JP3208307U - 衛生的で使用感に優れる便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】便蓋と便座とからなる便器において排便排尿時の使用感に優れ、且利用者の皮膚疾患や疾病の感染も防止しえる衛生的な便器を提供する。【解決手段】抗菌消臭織物素地2Aで便座の座置する尻部及び股部までの長さと便座の幅及び形状に裁断のうえ、その複数枚の周縁をシール若しくは縫着したうえ、緩衝パット2となし且この緩衝パット2を粘着剤で便座上部に仮着せしめ、更に該緩衝パット2の寸法、幅、形状に裁断した抗菌消臭織物素地2Aで形成された衛生片3の複数枚を加圧係止具3A又は絡合係止具で緩衝パット2に加圧係入せしめて、剥離自在に係止3Cさせてなる便蓋と便座からなる。【選択図】図4

Description

本考案は便蓋と便座からなる便器に係り、更に詳しくは便座に緩衝性と消臭抗菌性を保持する緩衝パットが仮着され、且この緩衝パット上面に剥離廃棄しえる衛生片が適宜数係止されてなる衛生的で使用感に優れる便器に係るものである。
便器は古くは男性立ち使用の小用便器と男女が屈み込み便用する大用便器とが併置使用若しくは分離使用されてきた。而して1960年以後の成長経済とともに、多くの事業が成長発展し、且これらが都市部に集中化し、これとともに就労者の都吊部の移動居住が促進され、この結果限定された都市部の地価高騰化を招き、その解決手段として狭少で高層化による居住、即ち団地建物やマンション建物が今日に至るまで拡大化されている。
これがための都市部の居宅の多くは極めて狭く、従って居宅の構造も居室、ダイニング、寝室等以外の浴室や便所等は可能な限り狭少な構造となる。そしてこれら居宅内での家具や什器類もその殆んどが座り掛けの使用がなされている。
そこで便所においても小用使用と大用使用とを共用しえ、且座り掛けできる高さに流水洗浄槽を配置し、この上部に便座を上げ下げ可能に、而もこの上部に便蓋が同様上げ下げ可能に形成された構成のものが主に使用されている。
加えて都市部では、店舗やホテル施設等においても更に地価高騰により賃貸料や施設費用も莫大となり、付帯設備たる便所についても、同様に座り掛けで洗浄槽と便座及び便蓋による構成のものが、本格的に活用されるに至っている。
そしてかかる流水洗浄槽、便座及び便蓋からなる便器の使用に際しては、男子の小用においては便座及び便蓋を持ち上げて流水洗浄槽内に排尿するものであるが、他方女子の小用や大用若しくは男子の大用においては、便蓋を上げたうえ便座に尻部及び股部を座置させて排便排尿をなすものである。
而して近年においては一方で健康指向を謳いながら、実情においては栄養バランスなどおろかファーストフードやレトルトに没頭し、或いは駅中コーヒー店でコーヒーとパンで空腹を満たしていることは栄養バランスの欠陥に加え、大気汚染、空気汚染、水の汚染とも相俟って、皮膚疾患や発疹、多汗症が多発し、而も都市部には多様な人種も交流しており、国外からの疫病の感染も危惧される。
してみると、仮りに家族が相互に排便使用する場合でも、皮膚疾患は家族それぞれが保持するものであるから排便使用に際して皮膚疾患者が便座に尻部及び股部を座置させ使用した後には当然に疾患菌が付着し、而して次なる使用者に伝染する結果となる。
そして憂慮すべきは、店舗やホテル、施設等においては極めて広範囲な人達が、かかる便器の便座に尻部や股部を座置使用するため、極めて広範な皮膚疾患菌等から多数の排便利用者に伝染されることにある。
加えてかかる便器の便座は強靭で硬度の高い合成樹脂素材が使用され、且尻部から二又に分かれて股部まで載置できるよう湾曲状の細幅に形成されてなるため、長時の使用者には稍痛みを感ずることもある。
