JP3205565B2 - 噴流ジェット手術用の噴流ノズル備えた内視鏡装置 - Google Patents
噴流ジェット手術用の噴流ノズル備えた内視鏡装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡に関するもの
である。さらに詳しくは、この発明は、内視鏡操作下に
おいても作用の精密高度化が可能で、安全性の高い噴流
ジェット手術が可能な内視鏡装置に関するものである。
である。さらに詳しくは、この発明は、内視鏡操作下に
おいても作用の精密高度化が可能で、安全性の高い噴流
ジェット手術が可能な内視鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より食道、胃、気管支等
の観察のために内視鏡が広く使用され普及している。こ
の内視鏡の光学的、機械的作用や、その性能についての
改良、工夫も積極的に進められてきている。また近年
は、この内視鏡に病変部の生検を始めバスケット型把持
鉗子による異物摘出や、止血治具、薬剤による止血、出
血部位の止血、狭窄部切開、洗浄チューブによる色素散
布、高周波手術装置のスネヤーによるポリペクトミー機
能等を備えたものが登場してきている。
の観察のために内視鏡が広く使用され普及している。こ
の内視鏡の光学的、機械的作用や、その性能についての
改良、工夫も積極的に進められてきている。また近年
は、この内視鏡に病変部の生検を始めバスケット型把持
鉗子による異物摘出や、止血治具、薬剤による止血、出
血部位の止血、狭窄部切開、洗浄チューブによる色素散
布、高周波手術装置のスネヤーによるポリペクトミー機
能等を備えたものが登場してきている。
【0003】しかしながら、これらの処置機能を備えた
内視鏡の改良、発展にもかかわらず、これら処置機能そ
のものの持つ問題によって、内視鏡の手術手段としての
精密高度化には大きな制約があった。すなわち、たとえ
ば把持鉗子あるいはメス、止血治具、狭窄部切開手段に
は、所要の組織以外の組織を区別なく切断してしまうと
いう欠点があり、このため、不用意に血管あるいは神経
等を切断してしまう恐れがあり、その操作には慎重を要
し熟練が必要である。
内視鏡の改良、発展にもかかわらず、これら処置機能そ
のものの持つ問題によって、内視鏡の手術手段としての
精密高度化には大きな制約があった。すなわち、たとえ
ば把持鉗子あるいはメス、止血治具、狭窄部切開手段に
は、所要の組織以外の組織を区別なく切断してしまうと
いう欠点があり、このため、不用意に血管あるいは神経
等を切断してしまう恐れがあり、その操作には慎重を要
し熟練が必要である。
【0004】また電気メス等の手段は取扱が容易で、あ
る程度までは普及してはいるが、手術患部における熱損
傷をきたし、操作時に火傷する危険性がある。超音波メ
スは、血管あるいは神経等を切断せずに目的とする患部
組織を切除できるという利点を有しているものの、その
一方で高価であって、操作が煩雑であり、したがって設
備自体にトラブルが発生し易いという問題点がある。
る程度までは普及してはいるが、手術患部における熱損
傷をきたし、操作時に火傷する危険性がある。超音波メ
スは、血管あるいは神経等を切断せずに目的とする患部
組織を切除できるという利点を有しているものの、その
一方で高価であって、操作が煩雑であり、したがって設
備自体にトラブルが発生し易いという問題点がある。
【0005】一方、高周波やレーザーを用いた手段の場
合には、手術患部に与える損傷度が小さく、かつ、止血
効果等を有していることから優れた特徴のある反面、装
置自体が高価であり、さらに切開や切除の深度制御が難
しく、組織を選んで処置することができないために大出
血を来たす危険性がある。このように、従来の各種処置
手段の場合には、それぞれ短所があり、いずれの場合も
その使用にあたっては相当の熟練と注意が必要とされて
いた。
合には、手術患部に与える損傷度が小さく、かつ、止血
効果等を有していることから優れた特徴のある反面、装
置自体が高価であり、さらに切開や切除の深度制御が難
しく、組織を選んで処置することができないために大出
血を来たす危険性がある。このように、従来の各種処置
手段の場合には、それぞれ短所があり、いずれの場合も
その使用にあたっては相当の熟練と注意が必要とされて
いた。
【0006】このように、従来の内視鏡に具備した処置
機能の場合には、精密に、かつ安全性よく処置すること
には限界があり、その改善策の実現が求められていた。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、内視鏡操作下においても各種の手術等の処置を精
