JP3196927U - 蓋置 - Google Patents

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利昭 ▲吉▼田
利昭 ▲吉▼田
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Abstract

【課題】蓋を載せてもバランスを崩しにくい蓋置を提供すること。【解決手段】茶道において、釜の蓋又は柄杓の合をのせる蓋置1であって、畳、大板、長板又は棚の板に接触する蓋置1の底部近傍に重量体3が取り付けられている。この蓋置1によれば、蓋置1の底部近傍に重量体が取り付けられているので、蓋置1自体の重心が畳、大板、長板又は棚の板に近くなり、蓋を載せてもバランスを崩しにくい。濡れた蓋がこの蓋置1の上に置かれた場合、蓋と蓋置1との間に存在する水の表面張力によって、蓋に軽量な蓋置1がくっついてしまうことあるが、蓋置1自体の重さで蓋と蓋置1とが分離しやすくなっている。【選択図】 図2

Description

本考案は、茶道の道具である蓋置に関する。
茶道の点前において、釜の蓋又は柄杓の合をのせる蓋置を使用する。
蓋置は、金属、陶磁器、木、竹などからなる。蓋置の形態は、多種多様である。
"蓋置"、[online]、[平成27年1月25日検索]、インターネット〈URL:http://www.h4.dion.ne.jp/~i-kids/12newhutaoki.htm〉
蓋置の中でも木、竹などからなる蓋置は、蓋置自体が軽量である。蓋置の上に置く釜の蓋は金属からなり、蓋置よりも重くかつ大きい。そのため、蓋置の上に蓋を置いた場合、バランスが崩れ、蓋とともに蓋置が倒れる場合があるという問題がある。蓋置の機能のみに着目すれば、蓋よりも大きくすることも可能ではあるが、使用者の好みに合致しない場合もある。
上記点より本考案は、蓋を載せてもバランスを崩しにくい蓋置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の蓋置は、茶道において、釜の蓋又は柄杓の合をのせる蓋置であって、畳、大板、長板又は棚の板に接触する前記蓋置の底部近傍に重量体が取り付けられている。
請求項1の蓋置によれば、蓋置の底部近傍に重量体が取り付けられているので、蓋置自体の重心が畳、大板、長板又は棚の板に近くなり、蓋を載せてもバランスを崩しにくい。
また、蓋置と接触する蓋は湯気で濡れている。濡れた蓋が蓋置の上に置かれた場合、蓋と蓋置との間に存在する水の表面張力によって、蓋に軽量な蓋置がくっついてしまうことがある。しかし、請求項1の蓋置によれば、蓋置の底部近傍に重量体が取り付けられているので、蓋置自体の重さで蓋と蓋置とが分離しやすくなっている。
請求項2の蓋置は、請求項1の蓋置において、前記蓋置は、全表面が漆工されている。
請求項2の蓋置によれば、請求項1の蓋置と同様に作用する上に、蓋置は、全表面が漆工されていることによって、蓋置の美観を向上させるとともに、蓋や柄杓の合に付いた水に対して耐水性を有する。
請求項3の蓋置は、請求項1又は請求項2の蓋置において、釜の蓋又は柄杓の合が接触する前記蓋置の面は、凹凸が形成されている。
請求項3の蓋置によれば、請求項1又は請求項2の蓋置と同様に作用する上に、釜の蓋又は柄杓の合が接触する前記蓋置の面の凹凸によって、蓋置に置いた釜の蓋又は柄杓の合が滑ることを防止できる。
釜の蓋又は柄杓の合が接触する前記蓋置の面が平滑であると、濡れた蓋が蓋置の上に置かれた場合、蓋と蓋置との間に存在する水の表面張力が大きくなり、蓋に蓋置がくっついて離れにくくなってしまうことがある。しかし、請求項3の蓋置によれば、この凹凸によって、表面張力が大きくなることを抑制できる。
請求項4の蓋置は、請求項1乃至請求項3のいずれかの蓋置において、畳面、大板、長板又は棚の天板に接触する前記蓋置の面は、凹凸が形成されている。
請求項4の蓋置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか蓋置と同様に作用する上に、畳面、大板、長板又は棚の板に接触する前記蓋置の面の凹凸によって、畳面、大板、長板又は棚の板に対して蓋置が滑ることを防止できる。
請求項5の蓋置は、請求項1乃至請求項4のいずれかの蓋置において、前記蓋置の本体は、木材又は竹の筒体からなり、この筒体の内壁の前記蓋置の底部近傍に窪みが形成されており、前記重量体はリング状となっており、筒体の内壁と面一となるように前記窪みに嵌め込まれている。
