JP3200356U - Firmly assembled high-precision cutting blade holder - Google Patents
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Abstract
【課題】高速回転中、精度の高い機械加工を実行する、強固に組み立てられた高精度切削刃保持具を提供する。【解決手段】切削刃保持具は本体10、コレット20、切削刃30及び固定キャップ40を有する。切削刃はコレットに挿入される。コレットは切削刃とともに本体に組み立てられる。固定キャップは本体に取り付けられ、切削刃は固定キャップから突出する。本体は固定部を有する。コレットは環状溝を有する。固定部は固定部端面を有する。環状溝は第1の面を有する。固定部端面と第1の面は離れて位置する。固定部端面と第1の面の間の距離を限定することにより、本体とコレットの間の接触領域が増加し、締付力を増強する。このように、切削刃保持具は精度の高い機械加工のために、コレットを強固に締め付けることが可能となる。【選択図】図1A highly assembled high-accuracy cutting blade holder that performs highly accurate machining during high-speed rotation is provided. A cutting blade holder includes a main body, a collet, a cutting blade, and a fixing cap. The cutting blade is inserted into the collet. The collet is assembled to the main body together with the cutting blade. The fixed cap is attached to the main body, and the cutting blade projects from the fixed cap. The main body has a fixed part. The collet has an annular groove. The fixed part has a fixed part end face. The annular groove has a first surface. The fixed portion end surface and the first surface are located apart from each other. By limiting the distance between the fixed portion end surface and the first surface, the contact area between the main body and the collet is increased, and the tightening force is enhanced. Thus, the cutting blade holder can firmly tighten the collet for high-precision machining. [Selection] Figure 1
Description
本考案は工作機械に関し、より具体的には切削刃を強固に保持する高精度な切削刃保持具(又はカッターホルダ)に関する。 The present invention relates to a machine tool, and more specifically to a high-precision cutting blade holder (or cutter holder) that holds a cutting blade firmly.
図4を参照すると、従来の切削刃保持具は本体60、コレット70、切削刃(又はカッター)80、及び固定キャップ90を備える。切削刃80はコレット70に挿入され、コレット70と切削刃80とは本体60に組み立てられる。固定キャップ90は内ねじ部91を有し、本体60に取り付けられ、それにより切削刃80が固定キャップ90から突出可能となる。
Referring to FIG. 4, the conventional cutting blade holder includes a
本体60は、2つの端部、固定部61、及び、内部ソケット62を有する。固定部61は、一方の端部に配置され、外ねじ部611及び固定部端面612を備える。内部ソケット60及び固定部61は、本体60の同じ端部に配置され、内部ソケット62は、本体60の一方の端部からもう1つの端部へと延びるテーパー穴である。コレット70は、2つの端部、結合部71、固定キャップ当接部72及び環状溝73を有する。当接部71は円錐形であり、断面形状において内部ソケット62と対応しており、コレット70の端部の一方に取り付けられている。固定キャップ当接部72は、コレット70の反対側に配置される。環状溝73は結合部71と固定キャップ当接部72との間に配置される。環状溝73は、第1の面731及び第2の面732を有し、第1の面731と第2の面732は半径方向に平行である。環状溝73は2つの側部を有する。第1の面731は結合部71と隣接する環状溝73の側部に位置する。第2の面732は、固定キャップ当接部72に隣接する環状溝73のもう一方の側部に位置する。
The
接触領域は、本体60の内部ソケット62と、コレット70の結合部71との間に画定される。接触領域が小さいため、コレット70は本体60から遠く離れて突出する。固定部端面612、及び、コレット70の第1の面731は、3.5mmから3.7mmの間の距離で離れている。小さな接触領域により、コレット70を固定する本体60にかかる力は弱く、切削刃80が容易に歪んでしまう。さらに、従来の切削刃保持具の本体60と固定キャップ90はねじ込むことにより連結され、固定部61の外ねじ部611と固定キャップ90の内ねじ部91の間に隙間が形成される。従来の切削刃保持具が高速で回転すると、この隙間が容易に振動を引き起こし、本体60はコレット70に対して当接できなくなる。ここに示された問題は、従来の切削刃保持具にバランスの不均衡を引き起こし、機械加工精度を低下させる。
A contact area is defined between the internal socket 62 of the
この従来の切削刃保持具の欠点を克服するために、本考案は強固に組み立てられた高精度の切削刃保持具を提供し、先述の問題を軽減または未然に防ぐものである。 In order to overcome the shortcomings of this conventional cutting blade holder, the present invention provides a highly assembled cutting blade holder that is firmly assembled to reduce or prevent the aforementioned problems.