度よく、かつ安全に行うことのできる新しい構成の内視
鏡を提供することを目的としている。
機能の場合には、精密に、かつ安全性よく処置すること
には限界があり、その改善策の実現が求められていた。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、内視鏡操作下においても各種の手術等の処置を精
度よく、かつ安全に行うことのできる新しい構成の内視
鏡を提供することを目的としている。
【0007】
【問題を解決する手段】この発明は、上記課題を解決す
るものとして、内視鏡チャンネル部材のチャンネルの先
端部又はそれらのチャンネル内に挿入されるカターテル
の先端部に噴射ノズルを具備せしめ、該噴流ノズルの出
射口径を直径0.1mmから0.5mmとするととも
に、噴流ノズルの円錐状頂角を5から20°とした噴流
ジェット手術用の噴射ノズルを備えることを特徴とする
内視鏡装置を、更に、ノズルから高粘性流体の噴射流を
得る噴流ジェット手術用の噴射ノズルを備えたことをも
特徴とする内視鏡装置を提供する。
るものとして、内視鏡チャンネル部材のチャンネルの先
端部又はそれらのチャンネル内に挿入されるカターテル
の先端部に噴射ノズルを具備せしめ、該噴流ノズルの出
射口径を直径0.1mmから0.5mmとするととも
に、噴流ノズルの円錐状頂角を5から20°とした噴流
ジェット手術用の噴射ノズルを備えることを特徴とする
内視鏡装置を、更に、ノズルから高粘性流体の噴射流を
得る噴流ジェット手術用の噴射ノズルを備えたことをも
特徴とする内視鏡装置を提供する。
【0008】この発明の内視鏡において特徴となってい
る液噴流射出手段については、この発明の発明者が、Op
en Surgery法における手術手段としてすでに提案してい
るものをさらに発展させ、その適用領域を拡張するもの
であって、これまで全く着想も試作もされてこなかった
ものである。すなわち、この発明に適用することのでき
る液体噴流射出手段としてこれまでに提案しているもの
は、耐圧中空チューブの1端または耐圧チューブと異な
る材質を有するが、同一または近似的に同一外径の中空
部から成り、特定の角度範囲を有する円錐状ノズルをそ
の内部に構成し、ノズル先端部には細孔を具備させ、円
錐状ノズルの形状と細孔径との相関性によって所望する
噴射ジェットを構成するものである。
る液噴流射出手段については、この発明の発明者が、Op
en Surgery法における手術手段としてすでに提案してい
るものをさらに発展させ、その適用領域を拡張するもの
であって、これまで全く着想も試作もされてこなかった
ものである。すなわち、この発明に適用することのでき
る液体噴流射出手段としてこれまでに提案しているもの
は、耐圧中空チューブの1端または耐圧チューブと異な
る材質を有するが、同一または近似的に同一外径の中空
部から成り、特定の角度範囲を有する円錐状ノズルをそ
の内部に構成し、ノズル先端部には細孔を具備させ、円
錐状ノズルの形状と細孔径との相関性によって所望する
噴射ジェットを構成するものである。
【0009】そして、圧力2〜30MPaの噴射ジェッ
ト流をその先端部で発生させるための構造を有する耐圧
チューブと;カテーテルに連結するポンプチューブと;
ポンプチューブに連結するチューブと;チューブに連結
するエアートラップと;エアートラップに連結する瓶針
とが;一体的に構成される手術用ウォータージェット手
術装置を提案していた。
ト流をその先端部で発生させるための構造を有する耐圧
チューブと;カテーテルに連結するポンプチューブと;
ポンプチューブに連結するチューブと;チューブに連結
するエアートラップと;エアートラップに連結する瓶針
とが;一体的に構成される手術用ウォータージェット手
術装置を提案していた。
【0010】この手術装置は、噴射ノズルから出射され
る噴射物体がいわゆるジェット流を生成し、生体の軟部
組織に切開、切除、切断、剥離作用を生じせしめるに
は、一般に、圧力2〜30MPaの噴射ジェット流が必
要であり、このような条件はジェット用ノズルの内面円
錐状角度が適切であり、出射口より噴射ジェット流を生
じしめるに必要な圧力を生じる出射口の口径および円錐
状内角において乱流を生じしめない程度に表面処理され
ておれば実現できるとの知見に基づくものであった。
る噴射物体がいわゆるジェット流を生成し、生体の軟部
組織に切開、切除、切断、剥離作用を生じせしめるに
は、一般に、圧力2〜30MPaの噴射ジェット流が必
要であり、このような条件はジェット用ノズルの内面円
錐状角度が適切であり、出射口より噴射ジェット流を生
じしめるに必要な圧力を生じる出射口の口径および円錐
