JP3198024U

JP3198024U - 充電式発光靴

Info

Publication number: JP3198024U
Application number: JP2015001583U
Authority: JP
Inventors: 徹河瀬
Original assignee: KOMARYO CO., LTD.
Current assignee: KOMARYO CO., LTD.
Priority date: 2015-04-01
Filing date: 2015-04-01
Publication date: 2015-06-11
Anticipated expiration: 2025-04-01

Abstract

【課題】容易に充電ができ、且つ、装着時に違和感を覚えることがない充電式の発光靴を提供することを課題とする。【解決手段】充電可能なバッテリー６を含む発光回路５と、バッテリー６を電源とする発光体３と、バッテリー電源の入切を行うスイッチ４とを備えた靴であって、発光回路５と発光体３は靴底２に内蔵され、発光回路５からアッパー部１２の内側を通って伸びるバッテリー充電用コード７端のソケット８は、アッパー部１２から内方向に露出するように設置され、発光回路５からアッパー部の内側を通って伸びるスイッチ用コード端のスイッチ４は、アッパー部１２の内部に設置される。【選択図】図１

Description

本考案は充電式発光靴、より詳細には、靴底部に、家庭電源等からの充電が可能な発光体を備えた充電式発光靴に関するものである。

発光機能が備わった充電式の履物は種々提案されている。例えば、特開平０６−２０９８０７号公報や特開２００１−２０４５０７号公報に記載の充電式発光靴は、靴底に内蔵された圧電素子等により充電するものであるが、比較的コスト高となるだけでなく、圧電素子等が靴自体の動きを感知しないと充電することができないため、安定的充電が望めないという問題がある。

特開平０６−２０９８０７号公報特開２００１−２０４５０７号公報

本考案は、上記従来提案されている発光体を備えた靴における問題点を解決するためになされたもので、容易且つ安定的に充電することができ、且つ、装着時に違和感を覚えることがない充電式発光靴を提供することを課題とする。

上記課題を解決するための請求項１に記載の考案は、充電可能なバッテリーを含む発光回路と、前記バッテリーを電源とする発光体と、前記バッテリー電源の入切を行うスイッチとを備えた靴であって、前記発光回路と前記発光体は靴底に内蔵され、前記発光回路からアッパー部の内側を通って伸びるバッテリー充電用コード端のソケットは、アッパー部から内方向に露出するように設置され、前記発光回路からアッパー部の内側を通って伸びるスイッチ用コード端の前記スイッチは、アッパー部内部に設置されることを特徴とする充電式発光靴である。

一実施形態においては、前記発光靴は靴紐タイプの靴であり、前記ソケットは、前記アッパー部の上端部の靴紐挿通孔間に配置され、また、前記発光体は発光ダイオード列で、前記スイッチが押されるごとに変色する。

本考案は上記のとおりであって、容易且つ安定的に充電することができるという効果があり、特に請求項２に記載の考案の場合は、装着時に違和感を覚えることがないという効果がある。

本考案に係る充電式発光靴の側面図である。本考案に係る充電式発光靴のソケット部分を示す斜視図である。

本考案を実施するための形態について、添付図面に依拠して説明する。本考案に係る充電式発光靴は、図示したような、甲部を靴紐１１で緊締する、靴紐タイプの靴に適用するのに好適である。靴本体１の色は任意であるが、靴底部２は透光性素材とし、靴底部２の外周部に沿って内包される発光体３を発光させることで、靴底部２が発色しているように見せることが可能となる。

発光体３は多色に発色可能な発光ダイオードであることが好ましく、靴底部２内に組み込まれる発光回路５に接続される。発光回路５は、発光体３の電源となる充電可能なバッテリー６を含み、発光回路５からアッパー部１２の内側を通って伸びるバッテリー充電用コード７の端部のソケット８は、アッパー部１２から内方に露出するように設置される（図２参照）。

靴紐タイプの靴の場合ソケット８は、アッパー部１２の上端部の靴紐挿通孔１３間に配置される。それは、その部分に狭いながら空間部ができるからであり、ソケット８をその部分に収めることで、足の甲に対する違和感を極力少なくすることが可能となるからである。ソケット８には、例えば、パソコン１５や家庭用電源等から延びる充電用ケーブル先端のプラグ１４が差し込まれる。

バッテリー６からアッパー部１２の内側を通って伸びるスイッチ用コード９先端のスイッチ４は、アッパー部１２の内部に設置され、アッパー部１２の内皮越しに押すことにより動作する。例えば、発光回路５は、スイッチ４を押すごとに、発光、変色、点滅、消灯となるような回路構成とすることができる。発光体３の発光色は、赤色、緑色、青色、黄緑色、水色、紫色、薄青色等が代表色であるが、これらに限られる訳ではない。

上記構成の本考案に係る充電式発光靴の場合、適時バッテリー６の充電を行った後、一般の靴と同様にして装着する。そして、発光体３を発光させたい場合は、スイッチ４を押し、所望の状態で発光させる。その発光状態は、スイッチ４の押圧操作で適宜変化させることができる。

この考案をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この考案の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白である。従って、この考案は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。

１靴本体
２靴底
３発光体
４スイッチ
５発光回路
６バッテリー
７バッテリー充電用コード
８ソケット
９スイッチ用コード
１１靴紐
１２アッパー部
１３靴紐貫通孔
１４プラグ
１５パソコン

Claims

充電可能なバッテリーを含む発光回路と、前記バッテリーを電源とする発光体と、前記バッテリー電源の入切を行うスイッチとを備えた靴であって、前記発光回路と前記発光体は靴底に内蔵され、前記発光回路からアッパー部の内側を通って伸びるバッテリー充電用コード端のソケットは、アッパー部から内方向に露出するように設置され、前記発光回路からアッパー部の内側を通って伸びるスイッチ用コード端の前記スイッチは、アッパー部内部に設置されることを特徴とする充電式発光靴。
前記発光靴は靴紐タイプの靴であり、前記ソケットは、前記アッパー部の上端部の靴紐挿通孔間に配置される、請求項１に記載の充電式発光靴。
前記発光体は発光ダイオード列で、前記スイッチが押されるごとに変色する、請求項１又は２に記載の充電式発光靴。