本考案の主な目的は、高速回転中、精度の高い機械加工を実行する、強固に組み立てられた高精度切削刃保持具を提供することである。 The main object of the present invention is to provide a tightly assembled high precision cutting blade holder that performs high precision machining during high speed rotation.
切削刃保持具は、本体、コレット、切削刃、固定キャップを備え、切削刃はコレットに挿入される。コレットは切削刃と共に本体に組み立てられる。固定キャップは本体に取り付けられ、切削刃は固定キャップから突出する。本考案の本体は固定部を有し、コレットは環状溝を有する。固定部は固定部端面を有する。環状溝は第1の面を有する。固定部端面と第1の面は距離的に離れている。本体とコレットの間の接触領域を拡大するために、固定部端面と第1の面の間の距離を制限することにより、従来の切削刃保持具の不十分な固定力を解消することが可能である。本考案は精度の高い機械加工のための、コレットをしっかりと固定できる、強固に組み立てられた高精度切削刃保持具を提供する。 The cutting blade holder includes a main body, a collet, a cutting blade, and a fixed cap, and the cutting blade is inserted into the collet. The collet is assembled to the main body together with the cutting blade. The fixed cap is attached to the main body, and the cutting blade projects from the fixed cap. The main body of the present invention has a fixing portion, and the collet has an annular groove. The fixed part has a fixed part end face. The annular groove has a first surface. The fixed portion end surface and the first surface are separated in distance. In order to expand the contact area between the main body and the collet, it is possible to eliminate the insufficient fixing force of the conventional cutting blade holder by limiting the distance between the end surface of the fixing portion and the first surface. It is. The present invention provides a highly assembled high-precision cutting blade holder that can securely fix a collet for high-precision machining.
本考案のその他の目的、有利点および新規な特徴は、関連する図面を合わせて、以下の詳述により、さらに明らかとなろう。 Other objects, advantages and novel features of the present invention will become more apparent from the following detailed description when taken in conjunction with the associated drawings.
図1と図2を参照すると、本考案に準じた強固に組み立てられた高精度切削刃保持具は、本体10、コレット20、切削刃30及び固定キャップ40を備える。切削刃30はコレット20に挿入される。コレット20及び切削刃30は本体10に組み立てられる。固定キャップ40は本体10に取り付けられ、切削刃30は固定キャップ40から突出する。
Referring to FIGS. 1 and 2, a highly assembled high-precision cutting blade holder according to the present invention includes a
図2及び図3を参照すると、本体10は、2つの端部と、本体10の片方の端部に形成された固定部端面111を画定する固定部11とを有する。固定部11は、第1のねじ山部112、第1の当接面113、第2の当接面114及び内部ソケット(凹部)115を有する。固定部11は外面を有する。第1のねじ山部112は、固定部11の外面に形成され、固定部端面111に隣接する外ねじである。第1のねじ山部112は2つの側部を有する。第1の当接面113及び第2の当接面114は第1のねじ山部112の2つの側部にそれぞれ配置される。第1の当接面113は固定部端面111に隣接する。第1の当接面113及び第2の当接面114はそれぞれ外径を有する。第1の当接面113の外径は第2の当接面114の外径よりも小さい。内部ソケット115は、固定部端面111から本体10のもう一方の端部へと延在するテーパー穴である。