状内角において乱流を生じしめない程度に表面処理され
ておれば実現できるとの知見に基づくものであった。
【0011】そのようなノズルとしては流体の圧力によ
っても異なるが概して直径が0.1から0.5mm程度の円形孔
のもので、内面部は、平坦で、その内面形状は頂角5〜
20°の範囲の円錐状とすることができ、または断面積
が0.005から0.2mm2までの値を有する楕円、正方形、長
方形などの任意形状のものを選択することができる。
っても異なるが概して直径が0.1から0.5mm程度の円形孔
のもので、内面部は、平坦で、その内面形状は頂角5〜
20°の範囲の円錐状とすることができ、または断面積
が0.005から0.2mm2までの値を有する楕円、正方形、長
方形などの任意形状のものを選択することができる。
【0012】血管内の局所的な閉塞性物質、例えば粥
腫、血栓などの部分を切除するような場合には上記耐圧
チューブを単独で使用する場合もあるが、一般的な組織
の切開、切除、切断あるいは剥離操作などに使用する場
合には該ノズルより噴射した流体を吸引する吸引口を近
傍に備え、該吸引口が並列または同軸に構成されるハン
ドピースを構成することもできる。
腫、血栓などの部分を切除するような場合には上記耐圧
チューブを単独で使用する場合もあるが、一般的な組織
の切開、切除、切断あるいは剥離操作などに使用する場
合には該ノズルより噴射した流体を吸引する吸引口を近
傍に備え、該吸引口が並列または同軸に構成されるハン
ドピースを構成することもできる。
【0013】そしてまた、以上の通りのこの発明の発明
者によって提案された手術用ウォータージェット手術装
置は、ディスポーザブル式のノズル付きカテーテル等と
しても有用もので、適宜なホルダー(ハンドピース)に
挿入することによりOpen Surgery法に用いることができ
る。さらには、心臓・血管外科領域の経皮的経管式血管
形成術(アンギオプラスティー)にも応用の可能性が高
いものである。
者によって提案された手術用ウォータージェット手術装
置は、ディスポーザブル式のノズル付きカテーテル等と
しても有用もので、適宜なホルダー(ハンドピース)に
挿入することによりOpen Surgery法に用いることができ
る。さらには、心臓・血管外科領域の経皮的経管式血管
形成術(アンギオプラスティー)にも応用の可能性が高
いものである。
【0014】一方、さらに精密な操作性や安全性を確保
するために、すなわち、体腔、体内臓器に対する侵襲
や、ジェット流水滴の飛散に対して対策を向上させるも
のとして、加圧装置と流体供給装置とノズル装置または
ノズル装置を具備するカテーテルとからなる噴流発生手
段を有し、前記流体として水よりも高粘性流を噴出させ
ることを特徴とする手術装置を提案してもいる。
するために、すなわち、体腔、体内臓器に対する侵襲
や、ジェット流水滴の飛散に対して対策を向上させるも
のとして、加圧装置と流体供給装置とノズル装置または
ノズル装置を具備するカテーテルとからなる噴流発生手
段を有し、前記流体として水よりも高粘性流を噴出させ
ることを特徴とする手術装置を提案してもいる。
【0015】この装置においては、たとえば、水よりも
粘性の大きな各種の水溶液、アルコール、グリコール、
エーテル、アミン、食用油、植物油、血液、血しょう、
人工血液その他の各種の有機流体を用い、これらの流体
に血栓溶解剤や、消泡剤および/または界面活性剤、さ
らには各種の薬剤を含有させることができる。もちろ
ん、これらの薬剤そのものを用いてもよい。
粘性の大きな各種の水溶液、アルコール、グリコール、
エーテル、アミン、食用油、植物油、血液、血しょう、
人工血液その他の各種の有機流体を用い、これらの流体
に血栓溶解剤や、消泡剤および/または界面活性剤、さ
らには各種の薬剤を含有させることができる。もちろ
ん、これらの薬剤そのものを用いてもよい。
【0016】このような高粘性流体の使用によって、優
れた指向性と集束性のジェット流が得られ、しかも、ノ
ズル噴出口から少し距離がある位置では噴流速度は急速
に低下することがなく、したがって噴流速度の急速な低
下によって有害な作用を及ぼすこともない。そこで、以
下、図面に沿ってこの発明の噴流ジェット手術用の噴流
ノズルを備えた内視鏡装置について説明する。この発明
の噴流ジェット手術用の噴流ノズルを備えた内視鏡装置
においては、図1に例示したように、内視鏡装置(1)
の少なくとも一つチャンネルを耐圧材料によって構成
し、この内視鏡装置(1)のチャンネルの先端部に噴射
ノズル部(2)を構成する。この噴射ノズル部(2)
は、例えば図2に例示したように、その内面形状として
