JP3207181U - 折り畳みテント - Google Patents
折り畳みテント Download PDFInfo
- Publication number
- JP3207181U JP3207181U JP2016004010U JP2016004010U JP3207181U JP 3207181 U JP3207181 U JP 3207181U JP 2016004010 U JP2016004010 U JP 2016004010U JP 2016004010 U JP2016004010 U JP 2016004010U JP 3207181 U JP3207181 U JP 3207181U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- awning
- tent
- corner
- floor sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
【課題】アーチ状の可撓性ポールによる弾性反発力で自立を実現したテントにおいて、天幕及び床シートを組み込んだ状態のまま折り畳み収納を可能とした。【解決手段】適宜な開口部11を備えたドーム状の天幕1と、天幕と対応する床シート2を備え、可撓性のポール3を天幕の峰となる4箇所に設けた筒状部12に交差アーチ状に挿着すると共に、各ポールの端部に天幕の隅部及び床シートの隅部をテープ体5を介して連結し、各ポール端部にポール両端をリング状に連結可能とした着脱連結体4aを設けてなり、収納時に着脱連結体を連結してポールをリング状とし、更に小さいリング状に折り込みコンパクト収納を可能とした。【選択図】図1
Description
本考案は、折り畳みテントに関するものである。
可撓性ポールの弾性反発を利用して天幕を張るテントは、ポールと天幕を一体化するために天幕上面における前記ポールと対応する箇所(天幕の峰該当箇所)を筒状部に形成し、当該筒状部にポールを挿通して構成されており、更にポール端に該当する箇所においては天幕と連結すると共に、適宜なペグ連結部を設けている(特許文献1)。
また前記の可撓性ポールを採用し、天幕を組み込んだままでの折畳みを可能としたテントは、8の字状に交差させた左右のポール枠内に左右天幕を張布すると共に、前記天幕の8の字交差部分が頂上となるがアーチ状に保持されるために、更に前後幕を帳布して構成している。このテントは、ポールをコイル状に折り畳むことができるようにしている(特許文献2)。
更に対面する枠状の可撓性ポールの間に逆U字状のポールを組み合わせた骨組みを採用し、天幕を装着したままポールをコイル状に折り畳むテントも知られている(特許文献3)。
可撓性ポールを使用したテントにおいて、ポールをアーチ状に使用した場合(特許文献1記載のテント)は、枠状ポールを採用したテント(特許文献2,3)に比較して、同一長のポール材を使用した際にはテント内容積を大きくできるが、天幕を装着したまま折り畳みが困難である。一方枠状ポールを採用したテントは天幕を装着した状態で折り畳みが可能で且つ折りたたみ状態から自立してテントが形成される利点があるが、枠状ポールに対して天幕を帳布する製造上の煩瑣や、使用資材(ポール)の割にテント内容積が小さいという課題がある。
そこで本考案は、アーチ状ポールを使用し、且つ天幕等を装着した状態での折り畳み及び自立形成を可能とした折り畳みテントを提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る折り畳みテントは、適宜な開口部を備えたドーム状の天幕と、前記天幕と対応する床シートとを備え、可撓性のポールを天幕の峰となる4箇所に設けた筒状部に交差アーチ状に挿着すると共に、各ポール端部に天幕の隅部及び床シート隅部を連結し、各ポール端部にポールをリング状に連結可能とした着脱連結体を設けてなることを特徴とするものである。
而して上記テントは、交差配置されているポールの端部が天幕の隅部及び床シート隅部と連結されているので、ポールの弾性反発でポールがアーチ状を維持して自立している。折り畳みに際しては、天幕及び床シートを連結した状態で着脱連結体を互いに連結してポールをリング状とし、更に前記のポールリングを半分に折り巻くとことで、全体がポール長の半分の円周に対応する小リング状に折りたたまれる。また折り畳み状態から逆に折り畳まれたポールリングを戻し、着脱連結体の連結を解除するとポールの弾性反発でテントが自然に形成される。
また本考案の請求項2記載に係る折り畳みテントは、着脱連結体をポールの軸方向延長に設け、端面部分が一方を差込突部とし、他方を受穴部としてなるもので、ポールの弾性反発が差し込み方向(ポール軸方向)と直交する方向に作用するので、特に係止構造を必要とせずに容易に連結着脱を行うことができる。