2 and 3, the
図2及び図3を参照すると、コレット20は2つの端部、結合部21、固定キャップ当接部22、環状溝23、及び、中心穴24を含む。結合部21は円錐形であり、断面形状において内部ソケット115に対応している。結合部21はコレット20の一方の端部に配置される。固定キャップ当接部22は、環状であり、且つ、傾斜した当接面を有し、コレット20の他方の端部に位置する。環状溝23は結合部21と固定キャップ当接部22との間に形成される。環状溝23は第1の面231及び第2の面232を備える。第1の面231及び第2の面232は半径方向に互いに平行である。環状溝23は2つの側部を有する。第1の面231は結合部21に隣接する環状溝23の側部に位置する。第2の面232は、固定キャップ当接部22に隣接する環状溝232の他方の側部に位置する。中心穴24は、結合部21から固定キャップ当接部22に向かって軸方向に画定され、内径を有する。
Referring to FIGS. 2 and 3, the
図2及び図3を参照すると、切削刃30は、2つの端部、刃部31及びコレット組立部32を有する。刃部31は切削刃30の一方の端部に位置する。コレット組立部32は切削刃30の他方の端部に位置し、外径を有する。コレット組立部32の外径はコレット20の中心穴24の内径と実質的に等しい。
Referring to FIGS. 2 and 3, the
図2及び図3を参照すると、固定キャップ40はキャップ板と、該キャップ板に連結する側壁とを有する。固定キャップ40の側壁は内面を有する。固定キャップ40は貫通穴41、コレット当接部42、第2のねじ山部43、第1の当接部44、及び、第2の当接部45を有する。貫通穴41はキャップ板の中間部分を通って画定され、内面を有する。コレット当接部42は貫通穴41の内面に形成される。コレット当接部42は、環状であり、且つ、固定キャップ当接部22に対して当接する傾斜面を有する。第2のねじ山部43、第1の当接部44及び第2の当接部45は、固定キャップ40の側壁の内面に配置される。第2のねじ山部43は、第1のねじ山部112の外ねじと係合する内ねじである。第2ねじ山部43は2つの側部を有する。第1の当接部44及び第2の当接部45は第2のねじ山部43の2つの側部にそれぞれ配置される。第1の当接部44はコレット当接部42に隣接し、本体10の第1の当接面113を当接する。第2の当接部45は本体10の第2の当接面114に当接する。第1の当接部44及び第2の当接部45はそれぞれ内径を有する。第1の当接部44の内径は第2の当接部45の内径よりも小さい。
2 and 3, the fixing
図2及び図3を参照すると、本考案の切削刃保持具を組み立てるために、切削刃30のコレット組立部32はコレット20の中心穴24に挿入される。次に、コレット20及び切削刃30は、本体10の内部ソケット115に嵌合及び当接するコレット20の結合部21を介して、本体10に組み立てられる。最後に、固定キャップ40が第2のねじ山部43及び第1のねじ山部112を介して本体10に螺着(螺合)される。その結果、固定キャップ40のコレット当接部42が、コレット20の固定キャップ当接部22に対して当接する。このようにして、切削刃30の刃部31が固定キャップ40の貫通穴41から突出可能となる。
2 and 3, the
本体10の固定部端面111とコレット20の第1の面231とは距離W2で離れている。本考案は、距離W2を0.1mmから0.6mmの間に限定する。従来の切削刃保持具と比較すると、距離W2は従来の切削刃保持具の距離W1よりも小さい。より小さい距離W2は、本体10の内部ソケット115と、コレット20の結合部21との間の接触領域を増加させることを可能とする。内部ソケット115と結合部21の間のより大きな接触領域は、締付強度(クランプ強度)を増加するという目的を実現できる。本考案は振動が容易に発生するという従来の切削刃保持具の欠点を解消できる。固定キャップ40の第1の当接部44及び第2の当接部45は、本体の第1の当接面113及び第2の当接面114に対して、それぞれ当接し、そうすることで、切削刃保持具が高速回転する間、振動の発生を低減する。
The fixed
本考案の数多くの特徴と有利点が、本考案の構成および機能の詳細とともに先に記されているが、本開示は実例にすぎず、付随された請求項を表す用語の、広範で一般的な意味で示されるすべての範囲の本考案の原則内で、特に部品の形状、寸法、配置といった詳細な内容において、変更がなされうる。
While numerous features and advantages of the invention have been described above, together with details of the structure and function of the invention, the disclosure is illustrative only and is a broad, general term for the appended claims. Modifications can be made within the full scope of the principles of the invention, particularly in details such as the shape, dimensions, and arrangement of parts.