頂角θが5から20°程度の範囲の円錐状で、内部は平
坦な平滑面となっている。平滑面は、耐圧チュウーブ
(3)の製造工程中に連続的に一体的に容易に製造する
ことができるが、さらに、前述したように表面処理を施
すこともできる。
れた指向性と集束性のジェット流が得られ、しかも、ノ
ズル噴出口から少し距離がある位置では噴流速度は急速
に低下することがなく、したがって噴流速度の急速な低
下によって有害な作用を及ぼすこともない。そこで、以
下、図面に沿ってこの発明の噴流ジェット手術用の噴流
ノズルを備えた内視鏡装置について説明する。この発明
の噴流ジェット手術用の噴流ノズルを備えた内視鏡装置
においては、図1に例示したように、内視鏡装置(1)
の少なくとも一つチャンネルを耐圧材料によって構成
し、この内視鏡装置(1)のチャンネルの先端部に噴射
ノズル部(2)を構成する。この噴射ノズル部(2)
は、例えば図2に例示したように、その内面形状として
頂角θが5から20°程度の範囲の円錐状で、内部は平
坦な平滑面となっている。平滑面は、耐圧チュウーブ
(3)の製造工程中に連続的に一体的に容易に製造する
ことができるが、さらに、前述したように表面処理を施
すこともできる。
【0017】ノズル部(2)の出射孔直径は0.1〜0.5mm
程度または0.005〜0.2mm2程度の任意形状の孔を有する
ように選ぶことができる。このような構成によって、所
望の圧力を有する液体噴射ジェットが出射される。耐圧
材料としては先端部に一体的に構成されたノズル部
(2)から噴射される液体の圧力に耐えうるような耐圧
性を必要とするが、通常の耐圧チューブ材料でも何ら支
障なく使用することができる。さらに、ガラス製材料な
どでも効果的である。
程度または0.005〜0.2mm2程度の任意形状の孔を有する
ように選ぶことができる。このような構成によって、所
望の圧力を有する液体噴射ジェットが出射される。耐圧
材料としては先端部に一体的に構成されたノズル部
(2)から噴射される液体の圧力に耐えうるような耐圧
性を必要とするが、通常の耐圧チューブ材料でも何ら支
障なく使用することができる。さらに、ガラス製材料な
どでも効果的である。
【0018】また、この噴射ノズル部(2)は、チャン
ネルによって構成することなく、この噴射ノズル部
(2)と同様のノズル部を備えたカテーテルを、内視鏡
(1)のチャンネル内に挿入するようにしてもよい。さ
らに、内視鏡(1)のこの噴射ノズル部(2)は、耐圧
チューブ(3)を介して耐圧ポンプチューブ(4)、チ
ューブ(5)、さらにエアートラップ(6)にされる瓶
針(7)と接続、もしくは一体化し、手術等の処置手段
とすることができる。
ネルによって構成することなく、この噴射ノズル部
(2)と同様のノズル部を備えたカテーテルを、内視鏡
(1)のチャンネル内に挿入するようにしてもよい。さ
らに、内視鏡(1)のこの噴射ノズル部(2)は、耐圧
チューブ(3)を介して耐圧ポンプチューブ(4)、チ
ューブ(5)、さらにエアートラップ(6)にされる瓶
針(7)と接続、もしくは一体化し、手術等の処置手段
とすることができる。
【0019】加圧圧力を低レベルにして洗浄手段とする
こともできる。液体噴射用ノズル部(2)の構成は耐圧
チューブ(3)の製造工程中に連続的に容易に製造する
ことができ、耐圧チューブ(3)と一体的に構成する場
合には流体噴射を層流的に形成することが容易となる。
さらに、他の材料、たとえばガラス、石英などの溶融性
材料または高分子材料、金属材料などで作製することも
容易である。このような耐圧チューブ(3)に連結する
耐圧ポンプチューブ(4)とこの耐圧ポンプチューブ
(4)に連結するチューブ(5)とこのチューブ(5)
に連結するエアートラップ(6)とこのエアートラップ
(6)に連結する瓶針(7)とを一体的に構成してこの
発明の噴流発生手段とすることもできる。
こともできる。液体噴射用ノズル部(2)の構成は耐圧
チューブ(3)の製造工程中に連続的に容易に製造する
ことができ、耐圧チューブ(3)と一体的に構成する場
合には流体噴射を層流的に形成することが容易となる。
さらに、他の材料、たとえばガラス、石英などの溶融性
材料または高分子材料、金属材料などで作製することも
容易である。このような耐圧チューブ(3)に連結する
耐圧ポンプチューブ(4)とこの耐圧ポンプチューブ
(4)に連結するチューブ(5)とこのチューブ(5)
に連結するエアートラップ(6)とこのエアートラップ
(6)に連結する瓶針(7)とを一体的に構成してこの
発明の噴流発生手段とすることもできる。
【0020】耐圧ポンプチューブ(4)としては、たと
えばローラーポンプにて押圧、加圧をするため、それに