考案者はかかる現状の流水洗浄槽、便座及び便蓋からなる便器についての問題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、次亜塩素酸ソーダに揮散抑制剤を僅かに加えた消臭抗菌材を不織布に塗着せしめて抗菌消臭基材となしたるうえ、この抗菌消臭基材を便座の尻部及び股部の長さと幅及び形状に裁断しその適宜数枚の周縁をシール若しくは縫合した緩衝パットを便座面に仮着させることで、排便時の便座と尻部及び股部とに緩衝性が生れ、而も抗菌消臭基材によって使用時でも不使用時でも抗菌性と消臭性が発揮される。
加えてこの緩衝パットの上面に該緩衝パットと寸法及び形状が等しく、且適宜の数枚がそれぞれ自在に離散しえるように衛生片が係止され、多数の利用者が便座面に座置し排便したる場合にも、この衛生片の剥離廃棄で皮膚疾患や疫病の感染も防止しえることに想到し、本考案に至った。
便蓋と便座とからなる便器において、硬度が高く且細幅で湾曲状の便座に、尻部及び股部を座置させて排便排尿時の痛みを緩和し且便器内の消臭抗菌を図るとともに、多数の利用者の利用によっても皮膚疾患や疫病の感染も防止しえる衛生的で使用感に優れる便器の提供にある。
本発明は次亜塩素酸ソーダに揮散抑制剤としてカルボキシビニルポリマーが0,1及至0,2%割合で混合された抗菌消臭剤が合成繊維不織布に2及至4%重量割合で塗着させて抗菌消臭織物基材となしたるうえ、この抗菌消臭織物基材を便座に座置する尻部より股部に亘る長さで、且対向して湾曲する形状と長さ及び幅に合わせて裁断した複数枚の周縁をシール若しくは縫着せしめて緩衝パットとなしるうえ、この緩衝パットが便座に粘着剤で仮着されている。
そしてこの緩衝パットの上面には、抗菌消臭織物基材で且緩衝パットと略同等の寸法形状で適正枚数からなる衛生片が剥離自在に係止された構造の衛生的で使用感に優れる便器に存ずる。
本考案は使用する基材として抗菌消臭剤が合成繊維不織布に塗着された抗菌消臭織物基材が用いられ、且この抗菌消臭織物基材が便座の座置される尻部及び股部までの長さと、湾曲した形状と幅で裁断されたうえ、その多数枚の周縁がシール若しくは縫合させて一体的な緩衝パットとなしたうえ便座に仮着されてなるから、便通時の長時の座置にも痛みを感ずることがなく、而も複数枚からなる抗菌消臭織物素地が使用されてなるため、本考案便器の使用不使用時に,かかわらず抗菌性と消臭性が発揮されて、快適な環境に保持される。
而もかかる緩衝パットの上面には、該緩衝パットと同素材で且同寸法、形状で適宜枚数からなる衛生片が剥離自在に係止されてなるため、用便後にかかる衛生片を剥離廃棄することで、多数の利用者でも皮膚疾患や疫病等の感染防止が実現される。
本発明の実施例を以下図面に基づき説明する。
図1は本考案が対象とする便蓋、便座を有する便器の説明図であって、図1のAは本考案便器1の全体説明図であって、1Aは便蓋、1Bは便座であり、1Cは排便排尿の流水洗浄槽である。
そして図2は本考案が新規性並びに進歩性を創出せしめる便座1Bの拡大説明図であって、かかる便蓋1A、便座1B及び流水洗浄槽1Cが一体的に構成された便器1の実用使用に際しては女子の排便排尿には便蓋1Aを引き上げて、便座1Bに座置して使用し、更に男子の排便時も女子使用法と同様であるが小用では便蓋1A及び便座1Bを引き上げて流水洗浄槽1C内に排尿する。
図3は緩衝パットの説明図であって、現行の便器1は強靭硬度の高い合成樹脂で形成されるため便座1Bに尻部及び股部を座置させるので、長時に亘っての使用では痛味を忘える。そこで座置する範囲に緩衝パット2を配位するもので、当然に緩衝パット2は抗菌消臭織物素地2Aが用いられ且該緩衝パット2は合成繊維不織布に抗菌消臭剤が塗着されたうえ、実質的に座置される長さ及び幅及び形状に裁断されて形成されるもので、実用的には便座1Bの左側及び右側相互が湾曲状の形状で、且長さとしては略35及至40cm幅としては略7,5及至8,5cm程度である。
