JP3208513U - 巻取式充電通信ケーブル - Google Patents

Abstract

【課題】シガーライターソケット又はＵＳＢレセプタクル等の汎用レセプタクルから電力の供給を受けて，２つの電子機器に電力を供給することが可能な巻取式充電通信ケーブルを提供する。【解決手段】巻取式充電通信ケーブルは，２つの独立した機能を有した巻取部本体１４および２つのコネクタ１８を備える。巻取式充電通信ケーブルは，電源入力部１７より供給された電力を２つの巻取部本体１４に同時に供給する機能を有し，それぞれのコネクタ１８を介して２つの電子機器に電力を供給する機能を有する。【選択図】図２

Description

この考案は，充電および通信するための外部接続端子を有するパソコン，スマートフォン，携帯電話等の電子機器および家電等の巻取式充電通信ケーブルに関する。

従来の巻取式充電通信ケーブルは，電力を供給するケーブルが１つしかないため，１つの電子機器にしか使用することができない。

従来の巻取式充電通信ケーブルにおいて，２つの電子機器に電力を供給するためには，２つの巻取式充電通信ケーブルを用意するか，ＵＳＢハブを介在させて供給口を増設する必要があった。

以上の課題を解決するために，２つの巻取式充電通信ケーブルを同時に電力供給できる構造にすることによって２つの電子機器への電力を供給可能にし，かつ，２つの巻取部本体を独立構造にすることによって，片方のみ伸ばして使用することができることを特徴とする巻取式充電通信ケーブルである。

この考案によれば，ｍｉｃｒｏＵＳＢコネクタやＬｉｇｈｔｎｉｎｇコネクタ等のような２種類のコネクタを同時に使用することもできる。また，２つの巻取部がそれぞれ独立して巻取る構造になっているので，一方は巻取部本体に収納したまま，もう一方のみ伸ばして使用，もしくは両方とも伸ばして使用することができる。

シガーライターソケットから電源が供給される場合の充電器を示す平面図である。 図１の充電器の分解構造を示す斜視図である。 巻取部本体の分解構造の平面図である。 銅箔基板本体の構造の平面図である。

この考案の一実施形態を，図１と図２に示す。
図２の（１６）接触端子と（１５）銅箔が接触することによって（１７）電源入力部から供給された電源が，（１９）ケーブルを通じて（１８）ｍｉｃｒｏＵＳＢやＬｉｇｈｔｎｉｎｇ等のコネクタに供給される。

図３は巻取部本体の分解構造の平面図である。
図３の（１４）巻取部本体は，（２０）コイルばねを図２の（１１）外装の（１２）軸にはめ込むことによってケーブルを本体に巻取ったり伸ばしたりすることができる。そして，（１４）巻取部本体に巻取られている（１９）ケーブルは（２１）電線と繋がっており，さらに，（１６）接触端子と接続されている。また，巻取部側面図のように（１６）接触端子の先端が（１４）巻取部本体より浮き出ている。

図４の（１３）銅箔基板本体には，表と裏の両面に（１５）銅箔があり，（１７）電源入力部と接続されている。

（１７）電源入力部より供給された電力は，（１５）銅箔と（１６）接触端子が接触することにより，（２１）電線，（１９）ケーブルを通じて（１８）ｍｉｃｒｏＵＳＢやＬｉｇｈｔｎｉｎｇ等のコネクタから電子機器に供給される。また，（１６）接触端子を有する面で（１３）銅箔基板本体を挟むことで，２つの（１４）巻取部本体に同時に電力を供給することができる。

以上，実施の形態を参照して本考案による巻取式充電通信ケーブルを説明したが，本考案による巻取式充電通信ケーブルは上記実施形態に限定されない。上記実施形態に様々の変更を行うことが可能である。上記実施形態に記載された事項の他にもＵＳＢレセプタクル等の汎用レセプタクルとも組み合わせることが可能である。

１巻取式充電通信ケーブル
１１外装
１２軸
１３銅箔基板本体
１４巻取部本体
１５銅箔
１６接続端子
１７電源入力部
１８ｍｉｃｒｏＵＳＢやＬｉｇｈｔｎｉｎｇ等のコネクタ
１９ケーブル
２０コイルばね
２１電線

Claims (2)

1. 電源から供給された電力が，銅箔基板本体を通じて同時に２つの巻取部本体に供給される機能を備える巻取式充電通信ケーブル。
2. ２つの巻取部本体がそれぞれ単独でも機能する独立した構造になっている請求項１に記載の巻取式充電通信ケーブル。

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