JP3199647U - 多辺形真空瓶 - Google Patents
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Abstract
【課題】瓶体の気密空間とピストンの気密失効を防止し、安定して手に取れ、施力しやすい多辺形真空瓶を提供する。【解決手段】多辺形真空瓶は、その中央に気密空間を形成し、その下端には開口を設置する瓶体5と、瓶体上端に設置し、その一側には嘴部60を設置するプッシュヘッド6と、気密空間に設置し、中央には中凸部71、外周囲には環状縁72を備え、且つその間に環状槽73を形成するピストン7を含む。瓶体の気密空間及びピストンは多数個の回転角を備えた多辺形状であり、回転角の環状縁内側には弾力を持ち且つ厚みが不均一な内凹部722を有する。気密空間とピストンの精度不足もしくは力が不均一な時、ピストンと内凹部の環状縁の弾性が相互に補填して気密失効を防止する。【選択図】図3
Description
本考案は、真空瓶に関するもので、瓶体の多数個の回転角を備えた多辺形状の気密空間と相対し且つ多数個の回転角を備えた多辺形状のピストンは弾力があり且つ厚みが不均一な内凹部を備える環状縁が、相互に補填する多辺形真空瓶に係る。
一般の液体状化妝品に使用する真空瓶は主に内部の液体が空気に触れて細菌が発生したり、酸化して変質したりするのを防止するためである。初期の公知真空瓶は、ストロー式構造であるが、使用するのに真空瓶を傾斜もしくは逆さまもしくは如何なる角度で使用することもできない。つまり、ストローが真空瓶内部の液体と接触できなくなると使用できなくなる。その後、ストローがない構造の円形真空瓶が考案された。図1、図2に示すのは公知円柱形真空瓶の立体分解図及び組立断面図である。その構造は主にプッシュヘッド1、円形瓶体2、円形ピストン3を含む。そのうちプッシュヘッド1一側には嘴部10を設置し、該プッシュヘッド1は円形瓶体2上端に設置する。該円形瓶体2内部には液体4を入れるための気密空間20を形成し、且つ下端には開口21を備える。該開口21には円形ピストン3を挿入し、プッシュヘッド1の押圧によって、円形瓶体2気密空間20内部の圧力は外部の大気圧力より小さくなる。大気圧力は円形瓶体2下端開口21を経て円形ピストン3を上端に向けて押して滑動する。また液体4が外に流れ出た真空は円形ピストン3が上昇する位置となる。この時、液体4はプッシュヘッド1の嘴部10から外流する。
解決しようとする問題点は、公知の円形瓶体2及び円形ピストン3は、円形形状だけが実施することができ、主に円形ピストン3と円形瓶体2の円形気密空間20が作用した時、その二者の内径及び外径の大きさ及び真円度が精密不足、もしくは力が不均一である時、その気密が失効し真空にすることができない。この時、もし構造が円形の円形瓶体2の気密空間20及び円形ピストン3であれば、回転角がない円形が相互に補填できるが、さもなければ液体4が漏れだしてしまう。但し、公知品の真空瓶は相互に補填するため、円形構造に限られる。市場では各種液体4を詰める真空瓶は持ちやすく、力を入れやすくすることが必要で、ほとんどは多辺構造である。該多辺構造は、その内部を多辺構造に改める必要がある。或る人が方形真空瓶を試作しているが、方形気密空間を備えた方形瓶体と方形ピストンが結合し、真空瓶となった時、そのうちの内径と別の外径は精密度が足りないか、もしくは力が不均一である場合、該方形真空瓶構造は、相互に補填する事ができず、気密が失効し、且つ液体4が出ない。公知の円形構造の真空瓶の使用範囲は非常に小さく、構造が多辺形状へ発展できない。また操作及び握った時の安定度及び施力上に大きな制限を受け、実用に向かない。このことから本考案者は、瓶体の多数個の回転角を備えた多辺形状の気密空間と相対し、多数個の回転角を備えた多辺形状のピストンが気密不足もしくは力が不均一な時、多辺形状のピストンは弾力があり弾力があり、厚みが不均一な内凹部を備える環状縁で相互に補填する。多辺形状の瓶体の気密空間と多辺形状のピストンの気密が失効するのを防止し、安定して手に取れ、力を入れやすくなる多辺形真空瓶である。
