JP3200890U - テニスボールを使用したマッサージ器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】テニスボールを使用して、使用者の身体に押し当ててマッサージを行う場合、簡単な器具でテニスボールを固定し、高さおよびテニスボールの間隔を調整し、複数のテニスボールを同時に使用できるようなマッサージ器具を提供する。【解決手段】テニスボール2を使用して、マッサージ器具1の開口部にテニスボール2の一部を嵌合し、テニスボール2のずれを防止する。詳細説明としては、マッサージ器具1は基板の一面を設けた開口部には、適宜深さがあり底部が設けてあり、底部には開口部の内径より小さい内径のほかの開口部が設けてある。またマッサージ器具1には少なくとも一対となる相隣る開口部は、両開口部にテニスボール2が互いに当接することなく、その一部を嵌合し得る寸法だけ隔ててある。また相隣る3つの開口部は連通させてあり、各開口部の中心位置は各開口部の内の両端の開口部にテニスボール2が互いに当接することなくその一部を嵌合し得る寸法だけ相互に隔ててある。【選択図】図5
Description
本考案は、使用者の身体に押し当ててマッサージを行う器具に関する。
従来の方法では、テニスボールを床または畳の上に置いて、身体に当たるようマッサージを行っていたが、テニスボールが不安定のため転がりやすく、布団または座布団の上に置いてマッサージを行っていた。
近似した先行事例として、特許文献1では円状の凹部または棒状の凹部にゴルフボールを入れて、足の裏をマッサージするという構造。
従来の方法では、テニスボールが転がるため、マッサージが実施しにくいという課題。
近似した先行事例は、両面に異なった開口部がないため、テニスボールの高さ調整ができないという課題。
また、複数のテニスボールを同時に使用してマッサージをすることができないという点が課題。
テニスボールを使用して、使用者の身体に押し当ててマッサージを行うようになしてあり、テニスボールが転がらないよう、基板の一面又は両面に複数の開口部が列をなして設けてあり、少なくとも2つの開口部にそれぞれのテニスボールの一部を嵌合させて、両テニスボールを使用者の身体に押し当てて、マッサージを行うように構成してあることを特徴とする。
上記の考案において、基板の一面を設けた開口部には、適宜深さがあり底部が設けてあり、該底部には前記開口部の内径より小さい内径のほかの開口部が設けてある構成である。
また上記の考案において、少なくとも一対となる相隣る開口部は、両開口部にテニスボールが互いに当接することなく、その一部を嵌合し得る寸法だけ隔ててある構成である。
また上記の考案において、相隣る3つの開口部は連通させてあり、各開口部の中心位置は各開口部の内の両端の開口部にテニスボールが互いに当接することなくその一部を嵌合し得る寸法だけ相互に隔ててある構成である。
また上記の考案において、マッサージ器具とテニスボールとを備えるマッサージセットである。
よって、テニスボールが転がらず、一面または両面でテニスボールの高さを調整することができ、当たり強さを調節することができるようになる。
2つ以上のテニスボールを使用する場合、好みの間隔を自分で選ぶことができるようになる。
本考案のマッサージ器具について図面を参照して説明する。
なお、以下に示す実施の形態は、本考案を具体化するための一つの例を示すものであって、本考案の構成をこれに限定するものではない。また、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、相対的配置等は特定的な記載がない限りは本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本考案のマッサージ器具1は図2又は図3のように基板およびテニスボール2から構成されており、基板の一面に7つの開口部があり、その開口部の少なくとも2つにテニスボール2の一部を嵌合させるよう構成されている。
基板の大きさはテニスボール2が少なくとも2つ以上使用できる大きさを有する大きさが必要である。例えば100〜400mmの長さを有し、幅30〜80mm、高さ6〜20mm又は開口部の直径20〜55mmとする形状の基板が望ましいと思われる。ただし、形状については、例えば正方形、長方形、三角形、円形、多角形であったとしても制限しない。
テニスボール2のサイズは国際テニス連盟で規定されている直径65.4〜68.6mmとされているため、平均直径を67.0mmとする。直径67.1mm以上のテニスボール2は使用しないことが望ましい。よってマッサージ器具1の基板の長さが100mm未満の場合はテニスボール2を2つ並べることができないため、最低でも100mmの長さが必要。幅又は高さには制限はない。
開口部の直径は上記で記載した国際テニス連盟で規定されたテニスボールのサイズ平均直径67.0mmより大きい場合はテニスボールが貫通するため、67.0mmを超える開口部は不要である。
本考案のマッサージ器具1は図3では開口部が1列で図示してあるが、1列とは限らなくてもよい。
本考案のマッサージ器具1の素材は、プラスチック材料を利用し、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ABS樹脂、ポリスチレン(PS)等の熱可塑性プラスチック材料が挙げられる。プラスチック以外の素材を使用してもかまわない。
本考案のマッサージ器具1は図3のように基板の一面に設けた開口部直径40〜55mmには、図2のように深さが3〜10mmであり、底部が設けてある。その該底部には前記開口部の内径より小さい内径20〜40mmのほかの開口部が設けてある。
