JP3204627U - 医療用装飾物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 患者を和ませることができる医療用装飾物を提供する。【解決手段】本実施形態における医療用装飾物1は、患者の注目を引く装飾部14と、装飾部14を医療用器具の棒状部材の周囲に取り付けるための取付部材であって、伸縮性を有する部材を形成されたリング状取付部12とを含み構成され、リング状取付部12と装飾部14とが一体的に形成されている。リング状取付部12は、リング形状を有し、リング径を伸縮自在に構成されている。【選択図】図1
Description
本考案は、医療用装飾物に関するものである。
例えば、特許文献1には、歯科用麻酔注射器に着脱自在に装着する麻酔用誘導具であって、注射器の外側面に着脱自在に装着するカバー体を設け、このカバー体を小児誘導用の玩具状に形成したことを特徴とする小児用歯科麻酔器誘導具が開示されている。
また、特許文献2には、歯科用治療台において、うがいを行うスピツトンの周囲を絵図貼り絵等を施したプラスチック材等で装飾する歯科用スピツトン装飾用器具が開示されている。
本考案は、患者を和ませることができる医療用装飾物を提供することを目的とする。
本考案に係る医療用装飾物は、患者の注目を引く被注目形状部材と、前記被注目形状部材を棒状部材の周囲に取り付けるための取付部材であって、伸縮性を有する部材を形成された取付部材とを有する。
好適には、前記取付部材は、リング形状を有し、リング径を伸縮自在に構成され、前記被注目形状部材は、前記リング形状の取付部材の外周面に配置されている。
好適には、前記被注目形状部材及び前記取付部材は、伸縮性があり、かつ、少なくとも150℃の耐熱性を有する樹脂によって一体的に形成されている。
本考案によれば、患者を和ませることができる。
以下、本考案に係る実施形態を、図面を参照して説明する。ただし、本考案の範囲は、図示例に限定されるものではない。
[実施例]
まず、実施例の医療用装飾物1の構成を説明する。
図1は、実施例における医療用装飾物1の構成を説明する斜視図である。
また、図2は、図1に例示する医療用装飾物1の六面図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は背面図、図2(C)は平面図、図2(D)は底面図、及び、図2(E)は右側面図である。なお、左側面図は、右側面図と対称につき省略する。
図1及び図2に例示するように、医療用装飾物1は、リング状取付部12と、装飾部14とを含み構成されており、リング状取付部12と装飾部14とが一体的に形成されている。医療用装飾物1は、例えば、歯科口腔内治療に使用する医療用器具であるシリンジ、又は、バキュームに取り付けて使用される。
医療用装飾物1は、少なくとも150℃の耐熱性を有する樹脂で形成されている。本実施例の医療用装飾物1は、耐熱性を有する樹脂として、例えば、シリコーン樹脂であり、具体的にはシリコーンゴムで構成されている。医療用装飾物1は、少なくとも150℃の耐熱性を有するため、例えば130℃〜135℃のオートクレーブで滅菌処理を行うことができる。
[実施例]
まず、実施例の医療用装飾物1の構成を説明する。
図1は、実施例における医療用装飾物1の構成を説明する斜視図である。
また、図2は、図1に例示する医療用装飾物1の六面図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は背面図、図2(C)は平面図、図2(D)は底面図、及び、図2(E)は右側面図である。なお、左側面図は、右側面図と対称につき省略する。
図1及び図2に例示するように、医療用装飾物1は、リング状取付部12と、装飾部14とを含み構成されており、リング状取付部12と装飾部14とが一体的に形成されている。医療用装飾物1は、例えば、歯科口腔内治療に使用する医療用器具であるシリンジ、又は、バキュームに取り付けて使用される。
医療用装飾物1は、少なくとも150℃の耐熱性を有する樹脂で形成されている。本実施例の医療用装飾物1は、耐熱性を有する樹脂として、例えば、シリコーン樹脂であり、具体的にはシリコーンゴムで構成されている。医療用装飾物1は、少なくとも150℃の耐熱性を有するため、例えば130℃〜135℃のオートクレーブで滅菌処理を行うことができる。
(リング状取付部12)
図1及び図2に例示するように、リング状取付部12は、歯科口腔内治療に使用する医療用器具の棒状部材の周囲に取り付けるための取付部材であり、伸縮性の有する部材によってリング形状に形成されている。また、リング状取付部12は、耐熱性を有する樹脂によって構成されている。リング状取付部12は、伸縮性と耐熱性とを有する部材として、具体的にはシリコーンゴムによって構成されている。リング状取付部12は、シリコーンゴムによって構成されているため、リング径を伸縮自在に変えることができる。リング状取付部12は、例えば1.5倍〜1.8倍の大きさのリング内径となるよう引き延ばすことができ、本実施例のリング状取付部12は、約1.6倍〜約1.7倍の大きさのリング内径となるよう引き延ばすことができる。
また、リング状取付部12は、リング状取付部12の外周面に装飾部14を配置され一体的に形成されている。
なお、リング状取付部12は、本考案に係る取付部材の一例である。