Claims (4)
前記本体に接続されたコレットと、
切削刃と、
固定キャップと、を備え、
前記本体は、2つの端部と、該本体の一方の前記端部に形成された固定部端面及び内部ソケットを有する固定部と、を有し、
前記コレットは、
2つの端部と、
断面形状において前記内部ソケットに対応するとともに前記コレットの一方の前記端部に配置され、前記内部ソケットに嵌合及び当接する結合部と、
前記結合部に隣接する環状溝であって、前記環状溝は、2つの側部と、前記環状溝の半径方向に平行であり、前記結合部に隣接する前記環状溝の側部の一方に位置する第1の面とを含み、前記第1の面及び前記固定部端面が0.1mmから0.6mmの距離で隔てられた、環状溝と、
前記結合部から軸方向に前記コレットを貫通して画定され、内径を有する中心穴と、を有し、
前記切削刃は、前記中心穴に挿入され、前記中心穴の内径に実質的に等しい外径を有するコレット組立部を有していることを特徴とする切削刃保持具。 The body,
A collet connected to the body;
A cutting blade,
A fixing cap,
The main body has two end portions, and a fixing portion having a fixing portion end surface and an internal socket formed at one end portion of the main body, and
The collet is
Two ends,
A coupling portion corresponding to the inner socket in a cross-sectional shape and disposed at one end of the collet, and fitting and abutting on the inner socket;
An annular groove adjacent to the coupling portion, the annular groove being parallel to two side portions and a radial direction of the annular groove and positioned on one side of the annular groove adjacent to the coupling portion; An annular groove, wherein the first surface and the fixed portion end surface are separated by a distance of 0.1 mm to 0.6 mm;
A central hole defined through the collet axially from the coupling portion and having an inner diameter;
The cutting blade holder according to claim 1, wherein the cutting blade has a collet assembly portion inserted into the center hole and having an outer diameter substantially equal to the inner diameter of the center hole.
外面と、
前記固定部の前記外面に形成されるとともに前記固定部端面に隣接する外ねじ、及び、2つの側部を有する第1のねじ山部と、
前記固定部の前記外面に配置され、前記第1のねじ山部の側部の一方に位置し、前記固定部端面に隣接する第1の当接面と、を有し、
前記固定キャップは、
内面を有する側壁と、
前記側壁の内面に配置され、前記第1のねじ山部の前記外ねじに係合する内ねじ、及び、2つの側部を有する第2のねじ山部と、
前記固定キャップの前記側壁の内面に配置され、且つ、前記第2のねじ山部の側部の一方に配置されるとともに前記第2のねじ山部に隣接する第1の当接部と、を含み、
前記第1の当接部が前記第1の当接面に当接することを特徴とする請求項1に記載の切削刃保持具。 The fixing part is
The outer surface,
An outer screw formed on the outer surface of the fixed portion and adjacent to the end surface of the fixed portion; and a first thread portion having two side portions;
A first abutting surface disposed on the outer surface of the fixed portion, positioned on one of the side portions of the first threaded portion, and adjacent to the end surface of the fixed portion;
The fixing cap is
A sidewall having an inner surface;
An inner screw disposed on an inner surface of the side wall and engaging the outer screw of the first threaded portion; and a second threaded portion having two side portions;
A first abutting portion disposed on an inner surface of the side wall of the fixing cap and disposed on one side of the second threaded portion and adjacent to the second threaded portion; Including
The cutting blade holder according to claim 1, wherein the first abutting portion abuts on the first abutting surface.
前記固定キャップは、前記固定キャップの前記側壁の内面に配置される第2の当接部を有し、前記第2の当接部及び前記第1の当接部が前記第2のねじ山部の2つの側部にそれぞれ配置され、前記第2の当接部が前記第2の当接面に対して当接することを特徴とする請求項2に記載の切削刃保持具。 The fixed portion has a second contact surface disposed on the outer surface of the fixed portion, and the second contact surface is disposed on one of the side portions of the first thread portion. And adjacent to the first threaded portion,
The fixed cap has a second contact portion disposed on an inner surface of the side wall of the fixed cap, and the second contact portion and the first contact portion are the second threaded portion. The cutting blade holder according to claim 2, wherein the cutting blade holder is disposed on each of the two side portions, and the second abutting portion abuts against the second abutting surface.
前記第2の当接面は前記第1の当接面の外径よりも大きい外径を有し、
前記第1の当接部は内径を有し、
前記第2の当接部は前記第1の当接部の外径よりも大きな内径を有することを特徴とする請求項3に記載の切削刃保持具。 The first abutment surface has an outer diameter;
The second contact surface has an outer diameter larger than the outer diameter of the first contact surface;
The first contact portion has an inner diameter;
The cutting blade holder according to claim 3, wherein the second contact portion has an inner diameter larger than an outer diameter of the first contact portion.
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