また本考案の請求項3記載に係る折り畳みテントは、着脱連結体に鍔部を形成すると共に、当該鍔部に天幕の隅部及び床シート隅部に縫合したテープを結着してなり、また本考案の請求項4記載に係る折り畳みテントは、更にテープの延長部分にペグ装着用ループを形成してなるもので、ポール端部と天幕の隅部及び床シート隅部との連結が容易になされ、且つ軽量テントの設置に際してもペグによる固定が容易である。
また本考案の請求項5記載に係る折り畳みテントは、着脱連結体の何れかに適宜径の収納保持用ゴム輪を設けてなるもので、小リング状に折りたたまれた全体にゴム輪を掛けることで、折りたたみ状態からの不測の解けを防止できる。
本考案の構成は上記のとおりで、可撓性のポールを製造容易なテント梁としてのみで使用するテントにすると共に、収納時にはリング状として折り畳み可能としたものである。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示したテントは、天幕1と床シート2と二本のポール3とポール3の端部に設けた着脱連結体4a,4bを備えて構成される。
天幕1は、4面構成のドーム形状で適宜面に開口部11を設けると共に、天幕1の峰となる4箇所に筒状部12を設けたものであり、床シート2は、前記天幕1の底面の範囲に対応するもので、天幕1及び床シート2は、その隅部を所定のテープ体5と共に縫合連結する。
ポール3は、適宜な可撓性及び長さを備えるもので、筒状部12に挿着して交差アーチ状とし、交差頂部を天幕1の頂部に縫合連結した適宜な紐13で結着し、各ポール3の両端部には着脱連結体4a,4bを設けてなる。
着脱連結体4a,4bは、ポールの軸方向の延長となるようにポール3の端部に突設したもので、先端面に、一方は差込突部41を形成し、他方は受穴部42に形成したものである。更に中間部分(前記差込突部41と受穴部42の連結に支障が無い位置)に鍔部43を突設すると共に、前記鍔部43に連結孔44を設け、前記テープ体5を連結孔44に挿通連結する。
また前記のテープ体5は、連結孔44に連結した箇所の延長部分にペグ装着用ループ51を形成しておき、適宜な着脱連結体4aの一つには収納保持用ゴム輪6を付設しておく。
而して上記テントは、交差配置されているポール3の端部に設けた着脱連結体4a,4bの連結孔44に、天幕1の隅部及び床シート2の隅部に縫合連結したテープ体5を連結しているので、ポール3の弾性反発によって天幕1がドーム状に維持されテントとして自立する。従って当該状態でテントとして使用するものである(図1)。また必要に応じてペグ装着用ループ51に地中に打ち込んだペグ(図示せず)を引掛けておくと、風対策ともなる。
そしてテントを収納する場合には、ポール3の両端の着脱連結体4a,4bを向い合せて差込突部41を受穴部42に差し入れると、ポール3の弾性反発によって着脱連結体4a,4bの間には抜け方向の力が作用しないので、当該連結状態が維持され、ポール3はリグ状(大リングA)となる(図3)。
更に大リングAを立てた状態で横方向から力を加えて瓢箪型(図4)にして折りこむと、当該箇所がクロスして更に二つに折り込まれて小さいリング状(小リングB)となる。
そこで小リングBのものに対し、その直径方向に収納保持用ゴム輪6を掛け回して、小リングBが不意に大リングAに戻らない状態として、図6に示した携帯袋7に収納することで簡単に携帯可能となる。
また使用に際しては、携帯袋から取出し小リングBから大リングAに戻し(軽い力で戻る)、着脱連結体4a,4bの連結を解除すると、ポール3の弾性反発でテントが自然に形成される。
1 天幕
11 開口部
12 筒状部
13 紐
2 床シート
3 ポール
4a,4b 着脱連結体
41 差込突部
42 受穴部
43 鍔部
44 連結孔
5 テープ体
51 ペグ装着用ループ
6 収納保持用ゴム輪
7 携帯袋
11 開口部
12 筒状部
13 紐
2 床シート
3 ポール
4a,4b 着脱連結体
41 差込突部
42 受穴部
43 鍔部
44 連結孔
5 テープ体
51 ペグ装着用ループ
6 収納保持用ゴム輪
7 携帯袋
Claims (5)
- 適宜な開口部を備えたドーム状の天幕と、前記天幕と対応する床シートとを備え、可撓性のポールを天幕の峰となる4箇所に設けた筒状部に交差アーチ状に挿着すると共に、各ポール端部に天幕の隅部及び床シート隅部を連結し、各ポール端部にポールをリング状に連結可能とした着脱連結体を設けてなることを特徴とする折り畳みテント。
- 着脱連結体をポールの軸方向延長に設け、端面部分が一方を差込突部とし、他方を受穴部としてなる請求項1記載の折り畳みテント。
- 着脱連結体に鍔部を形成すると共に、当該鍔部に天幕の隅部及び床シート隅部に縫合したテープ体を結着して、ポール端部と天幕及び床シートの各隅部との連結をしてなる請求項1又は2記載の折り畳みテント。
- テープ体の延長部分にペグ装着用ループを形成してなる請求項3記載の折り畳みテント。
