JP3198472U - 自転車のボトルケージの構造 - Google Patents

Abstract

【課題】指定規格外のペットボトル等のウォーターボトルをしっかりと載せることができる自転車用ボトルケージを提供する。【解決手段】ボトルケージ１０には背板１１があり、背板にはネジ穴１２が設けられ、下方には前に伸ばされた支持片１３があり、背板の両側にはそれぞれカーブ状の弾力性ホルダー部分１４が接続される。支持片には、前後に相接するように固定穴１５と挿入穴１６が設けられ、挿入穴は固定穴より大きい。また、固定穴と挿入穴は前後に相接するように設けられ、両側の交差部分にピラミッド状の肩部１７がそれぞれ形成される。【選択図】図１

Description

本考案は、自転車のボトルケージの構造に関し、特にペットボトル等のウォーターボトルがしっかりと載せられることを実現する自転車のボトルケージの構造に関する。

自転車は足の代わりになるだけでなく、健康を維持することもできる。更に自転車に乗る時は人の力で漕いで進むため、排気ガスの排出や燃料を使用する等の問題はない。自転車はこれほどメリットがあるため、近年は世界各地で自転車による健康ブームが巻き起こっている。世界各国の政府も自転車産業の著しい発展を見込み、車、バイクの使用量が自転車によって抑制されることを期待している。一方、運動した後、水分が大量に失われるため、適切な水分補給が非常に重要となる。従って、現在の市場では自転車に取り付けたボトル置き、サイクリストが走行途中でもいつでも手で取れる自転車のボトルケージが提供されている。

しかし、一般的なボトルケージはすべて指定規格のボトルしか使えず、ペットボトル等のウォーターボトルをしっかりと載せることができないため、サイクリストにとっては悩みの種であり、実に改良創新の必要がある。

従って、上述のような従来の自転車のボトルケージの構造に存在する欠点について研究改良することが実に業界が努力して研究開発する目標である。本考案者はこれらに鑑み、創作の意が芽生え、長年の経験に基づいて設計し、多方面に探究した上で試作品を製作し、修正改良を重ねた上で本考案を生み出した。

本考案の課題は、従来のボトルケージはすべて指定規格のボトルしか使えず、ペットボトル等のウォーターボトルはしっかりと載せることができないことを解決することである。

本考案は自転車のボトルケージの構造を提供する。自転車のボトルケージの構造のボトルケージは背板があり、背板にはネジ穴が設けられ、ネジを通して締め付けることによって、ボトルケージが自転車のフレームに固定される。また、該背板の下方には前に伸ばされた支持片があり、両側にはそれぞれカーブ状の弾力性ホルダー部分が接続される。また支持片には、前後に相接するように固定穴と挿入穴が設けられ、該固定穴と挿入穴は異なる孔径であるため、挿入穴は固定穴より大きいという使用形態になる。また、固定穴と挿入穴は前後に相接するように設けられるため、固定穴と挿入穴の両側の交差部分にピラミッド状の肩部がそれぞれ形成される。これによって自転車のボトルケージの構造が得られる。

従来の製品と照らし合わせてみると、以下の利点がある。すなわち、本考案に係る自転車のボトルケージの構造によれば、固定穴と挿入穴の開設を利用し、肩部が形成されることによって、市販のペットボトルを該ボトルケージに適用できるため、ウォーターボトル本体の大きさの違いによってボトルケージにしっかりと載せられない問題が避けられる。使用上はより便利になり、広範囲に適用できる。

図１は、本考案の自転車のボトルケージの構造を示す立体図である。 図２は、本考案の自転車のボトルケージの構造を示す平面図である。 図３は、本考案の自転車のボトルケージの構造を別の角度から示す平面図である。 図４は、本考案の自転車のボトルケージの構造においてボトルをボトルケージに入れた使用状態を示す図である。 図５は、本考案の自転車のボトルケージの構造においてペットボトルの口部を斜めに挿入穴に挿し込んでから真っ直ぐに起こした時の立体図である。 図６は、本考案の自転車のボトルケージの構造においてペットボトルの口部を斜めに挿入穴に挿し込んだ後で垂直に起こした時の断面図である。 図７は、本考案の自転車のボトルケージの構造においてペットボトルがしっかりと固定された状態を示す図である。 図８は、本考案の自転車のボトルケージの構造のボトルケージにペットボトルがしっかりと載せられた使用状態を示す図である。