本考案は、その中央に気密空間を形成し、その下端には開口を設置する瓶体と、瓶体上端に設置し、その一側には嘴部を設置するプッシュヘッドと、気密空間に設置し、その中央には中凸部を設置し、且つその其外周囲は環状縁を備え、且つその間には環状槽を形成するピストンを含む。特徴として、瓶体の気密空間及びピストンが多数個の回転角を備えた多辺形状で、ピストンの環状縁の回転角の内側且つ鄰接する環状槽は環状縁に弾力を持ち且つ厚みが不均一な内凹部を設置する。この構造により、気密空間とピストンの精度不足もしくは力が不均一な時、ピストンの弾性と厚みが不均一な内凹部の環状縁によって相互に補填することを最も主要な特徴とする。
本考案の多辺形真空瓶は、瓶体の気密空間とピストンの気密失効を防止し、安定して手に取れ、施力しやすいという利点がある。
上述の現在の問題を改善するため、瓶体は多数個の回転角を備えた多辺形状の気密空間を備え、多数個の回転角を備えた多辺形状のピストンと共に、そのピストンの弾力があり、厚みが不均一な内凹部を備えた環状縁で気密空間と相互に補填し、技術的問題を克服する多辺形真空瓶を提供することを本考案の主な目的とする。
多辺形状の瓶体の気密空間とピストンの気密失効を防止し、安定して手に取れ、施力しやすい多辺形真空瓶を提供することを本考案の主な目的とする。
使用範囲及び便利性が有効に向上する多辺形真空瓶を提供することを本考案の別の目的とする。
本考案の解決したい問題は、ストローがない構造の円形真空瓶で、その構造は主にプッシュヘッド、円形瓶体、円形ピストンを含む。そのうち、プッシュヘッド一側には嘴部を設置する。該プッシュヘッドは、円形瓶体上端に設置する。該円形瓶体の内部には液体を入れるための気密空間を形成し、下端には開口を備える。該開口は円形ピストンを入れて塞ぎ、プッシュヘッドの押圧に拠って、円形瓶体の気密空間内部の圧力が外部大気圧力より小さくなり、大気圧力が円形瓶体下端の開口から円形ピストンを上向きに押して滑動させる。そして液体が外流して形成した真空が円形ピストンの位置に代わって上がる。この時、液体はプッシュヘッドの嘴部から外流する。しかし、公知品の円形瓶体及び円形ピストンは円形形状でなければならない。主に、円形ピストンと円形瓶体の円形気密空間が作用した時、その二者の内径及び外径の大きさ及び真円度も精密度が不足したか、もしくは力が不均一だった時、その間の気密が失効し真空にできない。この時、もし、構造が円形の円形瓶体の気密空間及び円形ピストンであれば無回転角の円形によって相互に補填するが、さもなければ液体が漏れだしてしまう。けれども公知品の真空瓶は相互に補填する効果は、円形構造だけに制限される。市場では各種液体を詰める真空瓶を必要とし、安定して取りやすく、施力しやすくするには多辺構造にする必要がある。該多辺構造は、その内部と共に多辺構造を形成する。或る人が方形真空瓶を考案して試したが、方形気密空間を備える方形瓶体と方形ピストンが結合して真空瓶になった時、そのうちの内径と別の外径が精密不足もしくは力が不均一の時、該方形真空瓶の構造はその間が相互に補填することができず、気密が失効し、且つ液体が圧されて出ることができない。公知の円形構造造は真空瓶の使用範囲が狭すぎ、その構造は多辺形状に向けて発生できず、操作及び持った時の安定性施力に大きな制限を受け、実用性に劣る。
上述の問題を改善するため、本考案は、多辺形真空瓶を提供し、以下を含む。
瓶体は、その中央に液体を納置する気密空間を形成し、瓶体下端には気密空間と相互に通じる開口を設置する。プッシュヘッドは、瓶体の上端に設置し、且つ気密空間と相互に通じ、その一側には嘴部を設置する。ピストンは瓶体の開口と相互に通じる気密空間に設置し、該ピストン中央には中凸部を設置し、更にその外周囲にはピストン外周囲に相対する環状縁を設置し、且つ中凸部及び環状縁の間で環状槽を形成する。その特徴として、瓶体の気密空間及びピストンは多数個の回転角を備えた多辺形状で,ピストンの環状縁の回転角内側と隣接する環状槽には環状縁を設置して弾力があり、厚みが不均一な内凹部を形成する。
更に、本考案の瓶体の開口は下蓋を設置する。