請求項5の蓋置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか蓋置と同様に作用する上に、重量体が目立たずに蓋置の本体に取り付けることができるので、蓋置の美観を損なうことがない。
請求項1から5のいずれかの考案によれば、蓋を載せてもバランスを崩しにくいという効果を実現することができる。
本考案の一実施形態の蓋置の斜視図である。 蓋置の縦断面を示す概略図である。
本考案の一実施形態である蓋置1について、以下説明する。
蓋置1は、図1に示すように、円筒状となっている。蓋置1の全表面は漆工されている。
蓋置1は、図2に示すように、円筒体の本体2と、畳、大板、長板又は棚の板に接触する蓋置1の底部近傍取り付けられる重量体3とからなる。
本体2は、木材又は竹を加工したものである。本体2において、筒体の内壁の蓋置1の底部近傍には窪み21が形成されている。この窪み21に重量体3が嵌め込まれている。
重量体3は金属からなる。重量体3はリング状となっている。重量体3が本体2の窪み21に嵌め込まれた状態では、筒体の内壁と面一となっている。
本体2の窪み21に重量体3が嵌め込まれ、本体2と重量体3が一体となったものの全表面が漆工された場合、本体2と重量体3が一体となったものの表面に漆層4形成される。
蓋置1の釜の蓋又は柄杓の合が接触する蓋置1の面11は、凹凸が形成されている。この凹凸は、漆工の際に乾漆粉5を蒔き固めることで形成される。
畳面、大板、長板又は棚の板に接触する蓋置1の面12は、凹凸が形成されている。この凹凸は、漆工の際に乾漆粉5を蒔き固めることで形成される。
上記実施形態では、蓋置1が円筒状となっている場合について説明したが、これに限定されることなく、蓋置が例えば、角筒状などの他の形状であってもよい。
上記実施形態では、蓋置1の全表面は漆工されている場合について説明したが、これに限定されることなく、素材の風合いを生かすため表面が漆工されていなくてもよいし、蓋置の一部表面が漆工されていてもよい。
上記実施形態では、本体2が木材又は竹を加工したものである場合について説明したが、これに限定されることなく、例えば、金属、樹脂、陶磁又は磁器等であってもよい。
上記実施形態では、重量体3が金属からなる場合について説明したが、これに限定されることなく、重量体3が例えば、金属以外の適切な質量を有する材料からなっていてもよい。
上記実施形態では、重量体3が1個のリング状である場合について説明したが、これに限定されることなく、例えば重量体が複数個あり、所定間隔で蓋置の底部近傍に取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、図2の位置に重量体が本体に嵌め込まれる場合について説明したが、これに限定されることなく、重量体が蓋置の底部近傍の他の場所に形成された本体の窪みに嵌め込まれてもよい。
上記実施形態では、蓋置1の面11及び面12の凹凸が乾漆粉5を蒔き固めることで形成される場合について説明したが、これに限定されることなく、他の方法で蓋置1の面11及び面12の凹凸を形成してもよい。
1 蓋置
2 本体
3 重量体
4 漆層
5 乾漆粉
11 釜の蓋又は柄杓の合が接触する面
12 畳面、大板、長板又は棚の板に接触する面
21 窪み

Claims (5)

  1. 茶道において、釜の蓋又は柄杓の合をのせる蓋置であって、
    畳、大板、長板又は棚の板に接触する前記蓋置の底部近傍に重量体が取り付けられていることを特徴とする蓋置。
  2. 前記蓋置は、全表面が漆工されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋置。
  3. 釜の蓋又は柄杓の合が接触する前記蓋置の面は、凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋置。
  4. 畳面、大板、長板又は棚の板に接触する前記蓋置の面は、凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蓋置。
  5. 前記蓋置の本体は、木材又は竹の筒体からなり、この筒体の内壁の前記蓋置の底部近傍に窪みが形成されており、
    前記重量体はリング状となっており、筒体の内壁と面一となるように前記窪みに嵌め込まれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の蓋置。
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