JP3200612U - 改良された動作をもたらすワイヤフィーダと溶接電源との間の双方向通信 - Google Patents

改良された動作をもたらすワイヤフィーダと溶接電源との間の双方向通信 Download PDF

Info

Publication number
JP3200612U
JP3200612U JP2015600040U JP2015600040U JP3200612U JP 3200612 U JP3200612 U JP 3200612U JP 2015600040 U JP2015600040 U JP 2015600040U JP 2015600040 U JP2015600040 U JP 2015600040U JP 3200612 U JP3200612 U JP 3200612U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
power source
wire feeder
output
welding power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015600040U
Other languages
English (en)
Inventor
エニーエディ,エドワード,エー
ワイルダー,ウイリアム,デルヴォン
マシューズ,ウイリアム,ティー
チャントリー,ブルース,ジョン
Original Assignee
リンカーン グローバル,インコーポレイテッド
リンカーン グローバル,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リンカーン グローバル,インコーポレイテッド, リンカーン グローバル,インコーポレイテッド filed Critical リンカーン グローバル,インコーポレイテッド
Application granted granted Critical
Publication of JP3200612U publication Critical patent/JP3200612U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
    • B23K9/1006Power supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/122Devices for guiding electrodes, e.g. guide tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • B23K9/173Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a consumable electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

【課題】溶接システムおよび溶接システムの動作を向上させるための溶接電源を提供する。【解決手段】第1のワイヤレストランシーバを有する溶接電源130と、第2のワイヤレストランシーバを有する溶接ワイヤフィーダ120と、溶接電源130から溶接ワイヤフィーダ120に電力を供給するために溶接電源130を溶接ワイヤフィーダ120に動作的に接続する溶接出力ケーブルとを含み、第1のワイヤレストランシーバ及び第2のワイヤレストランシーバは、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間で双方向通信をもたらすように構成され、第2のワイヤレストランシーバは、溶接電源130からの電力によって給電されるように構成される。溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の双方向通信がワイヤレスに或いは溶接出力ケーブルを通じて提供される。溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信は、溶接ワイヤフィーダでの出力電圧選択並びに溶接しないときに溶接電源が低出力電力状態に入ることを容易化する。【選択図】図1

