JP3208208U - 自然消火型紙巻煙草 - Google Patents

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Abstract

【課題】非吸引時に自然と消火する紙巻煙草であって、副流煙の流出を制御することができる安全性の高い紙巻煙草を提供する。【解決手段】刻みを紙で筒状に巻いた紙巻煙草であって、煙草本体1は自然燃焼部11と低燃焼部12Aとが長手方向に交互に列設され、吸引時に燃焼位置が低燃焼部に到達したときは燃焼が継続されるが、非吸引時に燃焼位置が低燃焼部に到達したときには到達後一定時間内に消火することを特徴とする。以下の3形態を例示する。第1形態は、低燃焼部は、助燃材を含有しない。第2形態は、低燃焼部は、刻みに代替して難燃物のみが配置されるか又は助燃材を含有する刻み中に難燃物が混入される。第3形態は、低燃焼部は、助燃材を含有しない刻み中に難燃物を含有する。【選択図】図1

Description

本考案は、非吸引時に自然に消火する紙巻煙草に関する。
紙巻煙草は、刻みを紙で筒状に巻いたもので、多くは煙草本体とフィルターによって構成される。本体の「刻み」には、助燃剤として火薬の原料にもされる硝酸カリウム(KNO3)が含まれており、多湿な気候下でも消えない構造となっている。このため、日本で市販されている紙巻煙草は、通常、吸引時・非吸引時を問わず、煙草本体に火がついている間は自然に消火することはない。
実用新案登録第3153675号
火のついた煙草は、非吸引時においても本体はフィルター部に至るまで燃焼を続け、副流煙として有害物質を産出し続けるため、非喫煙者の受動喫煙による健康被害が大きな社会問題となっている。
また、火のついたままの煙草の投げ捨て・寝煙草等は、長年、火災の原因の第1位となっている。人命に関わるだけに問題は深刻である。
特許文献1には、巻紙周囲に帯状の金属箔の消火リングを貼着又は摺動可能に周設し、その吸熱効果によって、前記帯状の消火リングセット部で消火する自動消火式巻煙草の考案が開示されている。しかしながら、煙草1本1本に金属箔リングを設置するのは製造コスト面で現実的ではないうえ、金属箔付の吸い殻の処理について新たな社会的問題を生じる恐れがある。
上述の問題に鑑み、本考案においては、非吸引時に自然と消火する紙巻煙草であって、副流煙の流出を制御することができる安全性の高い紙巻煙草を低コストにて提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る紙巻煙草は、刻みを紙で筒状に巻いた紙巻煙草であって、自然燃焼部と低燃焼部とが長手方向に交互に列設され、吸引時に燃焼位置が前記低燃焼部に到達したときは燃焼が継続されるが、非吸引時に前記燃焼位置が前記低燃焼部に到達したときには到達後一定時間内に消火することを特徴とする。
請求項2に係る紙巻煙草は、請求項1に係る紙巻煙草において、前記低燃焼部は、助燃材を含有しないことにより低燃焼となっていることを特徴とする。
請求項3に係る紙巻煙草は、請求項1に係る紙巻煙草において、前記低燃焼部は、前記刻みに代替して難燃物のみが配置されるか又は助燃材を含有する前記刻み中に前記難燃物が混入されることにより低燃焼となっていることを特徴とする。
請求項4に係る紙巻煙草は、請求項1に係る紙巻煙草において、前記低燃焼部は、助燃材を含有しない前記刻み中に難燃物を含有することにより低燃焼となっていることを特徴とする。
本考案に係る紙巻煙草は非吸引時に自然と消火するため、従来の紙巻煙草と比較して副流煙の流出を制御し、非喫煙者の受動喫煙による健康被害を最小限に抑えることが可能となる。
本考案に係る紙巻煙草は火をつけたまま投げ捨てたり、入眠時に消し忘れたりしたときには自然と消火するため、火災による社会的損失を大きく減少させることが可能となる。
実施形態1の紙巻煙草の長手方向断面図である。 実施形態2の紙巻煙草の長手方向断面図である。 実施形態3の紙巻煙草の長手方向断面図である。
以下、本考案に係る自然消火型紙巻煙草の3の実施形態について図を用いて説明する。まず、各実施形態に共通する本紙巻煙草の基本構造について述べる。