良好なものとして、本考案瓶体の気密空間及びピストンの多数個の回転角を備えた多辺形状は、方形状、四辺形状もしくは多辺幾何形状である。
良好なものとして、本考案瓶体の気密空間及びピストンの多数回転角の形状は円弧形状とする。
良好なものとして、本考案其瓶体の気密空間及びピストンの多数回転角間は、円弧凸形状とする。
公知技術の効果と比較して、当該構造の本考案は、瓶体の多数個の回転角を備えた多辺形状の気密空間と相対し、且つ多数個の回転角を備えた多辺形状のピストンが精密不足もしくは力が均一の時、多辺形状のピストンの弾力があり、厚みが不均一な内凹部を備える環状縁によって相互補填する。それらにより、多辺形状の瓶体の気密空間と多辺形状のピストンの気密失効を防止し、安定して持ち、施力しやすいため、使用範囲及び便利性を向上させ、産業に於ける利用、及び新奇性、進歩性に優れる。
本考案の特徴、内容及び長所とその効果を明らかにするため、図と共に実施例を挙げて以下のように説明する。文中に使用する図式は、説明を補助するためであり、本考案実施後の比例と正しい配置であるとは限らない。故に添付の図式が本考案の請求範囲を制限することはない。
図3、図4、図5及び図6、図7は、本考案の立体分解図、本考案の立体組立図、本考案の組立断面図及び本考案其プッシュヘッド圧按使瓶体盛置の液体流出の実施例図、本考案其具有内凹部の彈性環状縁と瓶体其容置空間填補作用図である。本考案の多辺形真空瓶の良好な実施例は、瓶体5を含み、その中央には液体4を納置する気密空間50を形成し、瓶体5下端には気密空間50と相互に通じる開口51を設置する。プッシュヘッド6は瓶体5の上端に設置し、且つ気密空間50と相互に通じる。その一側には嘴部60を設置する。ピストン7は瓶体5の開口51と相互に通じる気密空間50に設置する。該ピストン7の中央は中凸部71を設置し、且つその外周囲にはピストン7外周囲に相対する環状縁72を設置し、且つ中凸部71及び環状縁72の間には環状槽73を形成する。その特徴として、瓶体5の気密空間50及びピストン7は多数回転角70を備える多辺形状で、ピストン7の環状縁72の回転角721内側と隣接する環状槽73には環状縁72を設置し、それには弾性を備え、厚みが不均一な内凹部722を備える。また瓶体5の開口51を閉じる下蓋8を別に設置する。
本実施例の瓶体5の気密空間50及びピストン7は多数回転角501、70を備えた多辺形状で方形状であるが、本考案を制限せず、四辺形状もしくは多辺幾何形状でもよく、それらはすべて本考案の請求範囲に含まれる。また、本考案の瓶体5の外周囲形状は瓶体5の気密空間50及びピストン7と異なっていてもよいが、その形状は瓶体5の気密空間50及びピストン7の形状は同じであり、多数の外回転角52を備えた多辺形状であり、且つ該多数の外回転角52の形状は、円弧形状である。同様に、瓶体5の気密空間50及びピストン7の多数の回転角501、721の形状は円弧形状である。更に気密性を備えるためには、本実施例では該瓶体5の多数外回転角52間及び瓶体5の気密空間50及びピストン7の多数回転角501、721間は円弧凸形状である。
本考案を使用する時、ただプッシュヘッド6を押すだけで、瓶体5の気密空間50内部の圧力が外部大気圧力より小さくなり、大気圧力が瓶体5下端の開口51からピストン7を押す。液体4がプッシュヘッド6の嘴部60から流出(例として図6参照)すると、液体4が外に流れ出て形成した真空は、ピストン7の位置に代わり(例として図6参照)、この時同時に、ピストン7の厚みが不均一な内凹部722を備えた環状縁72は弾力があり、瓶体5の多数回転角501を備えた多辺形状の気密空間50と相互に補填する(例として図7参照)ため、液体4は漏れない。
この構造によって、本考案の瓶体5の多数の回転角501を備えた多辺形状の気密空間50と相対し、且つ多数回転角721を備えた多辺形状のピストン7が精密不足もしくは力が不均一の時、多辺形状のピストン7の弾力があり、厚みが不均一な内凹部722を備えた環状縁72によって相互に補填する。これらに拠って、多辺形状の瓶体5の気密空間50と多辺形状のピストン7の気密失効を防止し、安定して持ち、施力良好であるため、その使用範囲及び便利性が向上し、産業競争力及び新奇性進歩性を備える。