本考案のマッサージ器具1の少なくとも一対となる相隣る開口部は1つの開口部の中心から一対の開口部の中心までの距離が68〜80mmある。これは、少なくとも2つ以上のテニスボール2が互いに当接することなくその一部を嵌合し得る寸法だけ隔ててある望ましい寸法である。しかし、80mm以上の寸法でも制限はしない。
本考案のマッサージ器具1は図3のように、相隣る3つの開口部の内の相隣る2つの開口部の中心距離は34〜40mmで連通させてある。又、相隣る3つの開口部の各開口部の内の両端の開口部の中心位置は68〜80mmの間隔となり、テニスボール2が互いに当接することなくその一部を嵌合し得る寸法だけ相互に隔ててある。ただし、4つ以上の開口部の連通でも制限は設けない。また相隣る3つの開口部の中心が34〜40mm以外の間隔でも制限を設けない。
本考案のマッサージ器具1はテニスボール2と共にセットとなるものである。また、それ以外の付属品をつけてもよい。
これより使用実例について説明する。
本考案のマッサージ器具1は図1又は図2のように、一面ある開口部に少なくとも2つ以上テニスボール2の一部を嵌合させ、図5のように使用者の首、背中、および腰等への押し当てて使用するものである。
マッサージ器具1の開口部の小さい側である図4に、テニスボール2を置いた場合は、使用者の首、背中、および腰等への当たり強さが強い傾向があり、開口部の大きい側へテニスボール2を置いた場合は、使用者の首、背中、および腰等への当たり強さが弱い傾向がある。ただし、絶対的ではない。
マッサージ器具1の開口部に少なくとも2つ以上のテニスボール2を置くことで、同時に使用者の首、背中、および腰等の2箇所以上に押し当てることができる。また、使用者の好みの間隔で使用できる。
2つ以上のテニスボール2を置いたマッサージ器具1を少なくとも2つ以上使用し、使用者の首、肩、腰等を同時にマッサージすることも可能である。
マッサージ器具1は角部に丸みを帯びたR加工を施しているため、マッサージ器具の基板の角部を利用して、使用者の首、背中、および腰等を直接または当て布等を敷き間接的にマッサージすることも可能である。ただし、強さの調節は自身で行うこととする。
保管の場合、マッサージ器具1の開口部を利用し、フックおよび釘等に引っ掛けて、壁および柱などにかけておくことも可能である。
本考案のマッサージ器具1は、プラスチックで構成されているので、繰り返し使用が可能である。
1.マッサージ器具
2.テニスボール
3.使用者
2.テニスボール
3.使用者
Claims (5)
- テニスボールを使用して、使用者の身体に押し当ててマッサージを行うようになしてあり、テニスボールが転がらないよう、基板の一面又は両面に複数の開口部が列をなして設けてあり、少なくとも2つの開口部にそれぞれのテニスボールの一部を嵌合させて、両テニスボールを使用者の身体に押し当てて、マッサージを行うように構成してあることを特徴とするマッサージ器具。
- 前記基板の一面を設けた開口部には、適宜深さがあり底部が設けてあり、該底部には前記開口部の内径より小さい内径のほかの開口部が設けてある請求項1記載マッサージ器具。
- 少なくとも一対となる相隣る開口部は、両開口部にテニスボールが互いに当接することなく、その一部を嵌合し得る寸法だけ隔ててある請求項1又は2のマッサージ器具。
- 相隣る3つの開口部は連通させてあり、各開口部の中心位置は各開口部の内の両端の開口部にテニスボールが互いに当接することなくその一部を嵌合し得る寸法だけ相互に隔ててある請求項1から3のいずれかに記載のマッサージ器具。
- 請求項1から4いずれか記載のマッサージ器具とテニスボールとを備えるマッサージセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004490U JP3200890U (ja) | 2015-08-17 | 2015-08-17 | テニスボールを使用したマッサージ器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004490U JP3200890U (ja) | 2015-08-17 | 2015-08-17 | テニスボールを使用したマッサージ器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200890U true JP3200890U (ja) | 2015-11-12 |
Family
ID=54543951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015004490U Expired - Fee Related JP3200890U (ja) | 2015-08-17 | 2015-08-17 | テニスボールを使用したマッサージ器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3200890U (ja) |
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2015
- 2015-08-17 JP JP2015004490U patent/JP3200890U/ja not_active Expired - Fee Related
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