耐えうる弾力と耐久性を有するものとする。この場合の
加圧はローラーポンプ以外にフィンガータイプのポンプ
であってもよい。耐圧チューブ(3)に連結する瓶針
(7)側のチューブ(5)は流体を通常の状態で輸送す
るに足るチューブであればよく、たとえば塩化ビニル
製、ナイロン製、ポリエチレン製等のものであってもよ
い。またこのチューブ(5)に連結するエアートラップ
(6)は、気泡の混入の防止、液体供給のモニター、液
体の逆流を防止する性格のものであり、そのような性格
を有するものであればどのようなものでも使用できる。
えばローラーポンプにて押圧、加圧をするため、それに
耐えうる弾力と耐久性を有するものとする。この場合の
加圧はローラーポンプ以外にフィンガータイプのポンプ
であってもよい。耐圧チューブ(3)に連結する瓶針
(7)側のチューブ(5)は流体を通常の状態で輸送す
るに足るチューブであればよく、たとえば塩化ビニル
製、ナイロン製、ポリエチレン製等のものであってもよ
い。またこのチューブ(5)に連結するエアートラップ
(6)は、気泡の混入の防止、液体供給のモニター、液
体の逆流を防止する性格のものであり、そのような性格
を有するものであればどのようなものでも使用できる。
【0021】このような噴流形成の手段は、たとえば図
3に例示したように、駆動ポンプ(11)によって作動
する。このポンプ(11)の上部にはローラー部(1
2)があり、そのローラー部(12)とそれを包囲する
外周部(13)との間にこの発明の装置のポンプチュー
ブ(4)を挿入固定する。実際の作動に当たっては、外
部電源からの入電によりローラーポンプのローラー部
(12)が回転し、そのローラーの回転にしたがってポ
ンプチューブ(4)が順次押圧され、チューブ内の液体
が加圧される。その結果、加圧された液体はノズル部
(2)の方へ圧縮供給され、噴射口に連動するスイッチ
(14)の開閉により噴射口より、あるいはローラー部
(12)の回転を制御することによりジェット流が噴射
される。以上のように、駆動ポンプ(11)が作動した
段階で、貯液槽と連結する瓶針(7)ならびにチューブ
(5)より貯液槽に貯液されている液体は順次輸送さ
れ、かつ噴射口から噴射され、それにより所望のジェッ
ト流を生じ、そのジェット流により臓器の切開、切除、
切断、剥離あるいは洗浄が可能となる。この場合、必要
に応じて処置部位に滞留する液体を吸引する手段が採用
される。また、切除、切開、破砕された閉塞物質は前述
のカテーテルまたは内視鏡に具備された機構を使用し
て、吸引することもできる。
3に例示したように、駆動ポンプ(11)によって作動
する。このポンプ(11)の上部にはローラー部(1
2)があり、そのローラー部(12)とそれを包囲する
外周部(13)との間にこの発明の装置のポンプチュー
ブ(4)を挿入固定する。実際の作動に当たっては、外
部電源からの入電によりローラーポンプのローラー部
(12)が回転し、そのローラーの回転にしたがってポ
ンプチューブ(4)が順次押圧され、チューブ内の液体
が加圧される。その結果、加圧された液体はノズル部
(2)の方へ圧縮供給され、噴射口に連動するスイッチ
(14)の開閉により噴射口より、あるいはローラー部
(12)の回転を制御することによりジェット流が噴射
される。以上のように、駆動ポンプ(11)が作動した
段階で、貯液槽と連結する瓶針(7)ならびにチューブ
(5)より貯液槽に貯液されている液体は順次輸送さ
れ、かつ噴射口から噴射され、それにより所望のジェッ
ト流を生じ、そのジェット流により臓器の切開、切除、
切断、剥離あるいは洗浄が可能となる。この場合、必要
に応じて処置部位に滞留する液体を吸引する手段が採用
される。また、切除、切開、破砕された閉塞物質は前述
のカテーテルまたは内視鏡に具備された機構を使用し
て、吸引することもできる。
【0022】高周波手術装置を利用して、凝固、切開、
止血機能を内視鏡に備えることもできる。ノズル機能を
備えたカテーテルを内視鏡のチャンネルに挿入してもよ
い。いずれの構成においても、内視鏡操作下においても
ジェット噴流の手術的応用が可能となる。この内視鏡ジ
ェット噴流法は上部・下部消化管や肺の気管支内病変部
への応用ばかりでなく、内視鏡検査が行われるほとんど
の分野における新しい治療法としての道を開く可能性が
ある。これらには脳室鏡、胆道・肝内鏡、膀胱鏡、子宮
鏡、耳鼻科領域の治療なども含まれる。手術部位の洗
浄、異物除去に対しても大きな威力、即ち優れた適応性
を有する。またジェット噴流はその性質から血管の索状
体や臓器の表面などの硬さの異なる外壁に沿って流れ、
あるいは回り込む性質を有するため、優れた剥離効果を
