JP3206109U - 害虫駆除用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面と機器(自動販売機)との間の狭い空間にある脚柱に対してでも、容易に着脱自在な害虫駆除用器具を提供する。【解決手段】害虫駆除用器具は、長尺状で支軸回りに回動自在とされた一対の器具本体2と、器具本体の端部側に対し着脱自在に設けられ、且つ設置面に脚柱A1、A2を介して設置された機器Aの脚柱を側方から挟持する挟持部4と、脚柱に対する挟持部の挟持状態を保持する保持部材5とからなり、挟持部には、脚注を伝って機器内に侵入する害虫を駆除するための害虫駆除用薬剤が具備される。【選択図】図3
Description
本考案は、例えば設置面に脚柱を介して既設された自動販売機において、その脚柱を伝って自動販売機内に侵入してくる害虫等を駆除するための害虫駆除用器具に関する。
特許文献1の害虫駆除用器具は、設置面に脚柱を介して設置された機器において、該脚柱に装着される環状の駆除体と、該駆除体を脚柱に装着するための取付杆とを備えている。
その構成において、駆除体を脚柱に装着するには、駆除体を取付杆の先端に取付けた状態とし、取付杆を押して駆除体を脚柱の側方から押し当てるようにすることで、駆除体の開閉部が開かれ、さらに取付杆を押すことで駆除体が脚柱を外嵌するように装着される。
駆除体の交換のために駆除体を脚柱から取外すには、駆除体から取外されている取付杆のフックを、駆除体の所定の部位に引っ掛けて引くようにする。
特許文献1に記載の害虫駆除用器具では、設置面と機器との間の狭い空間で上述した着脱作業を行うことは非常に難しい。
そこで本考案は、設置面と機器との間の狭い空間にある脚柱に対してでも、容易に着脱自在な害虫駆除用器具を提供する。
本考案の害虫駆除用器具は、前述の課題解決のために、長尺状で支軸回りに回動自在とされた一対の器具本体と、該器具本体の端部側に対し着脱自在に設けられ、且つ設置面に脚柱を介して設置された機器の該脚柱を側方から挟持する挟持部と、前記脚柱に対する前記挟持部の挟持状態を保持する保持部材とからなり、前記挟持部には、害虫駆除用薬剤が具備されることを特徴とする。
本考案によれば、挟持部を一対の器具本体の端部側に備えているため、装着時および交換時のいずれの場合も一対の器具本体を介して挟持部を開閉するだけで、機器の脚柱に対する器具の着脱を簡単に行える。また、機器の脚柱を一対の挟持部で挟持した状態を保持部材によって保持することにより、挟持部が具備する害虫駆除用薬剤で前記脚柱の周囲を保護できるようになり、前記脚柱から機器内部への害虫の侵入を阻止できる。また、挟持部が器具本体の端部側に着脱自在に構成されることから、挟持部を交換するだけで、一対の器具本体は繰り返し使用できる。
また、本考案の害虫駆除用器具の一態様として、前記一対の器具本体には、その長手方向の略中央部分に、前記一対の器具本体同士が回動自在となる支軸が設けられ、しかも、該器具本体の一方端部側又は他方端部側のうちの少なくともいずれか一方に挟持部が設けられてなることが好ましい。
例えば一対の器具本体の一方端部側のみに挟持部がある場合は、他方端部側は、一対の挟持部の接離を操作する操作部となり、複数配置された機器の脚柱のそれぞれを一対の挟持部で挟持することにより害虫駆除用器具が取り付けられる。
また、一対の器具本体の両端部側のそれぞれに挟持部がある場合は、一方の一対の挟持部が機器の奥側の脚柱を挟持し、他方の一対の挟持部が機器の手前の脚柱を挟持することになる。
また、本考案の害虫駆除用器具の他態様として、前記各器具本体および前記各挟持部には、害虫駆除用薬剤が具備されてなることが好ましい。
上記のように、器具本体および挟持部に害虫駆除用薬剤を具備するようになるので、設置面と機器との間の狭い空間内に害虫駆除用薬剤の効能を及ぼすことができるようになる。