図1及び図2に例示するように、リング状取付部12は、歯科口腔内治療に使用する医療用器具の棒状部材の周囲に取り付けるための取付部材であり、伸縮性の有する部材によってリング形状に形成されている。また、リング状取付部12は、耐熱性を有する樹脂によって構成されている。リング状取付部12は、伸縮性と耐熱性とを有する部材として、具体的にはシリコーンゴムによって構成されている。リング状取付部12は、シリコーンゴムによって構成されているため、リング径を伸縮自在に変えることができる。リング状取付部12は、例えば1.5倍〜1.8倍の大きさのリング内径となるよう引き延ばすことができ、本実施例のリング状取付部12は、約1.6倍〜約1.7倍の大きさのリング内径となるよう引き延ばすことができる。
また、リング状取付部12は、リング状取付部12の外周面に装飾部14を配置され一体的に形成されている。
なお、リング状取付部12は、本考案に係る取付部材の一例である。
(装飾部14)
図1及び図2に例示するように、装飾部14は、患者の注目を引く形状に形成された装飾部材である。装飾部14は、患者の注目を引く形状であるならば、実在又は架空の人型、動物型、ないし、乗り物型であってもよい。なお、本実施例の装飾部14は、動物型である。
また、装飾部14は、耐熱性を有する樹脂で構成されており、具体的にはシリコーンゴムで構成されている。装飾部14は、シリコーンゴムによってリング状取付部12と一体的に形成されているため、伸縮自在に変形させることができる。
なお、装飾部14は、本考案に係る被注目形状部材の一例である。
このように、医療用装飾物1は、リング状取付部12と、装飾部14とを含み構成されている。
図1及び図2に例示するように、装飾部14は、患者の注目を引く形状に形成された装飾部材である。装飾部14は、患者の注目を引く形状であるならば、実在又は架空の人型、動物型、ないし、乗り物型であってもよい。なお、本実施例の装飾部14は、動物型である。
また、装飾部14は、耐熱性を有する樹脂で構成されており、具体的にはシリコーンゴムで構成されている。装飾部14は、シリコーンゴムによってリング状取付部12と一体的に形成されているため、伸縮自在に変形させることができる。
なお、装飾部14は、本考案に係る被注目形状部材の一例である。
このように、医療用装飾物1は、リング状取付部12と、装飾部14とを含み構成されている。
次に、本実施例の医療用装飾物1の大きさを説明する。
図2に例示するように、医療用装飾物1の全長L寸法は、例えば40mm〜45mmであり、本実施例の全長L寸法は42mmである。また、医療用装飾物1の幅W寸法は、例えば35mm〜40mmであり、本実施例の幅W寸法は38mmである。また、医療用装飾物1の装飾部14の厚みT寸法は、例えば20mm〜25mmであり、本実施例の装飾部14の厚みT寸法は23mmである。また、医療用装飾物1のリング状取付部12のリング径D寸法は、例えば8mm〜13mmであり、本実施例のリング状取付部12のリング径D寸法は11mmである。リング状取付部12は、例えば1.5倍〜1.8倍の大きさのリング径となるよう引き延ばすことができ、本実施例のリング状取付部12は、約1.6倍〜約1.7倍の大きさのリング径、具体的には11mm〜18mmのリング径となるよう引き延ばすことができる。
本実施例の引き延ばす前のリング状取付部12のリング径D寸法は11mmであるため、医療用装飾物1を取り付ける医療用器具の棒状部分の周囲の大きさが11mm以下である場合、医療用装飾物1は使用中に医療用器具から外れるおそれがある。また、医療用装飾物1を取り付ける医療用器具の棒状部分の周囲の大きさが18mm以上である場合、医療用装飾物1はリング状取付部12を引き延ばした状態で固定するため、長期間使用すると劣化速度を速めるおそれがある。
また、医療用装飾物1の重さは、例えば7g〜13gであり、本実施例の医療用装飾物1は9gである。
図2に例示するように、医療用装飾物1の全長L寸法は、例えば40mm〜45mmであり、本実施例の全長L寸法は42mmである。また、医療用装飾物1の幅W寸法は、例えば35mm〜40mmであり、本実施例の幅W寸法は38mmである。また、医療用装飾物1の装飾部14の厚みT寸法は、例えば20mm〜25mmであり、本実施例の装飾部14の厚みT寸法は23mmである。また、医療用装飾物1のリング状取付部12のリング径D寸法は、例えば8mm〜13mmであり、本実施例のリング状取付部12のリング径D寸法は11mmである。リング状取付部12は、例えば1.5倍〜1.8倍の大きさのリング径となるよう引き延ばすことができ、本実施例のリング状取付部12は、約1.6倍〜約1.7倍の大きさのリング径、具体的には11mm〜18mmのリング径となるよう引き延ばすことができる。
本実施例の引き延ばす前のリング状取付部12のリング径D寸法は11mmであるため、医療用装飾物1を取り付ける医療用器具の棒状部分の周囲の大きさが11mm以下である場合、医療用装飾物1は使用中に医療用器具から外れるおそれがある。また、医療用装飾物1を取り付ける医療用器具の棒状部分の周囲の大きさが18mm以上である場合、医療用装飾物1はリング状取付部12を引き延ばした状態で固定するため、長期間使用すると劣化速度を速めるおそれがある。
また、医療用装飾物1の重さは、例えば7g〜13gであり、本実施例の医療用装飾物1は9gである。
次に、実施例1の医療用装飾物1の使用例を説明する。
図3は、実施例における医療用装飾物1の使用例を説明する斜視図ある。
図3に例示するように、使用者は、歯科口腔内治療に使用する医療用器具であるシリンジ、又は、バキュームの棒状部分の周囲に医療用装飾物1を取り付け固定する。具体的には、使用者は、医療用器具の棒状部分のうち、リング状取付部12のリング径より大きい部分の周囲にリング状取付部12を配置し固定する。リング状取付部12は、伸縮自在であるため、メーカー毎に医療用器具の径が異なっても取り付けることができる。
