JP3198740U - 波力を連続回転運動に変換する装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】波の不規則な上下運動を一方向へ連続回転運動に変換する装置を提供する。【解決手段】一方向へ回転運動に変換する装置の回転運動に変換する部分を、陸上に設置し、海上に敷設されていた浮動体4と陸上の錘14の間にワイヤ2とチエン7接続して張り、浮動体4の上下運動の不規則な運動を往復運動に変換し再度上下運動に変換し、錘14を連動させ、浮動体4と錘14の間に第一のギア(ラチェツト内蔵)8と第二のギア(ラチェツト内蔵)9を噛み合わせ、回転させる。第一のギア8と第二のギアは回転方向が逆で、一方が駆動時に、他方のギアラチェットが空転する。第一のギア8と同軸のギア12と、第二のギアと同軸のギア10を設け、2つの同軸のギア10、12の間に出力ギア11を噛み合わせる。【選択図】図1

Description

本考案は、波の不規則な上下運動を一定方向へ回転させる連続回転運動に変換する装置に関する。
従来、この種の波力を連続回転運動に変換する装置は、海上に敷設されていた。
特開平11−6472号公開公報 特開2012−41034号公開公報
考案が解決しようとする課題
従来の波力を連続回転運動に変換する装置は海上に敷設されていたので装置の保守管理が天候に左右されて容易でなかった、又、波の不規則な上下運動を一定方向へ回転させる連続回転運動に変換する装置は構造が複雑となり、建設費も嵩み、保守管理も容易でなかつた。
問題を解決しようとする手段
上記の問題を解決する為に、本考案は、波の不規則な上下運動を一定方向へ回転運動に変換する装置を陸上に設置し、海上に敷設されていた浮動態(4)の上下運動をワイヤ(2)をワイヤガイド(5)を通し陸上のチエン(7)と接続しチエンガイド(6)を経て第一のギア(ラチェツト内蔵)(8)の下側に噛み合わせ、次いで第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)の上側に噛み合わせ錘(14)を吊り、浮動態(4)の上下運動に錘(14)が連動する仕組みとした。この錘(14)が上下運動することで第一のギア(ラチェツト内蔵)(8)、第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)は回転運動し、それぞれの同軸のギア(ギア)(12)は同一方向へ回転し、両ギアに挟まれた出力ギア(11)は逆回転する装置とした。
本考案は、図1に示す装置を図2のように複数連結し浮動態を距離を隔てて配置し波の上下死点をずらし回転が途絶えるのを防止し滑らかな回転が得られる。本装置を陸上に、上下(往復)運動を連続回転運動に変換する装置部分を設置したことで、保守管理も容易で構造も極めて簡単で小型化でき出力も倍増でき、建設費も軽減出来た。
考案の効果
本考案に係る波力を連続回転運動に変換する装置は、上記したように、チエン(7)を第一のギア(ラチェツト内蔵)(8)の下側に噛み合わせ、次に第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)の上側に噛み合わせることで、構造も極めて簡単で小型化でき上記装置を複数連結することで回転が滑らかにでき、出力も倍増でき、建設費も軽減でき、保守管理も容易になった。
海上の浮動態から陸上の回転運動に変換する装置までの一実施例の経路図である。 本考案の装置を上から見た図である。 陸上の回転運動に変換する装置の見取図である。
以下、本考案に係る実施例の形態を図面に基ずき説明する。
図1は、本考案に係る一実施例を示し、海上の浮動態(4)と陸地側の錘(14)の間にワイヤ(2)とチエン(7)を接続しチエンガイド(6)を経て第一のギア(ラチェト内蔵)(8)、第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)を介して吊り、ギア(10)とギア(12)を駆動する仕組みとした。
図2は、本考案の装置を複数連結し浮動態を距離を隔てて配置したもので、これは波の上下死点をずらし回転が途絶えるのを防止する目的であり、上記装置を複数連結することで、出力も倍増できる。
図3は、陸上の回転運動に変換する装置の見取図で、本装置の陸上の回転運動に変換する装置の仕組みが理解出来る。
本考案は、波力のみならず各種トレーニング機器等にも使用出来る。
1 基部
2 ワイヤ
3 滑車
4 浮動態
5 ワイヤガイド
6 チエンガイド
7 チエン
8 第一のギア(ラチェツト内蔵)
9 第二のギア(ラチェツト内蔵)
10 ギヤ
11 出力ギア
12 ギア
13 フライホイール
14 錘
本考案は、波の不規則な上下運動を一定方向へ回転させる連続回転運動に変換する装置に関する。
従来、この種の波力を連続回転運動に変換する装置は、海上に敷設されていた。
特開平11−6472号公開公報 特開2012−41034号公開公報
考案が解決しようとする課題
従来の波力を連続回転運動に変換する装置は海上に敷設されていたので装置の保守管理が天候に左右されて容易でなかった。又、波の不規則な上下運動を一定方向へ回転させる連続回転運動に変換する装置は構造が複雑となり、建設費も嵩み、保守管理も容易でなかった。
問題を解決しようとする手段
上記の問題を解決する為に、本考案は、波の不規則な上下運動を一定方向へ回転運動に変換する装置を陸上に設置し、海上に敷設されていた浮動態(4)の上下運動をワイヤ(2)をワイヤガイド(5)を通し陸上のチエン(7)を接続しチエンガイド(6)を経て第一のギアラチェット内蔵(8)の下側噛み合わせ、,次いで第二のギアラチェツト内蔵(9)の上側に噛み合わせ、錘(14)を吊り、浮動態(4)の上下運動に錘(14)が連動する仕組みとした。該錘(14)が上下運動することで第一のギアラチェツト内蔵(8),第二のギアラチェット内蔵(9)は回転運動し、それぞれの同軸のギア(10)とギア(12)を両ギアに挟まれた出力ギア(11)を一方向へ回転させる装置とした。
本考案は、図1に示す装置を図2のように複数連結し浮動態を距離を隔てて配置し波の上下死点をずらし回転が途絶えるのを防止し滑らかな回転が得られるようにした。本装置を陸上に、上下(往復)運動を連続回転運動に変換する装置部分を設置したことで、保守管理が容易で構造も極めて簡単で小型化でき出力も倍増でき、建設費も軽減出来た。
考案の効果
本考案に係る波力を連続回転運動に変換する装置は、上記したように、チエン(7)を第一のギアラチェット内蔵(8)の下側噛み合わせ、次に第二のギアラチェット内蔵(9)の上側に噛み合わせることで、構造も極めて簡単で小型化でき上記装置を複数連結することで回転が滑らかにでき、出力も倍増でき、建設費も軽減でき、保守管理も容易でなかった。
海上の浮動態から陸上の回転運動に変換する装置までの一実施例の経路図である。 本考案の装置を上から見た図である。 陸上の回転運動に変換する装置の見取図である。
以下、本考案に係る実施例の形態を図面に基ずき説明する。
図1は本考案に係る一実施例を示し、海面上の浮動態(4)と陸地側の錘(14)の間にワイヤ(2)とチエン(7)を接続しチエンガイド(6)を経て第一のギアラチェット内蔵(8)、第二のギアラチェツト内蔵(9)を設け、前記浮動態(4)の上下運動より前記第一のギアラチェツト内蔵(8),前記第二のギアラチェット内蔵(9)を回転させ、それぞれの同軸のギア(10)とギア(12)を回転させ、前記ギア(10)とギア(12)間に出力ギア(11)を噛み合わせ、、回転運動を効率よく捉え一定方向へ回転運動に変換する装置とした。
図2は、本考案の装置を複数連結し浮動態を距離を隔てて配置したもので、これは波の上下死点をずらし回転が途絶えるのを防止する目的であり、上記装置を複数連結することで、出力も倍増できる。
図3は、陸上の回転運動に変換する装置の見取図で、本装置の陸上の回転運動に変換する装置の仕組みが理解出来る。
本考案は、波力のみならず、各種トレーニング機器等にも使用出来る。