Description

本考案は請求項1及び2に従った溶接システムに関し、請求項6及び7に従った溶接電源に関する。本考案の特定の実施態様は溶接に関する。より具体的には、本考案の特定の実施態様は溶接システムの動作を向上させる溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信のシステム及び方法に関する。
多くの従来技術の溶接システムにおいて、溶接電源の出力電圧レベルは(溶接を行っていないときの)より高い開放電圧レベルと(溶接を行っているときの)より低い電圧レベルとの間で切り換わる。溶接を行っていないときのそのようなより高い開放電圧レベルの一定の圧力は、操作者又は溶接されるべきワークピースに危険を与え得る。更に、溶接ワイヤフィーダは溶接電源によって溶接電極に提供される高電力を切り換える電気接触器を有することも多い。接触器は溶接ワイヤフィーダのコスト及び重量を増大させ、頻繁な保守を必要とする。多くの従来技術の溶接システムは、溶接ワイヤフィーダの動作用の電力をもたらすために溶接ワイヤフィーダ内の電池又は他のエネルギ貯蔵装置に依存する溶接ワイヤフィーダを用いる。そのような電池又は他のエネルギ貯蔵装置は溶接ワイヤフィーダに対する追加的なコストであり、溶接ワイヤフィーダの動作に応じて幾分早く消耗させられ得る。また、多くの従来技術の溶接システムは、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の専用の制御ケーブルに依存し、それは重量を増大させ、旅行危険を引き起こすことがあり、頻繁に修理を必要とする。
従来的な、伝統的な、提案されるアプローチの更なる制約及び不利点は、そのようなシステム及び方法と、図面を参照して本出願の残余に示されるような本考案の実施態様との比較を通じて、当業者に明らかになるであろう。
上述の制約及び不利点を克服することが目的である。この問題は請求項1及び2に従った溶接システムによって解決され、請求項6及び7に従った溶接電源によって解決される。本考案の更なる実施態様は従属項の主題である。本考案の実施態様は、溶接システムの動作を向上させるよう溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信のシステム及び方法を提供する。溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の双方向通信がワイヤレスに或いは溶接出力ケーブルを通じて提供される。溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信は、溶接ワイヤフィーダでの出力電圧選択を容易化し、溶接していないときに溶接電源がより低い出力電力状態に入ることも容易化する。
本考案の1つの実施態様は、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信の方法である。方法は、溶接電源種類に対応する溶接電源識別子を、溶接電源種類である溶接電源から、溶接電源に動作的に接続される溶接ワイヤフィーダに伝達することを含む。方法は、溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力範囲を、溶接電源識別子に応答して、溶接電源によって提供される溶接出力電位に対応する溶接出力電圧値の範囲に自動的にスケール変更することも含む。方法は、出力制御装置の現設定に対応して溶接ワイヤフィーダのディスプレイ上に溶接出力電圧値を自動的に表示することをを更に含み得る。方法は、出力制御装置の現設定を溶接ワイヤフィーダから溶接電源に伝達することも含み得る。通信をワイヤレスに或いは溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルを通じる符号化信号を介して通信を行い得る。方法は、溶接出力電圧値に対応する溶接出力電位を、溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダに供給する、溶接電源を更に含み得る。
本考案の1つの実施態様は、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信の方法である。方法は、溶接電源種類に対応する溶接電源識別子を、溶接電源種類である溶接電源から、溶接電源に動作的に接続される溶接ワイヤフィーダに伝達することを含む。方法は、現設定値を溶接ワイヤフィーダから溶接電源に伝達することを更に含み、現設定値は溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の現設定及び溶接電源識別子に基づく。方法は、現設定値を溶接出力電圧値に自動的に変換すること、並びに溶接出力電圧値を溶接電源から溶接ワイヤフィーダに伝達することを更に含み得る。通信をワイヤレスに或いは溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルを通じる符号化信号を介して行い得る。方法は、溶接出力電圧値を溶接ワイヤフィーダのディスプレイ上に表示することも含み得る。方法は、溶接出力電圧値に対応する溶接出力電位を、溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダに提供する、溶接電源を更に含み得る。
本考案の1つの実施態様は、溶接電源の電気出力を制御する方法である。方法は、溶接電源の電気出力を溶接電源の低電力状態の低出力電圧レベルに規制することを含む。方法は、溶接電源が溶接ワイヤフィーダからトリガ信号を受信するときに、溶接電源の電気出力を開放電圧レベルに規制することも含み、開放電圧レベルの大きさは、低出力電圧レベルの大きさよりも大きい。方法は、溶接電源の電気出力に電気的に接続されるワークピースと電極との間に電気アークが存在するときに、溶接電源の電気出力を溶接出力電圧レベルに規制することを更に含み、溶接出力電圧レベルの大きさは、低出力電圧レベルの大きさと開放電圧レベルの大きさとの間である。方法は、溶接電源がトリガ信号をもはや受信しないときに、溶接電源の電気出力を溶接電源の低電力状態の低出力電圧レベルに規制することも含み得る。溶接電源は溶接ワイヤフィーダからトリガ信号をワイヤレスに受信し得る。溶接電源は溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間に動作的に接続される溶接出力ケーブルを通じてトリガ信号を受信し得る。
本考案の1つの実施態様は、溶接システムである。溶接システムは第1のワイヤレストランシーバを有する溶接電源を含む。システムは、第2のワイヤレストランシーバを有する溶接ワイヤフィーダも含み、第1のワイヤレストランシーバ及び第2のワイヤレストランシーバは、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間で双方向通信をもたらすように構成される。システムは溶接電源から溶接ワイヤフィーダに電力を供給するために溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルを更に含み、第2のワイヤレストランシーバは溶接電源からの電力によって給電されるように構成される。システムは、溶接ワイヤフィーダのコンピュータメモリに記憶させられる複数の較正曲線を更に含み得る。複数の較正曲線の各較正曲線は溶接電源種類に対応し、溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力範囲を、第1のワイヤレストランシーバからの溶接電源種類に対応する溶接電源識別子を受信する第2のワイヤレストランシーバに応答して、溶接出力電圧値の範囲にスケール変更するように構成される。溶接出力電圧値の範囲は、対応する溶接電源種類の溶接電源が溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダに提供するように構成される溶接出力電位の範囲に対応し得る。ある実施態様によれば、溶接電源からの電力によって完全に給電されるように溶接ワイヤフィーダを構成し得る。
本考案の1つの実施態様は、溶接システムである。溶接システムは、第1のトランシーバを有する溶接電源と、第2のトランシーバを有する溶接ワイヤフィーダと、溶接電源から溶接ワイヤフィーダに電力を供給するために溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルとを含む。第2のトランシーバは、溶接電源からの電力によって給電されるように構成される。第1のトランシーバ及び第2のトランシーバは、溶接出力ケーブルを通じて溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間で双方向通信をもたらすように構成される。システムは溶接ワイヤフィーダのコンピュータメモリに記憶させられる複数の較正曲線を更に含み得る。複数の較正曲線の各較正曲線は溶接電源種類に対応し、溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力範囲を、第1のワイヤレストランシーバから溶接電源種類に対応する溶接電源識別子を受信する第2のワイヤレストランシーバに応答して、溶接出力電圧値の範囲にスケール変更するように構成される。溶接出力電圧値の範囲は、対応する溶接電源種類の溶接電源が溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダに提供するように構成される溶接出力電位の範囲に対応し得る。ある実施態様によれば、溶接電源からの電力によって完全に給電されるように溶接ワイヤフィーダを構成し得る。