また、本考案の害虫駆除用器具の他態様として、前記一対の挟持部のそれぞれの対向面のうち、少なくとも一方の対向面には、1又は複数の凹部が形成されることが好ましい。
上記のように、一対の対向面のうち、少なくとも一方の対向面に1又は複数の凹部を形成するようにしたので、凹部によって機器の脚柱を確実に挟持することができる。
本考案のように、設置面と機器との間の狭い空間にある脚柱に対してでも、容易に着脱できる、という優れた効果を奏する。
以下、本考案の一実施形態に係る害虫駆除用器具(以下、単に器具という場合もある。)について図面を参照しつつ説明する。なお、図3に示す如く、設置面Gに脚柱A1,A2を介して設置された既設の機器(以下、単に機器という場合もある。)Aとしては、自動販売機とする。また、害虫としては、ゴキブリや蟻などの虫とする。
本実施形態に係る害虫駆除用器具1は、図1〜図4に示すように、重なるように交差して配置された一対の長尺状の器具本体2,2と、該一対の器具本体2,2の一端部側の一側に延出された挟持部3と、他端部側の他側に延出された挟持部4と、一対の器具本体2,2を閉じた状態で保持するための保持部材5とを備える。そして、一対の器具本体2,2は、開いた姿勢ではX字形状を呈し、閉じられた姿勢では略直方体の外形を呈している。
つぎに一対の器具本体2,2について詳細に説明するが、一対の器具本体2,2はそれぞれ同一の構成であるため、便宜上、一方の器具本体2の構成の説明を、他方の器具本体2の構成の説明に兼用する。また、後述する器具本体2の挟持部3,4についても、挟持部3,4のそれぞれが同一形状であることから、一方の挟持部3の構成の説明を、他方の挟持部4の説明に兼用する。
まず、器具本体2の方向を特定するとともに、特定した方向に基づいて、後述する器具本体2の連設部20および挟持部3,4の面を特定する。
器具本体2の方向は、機器Aの手前の脚柱A1および奥側の脚柱A2を挟持できる状態の向きを基準向きにして、機器Aの奥行き方向を器具本体2の長手方向xとし、機器Aの幅方向を器具本体2の短手方向(幅方向)yとし、機器Aの高さ方向を器具本体2の厚み方向zとする。
器具本体2は、直方体形状で、連設部20を備えるとともに、害虫駆除用薬剤を具備する。具体的に、害虫駆除用薬剤は、器具本体2および挟持部3,3、4,4に塗布(噴霧)されたり、練り込んだりする。また、害虫駆除用薬剤の中に器具本体2および挟持部3,3、4,4を浸漬するようにしてもよい。害虫駆除用薬剤としては、防虫剤、殺虫剤、忌避剤のうちから適宜選択して使用される。
連設部20は、扁平した杆状で、長手方向の略中央部分(一対の連設部20の交点)Pに配置された支軸6の軸回りに回動自在に構成される。また、連設部20の両端部側のそれぞれには、後述する挟持部3の挿入孔31に対し挿脱可能な突条の支持体22が軸方向に沿って形成されている。また、連設部20は、機器Aの手前の脚柱A1と奥側の脚柱A2とを繋ぐことのできる長さを有し、機器Aの手前の脚柱A1および奥側の脚柱A2を挟持するのに必要な幅寸法と厚み寸法とを有する。
連設部20は、長手方向に対向する一対の側面20a,20aと、幅方向に対向する一対の側面20b,20bと、厚み方向に対向する一方の上面20c、および他方の上面20dとを備える。そして、一方の上面20cに、他方の器具本体2の他方の上面20cが重ね合わされる。
支持体22は、扁平した角柱状で、長手方向に対向する一対の側面22a,22aと、幅方向に対向する一対の側面22b,220bと、厚み方向に対向する一方の上面22c、および他方の上面22dとを備える。一対の側面22a,22aのそれぞれは、連設部20の上面20c、20dに対し直交し、器具本体2の上面20c、20dから厚み方向外方に突出することで、連設部20の上面20c,20dとの間で段部を形成している。この段部は、連設部20の厚みに相当する。また、一対の側面22b、220bのうちの側面220bは、連設部20の長手方向に延びる中心線Lを挟んだ両側に位置する。また、一方の上面22cおよび他方の上面22dは、連設部20の長手方向に延びる中心線Lに沿って延びる。
