつ、本体の厚みの約半分の深さまで裏面に切り込みを入れたことにより折り曲げは容易となる。また、右、左、下の各辺縁部分３は本体を折り曲げ接着することで、鋭利な断面の露出を防いでいる。さらに、四隅の角部分４は丸く形成し滑らかにすることで使用者の安全性が確保される。

図１は、本考案の洋服折り畳みボードの一実施例を示す正面図であって、１はダンボール製の本体、２は折り畳み部分で、正面側は連結部分の無い一体式であるが、裏側より本体の厚みの約半分の深さまで切り込みが入れられていることにより折り曲げは容易である。３は本体を折り曲げ接着した縁部分である。４は丸みを付け滑らかにした四隅の角部分である。また、１、２、４は、図２と同様である。

図２は、本考案の洋服折り畳みボードの一実施例を示す裏面図であって、折り畳み部分２はこの裏面側から本体の厚みの約半分の深さまで切り込みを入れることで、折り曲げの容易さを実現している。

１ 洋服折り畳みボード本体
２ 折り畳み部分
３ 縁部分
４ 角部分

Claims (2)

1. 連結部を設けずに一体式とすることで折り畳み部分の間隙を無くし、かつ、折り畳み部分は裏側に本体の厚みの約半分の深さまで切り込みを入れて折り畳みやすくしたことを特徴とする洋服折り畳みボード。
2. 左辺、右辺および下辺は縁部分を折り返して鋭利な断面を無くし、かつ、四隅の角を丸く形成したことを特徴とする請求項１記載の洋服折り畳みボード。

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