JP3198143U - 袋詰作業用の介助シート。 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の包装袋に、野菜等の包装物を袋詰めする場合に、袋への投入作業をスムースに行い、作業能率を上げることができる袋詰めの介助シートを提供する。【解決手段】樹脂製の不織布1に、背板2を貼り付けた介助シートに包装物を事前に仮包みして、包装袋に投入すればスムースに行え、包装物投入後の介助シートの引き抜きも滑らかになり、作業能率が大幅に向上する。【選択図】図1

Description

近年、商品を樹脂製の包装袋に包む傾向が増えている。中でも農産物が顕著である。
この現象は、ポリプロピレン樹脂のフィルム(OPP)の技術向上に負うところが大きい。即ち、そのフィルムの厚みが極薄でも強く、低コストを果たし、特に優れた透明性を実現した。これにより包装物を美しく見せる効果が評価されたのである。
農産物の包装は大半が手作業で行われている。少量多品種であるため、機械化が難しいからである。即ち、包装袋の口を指で開け、産品を手で投入し、袋の口を閉じるという手作業が行われている。本考案は、この作業工程の中の、産品投入の分野に関する。
農産物は少量多品種の代表ともいうべき産品である上に、形状が一様でなく、同一品種でも形・寸法が異なり、包装作業の機械化・自動化を難しくしている。
さらに農産物の包装作業を難しくする原因に、水濡れがある。この水分は野菜収穫後の水洗いによる。この水分が包装袋の内側に飛散し付着すると、産品を袋に接着させるように働き、産品のスムースな投入を妨げることになる。
この上、農産品の中、茄子は独特の性質が袋詰めを難しくする。この原因は茄子の表皮を覆うワックス分で、スムースな滑りを妨げるのである。
包装物である農産物を樹脂製(OPP)の包装袋にスムースに投入したい。これにより包装作業の全工程の能率向上を図りたい。
この解決方法としては、図2のように、産品を袋に投入する前に、古新聞紙や用済みの肥料袋(樹脂フィルム)を切り取り、産品を仮包みし、図4のように、包装袋に滑り込ませる方法が用いられている。この新聞紙やフィルムは投入を円滑にするための「介助シート」と呼ぶべきものである。
包装物を包装袋に投入し終えると、介助シートは袋外に引き抜き、次の包装作業に備えることになる。
古新聞紙などの介助シートにも難題がある。それは農産物特有の水濡れに合うと、機能を果たしにくくなるのである。
即ち、これまでの介助シートは、水濡れにあうと、水分が接着剤のように働き、シートは袋に密着して抜き差しならなくなるのである。この密着現象は、水で空気が押しのけられて起る。
請求項1の考案は樹脂製の不織布を介助シートに用いることである(図5)。この不織布は方形で、風呂敷様のものである。不織布の表面は、微細な無数の凹凸を備えており、さらに布の表面は繊毛で被われている。この凹凸と繊毛が空気を抱え込むので、水分にあっても、介助シートの不織布は袋の内側に密着することはない。
さらに茄子の場合、表皮にワックスが析出し、不織布であっても、接触すると滑りにくい。つまり茄子は介助シートから袋に滑り落ちにくくなる。この解決は、袋詰めの前に予め不織布を水で濡らしておけば良いことを確認した。これは、水潤滑が行われたことを示している。
本考案の不織布を用いる介助シートは、厚みが薄いため、包装物に巻き付け(図3)易い利点があるが、他方、仮包みする際に、たくれたり、めくれたり、その方形を平たく維持しにくい難点もある。この解決のために本考案は、不織布に樹脂のフィルムよりなる背板(図5−2)を貼り付ける。
この背板は、樹脂フィルムを用い、その厚みは0.7mm前後、巾は3cmほどである。背板は図5のように、不織布の中心部に、包装袋に投入する方向に方形の一辺に平行に貼り付ける。この背板を貼り付けることにより、部分的ではあるが不織布に腰が生まれ、不織布全体が平面をつくりやすくなる。これにより、次の包装袋の仮包み作業への移行が楽になる。また、物品を投入後、不織布を引き抜く作業において、この背板を掴めば便利である。
本考案の効果
本考案になる介助シート(図1)の素材である不織布の厚みが薄いので、形が不揃いな農産物でも、巻きつけ易い利点がある。さらに水濡れの産品にも、スムースな滑りをもたらし、包装袋への投入作業を大幅に改善する。その上、これまで困難とされた茄子のスムースな滑りも実現した。しかも薄い不織布の扱いにくさも、樹脂フィルムの背板を用いることによって解決した。
図1は、本考案になる袋詰め用の介助シートの斜視図。 図2は、新聞紙等を介助シートとして用いた、投入物(野菜)を仮包みせんとする状態を示す。 図3は、包装物(ねぎ)を、介助シートで仮包みする図。 図4は、本考案になる介助シートで仮包みした包装物(ねぎ)を、包装袋に投入せんとする図。 図5は、本考案になる介助シートの平面図。
本考案になる介助シートを構成する不織布と背板の素材は、ポリプロピレンやポリエステル樹脂製が良い。
本考案になる介助シートの大きさ(図5)は、ほうれん草などに用いる汎用のもので、タテ40cm、ヨコ30cm程度、ねぎ用はヨコが70cm程度である。背板(フィルム)は巾3cm〜4cm程である。
本考案になる介助シートの不織布の厚みは、0.1〜0.3mm、背板の厚みは0.7mm前後が良い。
1 … 不織布
2 … 背板(フィルム)
3 … 古新聞紙などを利用した介助シート
4 … 包装物(野菜)
5 … 樹脂製の包装紙(OPP)

Claims (1)

  1. 樹脂製の包装紙に包装物をスムースに投入する場合に、事前に包装物を仮包みする不織布に、背板を貼り付ける構造でなる、袋詰めの介助シート。
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