通常、我が国で市販の紙巻煙草は、本体1の長さが約70mm、フィルター2の長さがキングサイズで約15mm、直径は8mmほどである。本体の刻み中には前述したように、助燃剤として硝酸カリウム(KNO3)を均等に含有するため、非吸引時においても燃焼が継続される。本考案の紙巻煙草は図1乃至3に示すように、自然燃焼部11すなわちKNO3含有の通常の刻み部分と、各実施形態で後述する材料を使用する低燃焼部12が交互に列設された構造となっている。
図に示すように、本体1の先端から自然燃焼部11が10mm、続けて低燃焼部12が4mm、これを5回繰り返し、フィルター2に至る。自然燃焼部11は非吸引時でも燃焼するが、低燃焼部12は吸引時には燃焼を継続するが、吸引を止めると、数十秒程度で自然消火する構成になっている。消火した後に吸引を継続したい場合には、再度着火する必要が生じる。低燃焼部12の材料は、実施形態により異なる。以下、相違点について述べる。
(実施形態1)
実施形態1は請求項2記載の紙巻煙草であって、低燃焼部12の材料として、硝酸カリウム(KNO3)を含有しない刻みが配設されている(図1の12A)。助燃材を含有しない刻みは低酸素状態で燃焼しないため、この部分で非吸引のときは数十秒後に自然消火する仕組みである。
(実施形態2)
実施形態2は請求項3記載の紙巻煙草であって、低燃焼部12の材料として、難燃物であるトウモロコシの葉が配設されているか又はKNO3を含有する刻み中にトウモロコシの葉が混入されている(図1の12B)。フランス製の煙草で、トウモロコシの葉を巻紙に使用して自然消火を図っているものがあるが、刻みの間に一定間隔でトウモロコシの葉又はこれを含有する部分を列設するものは存在しない。トウモロコシの葉は煙草の葉よりも難燃であるため、低燃焼部12がトウモロコシの葉のみのものは、消火に要する時間が、本願で取り上げた3点の実施形態のうちで最も短くなる。
(実施形態3)
実施形態3は請求項4記載の紙巻煙草であって、低燃焼部12の材料として、KNO3を含有しない刻み中にトウモロコシの葉が混入されている(図1の12C)。本実施形態の煙草は、実施形態1と実施形態2を組み合わせた構成である。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することが可能である。例えば、実施形態1又は2の低燃焼部12に使用する難燃物は、トウモロコシの葉のほかに、天然繊維、繊維製品、金属粒子、化学薬品等を使用することも可能である。また、自然燃焼部11と低燃焼部12の配列間隔又は低燃焼部12の配設数についても、使用する難燃物等の種類により調節することが望ましい。これら本実施形態と異なる実施についても、実用新案登録請求の記載と違わない限りにおいて、本考案の技術的範囲に含まれるものと解する。
1 紙巻煙草本体
11 自然燃焼部(刻み+助燃材)
12A 低燃焼部(助燃材なし)
12B 低燃焼部(難燃物のみ又は難燃物含有)
12C 低燃焼部(助燃材なし、難燃物含有)
2 フィルター

Claims (4)

  1. 刻みを紙で筒状に巻いた紙巻煙草であって、自然燃焼部と低燃焼部とが長手方向に交互に列設され、吸引時に燃焼位置が前記低燃焼部に到達したときは燃焼が継続されるが、非吸引時に前記燃焼位置が前記低燃焼部に到達したときには到達後一定時間内に消火することを特徴とする紙巻煙草。
  2. 前記低燃焼部は、前記刻み中に助燃材を含有しないことにより低燃焼となっていることを特徴とする請求項1記載の紙巻煙草。
  3. 前記低燃焼部は、前記刻みに代替して難燃物のみが配置されるか又は助燃材を含有する前記刻み中に前記難燃物が混入されることにより低燃焼となっていることを特徴とする請求項1記載の紙巻煙草。
  4. 前記低燃焼部は、助燃材を含有しない前記刻み中に難燃物を含有することにより低燃焼となっていることを特徴とする請求項1記載の紙巻煙草。
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