JP3199079U - 脱ぎ履きが容易な靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】履き口に足を通すことに困難性を有する老人や身障者にとって脱ぎ履きが極めて容易である靴を提供する。【解決手段】甲被踵部12の上辺の中央近傍の左右に2の端部を有し左右の側甲被の靴底近辺を通り甲被つま先部15を周回する一連のファスナー4を有し、ファスナーを開放することにより甲被部分が靴底2から分離する。ファスナーは、閉鎖時において2の端部に1ずつ計2のスライダー6を有し、2のスライダーを甲被つま先部近辺まで滑動させることによりファスナーが開き、甲被が甲被つま先部の一部を残して靴底から解放される。この状態で、使用者は靴底上に足を置きファスナーを閉めるだけで靴を履くことができる。また、ファスナーは、閉鎖時において2の端部に位置する2のスライダーのうち1のスライダーのみを甲被つま先部を周回させ他の端部まで滑動させることにより完全に解放され、甲被が靴底から完全に分離する。【選択図】図5

Description

本考案は、甲被全体が靴底から着脱自在である構造を有する靴に関する。
従来の紐締め靴に代わり、脱ぎ履きが簡単な靴として、甲被の中央又は側甲被に数センチメートルの長さのファスナーが設けられていることにより履き口を広げることができるものや、甲被中央の解放部分に面ファスナー付の舌片が設置されていてワンタッチで脱ぎ履きできるものが市販されている。
特開2006−130040号 特開2006−130280号 実用新案登録第3156032号
ファスナーによって履き口をある程度広げることができる靴や面ファスナー付の舌片によってワンタッチで脱ぎ履きができる靴は、一定程度履き口を広く利用できるようになった分、紐締めの靴より脱ぎ履きが楽になっているが、老人や身障者にとっては、履き口に足を通す時の困難さが解消されているとは言えない。
特許文献1には、ベロ部分が全面開放できるように紐穴部分の両外側にファスナーを取り付けたズック靴の発明が開示されている。また、特許文献2には甲被踵部に履き口から鉛直下方向にファスナーを取り付けて前記甲被踵部が縦に割れる構造の靴の発明が開示されている。さらに、特許文献3には左右の側甲被のどちらかに履き口から斜め下方向にファスナーを設置して履き口を広げた靴の甲被構造についての考案が開示されている。
しかしながら、上記3文献に開示された靴は、いずれも脱ぎ履き時に、靴の履き口の面積を大きくする点に重点を置く従来の技術的思想から脱却していないため、履き口に足を通すこと自体に困難性を有する上記老人や身障者にとっては効果的な発明であるとは言い難い。
上述の問題に鑑み、本考案においては、履き口に足を通すこと自体に困難性を有する上記老人や身障者にとって脱ぎ履きが極めて容易である靴を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る靴は、甲被踵部の上辺の中央近傍の左右に2の端部を有し左右の側甲被の靴底近辺を通り甲被つま先部を周回する一連のファスナーを有し、該ファスナーを開放することにより、ほぼ全ての甲被部分が靴底から分離することを特徴とする。
具体的には、前記ファスナーは、ファスナー閉鎖時において前記2の端部に1ずつ計2のスライダーを有し、前記2のスライダーを甲被つま先部近辺まで滑動させることによりファスナーが開き、甲被が前記甲被つま先部の一部を残して靴底から解放される。この状態で、使用者は靴底上に足を置きファスナーを閉めるだけで靴を履くことができる。
また、前記ファスナーは、ファスナー閉鎖時において前記2の端部に位置する2のスライダーのうち1のスライダーのみを甲被つま先部を周回させ他の端部まで滑動させることにより完全に解放され、甲被が靴底から完全に分離する。
本考案に係る靴は、2つのスライダーによって踵部からつま先部まで開き、ほぼ全ての甲被部分がつま先部を残して靴底から分離する点において、履き口を広げることにより履き易さを求める従来の靴とは技術思想が根本的に異なる。本考案に係る靴の提供により、履き口に足を通すこと自体に困難性を有する老人や身障者は、解放された靴底の上に足を置きファスナーを閉めるだけで靴を履くことができ、また、脱ぐときもファスナーを動かすだけで靴を足から外すことできるようになる。