本考案の1つの実施態様は、低電力状態を提供する溶接電源である。溶接電源は溶接ワイヤフィーダとの双方向通信を促進するように構成されるトランシーバを含む。トランシーバはワイヤレストランシーバであり得るし、或いは溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間に動作的に接続される溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダと通信するようにトランシーバを構成し得る。溶接電源は、電気出力を提供する電気出力回路構成も含む。溶接電源は、電気出力回路構成を制御するように構成されるコントローラを更に含む。コントローラは、トランシーバがトリガ信号を受信しないときに電気出力を溶接電源の低電力状態の低出力電圧レベルに規制することによって、電気出力回路構成を制御する。コントローラは、トランシーバが溶接ワイヤフィーダからトリガ信号を受信するときに並びに電気出力回路構成に電気的に接続されるワークピースと電極との間に電気アークが存在しないときに電気出力を開放電圧レベルに規制することによっても、電気出力回路構成を制御する。開放電圧レベルの大きさは、低出力電圧レベルの大きさよりも大きい。コントローラは、トランシーバが溶接ワイヤフィーダからトリガ信号を受信するときに並びに電気出力回路構成に電気的に接続されるワークピースと電極との間に電気アークが存在するときに電気出力を溶接出力電圧レベルに規制することによって、電気出力回路構成を更に制御する。溶接出力電圧レベルの大きさは、低出力電圧レベルの大きさと開放電圧レベルの大きさとの間である。ある実施態様によれば、溶接電源の低出力状態は、溶接電源に動作的に接続される溶接ワイヤフィーダを十分に給電する電力を供給するように構成される。溶接電源の好適実施態様によれば、トランシーバはワイヤレストランシーバである。更なる好適実施態様によれば、トランシーバは、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間に動作的に接続される溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダと通信するように構成される。更なる好適実施態様によれば、低電力状態は、溶接電源に動作的に接続される溶接ワイヤフィーダを十分に給電する電力を供給するように構成される。
本考案の例示の実施態様の詳細は、以下の記述及び図面からより完全に理解されるであろう。
溶接電源と溶接ワイヤフィーダとを有する溶接システムの例示的な実施態様を概略的に示すブロック図である。
図1の溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信の第1の例示的な実施態様を機能的に示すブロック図である。
図1及び図2の溶接電源及び溶接ワイヤフィーダの第1の例示的な実施態様を概略的に示すブロック図である。
図1及び図2の溶接電源及び溶接ワイヤフィーダの第2の例示的な実施態様を概略的に示すブロック図である。
図1の溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信の方法の第1の例示的な実施態様を示すフローチャートである。
2つの異なる溶接電源の種類である2つの溶接電源の2つの較正曲線の例示的な実施態様を示すグラフである。
図1の溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信の方法を示す第2の例示的な実施態様を示すフローチャートである。
図1の溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信の第2の例示的な実施態様を機能的に示すブロック図である。
図8の溶接電源の例示的な実施態様を概略的に示すブロック図である。
図9の溶接電源の動作の例示的な実施態様を示すタイミング図である。
以下は本開示内で用い得る例示的な用語の定義である。全ての用語の単数形態及び複数形態が各意味の内に入る。
ここにおいて用いられるとき、「ソフトウェア」又は「コンピュータプログラム」は、コンピュータ又は他の電子装置に機能、作用、及び/又は挙動を所望の方法において遂行させる、1つ又はそれよりも多くのコンピュータ読取可能な及び/又は実行可能な命令を含むが、それらに限定されない。動的にリンクされたライブラリからの別個のアプリケーション又はコードを含むルーチン、アルゴリズム、モジュール、又はプログラムのような様々の形態において、命令を具現し得る。独立型(スタンドアローン)プログラム、関数呼出し、サーブレット、アプレット、アプリケーション、メモリ内に記憶される命令、オペレーティングシステムの一部、又は他の種類の実行可能な命令のような様々の形態においても、ソフトウェアを実施し得る。当業者は、ソフトウェアの形態が、例えば、所望のアプリケーションの仕様、それが動作する環境、及び/又は設計者/プログラマ等の要望に依存することを理解するであろう。
ここにおいて用いられるとき、「コンピュータ」又は「処理要素」又は「コンピュータ装置」は、データを記憶し、抽出し、且つ処理し得る、任意のプログラムされる或いはプログラム可能な如何なる電子装置をも含むが、それらに限定されない。「非揮発性のコンピュータ読取可能な媒体」は、CD−ROM、取外可能なフラッシュメモリカード、ハードディスクドライブ、磁気テープ、及びフロッピー(登録商標)ディスクを含むが、それらに限定されない。
ここにおいて用いられるとき、「コンシューマブル溶接パッケージ」は、コンシューマブル溶接ワイヤのドラム、コンシューマブル溶接ワイヤのボックス、コンシューマブル溶接ワイヤのスプール、コンシューマブル溶接ワイヤのパレット、又はそれらの均等物を指すが、それらに限定されない。
ここにおいて用いられるとき、「溶接工具」は、溶接ガン、溶接トーチ、又は溶接電源によって提供されるコンシューマブル溶接ワイヤに電力を提供する目的のためにコンシューマブル溶接ワイヤを受け入れる任意の溶接装置を指すが、それらに限定されない。
ここにおいて用いられるとき、「溶接電源識別子」は、溶接電源の種類を示すコード、信号、情報、又はデータを指し、溶接電源の溶接出力電圧範囲がワイヤフィーダに知られることを可能にするために用いられる。
ここにおいて用いられるとき、「出力制御装置」は、操作者が溶接電源によってもたらされるべき所望の溶接出力電位を選択することを可能にする溶接ワイヤフィーダ内の装置を指す。出力制御装置は、ポテンシオメータ及びエンコーダを含み得るが、それらに限定されない。
ここにおいて用いられるとき、「溶接出力電位」は、溶接電源によってもたらされる実際の溶接出力電圧を指す。
ここにおいて用いられるとき、「現設定」は、現時点での溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力状態を指す。
ここにおいて用いられるとき、「現設定値」は、現時点での溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力状態の値を指す。
ここにおいて用いられるとき、「溶接出力ケーブル」は、溶接電源から溶接ワイヤフィーダに電力をもたらすよう、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間に接続し得る電気ケーブルを指す。溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信のためにも溶接出力ケーブルを用い得る。
ここにおいて用いられるとき、「符号化信号」は、符号化された情報をその上に有する電気信号を指す。
ここにおいて用いられるとき、「電気出力」は、溶接電源の電気出力回路又は出力ポートを指し得るし、或いは溶接電源の電気出力回路又は出力ポートによって提供される電力、電圧、又は電流を指し得る。
ここにおいて用いられるとき、「開放電圧」(“open circuit voltage”)は、溶接していないときに並びに低電力状態にないときに溶接電源の電気出力によってもたらされる電位を指す。
ここにおいて用いられるとき、「トリガ信号」は、溶接工具のトリガが活性化されたことを示す、溶接ワイヤフィーダから溶接電源にもたらされる信号、データ、又は情報を指す。