まず、図１から図３を参照されたい。自転車のボトルケージの構造において、該ボトルケージ（１０）には背板（１１）があり、背板（１１）にはネジ穴（１２）が設けられ、ネジを通して締め付けることによって、ボトルケージ（１０）が自転車のフレームに固定される。また、該背板（１１）の下方には前に伸ばされた支持片（１３）があり、両側にはそれぞれカーブ状の弾力性ホルダー部分（１４）が接続される。また支持片（１３）には、前後に相接するように設けられた固定穴（１５）と挿入穴（１６）を設け、該固定穴（１５）と挿入穴（１６）は異なる孔径であるため、挿入穴（１６）は固定穴（１５）より大きいという使用形態になる。また、固定穴（１５）と挿入穴（１６）は、前後に相接するように設けられているため、固定穴（１５）と挿入穴（１６）の両側の交差部分にピラミッド状の肩部（１７）がそれぞれ形成される。
本考案は自転車のボトルケージの構造を提供する。背板（１１）にあるネジ穴（１２）は細長い形状である。

実際に使用する際、ボトル（２０）を直接にボトルケージ（１０）に入れ（同時に図４を参照されたい）、ボトル（２０）が支持片（１３）に載せられ、弾力性ホルダー部分（１４）によって挟まれて固定される。ウォーターボトルが市販のペットボトル（３０）に替えた場合（同時に図５から図８を参照されたい）、ペットボトル（３０）を逆に置き、ペットボトル（３０）の口部（３１）とネックリング部分（３２）を斜めに挿入穴（１６）の中に挿し込んで、ペットボトル（３０）のボトル本体（３３）を後ろに起こすことによって、口部（３１）とネックリング部分（３２）が固定穴（１５）の方向へ変位でき、拡大されたネックリング部分（３２）を利用して肩部（１７）と固定穴（１５）の底面に支えられるため、市販のペットボトル（３０）でも該ボトルケージ（１０）に適用でき、ペットボトル（３０）が走行する際に起きる振動によってボトルケージ（１０）から外れることが避けられる。また、ペットボトル（３０）を取りたい時は、ペットボトル（３０）のボトル本体（３３）を前に押して、挿入穴（１６）より斜め上から取り出せば良いのである。

上述の具体的な実施例により、以下の利点がある。すなわち、固定穴（１５）と挿入穴（１６）の開設を利用し、肩部（１７）が形成されることによって、市販のペットボトル（３０）が該ボトルケージ（１０）に適用できるため、ウォーターボトル本体の大きさの違いによってボトルケージ（１０）にしっかりと載せられない問題が避けられる。使用上はより便利になり、広範囲に適用できる。

以上は、本考案の良い実施例の一部しか過ぎないため、本考案の実施範囲を制限するものではない。即ち、本実用新案登録請求の範囲内で行われる変形、修飾なども本考案の範囲内に属すべきである。

１０ ボトルケージ
１１ 背板
１２ ネジ穴
１３ 支持片
１４ 弾力性ホルダー部分
１５ 固定穴
１６ 挿入穴
１７ 肩部
２０ ボトル
３０ ペットボトル
３１ 口部
３２ ネックリング部分
３３ ペットボトル本体

Claims (2)

1. 自転車のボトルケージの構造であって、
   該ボトルケージには背板があり、背板にはネジ穴が設けられており、ネジを通して締め付けることによって、ボトルケージが自転車のフレームに固定されており、
   該背板の下方には前に伸ばされた支持片があり、両側にはそれぞれカーブ状の弾力性ホルダー部分が接続されており、
   該支持片には、前後に相接するように固定穴と挿入穴が設けられており、該固定穴と挿入穴は異なる孔径であり、挿入穴は固定穴より大きいという使用形態になっており、
   また、固定穴と挿入穴は前後に相接するように設けられているため、固定穴と挿入穴の両側の交差部分にピラミッド状の肩部がそれぞれ形成される自転車のボトルケージの構造。
2. 背板の上にあるネジ穴は細長い形状であることを特徴とする請求項１に記載の自転車のボトルケージの構造。