使用者は、医療用装飾物1を取り付けた状態で、医療用器具を使用することにより、装飾部14に患者を注目させて、患者の医療行為に対する恐怖心を和らげることが期待できる。特に、未就学児である患者に好適である。また、医療用装飾物1をシリコーンゴムの柔らかい樹脂で形成することにより、医療用器具の動きによって装飾部14が微かに振動し患者を和ませることが期待できる。
図3は、実施例における医療用装飾物1の使用例を説明する斜視図ある。
図3に例示するように、使用者は、歯科口腔内治療に使用する医療用器具であるシリンジ、又は、バキュームの棒状部分の周囲に医療用装飾物1を取り付け固定する。具体的には、使用者は、医療用器具の棒状部分のうち、リング状取付部12のリング径より大きい部分の周囲にリング状取付部12を配置し固定する。リング状取付部12は、伸縮自在であるため、メーカー毎に医療用器具の径が異なっても取り付けることができる。
使用者は、医療用装飾物1を取り付けた状態で、医療用器具を使用することにより、装飾部14に患者を注目させて、患者の医療行為に対する恐怖心を和らげることが期待できる。特に、未就学児である患者に好適である。また、医療用装飾物1をシリコーンゴムの柔らかい樹脂で形成することにより、医療用器具の動きによって装飾部14が微かに振動し患者を和ませることが期待できる。
以上説明したように、本実施形態における医療用装飾物1は、患者の注目を引く装飾部14と、装飾部14を医療用器具の棒状部材の周囲に取り付けるための取付部材であって、伸縮性を有する部材を形成されたリング状取付部12とを含み構成されている。医療用装飾物1は、リング状取付部12をリング形状を有し、リング径を伸縮自在に構成されている。これにより、医療用装飾物1は、メーカー毎に医療用器具の棒状部材の周囲径が異なっても取り付けることができる。
また、医療用装飾物1は、リング状取付部12の外周面に装飾部14が配置されていることにより、医療用器具の動きによって装飾部14が微かに振動し、とくに未就学児の患者を和ませることが期待できる。
また、医療用装飾物1は、リング状取付部12の外周面に装飾部14が配置されていることにより、医療用器具の動きによって装飾部14が微かに振動し、とくに未就学児の患者を和ませることが期待できる。
また、医療用装飾物1は、伸縮性があり、かつ、少なくとも150℃の耐熱性を有する樹脂であるシリコーン樹脂によって、リング状取付部12及び装飾部14を一体的に形成されている。医療用装飾物1は、シリコーン樹脂で一体的に形成することにより、接続部分をなくし衛生的な医療用装飾物とすることができ、かつ、耐熱性樹脂で一体成形することにより、医療用器具と一緒にオートクレーブにて滅菌処理することができる。
以上、本考案に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
以上、本考案に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
1 医療用装飾物
12 リング状取付部
14 装飾部
12 リング状取付部
14 装飾部
Claims (3)
- 患者の注目を引く被注目形状部材と、
前記被注目形状部材を棒状部材の周囲に取り付けるための取付部材であって、伸縮性を有する部材を形成された取付部材と
を有する医療用装飾物。 - 前記取付部材は、リング形状を有し、リング径を伸縮自在に構成され、
前記被注目形状部材は、前記リング形状の取付部材の外周面に配置されている
請求項1に記載の医療用装飾物。 - 前記被注目形状部材及び前記取付部材は、伸縮性があり、かつ、少なくとも150℃の耐熱性を有する樹脂によって一体的に形成されている
請求項2に記載の医療用装飾物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001232U JP3204627U (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 医療用装飾物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001232U JP3204627U (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 医療用装飾物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3204627U true JP3204627U (ja) | 2016-06-09 |
Family
ID=56103035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001232U Active JP3204627U (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 医療用装飾物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3204627U (ja) |
-
2016
- 2016-03-17 JP JP2016001232U patent/JP3204627U/ja active Active
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