JP3205069U - 塩化ビニール製落下防止具 - Google Patents

Abstract

【課題】落下防止の対象となる商品の保持力向上と該物品の使用感の向上を目指す塩化ビニール製落下防止具を提供する。【解決手段】薄手の塩化ビニール材料をトムソン加工により形状の違う複数のスリットｓ２〜ｓ４を中央部と両端部に作製し、中央から二つ折りにしたときに現れる１対の半円型の孔ｋ１、ｋ２に任意の指Ｆを通し、両端に現れるスリットｓ２には鉛筆、ペン、色鉛筆、マジックなどの細長い棒状の物品Ｐを貫通させることで対象となる物品Ｐの脱落を防ぐ。【選択図】図２

Description

本考案は主として、塩化ビニール材料に対して文字や図画を印刷した、多目的に使用できる利便性の高いノベルティー商品あるいは小売商品に関するものである。

従来の落下防止具は硬質なプラスチックで出来ており、使用時の湾曲により破損を生じたり、使用感を損ねることがあった。

考案が解決しようとする課題

従来の落下防止具を柔軟性、粘着性の高い塩化ビニールを用いて作成することで落下防止の対象となる商品の保持力向上と該物品の使用感の向上を目指すものである。

筆記具の脱落による紛失や、破損を防ぎ、筆記具の快適な使用を助ける物である。

課題を解決するための手段

材料の塩化ビニールを製造する際に、可塑剤の量を調整し粘着性を増すことで、細長い棒状の物品の保持能力を高め、かつ該物品に柔軟性を持たせることが出来、対称物品の脱落による破損や紛失を未然に防ぎ快適な使用を可能とするものである。

考案実施の形態

図１は本考案の塩化ビニール製落下防止具（１）の視図である。図１で塩化ビニール製落下防止具（１）の両端部には筆記具などの細長い棒状の物を貫通させるための１対のスリット（ｓ１）（ｓ２）が、また該物件の中央部には該物件を中央で二つ折りにしたときに指を通す孔が現れるように対となるＵ字型のスリットが施されている。

図２は本考案の塩化ビニール製落下防止具（１）に現れた孔（ｋ１）（ｋ２）に任意の指（Ｆ）を、両端部に現れたスリット（ｓ１）（ｓ２）に筆記具などの細長い棒状の物品を固定しようとするときの視図である。図２で中央部から均等に折られた塩化ビニール製落下防止具（１）の両端に位置するスリット（ｓ１）（ｓ２）はこの時物品の下部で重なり、筆記具などの細長い棒状の物（Ｐ）を貫通させ、現れた孔（ｋ１）（ｋ２）に任意の指（Ｆ）を通し固定することで、筆記具などの細長い棒状の物（Ｐ）の脱落を防ぐことが出来る。

図３は本考案の塩化ビニール製落下防止具（１）に現れた孔（ｋ１）（ｋ２）に任意の指（Ｆ）を、両端部に現れたスリット（ｓ１）（ｓ２）に筆記具などの細長い棒状の物品を固定したときの視図である。図３で孔（ｋ１）（ｋ２）を貫通した任意の指（Ｆ）によって本物品塩化ビニール製落下防止具（１）が係止されることで必然的に筆記具などの細長い棒状の物（Ｐ）の落下を防止することが可能になるものである。

塩化ビニール製落下防止具の視図 塩化ビニール製落下防止具を任意の指に装着する場合の視図 塩化ビニール製落下防止具に任意の指に装着し、細長い棒状の物品を固定したときの視図

１ 塩化ビニール製落下防止具
Ｆ 任意の指
ｋ１ 孔１
ｋ２ 孔２
Ｐ 細長い棒状の物品
ｓ１ スリット１
ｓ２ スリット２
ｓ３ スリット３
ｓ４ スリット４

Claims (2)

1. 薄手の塩化ビニール材料をトムソン加工により形状の違う複数のスリットを該物品の中央部と両端部に作製し、該物品を中央から二つ折りにしたときに現れる１対の半円型の孔に任意の指を通し、物品の両端に現れるスリットには鉛筆、ペン、色鉛筆、マジックなどの細長い棒状の物品を貫通させることで対象となる物品の脱落を防ぐことを特徴とする塩化ビニール製落下防止具。
2. 前記の材料に対する印刷は、オフセット印刷を用いて絵や文字、写真を印刷した請求項１に記載の塩化ビニール製落下防止具。

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