かくして裁断された緩衝パット2は、適宜数望ましくは5及至10枚程度を一体的にその周縁をシール若しくは縫着2Bしたうえ、便座1Bの所要位置に、例えば粘着剤等で仮着される。
上述の緩衝パット2の形成により強靭硬度の高い合成樹脂で形成された便座1Bへの座置による使用上の痛み等は、その優れた緩衝性により解決しえ、且抗菌消臭織物素地2Aの使用により便蓋が閉鎖された状態でも抗菌性や消臭性が発揮される。
図4は衛生片3の説明図であって、該衛生片3は本考案便器の如く、女性の用便や男子の大用には、全て便座1Bに座置するものであって、今日の如く食生活や環境の変化、化粧品の乱用、健康飲料や錠剤の多用等により健康阻害者が多数発生し、これにより湿疹疥癬皮膚病等が異常発生しており、従って家族内はもとより店舗、ホテル、飲食店等では多様な利用者が使用することから便座1Bを介しての伝染が危惧されている。
これがためには衛生片3による利用者1人1人の用便使用後の剥離廃棄により皮膚炎症の拡散を防止する必要がある。
そこで衛生片3は、その使用素材も緩衝パット2と同様に合成繊維不織布に抗菌消臭剤が塗着された抗菌消臭織物素地2Aが用いられ、且その形状や長さ及び幅も図4のAに示す如く、緩衝パット2と同様に形成され、緩衝パット2上面に多数枚が載置されるが、この衛生片3は多種多様な利用者が用便後、尻部や股部と接触した部分を剥離廃棄して皮膚病等の伝染を防止し衛生的に保持させるうえから、衛生片3は緩衝パット2の上面に密着し且容易に剥離できるよう図4のBに示す先鋭の加圧係止具若しくは絡合係止具3Aを用いて加圧係入させることで、抗菌消臭織物素地2Aか切裂され若しくは変形切断されて係止3Cされることとなる。
加えて剥離を容易とする手段には衛生片3それぞれの色相を変え若しくは衛生片3の端縁に剥離突起3Bを設けることも有利である。
便座の座置する位置に抗菌消臭織物素地を多数枚シール若しくは縫合してなる緩衝パットを仮着し、更にその上面に適宜数枚の衛生片を剥離廃棄しえるよう加圧係止具若しくは絡合係止具により剥離自在に係止させる。
便蓋、便座を有する便器の説明図である。 便座の拡大説明図である。 緩衝パットの説明図である。 衛生片の説明図である。
1 本考案の便器
1A 便蓋
1B 便座
1C 流水洗浄槽
2 緩衝パット
2A 抗菌消臭織物素地
2B シールまたは縫着
2C 仮着
3 衛生片
3A 加圧係止又は絡合係止具
3B 剥離突起
3C 係止

Claims (3)

  1. 便蓋、便座及び流水洗浄槽からなる便器において、便座の座置する尻部及び股部までの長さと、便座の幅及び湾曲された形状に抗菌消臭織物素地を裁断し、その複数枚の周縁をシール若しくは縫合して緩衝パットとなしたるうえ、この緩衝パットが適宜粘着剤により便座上面に仮着されてなり、更に抗菌消臭織物素地を緩衝パットと長さ、幅及び湾曲形状と同等に形成して衛生片となし、而してこの衛生片の複数枚が加圧係止具若しくは絡合係止具により緩衝パット上面に加圧係入させ、以って剥離自在に係止させてなる衛生的で使用感に優れる便器。
  2. 衛生片のそれぞれが多様な色相により形成されてなる請求項1記載の衛生的で使用感に優れる便器。
  3. 衛生片の一側に剥離突起が設けられてなる、請求項1若しくは請求項2記載の、衛生的で使用感に優れる便器。
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