- 着脱連結体の何れかに適宜径の収納保持用ゴム輪を設けてなる請求項1乃至4記載の何れかの折り畳みテント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004010U JP3207181U (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | 折り畳みテント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004010U JP3207181U (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | 折り畳みテント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3207181U true JP3207181U (ja) | 2016-10-27 |
Family
ID=57197638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016004010U Active JP3207181U (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | 折り畳みテント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207181U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200492380Y1 (ko) * | 2020-04-01 | 2020-09-28 | 주식회사 메사 | 팝업텐트용 폴대 결속구 및 이를 구비한 팝업텐트 |
-
2016
- 2016-08-18 JP JP2016004010U patent/JP3207181U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200492380Y1 (ko) * | 2020-04-01 | 2020-09-28 | 주식회사 메사 | 팝업텐트용 폴대 결속구 및 이를 구비한 팝업텐트 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4877044A (en) | Tent, tent ribs, and method of erecting tents | |
KR200477475Y1 (ko) | 텐트 | |
US20070138040A1 (en) | Collapsible golf bag set | |
US20200217100A1 (en) | Collapsible tent structure | |
WO2001048338A1 (en) | Unitary, collapsible tri-panel structures__ | |
JP2003138788A (ja) | ワンタッチ折畳み式テントの脱着装置、及び同脱着装置を備えたテント | |
US20020183128A1 (en) | Collapsible net device | |
US9952484B2 (en) | Photographic background assembly | |
JP3207181U (ja) | 折り畳みテント | |
JP5033055B2 (ja) | 展開折畳み自在の天幕付きテント | |
US9523904B2 (en) | Light cover with x-shaped structure | |
US20180142494A1 (en) | Tent connector and tent including the same | |
JP2004503701A (ja) | 折りたたみ式テント | |
US10119298B2 (en) | Convenient tent | |
US20130037069A1 (en) | Collapsible, portable structure | |
US2865385A (en) | Tent | |
KR200376333Y1 (ko) | 접이식 파라솔 | |
GB2451651A (en) | Pop up structure | |
JP7129036B2 (ja) | ドーム型テント | |
JP2002527655A (ja) | ワンタッチで張りかつ折り畳むテント | |
JP5566345B2 (ja) | テント | |
JP5835755B2 (ja) | 投影スクリーン | |
JP3445217B2 (ja) | 振り出し型の旗竿 | |
JP2019108756A (ja) | タープ | |
JP4250177B2 (ja) | ドーム型テント |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3207181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |