JP3203519U

JP3203519U - 鼻詰まり解消パッド

Info

Publication number: JP3203519U
Application number: JP2015006067U
Authority: JP
Inventors: 美穂子赤木
Original assignee: 美穂子赤木
Priority date: 2015-10-28
Filing date: 2015-10-28
Publication date: 2016-04-07
Anticipated expiration: 2025-10-28

Abstract

【課題】他人の目を気にすることなく、いつでも使用することができ、簡易で携帯に優れた鼻詰まり解消パッドを提供する。【解決手段】一対の略半球体からなる弾性部材３と、弾性部材と複数の面ファスナー５を介して各々着脱可能に取り付けられる吸水性部材２と、からなり、吸水性部材は、略半月形状に形成された布部材からなり、人体の脇部からの汗を吸収すると共に、弾性部材による脇部の加圧によって鼻詰まりを解消する。【選択図】図６

Description

本考案は、鼻炎の症状である鼻詰まり等の諸症状を緩和する簡易な冶具に関する。

近年、花粉やハウスダスト、ダニ等の各種の原因物質によって発症する鼻炎によって苦しむ患者が増加している。これらの鼻炎を症状を軽減する技術としては、居住空間から原因物質を除去する技術や、原因物質を鼻からの吸引を防止する技術、が提案されている。さらに、日常生活において、鼻腟を圧迫及び開放して、鼻腟の粘膜を刺激して鼻炎の諸症状を緩和又は治療する鼻炎治療具も提案されている（特許文献１参照）。

特開２００１−１７５００号公報

しかしながら、上記の原因物質を除去する技術や、鼻からの吸引を防止する技術は、専ら鼻炎を予防することを目的としており、一旦鼻炎に罹患した後に、鼻炎の諸症状を緩和又は治療する技術ではなかった。さらに、上記特許文献１に開示された技術は自宅においても外出先でも、随時治療を実施できるものであるが、駆動装置や電源装置などの付帯装置を必要とし、また他人の目を気にする女性が使用するには抵抗があるものであった。

本考案は、上記課題を解決することを目的としており、脇部を圧迫することによって、鼻詰まりが解消できるという知見から、他人の目を気にすることなく、いつでも使用することができ、簡易で携帯に優れた鼻詰まり解消パッドを提供することを目的とする。

上述した課題を解決するために、本発明においては、一対の略半球体からなる弾性部材と、該弾性部材と複数の面ファスナーを介して各々着脱可能に取り付けられる吸水性部材と、からなることを特徴とする。

また、前記半球体からなる弾性部材は、布材によって包含されると共に、前記半球体の平面部同士を対向して連結部材によって一端が連結されたことを特徴とする。

そして、前記吸水性部材は、略半月形状に形成された布部材からなり、人体の脇部からの汗を吸することを特徴とする。

本考案による鼻詰まり解消パッドによれば、人体の脇部の挟んで状態で保持することができ、適度の弾性をもって加圧することで鼻詰まりを解消することができる。

また、半球体の平面部同士を対向して連結部材によって一端が連結されており、脇部に取り付けれる際に、Ｔシャツの袖口を挟んで取り付けることができ、装着した状態で加圧することで鼻詰まりを解消することができる。

そして、吸水性部材は、略半月形状に形成された布部材からなり、加圧中の発汗を吸収できる。

本考案の鼻詰まり解消パッドの一実施例を示す平面図である。図１の正面図である。図１の側面図である。図１の底面図である。図４のＡ−Ａ腺断面図である。本考案の鼻詰まり解消パッドの斜視図である。本考案の鼻詰まり解消パッドの使用状態図である。

以下、本考案の鼻詰まり解消パッドを図面に従って説明するが、本考案は、以下の実施例に限定されるものではない。

図１乃至図４は、本考案の鼻詰まり解消パッドの一実施例を示しており、図１は平面図、図２は正面図、図３は側面図、図４は底面図をそれぞれ示している。図において、１は鼻詰まり解消パッドを示しており、２は吸水性部材を、３は弾性部材を示し、弾性部材３は連結部材４を介して、折り曲げ可能に連結され、複数の面ファスナー５が夫々対向して取り付けられている。

吸水性部材２は、木綿や合成繊維からなる布等で形成されており、必要に応じて吸水性の合成樹脂や芳香剤が縫合される。また弾性部材３は一対の半球形状に成型された直径７０ｍｍのウレタン、ゴム、等のクッション材であり、後述する布材によって縫合されている。また、連結部材４は弾性部材３を連結できるものであれば特に限定されず、上記布材を補強する布材であってもかまわない。

図５は、図４に示す鼻詰まり解消パッド１のＡ−Ａ腺断面図であり、６は弾性部材３の表面を覆う木綿や合成繊維からなる布材を示し、７は上述したウレタン、ゴム、等のクッション材を示し、８は吸水性部材２内に縫合された吸水性合成樹脂を示している。

図６は、本考案の鼻詰まり解消パッド１の斜視図を示しており、図６（ｂ）は面ファスナーによる取り付け状態を示し、図６（ａ）は取り外した状態を示している。図に示すように、直径２０ｍｍの面ファスナー５が４枚、吸水部材２と弾性部材３に夫々両面テープ等によって取り付けられており、着脱が容易となってる。

図７は、本考案の鼻詰まり解消パッド１を使用した状態を示す図であり、利用者の脇部に取り付けた上体を示している。図に示すように、利用者はアンダーシャツ等の袖口に弾性部材３を挟み、また脇部には吸水部材２が接触するようにセットする。この状態で腕と脇の間に鼻詰まり解消パッド１を固定することによって脇部を刺激し、鼻詰まりが解消される。

１・・・鼻詰まり解消パッド
２・・・吸水部材
３・・・弾性部材
４・・・連結部材
５・・・面ファスナー
６・・・布材
７・・・クッション材
８・・・吸水性合成樹脂

Claims

一対の略半球体からなる弾性部材と、該弾性部材と複数の面ファスナーを介して各々着脱可能に取り付けられる吸水性部材と、からなる鼻詰まり解消パッド。
前記半球体からなる弾性部材は、布材によって包含されると共に、前記半球体の平面部同士を対向して連結部材によって一端が連結されたことを特徴とする請求項１に記載の鼻詰まり解消パッド。
前記吸水性部材は、略半月形状に形成された布部材からなり、人体の脇部からの汗を吸収することを、特徴とする請求項１に記載の鼻詰まり解消パッド。