甲被が靴底から着脱可能であるため、甲被のみを水洗いしたり、甲被を完全に取り外して靴底の掃除を行うなど、靴の手入れが容易になる。
取り換え可能な複数の甲被を準備した靴の販売はこれまでに例がない。本考案に係る靴をマーケットに投入することにより、一足の靴によって複数のデザインや機能を追求する新たな靴市場の創出が可能となる。
本実施形態の靴の斜視図である。 本実施形態の靴の平面図である。 本実施形態の靴の背面図である。 本実施形態の靴の側面図である。 つま先部を残して甲被を分離した状態を示す側面図である。 甲被と靴底を完全分離した状態を示す側面図である。
以下、本考案の実施形態について図を用いて説明する。
図1に示すように、本考案に係る靴には甲被1を1周する一連のファスナー4が設置されている。ファスナー4は、図2(平面図)及び図3(背面図)に示すように、スライダー5及び6を有し、甲被踵部12の上辺の端部41から発出し、側甲被13の靴底近辺を通り、甲被つま先部15を周回し、反対側の側甲被14の靴底近辺を通り、甲被踵部12の上辺の端部42で終結する。
脱ぎ履きの際には、端部41に位置するスライダー5と端部42に位置するスライダー6を甲被つま先部15近辺まで滑動させることにより、甲被1が甲被つま先部15を残し靴底2から分離する(図5)。図4はファスナー4の閉鎖時における本靴の側面図を示し、図5はファスナー4をつま先部15まで解放した時の本靴の側面図を示す。
さらに、本靴は次のような手順により甲被1を靴底2から完全に分離させることができる。すなわち、ファスナー閉鎖状態において端部41に位置するスライダー5のみを動かし、甲被つま先部15を周回させ端部42まで滑動させた後にスライダー5、6からファスナーを抜くことにより甲被1と靴底2が離れる(図6)。
前述の方法により分離させた甲被1と靴底2は別々に手入れすることが可能となるほか、複数の甲被が用意されている場合には、嗜好や天候に合わせて甲被1を使い分けることが可能となる。
また、本考案に係る靴も通常の靴と同様、履き口3を有することから、使用者は脱ぎ履きの際に、ファスナー4を開く方法と、ファスナー4は閉じたまま履き口3に足を通す従来の方法のいずれかを採用するといった選択が可能となる。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することが可能である。例えば、「靴」にはズック、運動靴、雨靴等、甲被を有する履物全てが含まれ、素材についても革、ビニール等を問わない。また、紐閉めや面ファスナーによるワンタッチ方式等の公知技術と本考案に係る技術とを併用した実施形態も可能であり、それらについての実施は本考案の技術的範囲に含まれるものと解する。
1 甲被
12 甲被踵部
13 側甲被
14 側甲被
15 甲被つま先部
2 靴底
3 履き口
4 ファスナー
41 ファスナー端部
42 ファスナー端部
5 スライダー
6 スライダー

Claims (3)

  1. 靴底と甲被とを分離することができる靴であって、甲被踵部の上辺の中央近傍の左右に2の端部を有し左右の側甲被の靴底近辺を通り甲被つま先部を周回する一連のファスナーを有することを特徴とする靴。
  2. 前記ファスナーは、ファスナー閉鎖時において前記2の端部に1ずつ計2のスライダーを有し、前記2のスライダーを前記甲被つま先部近辺まで滑動させることにより前記ファスナーが前記甲被つま先部近辺まで開き、前記甲被が前記甲被つま先部を残して前記靴底から解放されることを特徴とする請求項1記載の靴。
  3. 前記ファスナーは、ファスナー閉鎖時において前記2の端部に位置する前記2のスライダーのうち1のスライダーのみを前記甲被つま先部を周回させ他の端部まで滑動させることにより完全に解放され、前記甲被が前記靴底から完全に分離することを特徴とする請求項1又は2記載の靴。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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