も合わせ有する。この手術法による切開は、毛細血管か
らの僅かな出血(これは放置しても自然に止まる)を除
き殆ど出血はなく、中・小血管など索状体はあたかも切
開部に網を張るかのように残存する。この網のような血
管を絹糸により結束、あるいは高周波凝固装置などによ
り凝固し、その後剥離することにより臓器の切除操作は
出血なく容易に行われる。
止血機能を内視鏡に備えることもできる。ノズル機能を
備えたカテーテルを内視鏡のチャンネルに挿入してもよ
い。いずれの構成においても、内視鏡操作下においても
ジェット噴流の手術的応用が可能となる。この内視鏡ジ
ェット噴流法は上部・下部消化管や肺の気管支内病変部
への応用ばかりでなく、内視鏡検査が行われるほとんど
の分野における新しい治療法としての道を開く可能性が
ある。これらには脳室鏡、胆道・肝内鏡、膀胱鏡、子宮
鏡、耳鼻科領域の治療なども含まれる。手術部位の洗
浄、異物除去に対しても大きな威力、即ち優れた適応性
を有する。またジェット噴流はその性質から血管の索状
体や臓器の表面などの硬さの異なる外壁に沿って流れ、
あるいは回り込む性質を有するため、優れた剥離効果を
も合わせ有する。この手術法による切開は、毛細血管か
らの僅かな出血(これは放置しても自然に止まる)を除
き殆ど出血はなく、中・小血管など索状体はあたかも切
開部に網を張るかのように残存する。この網のような血
管を絹糸により結束、あるいは高周波凝固装置などによ
り凝固し、その後剥離することにより臓器の切除操作は
出血なく容易に行われる。
【0023】噴流のための液体としては、水や生理食塩水は
もちろんのこと、上記した通りの各種の処置剤、薬剤を
含有させた処置液とすることができる。実際、この発明
による内視鏡による試作・試験によっても、優れた特
性、特徴が確認されている。なお、内視鏡ウォータージ
ェット法では噴射の精密な制御が必要であるため、噴射
時間や休止時間をシーケンサーにより設定し、自動的に
噴射を行うシステムとし、具体的にもウォータージェッ
ト噴流のスイッチング装置を新たに試作・開発した。
もちろんのこと、上記した通りの各種の処置剤、薬剤を
含有させた処置液とすることができる。実際、この発明
による内視鏡による試作・試験によっても、優れた特
性、特徴が確認されている。なお、内視鏡ウォータージ
ェット法では噴射の精密な制御が必要であるため、噴射
時間や休止時間をシーケンサーにより設定し、自動的に
噴射を行うシステムとし、具体的にもウォータージェッ
ト噴流のスイッチング装置を新たに試作・開発した。
【0024】すなわち、アナログ、デジタル両方式によ
るスイッチング装置を試作開発した。この制御装置は噴
射時間や休止時間をシーケンサーにより任意に設定する
ことが可能であり、ジェット噴流の精密なスイッチング
が可能となった。なお、表1は、この発明の内視鏡にお
ける噴流(噴流径0.2mm)の流速を例示したものであ
る。
るスイッチング装置を試作開発した。この制御装置は噴
射時間や休止時間をシーケンサーにより任意に設定する
ことが可能であり、ジェット噴流の精密なスイッチング
が可能となった。なお、表1は、この発明の内視鏡にお
ける噴流(噴流径0.2mm)の流速を例示したものであ
る。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、液体噴流ノズルの耐圧チューブ先端部への一体的構
造及び、噴射ノズルの出射口径及び円錐状頂角の規定に
より、又さらに、ノズルからの噴射流として高粘性流体
を得ることによる等の簡便な方法で、乱流の生じない所
望の噴射ジェットを得られ、また速度変化に影響されな
い噴射性能を持続でき、内視鏡操作下での臓器等の切
断、切開、切除や洗浄等を精密に、かつ安全に行なうこ
とが可能となる。医療上の利用価値は多大なものといえ
る。
り、液体噴流ノズルの耐圧チューブ先端部への一体的構
造及び、噴射ノズルの出射口径及び円錐状頂角の規定に
より、又さらに、ノズルからの噴射流として高粘性流体
を得ることによる等の簡便な方法で、乱流の生じない所
望の噴射ジェットを得られ、また速度変化に影響されな
い噴射性能を持続でき、内視鏡操作下での臓器等の切
断、切開、切除や洗浄等を精密に、かつ安全に行なうこ
とが可能となる。医療上の利用価値は多大なものといえ
る。
【図1】この発明の内視鏡装置を例示した部分側面図で
ある。
ある。
【図2】この発明の内視鏡の噴射用ノズル部の断面図で
ある。
ある。
【図3】この発明の内視鏡装置の操作システムを例示し
た斜視図である。
た斜視図である。