ここにおいて用いられるとき、「ワイヤレストランシーバ」は、無線周波数手段、赤外手段、又は有線伝送路を必要としない他の手段を介して双方向通信を提供し得る、送信機及び受信機構成を指す。
ここにおいて用いられるとき、「トランシーバ」は、有線伝送路を介して他の装置との双方向通信を提供し得る、送信機及び受信機構成を指す。
ここにおいて用いられるとき、「コンピュータメモリ」は、コンピュータ又は処理要素によって抽出し得るデジタルデータ又は情報を記憶するように構成される記憶装置を指す。
ここにおいて用いられるとき、「較正曲線」は、入力値の範囲から出力値の範囲へのマッピング、変換、又はスケーリングを指す。ここでは、「マッピング」、「変換」、及び「スケーリング」という用語、並びにそれらの派生形を交換可能に用い得る。
ここにおいて用いられるとき、「電気出力回路」は、溶接のために電気出力電力を供給することに直接的に関連する溶接電源内の回路を指す。
ここにおいて用いられるとき、「コントローラ」は、様々の出力信号又はデータに応答して溶接電源の電気出力を制御することに含まれる論理回路及び/又は処理要素並びに関連ソフトウェアを指す。
ここでは、「信号」、「データ」、及び「情報」という用語を交換可能に用い得るし、デジタル形態又はアナログ形態にあり得る。
図1は、溶接電源130と、溶接ワイヤフィーダ120とを有する、溶接システム100の例示的な実施態様の概略的なブロック図を例示している。システム100は、溶接工具140や、例えば、コンシューマブル溶接パッケージ110(消耗溶接パッケージ)の形態の、コンシューマブル溶接ワイヤ115(消耗溶接ワイヤ)の源も含み得る。溶接電源130は溶接ワイヤフィーダ120に動作的に接続され、溶接ワイヤフィーダ120は溶接工具140に動作的に接続される。ワイヤフィーダ120はコンシューマブル溶接ワイヤ115をコンシューマブル溶接パッケージ110から溶接工具140に送る。溶接電源130は溶接ワイヤフィーダ120を介して電力を溶接工具140に供給する。例えば、ワークピースを溶接する目的のために、溶接工具140で溶接ワイヤ115に電力を適用し得る。本考案の実施態様によれば、溶接ワイヤフィーダ120は前記溶接電源130からの電力によって十分に電力供給されるように構成される。ワイヤフィーダ120はバッテリ又は他のエネルギ蓄積装置を電力源として用いない。
図2は、図1の溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信の第一の例示的な実施態様を例示する機能的なブロック図である。溶接ワイヤフィーダ120は、ディスプレイ121(例えば、液晶ディスプレイ)、ユーザーインターフェース122(例えば、キーパッド又はDIPスイッチ)、出力制御装置123(例えば、ポテンシオメータ又はエンコーダ装置に動作的に接続されるダイアル又はノブ)、及びコンピュータメモリ125を含む。出力制御装置123は、溶接電源130によって供給され且つ溶接ワイヤフィーダ120を介して溶接工具140で溶接ワイヤ115に印可されるべき溶接出力電圧を設定し或いは選択するために、操作者によって用いられる。実施態様によれば、選択される溶接出力電圧を操作者に提示するために、ディスプレイ121を用い得る。
図2を参照すると、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間で双方向通信が行われる。例えば、溶接電源130は溶接電源識別子(ID)を溶接ワイヤフィーダ120に伝達し得る。溶接電源IDはワイヤフィーダ120が動作的に接続される溶接電源130の種類をワイヤフィーダ120に特定する。ワイヤフィーダ120はここにおいて後述するような溶接電源IDを用い得る。本考案の代替的な実施態様によれば、操作者はユーザーインターフェース122を介して溶接電源ID又は種類を手作業で入力し得る。
更に、溶接ワイヤフィーダ120は出力制御装置の現設定(例えば、出力制御装置のポテンシオメータからの電圧値又は出力制御装置のエンコーダからのエンコーダ値)を溶接電源130に伝達し得る。溶接電源130は現設定をここにおいて後述するように用い得る。また、溶接電源130は溶接出力電圧値を溶接ワイヤフィーダ120に伝達し得る。溶接出力電圧値は、ここにおいて後述するように、出力制御装置123の現設定に対応し得る。溶接出力電圧値をワイヤフィーダ120のディスプレイ121上に表示し得る。
図3は、図1及び図2の溶接電源130及び溶接ワイヤフィーダ120の第1の例示的な実施態様の概略的なブロック図を例示している。溶接電源130は、ワイヤレストランシーバ334を含み、溶接ワイヤフィーダ120は、ワイヤレストランシーバ324を含む。トランシーバ324及び334は、それぞれ、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間で情報をワイヤレスに送受信するように構成される。例えば、図2を再び参照するとワイヤレストランシーバ324及び334を介して、溶接電源ID、出力制御装置の現設定、及び溶接出力電圧値を伝達し得る。ワイヤレストランシーバ324及び334は、例えば、無線周波数(RF)トランシーバであり得る。例えば赤外(IR)トランシーバのような他の種類のワイヤレストランシーバも同様に可能である。
電力が溶接出力ケーブル310を介して溶接電源130から溶接ワイヤフィーダ120に供給される。しかしながら、図3の実施態様では、溶接出力ケーブル310は溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信のために用いられない。本考案の実施態様によれば、溶接ワイヤフィーダ120内のワイヤレストランシーバ324は、溶接出力ケーブル310を通じて溶接電源130によって供給される電力によって給電される。他の実施態様では、溶接ワイヤフィーダ120全体が溶接電源130からの電力によって完全に給電されるように構成される。更に、溶接出力ケーブル310を通じて溶接電源130によって供給される電力は、溶接のために溶接工具140で溶接ワイヤ115に溶接出力電位をもたらすためにも用いられる。
図4は、図1及び図2の溶接電源130及び溶接ワイヤフィーダ120の第2の例示的な実施態様の概略的なブロック図を例示している。溶接電源130はトランシーバ434を含み、溶接ワイヤフィーダ120はトランシーバ424を含む。トランシーバ424及び434は、それぞれ、溶接出力ケーブル310を通じて溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間で情報を送受信するように構成される。例えば、図2を再び参照すると、トランシーバ424及び434を介して、溶接電源ID、出力制御装置の現設定、及び溶接出力電圧値を、それぞれ、溶接出力ケーブル310を通じて電気信号410として伝達し得る。
再び、電力は溶接出力ケーブル310を介して溶接電源130によって溶接ワイヤフィーダ120に供給される。しかしながら、溶接出力ケーブル310は、図4の実施態様において、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信のためにも用いられる。本考案の実施態様によれば、溶接ワイヤフィーダ120内のトランシーバ424は、溶接出力ケーブル310を通じて溶接電源130によって供給される電力によって給電される。他の実施態様によれば、溶接ワイヤフィーダ120全体が溶接電源130からの電力によって完全に給電されるように構成される。更に、溶接電源130によって溶接出力ケーブル310を通じて溶接ワイヤフィーダ120に供給される電力は、溶接のために溶接工具140で溶接ワイヤ115に溶接出力電位をもたらすためにも用いられる。
図5は、図1の溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信の方法500の第1の例示的な実施態様のフローチャートである。方法500のステップ510において、溶接電源種類に対応する溶接電源識別子(ID)が、IDによって特定されるような溶接電源種類である溶接電源から、溶接電源に動作的に接続される溶接ワイヤフィーダに伝達される。方法500のステップ520において、溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力範囲が、溶接電源IDに応答して、溶接電源によってもたらされる溶接出力電位の範囲に対応する溶接出力電圧値の範囲に自動的にスケール変更される(scaled)。
方法500のステップ530において、出力制御装置の現設定に対応する溶接出力電圧値が、溶接ワイヤフィーダのディスプレイ上に自動的に表示される。方法500のステップ540において、出力制御装置の現設定が溶接ワイヤフィーダから溶接電源に伝達される。方法500のステップ550において、溶接出力電圧値に対応する溶接出力電位が、溶接電源を溶接ワイヤフィーダに接続する溶接出力ケーブル310を通じて、溶接電源によって溶接ワイヤフィーダに提供される。