Claims (3)

  1. 波の不規則な上下運動を一定方向へ回転運動に変換する装置であって、海底に固定された基部(1)に取り付けたワイヤ(2)を浮動態(4)に取り付けた滑車(3)を介して、再度前記基部(1)に取り付けたワイヤガイド(5)を通し、前記ワイヤの端部を接続されたチエン(7)に対して陸上のチエンガイド(6)を介して第一のギア(ラチェツト内蔵)(8)の下側に噛み合わせ、次に第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)の上側に噛み合わせた後に錘(14)を吊り下げた主要部からなり、前記浮動態(4)の上下運動と前記錘(14)と連動する仕組みで、前記第一のギア(ラチェツト内蔵)(8)と同軸のギア(12)、前記第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)と同軸のギア(10)は、出力ギア(11)を介して回転が伝わることにより前記ギア(12)と前記ギア(10)は同一方向へ回転し、前記出力ギア(11)は常に回転する装置。
  2. 少なくとも海底にワイヤガイド(5)が1個以上、陸上にはチエンガイド(6)が1個以上設置された請求項1記載の装置。
  3. 前記主要部が2個以上あり、第一のギア(ラチェツト内蔵)(8)が同軸に2個以上連結、第二のギア(ラチェツト内蔵)(9)も同軸に2個以上連結されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107476929A (zh) * 2016-09-30 2017-12-15 陈启品 一种清洁能源利用装置

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