挟持部3は、連設部20と同じ幅寸法を有し、連設部20の厚みよりも分厚い角筒状体で、前記支持体22が挿入される挿入孔31が軸方向に沿って形成されている。また、挟持部3は、機器Aの手前の脚柱A1の周面を、他方の器具本体2の挟持部3とで挟持する矩形状の挟持用対向面30bを有する。なお、挟持用対向面30bの形状としては、円形、非円形のいずれであってもよい。要は、機器Aの脚柱A1,A2を挟持できればよい。
挟持用対向面30bには、機器Aの脚柱A1を挟持するための凹部30が厚み方向に沿って形成され、該凹部30が長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数形成されている。
凹部30は、一対の挟持部3,3が閉じられた状態では円形であり、その内径が機器Aの脚柱A1の外径と略同一で、機器Aの脚柱A1の周面に当接する。なお、凹部30の形状としては、半円形だけではなく、非円形(例えば、V字形状、円弧形状など)であってもよい。
挟持部3は、長手方向に対向する一対の側面3a,30aと、幅方向に対向する一対の側面3b,30bと、厚み方向に対向する一方の上面3c、および他方の上面3dとを備える。一対の側面3a,30aのうちの側面30aは、連設部20の一方の上面20cから突出し、連設部20の一方の上面20cとの間で段部を形成している。この段部によって、一対の挟持部3,3の挟持位置の位置合わせがなされている。また、一対の側面3b、30bのうちの側面30bは、他方の器具本体2の挟持部3と対向する挟持用対向面となっている。この挟持用対向面30bは、連設部20の長手方向に延びる中心線Lを挟んだ両側に位置する。また、長手方向に対向する一対の側面3a,30aのうち一方の側面3aは、一対の器具本体2,2が閉じられた状態では、他方の器具本体2の挟持部3の側面3aと同一面となっている。また、挟持部3の幅方向に対向する一対の側面3b、30bのうちの一方の側面3bと、連設部20の幅方向に対向する一対の側面のうちの一方の側面20bとが同一面となっている。
挟持部4は、挟持部3と同様に、長手方向に対向する一対の側面4a,40aと、幅方向に対向する一対の側面4b,40bと、厚み方向に対向する一方の上面4c、および他方の上面4dとを備える。
保持部材5は、例えば閉じられた状態の一対の器具本体2,2の一端部側に巻き付ける伸縮可能な帯状の面ファスナであり、一対の挟持部3,3、4,4の挟持状態を保持する。
つぎに本実施形態に係る害虫駆除用器具の使用態様について説明する。まず、機器Aの手前の脚柱A1および奥側の脚柱A2に害虫駆除用器具1を装着する場合、作業者は、一対の器具本体2,2の両端部の支持体22に、挟持部3の挿入孔31を挿入し、一対の器具本体2,2の両端部のそれぞれに挟持部3,3、4,4を一対ずつ取り付ける。
つぎに、作業者は、挟持部3,3、4,4を開いた状態にして、それぞれの一対の挟持部3,3、4,4間に機器Aの手前の脚柱A1と奥側の脚柱A2とが位置するよう、一対の挟持部3,3、4,4を設置面Gと機器Aとの間の空間S内に挿入する。
つぎに、作業者は、一対の挟持部3,3、4,4を互いに近接するよう器具本体2,2を操作し、機器Aの手前の脚柱A1を側方から一方端部側の一対の挟持部3,3の凹部30,30で挟持するとともに、機器Aの手前の脚柱A1を側方から他方端部側の挟持部4,4の凹部40,40で挟持する。