本考案の1つの実施態様によれば、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信は、例えば、図3の実施態様に従って、ワイヤレスに達成される。本考案の他の実施態様によれば、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信は、例えば、図4の実施態様に従って、溶接出力ケーブル310を通じて達成される。
図2を参照すると、方法500の一例として、溶接電源130は溶接ワイヤフィーダ120に溶接電源IDを伝達し得る。溶接ワイヤフィーダ120はIDを受信して読み取り、溶接ワイヤフィーダ120のコンピュータメモリ125内に記憶される較正曲線を選択するためにIDを用いる。較正曲線は、出力制御装置123の出力範囲を、溶接のために溶接電源130によって提供される溶接出力電位の範囲に対応する溶接出力電圧値の範囲に、どのようにスケール変更し、マッピングし、或いは変換するかを、溶接ワイヤフィーダ120に効果的に知らせる。例えば、較正曲線の各々は、アドレス指定し得るルックアップ表の形態であり得る。
例えば、出力制御装置123が、溶接電源130によって給電されるときにポテンシオメータに亘って印可される−5VDC及び+10VDCの電圧を有するポテンシオメータを含むならば、溶接ワイヤフィーダ120は、溶接電源130によって提供される溶接出力電位の範囲と均等である溶接電源のための較正曲線に基づき、−5VDCから+10VDCの範囲を+10VDCから+80VDCの範囲にスケール変更し得る。従って、ポテンシオメータ出力が、例えば、+5VDCを示すように、操作者が出力制御装置123のダイアル又はノブ(又はそれらの均等物)を回すならば、較正曲線を適用する溶接ワイヤフィーダ120は、例えば、+50VDCの溶接出力電圧値を表示し得る。
更に、出力制御装置123の+5VDCの設定が出力制御装置の現設定として溶接電源130に伝達されるとき、溶接電源130内のコントローラは、溶接時に溶接出力ケーブル310を通じて+50VDCの溶接出力電位を溶接ワイヤフィーダ120にもたらすよう溶接出力電位を規制するように構成される。
図6は、2つの異なる溶接電源種類である2つの溶接電源(溶接電源A及び溶接電源B)の2つの較正曲線の例示的な実施態様を例示するグラフである。図6から分かるように、較正曲線は、例えば、(溶接電源Aに関して)直線的であり、(溶接電源Bに関して)非直線的であり得る。再び、各溶接電源種類は、ここにおいて議論する目的のために溶接ワイヤフィーダ内に記憶し得る、その独自の較正曲線を有し得る。本考案の代替的な実施態様によれば、溶接電源130は、代わりに、その較正曲線を溶接ワイヤフィーダ120に伝達し得る。そのような代替的な実施態様において、溶接ワイヤフィーダは様々の種類の溶接電源のために複数の較正曲線を記憶する必要はない。代わりに、溶接電源130はそのコンピュータメモリ135内に単一の較正曲線を記憶し得る。
図7は、図1の溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信の方法700の第2の例示的な実施態様のフローチャートである。図5の方法500において、較正曲線は溶接ワイヤフィーダ120内にある。図7の方法700において、較正曲線は溶接電源130内にある。
方法700のステップ710において、溶接電源種類に対応する溶接電源識別子(ID)が、IDによって特定されるような溶接電源種類である溶接電源から、溶接電源に動作的に接続される溶接ワイヤフィーダに伝達される。方法700のステップ720において、溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の現設定値が溶接ワイヤフィーダから溶接電源に伝達され、現設定値は溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の現設定及び溶接電源IDに基づく。即ち、溶接ワイヤフィーダは、出力制御装置の出力範囲を、溶接電源IDに基づき、溶接電源が溶接ワイヤフィーダから見ることを予期する範囲にスケール変更し或いは変換するように構成される。
方法700のステップ730において、溶接電源は現設定値を溶接出力電圧値に自動的に変換する。ある実施態様によれば、溶接電源は変換を達成するために較正曲線を利用する。方法700のステップ740において、溶接出力電圧値は溶接電源から溶接ワイヤフィーダに伝達される。方法700のステップ750において、溶接出力電圧値は溶接ワイヤフィーダのディスプレイに表示される。方法700のステップ760において、溶接電源は、溶接出力電圧値に対応する溶接出力電位を、溶接電源を溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルを通じて、溶接ワイヤフィーダに提供する。再び、溶接電源内のコントローラが、溶接出力電位を、溶接ワイヤフィーダからの現設定値に基づき、溶接時に溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダに提供するために、溶接出力電位を規制するように構成される。
本考案の1つの実施態様によれば、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信は、例えば、図3の実施態様に従って、ワイヤレスに達成される。本考案の他の実施態様によれば、溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信は、例えば、図4の実施態様に従って、溶接出力ケーブル310を通じて達成される。
方法700の一例として、図2を再び参照すると、溶接電源130は溶接電源IDを溶接ワイヤフィーダ120に伝達し得る。溶接ワイヤフィーダ120は、IDを受信して読み取り、そのID及び出力制御装置123の現設定を用い、出力制御装置123のエンコーダ出力を現設定値(例えば、3VDC)に変換する。再び、溶接ワイヤフィーダ120は、出力制御装置123の出力範囲を、溶接電源IDに基づき、溶接電源130が溶接ワイヤフィーダ120から見ることを予期する範囲(例えば、0〜5VDC)にスケール変更し或いは変換するように構成される。次に、現設定値(例えば、3VDC)は溶接ワイヤフィーダ120から溶接電源130に伝達され、溶接電源130は、較正曲線を用いて、現設定値を溶接出力電圧値(例えば、50VDC)に変換する。
一般的には、溶接電源IDは、出力制御装置123のエンコーダ出力をどのように変換し或いはスケール変更するかを溶接ワイヤフィーダ120に知らせ、溶接電源130内のコントローラが、溶接出力電位を、溶接ワイヤフィーダ120からの現設定値に基づき、溶接時に溶接出力ケーブルを通じて溶接ワイヤフィーダに提供するために、溶接出力電位を規制するように構成される。再び、図7の方法700において、較正曲線は溶接電源130内にある。図5の方法500において、較正曲線は溶接ワイヤフィーダ120内にある。溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信はワイヤレスに(例えば、図3を参照)或いは溶接出力ケーブル310を通じて(図4を参照)行われる。溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間に別個の制御装置又は通信ケーブルは不要である。
図8は、図1の溶接電源130と溶接ワイヤフィーダ120との間の通信の第2の例示的な方法を例示する機能的なブロック図である。溶接システムの操作者が溶接を行うことを欲するとき、操作者は溶接工具140のトリガ141を押し得る。トリガ141を押すや否や、図3及び図4に関してここで前述したようにワイヤレスに或いは溶接出力ケーブルを通じて、トリガ信号が溶接ワイヤフィーダ120から溶接電源130に伝達される。
図9は、図8の溶接電源130の例示的な実施態様の概略的なブロック図を例示している。溶接電源130は溶接ワイヤフィーダ120との双方向通信をワイヤレスに促進するように構成される。代替的に、代わりに、溶接電源130は溶接出力ケーブル310を通じた溶接ワイヤフィーダ120との双方向通信を促進するように構成される(図4を参照)。溶接電源130は、トランシーバ334に動作的に接続されるコントローラ910や、コントローラ910に動作的に接続され且つ電気出力930をもたらす電気出力回路構成920も含む。本考案の実施態様によれば、電気出力930は溶接出力ケーブル310に動作的に繋がるように構成される。
ある実施態様によれば、コントローラ910及び電気出力回路構成920は、当該技術分野において周知であるように、波形発生器、パルス幅変調器、インバータ回路構成及び/又チョッパ回路構成、論理回路構成及び/又は処理要素及び関連ソフトウェア、及びコンピュータメモリを含む。しかしながら、コントローラ910及び電気出力回路構成は、図10に関して記載されるように、ある実施態様によれば、低電力状態をもたらすように構成される。