1 内視鏡 2 噴射用ノズル部 3 耐圧チューブ 4 ポンプチューブ 5 チューブ 6 エアートラップ 7 瓶 針 11 駆動ポンプ 12 ローラー部 13 外周部 14 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 内視鏡チャンネル部材のチャンネルの先
端部又はそれらのチャンネル内に挿入されるカテーテル
の先端部に噴射ノズルを具備せしめ、該噴流ノズルの出
射口径を直径0.1mmから0.5mmとするととも
に、噴流ノズルの円錐状頂角を5から20°とした噴流
ジェット手術用の噴射ノズルを備えることを特徴とする
内視鏡装置。 - 【請求項2】 請求項1において、ノズルから高粘性流
体の噴射流を得る噴流ジェット手術用の噴射ノズルを備
えたことを特徴とする内視鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00874791A JP3205565B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 噴流ジェット手術用の噴流ノズル備えた内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00874791A JP3205565B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 噴流ジェット手術用の噴流ノズル備えた内視鏡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04357943A JPH04357943A (ja) | 1992-12-10 |
| JP3205565B2 true JP3205565B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=11701529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00874791A Expired - Fee Related JP3205565B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 噴流ジェット手術用の噴流ノズル備えた内視鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3205565B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006103728A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Inami & Co., Ltd. | 眼科用手術器具 |
| US7719164B2 (en) * | 2008-08-06 | 2010-05-18 | Honeywell International Inc. | Patterned dielectric elastomer actuator and method of fabricating the same |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019170639A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | オリンパス株式会社 | 管状医療機器用フラッシング装置および管状医療機器用フラッシングチューブ |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP00874791A patent/JP3205565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006103728A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Inami & Co., Ltd. | 眼科用手術器具 |
| US7719164B2 (en) * | 2008-08-06 | 2010-05-18 | Honeywell International Inc. | Patterned dielectric elastomer actuator and method of fabricating the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04357943A (ja) | 1992-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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