この際、機器Aの手前の脚柱A1の周面に、一方端部側の一対の挟持部3,3の凹部30,30の内面が当接し、機器Aの奥側の脚柱A2の周面に、他方端部側の一対の挟持部4,4の凹部40,40の内面が当接し、両端部側の一対の挟持部3,3、4,4が閉じられた状態になっている。
つぎに、作業者は、両方の一対の挟持部3,3、4,4を閉じられた状態に保持すべく、手で把持している側の一対の挟持部3,3に保持部材5を取り付ける。具体的には、保持部材としての帯状の面ファスナ5を手で把持している側の一対の挟持部3,3に巻き付ける。これにより、面ファスナ5の雄材と雌材とが互いに係合して両方の一対の挟持部3,3、4,4が閉じられた状態で保持される。そうすることで、図3および図4に示すように、一対の器具本体2,2は、機器Aの手前の脚柱A1および奥側の脚柱A2に装着された状態となる。
この際、両端部側のそれぞれの一対の挟持部3,3、4,4は、機器Aが設置された設置面Gと機器Aとの間の狭い空間S内に収まっており、外部に突出することはなく、周辺の環境に支障をきたすことがない。
つぎに、機器Aの手前の脚柱A1および奥側の脚柱A2に取り付けた害虫駆除用器具1を交換する場合、作業者は、前記空間S内から、保持部材5によって閉じられた状態の手前の一対の挟持部3,3から保持部材5を取り外す。具体的に、保持部材としての面ファスナ5の雄材から雌材を引き剥がし、雄材と雌材との係合を解除する。これにより、手前の一対の挟持部3,3が保持部材5から開放され、手前の一対の挟持部3,3を手で把持できるようになる。
つぎに、作業者は、手前の一対の挟持部3,3を手で把持し、奥側の一対の挟持部4,4を機器Aの奥側の脚柱A2から離間するよう、手前の一対の挟持部3,3を開いた状態にする。具体的に、手で把持している手前の一対の挟持部3,3を機器Aの手前の脚柱A1から離間させることで、奥側の一対の挟持部4,4を機器Aの奥側の脚柱A2から離間させる。
そして、両端部側のそれぞれの一対の挟持部3,3、4,4を開いた状態のまま、前記空間S内から害虫駆除用器具1を引っ張り出す。そして、新しい害虫駆除用器具1を前記と同様に装着する。なお、この場合、挟持部31,31、41,41のみを交換し、一対の器具本体21,21は繰り返し使用するようにしてもよい。
以上説明したように、本考案の害虫駆除用器具によれば、設置面Gと機器Aとの間の狭い空間Sにある手前の脚柱A1および奥側の脚柱A2に対してでも、容易に着脱できる。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、両端部側の挟持部3,3、4,4の挟持用対向面3a,3a、4a,4aのそれぞれに複数の凹部30,30、40,40を形成したが、例えば図5に示すように、一対の器具本体23a,23bの一方端部側のそれぞれに挟持部32a,32bを着脱自在に設け、両挟持部32a,32bのそれぞれに凹部320a,320bを1つずつ形成するようにしてもよい。この害虫駆除用器具1Bでは、一対の器具本体23a,23bの他方端部側のそれぞれは、作業者が手で把持する把持部42,42となっている。
また、前記害虫駆除用器具1Bでは、機器Aの奥側の脚柱A2に一方の挟持部32aの凹部320aを引っ掛けやすいように、一方の凹部320aの壁部の長さを、他方の凹部320bの長さよりも長くしている。具体的に、一方の凹部320aの壁部の長さは、長手方向に延びる中心線Lを超えて他方の凹部320bに向かって延出されている。そうすることで、一方の凹部320aがフック状に形成される。したがって、奥側の脚柱A2に一方の凹部320aを引っ掛けつつ、奥側の脚柱A2と手前の脚柱A1を挟持することができる。これにより、機器Aの奥側の脚柱A2に対する取付作業の効率化が図れる。