図10は、図9の溶接電源130の動作を例示するタイミング図1000の例示的な実施態様である。タイミング図1000は、トリガ信号1010に対して溶接出力を示している。溶接工具140のトリガ141が活性化され、トリガ信号1010が溶接電源130で受信される前に、溶接電源130は低電力状態にあり、電気出力は低出力電圧レベル1020(例えば、15VDC)であるように規制される。低電力状態において、溶接電源130は、ある実施態様によれば、溶接ワイヤフィーダ120全体に給電するのに十分な電力(例えば、4アンペアで15VDC)をもたらし得る。
トリガ141が活性化され、トリガ信号1010が溶接電源130によって受信されるときであるが、アークを点火するために消耗電極がワークピースに近接して位置付けられる前に、溶接電源130は開放電圧(OCV)状態にあり、電気出力は開放電圧(OCV)レベル1030(例えば、80VDC)に規制される。OCVレベル1030の大きさは、低出力電圧レベル1020の大きさよりも大きい。ある実施態様によれば、OCVレベル1030は消耗電極とワークピースとの間のアークを開始するのに十分であるが、低出力電圧レベル1020は十分ではない。更に、OCVレベル1030は溶接ワイヤフィーダ120に給電するのに更に十分である。
消耗電極とワークピースとの間にアークが点火され、トリガ信号1010が依然として存在するとき、溶接電源130は溶接状態にあり、電気出力は選択的な溶接出力電圧レベル1040(例えば、50VDC)に規制される。溶接出力電圧レベル1040の大きさは、低出力電圧レベル1020の大きさと開放電圧レベル1030の大きさとの間にある。溶接工具140のトリガ141が解放され、トリガ信号1010が消え失せると、溶接電源130は再び低電力状態になり、電気出力は再び低出力電圧レベル1020(例えば、15VDC)に規制される。
図10に示されるように、溶接電極とワークピースとの間で電気的短絡が起こるならば、短絡のときの間に、溶接出力は0VDCの短絡電圧1050になる。短絡が解消されると、溶接出力は低出力電圧レベル1020に戻る。低電力状態を提供することによって、溶接電源は、溶接電源の電気出力での開放電圧の存在を最小限化することによって、操作者又は溶接されるべきワークピースに対して提示される電気的危険を低減させ或いは排除し得る。トリガ信号を溶接ワイヤフィーダから溶接電源にワイヤレスに或いは溶接出力ケーブルを通じて伝達することによって、トリガ信号のための別個のケーブルは不要である。更に、ここにおいて記載するような低電力状態を提供することによって、溶接電源によって提供される高電力を切り換えるための電気的接触器は溶接ワイヤフィーダにおいて不要であり得る。
安全機能として、溶接電源が溶接ワイヤフィーダとの通信を失うならば(例えば、トリガ信号の喪失)、低電力状態に自動的に戻るように溶接電源を構成し得る。本考案の代替的な実施態様によれば、トリガ信号はOFF信号によって補完される。即ち、溶接電源は初期的にトリガ信号を受信してOCV状態又は溶接状態に入ることを命令し、次に、別個のOFF信号信号を受信して低電力状態に戻るよう命令する。
要約すれば、溶接システムの動作を向上させる溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信のシステム及び方法を開示する。溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の双方向通信がワイヤレスに或いは溶接出力ケーブルを通じて提供される。溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間の通信は溶接ワイヤフィーダでの出力電圧選択並びに溶接を行わないときに溶接電源が低出力状態に入ることを容易化する。更に、溶接電源は溶接ワイヤフィーダを動作する電力を提供し、溶接ワイヤフィーダ内のバッテリ又は何らかの他のエネルギ蓄積装置の必要を排除し、電源及び溶接ワイヤフィーダが有意な距離だけ分離されているときでさえも、溶接電源と溶接ワイヤフィーダとの間のロバストな(頑強な)双方向通信を可能にし得る。
付属の請求項において、「包含する」(“including”)及び「有する」(“having”)という用語は、「含む」(“comprising”)という用語の普通語の均等物として用いられ、「その場合」(“in which”)という用語は、「そこにおいて」(“wherein”)と均等である。その上、付属の請求項において、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「上方」、「下方」、「底」、「頂」等の用語は、印として用いられるに過ぎず、それらの物体に数字的又は位置的な制約を課すことを意図しない。更に、付属の請求項の制限は、ミーンズ・プラス・ファンクション形態において記述されず、そのような請求項の制限が「〜のための手段」の後に更なる構成のない機能の記述が続く成句を明示的に用いない限り且つそのような成句を明示的に用いるまで、35U.S.C.§112第6パラグラフに基づき解釈されることを意図しない。ここにおいて用いられるとき、単数形において引用され且つ不定冠詞が先行する要素又はステップは、そのような排除が明示的に記述されない限り、複数の前記要素又はステップを排除しないように解釈されなければならない。更に、本考案の「1つの実施態様」の言及は、引用される特徴を同様に含む追加的な実施態様の存在を排除するよう解釈されることを意図しない。その上、逆のことが明示的に陳述されない限り、特定の特性を有する要素又は複数の要素を「含む」、「包含する」、又は「有する」実施態様は、その特性を有さない追加的なそのような要素を含み得る。その上、同等の又は類似の要素を有するものとして特定の実施態様を示し得るが、これは例示の目的のためであるに過ぎず、請求項中で特定されない限り、そのような実施態様は必ずしも同一の要素を有する必要はない。
ここにおいて用いられるとき、「〜し得る」(“may”)及び「〜され得る」(“may be”)という用語は、一連の状況における発生、特定の特性、特徴、又は機能の保有の可能性を示し、且つ/或いは修飾される動詞と関連する能力、容量、又は可能性のうちの1つ又はそれよりも多くを表現することによって他の動詞を修飾する。従って、「〜し得る」及び「〜され得る」の使用は、一部の状況においては、修飾される用語が適切でなく、可能でなく、或いは適していないことがあり得ることを考慮しながら、修飾される用語が、表示される能力、機能、又は使用に明らかに適切である、可能である、或いは適していることを示す。例えば、一部の状況では、ある事象又は能力を予期し得るが、他の状況では、その事象又は能力は起こり得ない−この区別は「〜し得る」及び「〜され得る」という用語によって捕らえられる。
この書面の記載は、最良モードを含めて本考案を開示するために、並びに当業者が如何なる装置又はシステムをも作製し且つ使用すること並びに如何なる組み込まれる方法をも遂行することを含めて本考案を実施することを可能にするために、実施例を用いる。本考案の特許可能な範囲は請求項によって定められ、当業者の心に思い浮かび得る他の実施例を含み得る。そのような他の実施例が請求項の文字通りの言語と異ならない構造的要素を有するならば、或いはそれらが請求項の文字通りの言語と僅かに異なる均等構成を含むならば、それらは請求項の範囲内にあることを意図する。
本出願の請求される主題を特定の実施態様を参照して記載したが、当業者は、請求される主題の範囲から逸脱することなく様々の変更を行い得ること、並びに均等物で置換し得ることを理解するであろう。加えて、請求される主題の範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料を請求される主題の教示に適合させるために、多くの変更を行い得る。従って、請求される主題は開示の特定の実施態様に限定されず、請求される主題は付属の請求項の範囲内に入る全ての実施態様を含むことを意図する。
100 溶接システム
110 溶接パッケージ
115 溶接ワイヤ
120 溶接ワイヤフィーダ
121 ディスプレイ
122 ユーザーインターフェース
123 出力制御装置
125 コンピュータメモリ
130 電源
135 コンピュータメモリ
140 溶接工具
141 トリガ
310 出力ケーブル
324 ワイヤレストランシーバ
334 ワイヤレストランシーバ
410 電気信号
424 トランシーバ
434 トランシーバ
500 方法
510 ステップ
520 ステップ
530 ステップ
540 ステップ
550 ステップ
700 方法
710 ステップ
720 ステップ
730 ステップ
740 ステップ
750 ステップ
760 ステップ
910 コントローラ
920 出力回路構成
930 電気出力
1000 タイミング図
1010 トリガ信号
1020 出力電圧レベル
1030 開放電圧(OCV)レベル
1040 出力電圧レベル
1050 短絡電圧