(公知)
1 プッシュヘッド
10 嘴部
2 円形瓶体
20 気密空間
21 開口
3 円形ピストン
4 液体
(本考案)
4 液体
5 瓶体
50 気密空間
501 回転角
51 開口
52 外回転角
6 プッシュヘッド
60 嘴部
7 ピストン
70 回転角
71 中凸部
72 環状縁
721 回転角
722 内凹部
73 環状槽
8 下蓋
1 プッシュヘッド
10 嘴部
2 円形瓶体
20 気密空間
21 開口
3 円形ピストン
4 液体
(本考案)
4 液体
5 瓶体
50 気密空間
501 回転角
51 開口
52 外回転角
6 プッシュヘッド
60 嘴部
7 ピストン
70 回転角
71 中凸部
72 環状縁
721 回転角
722 内凹部
73 環状槽
8 下蓋
Claims (5)
- 主に瓶体、プッシュヘッド、ピストンから構成された多辺形真空瓶において、
その中央に液体を納置する気密空間を設置し、下端には該気密空間と相互に通じる開口を設置する瓶体と、
該瓶体の上端に設置して且つ該気密空間と相互に通じ、その一側には嘴部を設置するプッシュヘッドと、
該瓶体の開口と相互に通じる該気密空間を形成し、中央には中凸部を設置し、且つその外周囲には相対する環状縁を設置し、且つ該中凸部及び該環状縁の間に環状槽を形成するピストンを含み、
該瓶体の気密空間及び該ピストンは多数個の回転角を備えた多辺形状で、該ピストンの環状縁の回転角内側且つ隣接する該環状槽には該環状縁に弾力を持ち、厚みが不均一である内凹部を設置することを特徴とする多辺形真空瓶。 - 前記瓶体は、その開口に下蓋を設置することを特徴とする請求項1記載の多辺形真空瓶。
- 前記瓶体の気密空間及び前記ピストンに多数個の回転角を備えた多辺形状は、方形状、四辺形状もしくは多辺幾何形状であることを特徴とする請求項1記載の多辺形真空瓶。
- 前記瓶体の気密空間及び前記ピストンの多数の回転角の形状は円弧形状であることを特徴とする請求項1記載の多辺形真空瓶。
- 前記瓶体の気密空間及び前記ピストンの多数の回転角間は円弧凸形状であることを特徴とする請求項1記載の多辺形真空瓶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003140U JP3199647U (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 多辺形真空瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015003140U JP3199647U (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 多辺形真空瓶 |
Publications (1)
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JP3199647U true JP3199647U (ja) | 2015-09-03 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114084506A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-02-25 | 浙江瑞昶实业有限公司 | 一种真空化妆品包装瓶 |
-
2015
- 2015-06-22 JP JP2015003140U patent/JP3199647U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114084506A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-02-25 | 浙江瑞昶实业有限公司 | 一种真空化妆品包装瓶 |
CN114084506B (zh) * | 2021-11-17 | 2023-05-16 | 浙江瑞昶实业有限公司 | 一种真空化妆品包装瓶 |
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