また、前記実施形態では、長手方向の略中央部分Pが回動自在に支持された一対の器具本体2,2の両端部側のそれぞれに挟持部3,3、4,4を一対ずつ備えるようにしたが、図6に示すように、互いの基端部が回動自在に支持された一対の器具本体24,24の先端部側のそれぞれに挟持部33,33を着脱自在に備えるようにしてもよい。この害虫駆除用器具1Cの場合、手前の脚柱A1に取り付ける器具本体24,24の長さを短く、奥側の脚柱A2に取り付ける器具本体24,24の長さを長くすることが好ましい。
また、前記実施形態では、一対の挟持部のそれぞれに複数の凹部を形成したが、一方の挟持部に1又は複数の凹部を形成し、他方の挟持部として、角柱体又は円柱体に緩衝部材(例えばスポンジ)を被せるようにしてもよく、このような挟持部を、一対の器具本体の少なくとも一端部側に一対設けるようにしてもよい。この場合、緩衝部材には、害虫駆除用薬剤が含浸されているものとする。
また、前記実施形態では、一対の挟持部3,3、4,4を閉じられた状態に保持するために、保持部材として伸縮可能な帯状の面ファスナ5を使用したが、これに限定されるものではなく、例えば閉じられた状態の一対の器具本体2,2の端部に嵌合せる環状体であって、内面にテーパ面を有する環状体を使用するようにしてもよい。また、コ字形状の引っ掛け具の開放端部を一方の器具本体2に回動自在に設け、該引っ掛け具の閉塞端部を他方の器具本体2に引っ掛けられるようにしてもよく、一方の器具本体2,2の対向面に嵌合凸部を設けると共に、他方の器具本体の対向面に嵌合凹部を設けて、一対の器具本体2,2を着脱自在に構成するようにしてもよい。要は、一対の挟持部3,3、4,4を閉じられた状態に保持できる構成であれば何でもよい。
また、前記実施形態では、害虫駆除用薬剤を、器具本体2の全体に塗布するようにしたが、挟持部3,4のみに塗布するようにしてもよい。また、連設部20および挟持部3,4のうち、少なくとも挟持部3,4に害虫駆除用薬剤を噴霧するようにしてもよいし、連設部20および挟持部3,4のうち少なくとも挟持部3,4を、害虫駆除用薬剤に浸漬するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ゴキブリや蟻などの害虫を駆除するとしたが、ねずみやカラスなどを駆除する場合にも適用できる。
1…害虫駆除用器具、2、21、23a,23b、24…器具本体、20…連設部、22…支持体、3,4、32a,32b、33…挟持部、3a,4a…挟持用対向面、30,40、320a,320b…凹部、31,41…挿入孔、5…保持部材、6…支軸、A…機器、A1…機器の手前の脚柱、A2…機器の奥側の脚柱、P…長手方向の略中央部分(交点)
Claims (4)
- 長尺状で支軸回りに回動自在とされた一対の器具本体と、該器具本体の端部側に対し着脱自在に設けられ、且つ設置面に脚柱を介して設置された機器の該脚柱を側方から挟持する挟持部と、前記脚柱に対する前記挟持部の挟持状態を保持する保持部材とからなり、前記挟持部には、害虫駆除用薬剤が具備されることを特徴とする害虫駆除用器具。
- 前記一対の器具本体には、その長手方向の略中央部分に、前記一対の器具本体同士が回動自在となる支軸が設けられ、しかも、該器具本体の一方端部側又は他方端部側のうちの少なくともいずれか一方に挟持部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の害虫駆除用器具。
- 前記各器具本体および前記各挟持部には、害虫駆除用薬剤が具備されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の害虫駆除用器具。
- 前記一対の挟持部のそれぞれの対向面のうち、少なくとも一方の対向面には、1又は複数の凹部が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の害虫駆除用器具。
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