Claims (7)

  1. 第1のワイヤレストランシーバを有する溶接電源と
    第2のワイヤレストランシーバを有する溶接ワイヤフィーダと、
    前記溶接電源から前記溶接ワイヤフィーダに電力を供給するために前記溶接電源を前記溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルとを含み、
    前記第1のワイヤレストランシーバ及び前記第2のワイヤレストランシーバは、前記溶接電源と前記溶接ワイヤフィーダとの間で双方向通信をもたらすように構成され、
    前記第2のワイヤレストランシーバは、前記溶接電源からの電力によって給電されるように構成される、
    溶接システム。
  2. 第1のトランシーバを有する溶接電源と、
    第2のトランシーバを有する溶接ワイヤフィーダと、
    前記溶接電源から前記溶接ワイヤフィーダに電力を供給するために前記溶接電源を前記溶接ワイヤフィーダに動作的に接続する溶接出力ケーブルとを含み、
    前記第2のトランシーバは、前記溶接電源からの電力によって給電されるように構成され、前記第1のトランシーバ及び前記第2のトランシーバは、前記溶接出力ケーブルを通じて前記溶接電源と前記溶接ワイヤフィーダとの間で双方向通信をもたらすように構成される、
    溶接システム。
  3. 前記溶接ワイヤフィーダのコンピュータメモリ内に記憶させられる複数の較正曲線を更に含み、前記複数の較正曲線の各較正曲線は、溶接電源種類に対応し、前記第1のトランシーバ又は第1のワイヤレストランシーバから溶接電源種類に対応する溶接電源識別子を受信する前記第2のトランシーバ又は第2のワイヤレストランシーバに応答して、前記溶接ワイヤフィーダの出力制御装置の出力範囲を溶接出力電圧値の範囲にスケール変更するように構成される、請求項1又は2に記載の溶接システム。
  4. 溶接出力電圧値の前記範囲は、前記対応する溶接電源種類の溶接電源が前記溶接出力ケーブルを通じて前記溶接ワイヤフィーダに供給するように構成される溶接出力電位の範囲に対応する、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の溶接システム。
  5. 前記溶接ワイヤフィーダは、前記溶接電源からの電力によって完全に給電されるように構成される、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の溶接システム。
  6. 低電力状態を提供する溶接電源であって、
    溶接ワイヤフィーダとの双方向通信を促進するように構成されるトランシーバと、
    電気出力を提供する電気出力回路構成と、
    コントローラとを含み、
    該コントローラは、
    前記トランシーバがトリガ信号を受信しないときに、前記電気出力を前記溶接電源の低電力状態の低出力電圧レベルに規制することによって、
    前記トランシーバが溶接ワイヤフィーダからトリガ信号を受信するときに並びに前記電気出力回路構成に電気的に接続されるワークピースと電極との間に電気アークが存在しないときに、前記電気出力を開放電圧レベルに規制することによって、並びに
    前記トランシーバが溶接ワイヤフィーダからトリガ信号を受信するときに並びに前記電気出力回路構成に電気的に接続されるワークピースと電極との間に電気アークが存在するときに、前記電気出力を溶接出力電圧レベルに規制することによって、
    前記電気出力回路構成を制御するように構成され、
    前記開放電圧レベルの大きさは、前記低出力電圧レベルの大きさよりも大きく、
    前記溶接出力電圧レベルの大きさは、前記低出力電圧レベルの大きさと前記開放電圧レベルの大きさとの間である、
    溶接電源。
  7. 溶接していないときに低電力レベルを出力するように構成される溶接電源であって、トリガ信号を受信するまで開放電圧又は溶接出力電圧を生成しないように更に構成される、溶接電源。
JP2015600040U 2012-06-28 2013-07-02 改良された動作をもたらすワイヤフィーダと溶接電源との間の双方向通信 Expired - Fee Related JP3200612U (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/535,572 2012-06-28
US13/535,572 US20140001169A1 (en) 2012-06-28 2012-06-28 Two-way communication between a wire feeder and a welding power source providing improved operation
PCT/IB2013/001414 WO2014001900A2 (en) 2012-06-28 2013-07-02 Two-way communication between a wire feeder and a welding power source providing improved operation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3200612U true JP3200612U (ja) 2015-10-29

