JP3201056U - 履物被い具 - Google Patents

Abstract

【課題】バルコニーや掃き出し口の屋外に脱ぎ放された履物は直射日光、雨、風に晒され劣弱となり形崩れで履物が履き難くなっていた。汚れのない外履きを体を曲げず立ったまま脱着出来るようにした履物被い具を提供する。【解決手段】履物被い部２の一部分に取っ手固定部３を設けて、取っ手固定部３に取っ手４を納め一本化した。取っ手４を持ち上げて履物被い部２を履物９へ被せたり外したりして直射日光や雨、風から履物９を守ることができる。【選択図】図１

Description

この考案は、屋外に脱ぎ置かれた履物に被せる履物被い具に関するものである。履物被い具に収納した取っ手は伸縮、取り外しが出来るようになっている履物被い具に関するものである。

従来、バルコニー、掃き出し口などに脱ぎ放された履物は直射日光、雨、風に晒されることが度重る結果、形崩れや硬くなり足に収まり難かった。シューズボックスの上部真ん中に取っ手を取り付けたものはあったが、はきものを履く都度別に用意された棒を取っ手に差し込むようになっているので困難であった。また他に履物収納器上部真ん中に固定した取っ手のあるものは履物収納器が透明のため直射日光を浴びる事や取っ手の取り外しができず不便な欠点があった。

特願２００１−４０２３５９（Ｐ２００１−４０２３５９） 実願平３−９６３２５

１、屋外に置き放した履物は直射日光、雨、風に晒されることが度重なり劣化が進んだ。
２、外置きの履物は色あせ、埃汚れで見た目にも不快であった。
３、前記の為形崩れした履物は脱着が困難で手を添えたり体を折り曲げて履く場合があった。

屋外（バルコニー、掃き出し口）の履物を直射日光、雨、風で傷めない為に履物入れが必要であり、その時履物に手を添えたり体を曲げる事無く履物の脱着を容易にしたいと考えた履物被い具である。履物被い部２の一部分に取っ手固定部３を設けて、取っ手固定部３に納めた取っ手４を持って履物にかぶしたり外したりする履物被い具。

外置きの履物に履物被い具を被せると直射日光、雨や風に影響されないので色あせ、埃汚れ、形崩れを遅らせることができ脱着の時気持ち良くまた履物被い具の取っ手を持ち上げ立ったまま履物を被ったり外したり出来る。取っ手は履物被い具から取り外しが可能なので足元のふらつき防止に役立つ。

図１は本考案実施例を示す図である。 図２は本考案履物被い具から取っ手を外した図である。 図３は本考案履物被い具のＡ−から−Ａの切断図である。 図４は本考案 実施例の履物被い具底部の図である。 図５は履物被い具が四角形の実施例を示す図である。

以下、本考案実施の形態について説明する。図１のように本案は、履物被い具１の履物被い部２と取っ手固定部３に取っ手４が納まり一体になって構成されている。取っ手４を持ち上げて履物被い部２を履物８へ被せたり外したりして直射日光や雨、風から履物８を守ることができる。図１、図２で示すように取っ手４は継ぎ手５により伸縮が可能であり図２のように取っ手４が不要な時また杖に利用する時は取っ手固定部３より取っ手４を取り外す事ができる。取っ手固定部３の素材は収縮性に富む例えばゴムみたいな素材で作成する。取り外すとき履物被い部２が動かない様にする事が重要で取っ手固定部３から取っ手４を抜き易くする為に足置き６を踏み乍ら取っ手４を持ち上げると容易に外れる。図３は図１、図２の履物被い部２のＡ−から−Ａの切断図である。図４は履物被い部枠部材７の図であり履物被い部２は空洞であって取っ手固定部３には底部８がある。図５は履物被い部２を四角型で実施した場合を示した図である。履物被い部２は側面に蒸れ防止の空気穴１０があり、多少高さのある履物でも対応できるように硬質の素材で作った枠部材上面に収縮性のある部材を被う事が望ましく耐候性に優れたシリコーン樹脂のような粘りの利くものがよいと思う。取っ手４はふらつき防止に相応しい軽くて頑丈で頼りがいのある素材アクリル樹脂、金属などが良いと思う。
図１から図５までのなかで履物９は履物被い部２の使用中の様子を示している

今、私が歳を重ねてえっ！と驚くふらつきに母を思いだす。杖のお世話にならなった母ですがヨレヨレの外履きを履こうとして度々よろけていた姿だ。外置きの履物が冷遇されていたから直射日光、雨、風に晒されて色あせ、劣弱により形崩れで硬く足にフイットし難かった事に自分がこの年になって気ずいた。履物に被いをかぶせることで劣化を遅らせる事ができて其処に取り付けた取っ手が体の支えになり躓きやふらつきを助けることができる。このような履物被い具は生活上利用価値があると考えます。

１ 履物被い具
２ 履物被い部
３ 取っ手固定部
４ 取っ手
５ 取っ手の継ぎ手
６ 足置き
７ 履物被い部枠部材
８ 取っ手固定部の底部
９ 履物
１０ 空気穴

Claims (4)

1. 履物被い部２には取っ手固定部３が設けてあり取っ手固定部３へ取っ手４を納め一体化した事を特徴とした履物被い具。
2. 履物被い部２の枠部材は硬質の素材で作られていて枠上面は収縮性のある素材からなる請求項１に記載の履物被い具。
3. 下部に足置き部材を備えた事を特徴とする請求項１または請求項２に記載の履物被い具。
4. 前記履物被い部２に脱着可能な取っ手４を取り付ける事を特徴とした請求項１から３の何れかに記載の履物被い具。