Family

ID=48916121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015600040U Expired - Fee Related JP3200612U (ja) 2012-06-28 2013-07-02 改良された動作をもたらすワイヤフィーダと溶接電源との間の双方向通信

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20140001169A1 (ja)
JP (1) JP3200612U (ja)
KR (1) KR20150053750A (ja)
CN (1) CN104582889A (ja)
BR (1) BR112014030127A2 (ja)
DE (1) DE212013000134U1 (ja)
WO (1) WO2014001900A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012184A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 株式会社ダイヘン 通信システム、および、溶接システム

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10933486B2 (en) * 2013-02-28 2021-03-02 Illinois Tool Works Inc. Remote master reset of machine
US10213861B2 (en) * 2013-03-11 2019-02-26 Illinois Tool Works Inc. Automated system for machine set-up of welding power sources and welding systems
US20160136746A1 (en) * 2014-11-19 2016-05-19 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for current mode communication via a weld cable
US10906119B2 (en) * 2014-12-18 2021-02-02 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for communication via a welding cable
US9943925B2 (en) 2014-12-18 2018-04-17 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for adaptively controlling weld cable communications
US10449614B2 (en) 2014-12-18 2019-10-22 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for solid state sensor measurements of welding cables
US10828713B2 (en) 2014-12-18 2020-11-10 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for adaptively controlling physical layers for weld cable communications
US10682722B2 (en) * 2014-12-18 2020-06-16 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for measuring characteristics of a welding cable with a low power transceiver
US11198190B2 (en) 2014-12-18 2021-12-14 Illinois Tool Works Inc. Systems and methods for duplex communications over a welding cable
US20170120365A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Lincoln Global, Inc. System and method of communicating in a welding system over welding power cables
US10603735B2 (en) 2016-08-16 2020-03-31 Illinois Tool Works Inc. Welding power supplies, wire feeders, and systems to compensate a weld voltage via communications over a weld circuit
US10773331B2 (en) 2016-08-16 2020-09-15 Illinois Tool Works Inc. Welding power supplies, wire feeders, and systems to compensate a weld voltage via communications over a weld circuit
US20180126477A1 (en) * 2016-11-08 2018-05-10 Lincoln Global, Inc. System and method of communicating in a welding system over welding power cables
US11660695B2 (en) 2017-03-09 2023-05-30 Illinois Tool Works Inc. Welding power supplies, wire feeders, and systems to measure a weld cable voltage drop
US11027355B2 (en) 2017-03-09 2021-06-08 Illinois Tool Works Welding power supplies, wire feeders, and systems to measure a weld circuit resistance via communications over the weld circuit
CN107283027B (zh) * 2017-08-15 2023-05-16 南京东斯达机电科技有限公司 一种气体保护焊机的控制系统
US11204394B2 (en) * 2017-09-20 2021-12-21 Esab Ab External connector and sensor unit for welding equipment
CN108127295B (zh) * 2017-12-21 2019-11-08 唐山松下产业机器有限公司 送丝控制方法及装置
KR101961402B1 (ko) * 2018-12-17 2019-03-22 디아이케이(주) 히팅볼트용 유도가열 장치 및 이의 제어방법
CN110548964A (zh) * 2019-09-10 2019-12-10 上海威特力焊接设备制造股份有限公司 焊机设备及焊机与焊枪通信方法
US20210299775A1 (en) * 2020-03-31 2021-09-30 Illinois Tool Works Inc. Methods and apparatus to synergically control a welding-type output during a welding-type operation
US20210299774A1 (en) * 2020-03-31 2021-09-30 Illinois Tool Works Inc. Methods and apparatus to synergically control a welding-type output during a welding-type operation
CN111610480B (zh) * 2020-06-02 2022-03-25 欧地希机电(青岛)有限公司 一种模拟遥控盒自动校准系统及模拟遥控盒自动校准方法
CN114012198A (zh) * 2021-11-17 2022-02-08 深圳市佳士科技股份有限公司 一种焊接系统、焊接电源及送丝机

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5436427A (en) * 1994-04-11 1995-07-25 Ultra Optec, Inc. Welding control unit power supply
JP4464029B2 (ja) * 2001-04-19 2010-05-19 キヤノン株式会社 情報処理方法および制御プログラムおよび情報処理装置および周辺装置および応答方法および代理応答装置およびネットワークシステム
US6642481B2 (en) * 2001-05-11 2003-11-04 Illinois Tool Works Inc. Integrated welding control and power supply using phased control power technology
US7294808B2 (en) * 2004-03-15 2007-11-13 Lincoln Global, Inc. Remote wire feeder
US7301124B2 (en) * 2005-01-26 2007-11-27 Illinois Tool Works Inc. System and method for coordinating wire feeder motor operation
US9138825B2 (en) * 2005-10-07 2015-09-22 Illinois Tool Works Inc. Wireless communication system for welding-type devices
TWI312467B (en) * 2006-05-19 2009-07-21 Avermedia Tech Inc External device and operating method applied thereto
JP5000224B2 (ja) * 2006-07-25 2012-08-15 株式会社三社電機製作所 溶接用電源装置
US20090272222A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 Freedom Special Technologies, Inc. Wireless foot pedal controller for welding system
KR101120231B1 (ko) * 2009-04-07 2012-03-16 주식회사 효성 용접기의 아크 스타트 방법 및 그 아크 스타트 안정화장치
US9056366B2 (en) * 2010-05-21 2015-06-16 Illinois Tool Works Inc. Welding gas leak detection system and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018012184A1 (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 株式会社ダイヘン 通信システム、および、溶接システム

Also Published As

Publication number Publication date
DE212013000134U8 (de) 2015-11-19
DE212013000134U1 (de) 2015-07-13
CN104582889A (zh) 2015-04-29
US20140001169A1 (en) 2014-01-02
WO2014001900A2 (en) 2014-01-03
BR112014030127A2 (pt) 2017-06-27
WO2014001900A3 (en) 2014-05-22
KR20150053750A (ko) 2015-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3200612U (ja) 改良された動作をもたらすワイヤフィーダと溶接電源との間の双方向通信
US11007610B2 (en) Voltage sensing wire feeder with weld procedure memories
US10334699B2 (en) Multi-mode control device
CN106363277B (zh) 焊接类系统中的无线和电力线通信
WO2019078616A3 (ko) 전기 자동차 충전 장치
JP2014226034A5 (ja)
JP2014060921A5 (ja)
WO2014001884A3 (en) Arc welding system with power converter and controller for operating the power|converter through a waveform control signal and the motion of the electrode|through a motion control signal based both on welding state and motion state|tables and sensing data
EP2961554B1 (en) Remote master reset of welding machine
US10875421B2 (en) Power control system and vehicle
US20200043321A1 (en) Systems and methods for remote power tool device control
MX2018001312A (es) Metodos y aparato para una fuente multimodal de energia de tipo soldadura.
WO2011098860A3 (en) Power control device and power control method
MX2019009925A (es) Suministros de alimentacion de soldadura, alimentadores de alambre y sistemas para medir una resistencia de circuito de soldadura a traves de comunicaciones por medio del circuito de soldadura.
WO2011139441A3 (en) Open circuit detector and method therefore
US20160311046A1 (en) Wireless control of a welding machine
EP3110006A1 (en) Control system for a wireless power switch without a neutral wire
EP3233354B1 (en) Systems and methods for communication via a welding cable
US20190288534A1 (en) Charging Method, Charging Device, and Charging System
CN107206527B (zh) 用于tig启动的焊接类型电力供应装置
JP6117037B2 (ja) 溶接装置
US9676051B2 (en) System and methods providing modulation schemes for achieving a weld bead appearance
US20160338890A1 (en) Control system and control method for electrically operated device
CN104978847A (zh) 一种电池的智能遥控系统及智能遥控模型
EP3597347A1 (en) Hybrid welding apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3200612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees