JP3196728B2 - ネットワークの設計方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークの設計方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークの設計
方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体に関
し、特に障害回復可能なリング間接続ネットワークの設
計方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1992年、アーテクハウス刊、ソンー
ホーウー著、「ファイバネットワークサービスサバイバ
ビリティ」(Tsong −Ho Wu 、Fiber Network Service
Survivability, 1992, Artech House )にもあるよう
に、通信ネットワークにおいて、障害が発生しても高速
にこれを迂回して通信を確保することを目的としてリン
グシステムが用いられている。図10はこれらのリング
システムが設置可能な通信ネットワークのトポロジーを
表わしたものである。このトポロジーはノード1とスパ
ン2とから構成され、リングシステムはリング3の位置
に形成される。ここでリング3とは、同一のノード1と
スパン2をいずれも2つ以上含まない閉路を指す。
【0003】図11,13に示すように、リングシステ
ムはADM(Add Drop Multiplexer)61〜64等とフ
ァイバ7,71〜74等とから構成される。ここで、A
DM61等はリング3を構成するノード1に設置され、
ファイバ71等はリング3を構成するスパン2に設置さ
れる。こうして構成されるリングシステムは同一のリン
グ3に1つとは限らず複数の場合もありうる。
【0004】図12に示すように、ADM6は受信すべ
きチャネル103をファイバ75等から分離し、また送
信すべきチャネル104をファイバ76に挿入する装置
である。具体的には、スロット#1及び#2がそれぞれ
割り当てられたチャネル101及び102は、スロット
番号を変えることなくそのままADM6を通過するが、
スロット#3を割り当てられたチャネル103はADM
6で受信するためにファイバ75より分岐される。また
スロット#4を割り当てられたチャネル104はADM
6から送信するためにファイバ76に挿入される。ここ
では、スロットとは、一本のファイバ内に多重されるチ
ャネルを識別するためのものを指し、具体的には、時分
割多重においてはタイムスロットが、波長分割多重にお
いては波長がそれぞれ相当する。
【0005】上述した文献であるアーテクハウス刊、ソ
ンーホーウー著、「ファイバネットワークサービスサバ
イバビリティ」(Tsong −Ho Wu 、Fiber Network Serv
iceSurvivability, 1992, Artech House )にもあるよ
うに、リングシステムは大きく分けて双方向リングシス
テムと片方向リングシステムとがある。図11は双方向
リングシステム8の構成を示したものである。図11
(A)に示すように、双方向リングシステム8では、正
常な状態においては、あるADM間の双方向のチャネル
を収容するために一組の現用ファイバが設定される。
【0006】例えば、ADM61から64間への反時計
回りの経路上には、チャネル106、107が双方向に
設定される。そして、障害に備えて、双方向のチャネル
を収容可能な一組の予備ファイバをもう一組設定し、障
害発生時はその両端のADMがファイバの接続替えを行
う。例えば、図11(B)に示すように、ADM62と
63間の現用ファイバ71及び予備ファイバ72が切断
された場合は、ADM62は予備ファイバ73に、AD
M63は予備ファイバ74にそれぞれ接続替えすること
で、チャネル106はチャネル108に切り替わり、A
DM64から61方向へのチャネルは確保される。
【0007】図13は双方向リングシステム8におい
て、各ADM間に設定されるチャネルが経由する片方向
のファイバ上で、各チャネルに割り当てるスロット番号
を示したものである。ここでは、各ファイバ当り最大3
2個のチャネルを多重できるものとする。この場合、各
ファイバ内では総数32個のスロットが用意されている
が、図11で示すように、各ADMではそこを通過する
チャネル10に対してスロット番号の変更は行わないた
め、夫々設定されたチャネル10に対しては、それが経
由するファイバ上で割り当てられるスロット番号は同一
のものでなければならない。
【0008】例えば、図13においてADM61と63
間には、61から63への時計回り及び反時計回りの経
路に、いずれもそれぞれスロット番号#12〜#19が
割り当てらたチャネルが8個づつ設定されている。また
ADM63と64の間には、ADM63から64の反時
計回りの経路に#20を割り当てたチャネルが設定され
ている。ADM61と64間では、ADM61から64
の時計回りの経路上に#1〜#7を割り当てたチャネル
が、反時計回りの経路上には、#1〜#11を割り当て
たチャネルがそれぞれ設定されている。
【0009】なお、双方向リングシステム8には図13
に示したスパン単位で障害を迂回する方式の他に、各ノ
ードペア間で使用すべきチャネルを、時計/反時計回り
の経路上のチャネルから反時計/時計回りの経路上の同
じスロットを割り当てられたチャネルに切り替えて障害
を迂回する方法もある。
【0010】図11に示す双方向リングシステム8にお
いて、例えばADM62が障害を起こした場合は、AD
M61と63でそれぞれ現用ファイバ内のチャネルを予
備ファイバ内に折り返すので、障害の影響を受けたチャ
ネルの回復が可能である。
【0011】図14に片方向リングシステム9の構成を
示す。図14(A)に示すように、片方向リングシステ
ム9は、正常な状態においては、一組のADM6間に設
定する双方向のチャネルは時計回り方向に一組及び反時
計回り方向に一組それぞれ同時に収容している。例え
ば、ADM61と64間の双方向のチャネル109,1
011は片方向の現用ファイバ77の中を時計回りに収
容する。同時にもう一組の双方向チャネル1010,1
012を予備ファイバ78の中を反時計回りに収容す
る。そしてADM61では2つのチャネル109と10
10を、ADM64では2つのチャネル1011と10
12を。それぞれ同時に受信している。よって図14
(B)に示すように、例えばADM62と63間の現用
ファイバ77と予備ファイバ78が切断された場合にお
いても、チャネル1010及び1011は何ら影響を受
けることがないので、ADM61と64の間の双方向の
チャネルは確保される。
【0012】図14に示す片方向リングシステム9にお
いては、ADM62が障害を起こしても、上記と同じよ
うに双方向のチャネルは確保される。こうして片方向リ
ングシステムでは、任意のADM間で設定される双方向
のチャネルは、双方向リングシステム8とは異なり、リ
ング3に含まれるノード1から別のノード1への単一の
方向(時計回りもしくは反時計回り)にリング3を一周
する形で収容される。よって、あるADM間に要求され
るチャネルの個々のリングシステム内全体での最大設定
可能数は、単純に一つのファイバのスロット総数に等し
い。
【0013】図15は複数の双方向リングシステム81
〜83が接続されてできたリング間接続ネットワークを
示したブロック図である。同じリング3に属さない異な
るノード1間でチャネルを設定する場合は、そのチャネ
ルは異なるリング3に設置された複数の異なる双方向リ
ングシステムを経由する必要がある。たとえば、異なる
リング3に設置された双方向リングシステム81と82
では、それぞれに属するADM66とADM67は同一
ノード14内において、XC(クロスコネクト装置)5
によって接続されている。ここでXCは経由するチャネ
ルをあるポートから別のポートに任意に接続するクロス
コネクト機能と、この経由するそれぞれのポート上でチ
ャネルに割り当てるスロット番号を変換するスロット変
換機能を有する。
【0014】また、双方向リングシステム82と83で
はそれぞれに属するADM68と69が直接接続されて
いる。ここでノード13に設置されたADM65とノー
ド15に設置されたADM68間でチャネル105を設
定する場合は、例えば双方向リングシステム81に属す
るADM65と66の間ではスロット#1を割り当て、
双方向リングシステム82のADM67と68の間では
スロット#3を割り当てる。
【0015】その際、XC5はスロット番号#1と#3
の入れ替えを行うことになる。このように異なる双方向
リングシステム8をXC5で接続してスロット変換を行
えば、チャネルが経由する各双方向リングシステム毎に
独立なスロット番号の割り当てが可能となって、XC5
で接続しない場合に比べて、チャネルの収容効率を上げ
ることが期待できる。ただし、ここでノード14ないの
XC5に障害が発生した場合は、チャネル105を回復
することはできないことに注意すべきである。
【0016】従来こうした複数のリングシステムから構
成されるネットワークであるリング間接続ネットワーク
に対して、数理計画法に基づいて設備コストを最小化す
るように、リングシステムの配置やパスの経路を決定す
るための設計方法として、1996年、アイイーイーイ
ーグローブコム96予稿集、1867〜1871頁、エ
スボルトロン等著、アメソドロジーツーエスディーエッ
チネットワークデザインユージングオプティマイゼイシ
ョンツール(S. Bortolon, H. M.F. Tavares,R.V. Ribe
rio, E. Quaglia, and M. A. Bergamaschi, “A metho
dology to SDHnetworks design using optimization to
ols ”,Proceedings of IEEE Globcom ’96, pp. 186
7-1871,1996)に次のようなものが示されている。
【0017】以下、同一デマンドペア11(図17参
照)に対して、同一のノード1もしくはスパン2を経由
するチャネルの束をパスと呼ぶことにする。ここで、あ
るパスの容量はそのパスに含まれるチャネルの総数で与
えることにする。パスの候補の経路は、スパン1、リン
グ3もしくはノード2に基づいて与えられる。ここでデ
マンドペア11とは、設定されるパスの両端にある1対
のノードを指す。このデマンドペア11間には、その間
に要求されるチャネルの数(要求容量)を確保するため
に一つもしくは複数のパスが設定される。
【0018】先の文献では、双方向リングシステム8に
収容されるパスはスパン2に基づいた経路を与える。こ
うしたパスを以下スパンベースパス41と呼ぶ。そし
て、図16に示すように、あるスパン2を経由する全て
のスパンベースパス41は、そのスパン2を含むリング
3の候補に設置された全ての双方向リングシステム8に
収容される。また、図17に示すように、片方向リング
システム9に収容されるパスは、複数の片方向リングシ
ステム9が設置されるリング3に基づいた経路を与え
る。以下こうしたパスをリングベースパス42と呼ぶこ
とにする。
【0019】以上の考え方に基づいて設計問題の定式化
を行うため、まず番号として、 r=1〜R (リングに割り振る番号) s=1〜S (スパンに割り振る番号) p=1〜P (デマンドペアに割り振る番号) lp =1〜Lp (デマンドペアpが使用するパス候補に
割り振る番号) として定義する。
【0020】また、定数として、図18の項番1〜7に
示す如きものを定義する。更に、変数として、図19の
項番1〜3に示す如きものを定義する。以上の各定義さ
れた記号を使用して、従来のリング間接続ネットワーク
の設計問題は次の整数計画問題1に定式化できる。
【0021】問題1:
【数1】
【0022】ここで、式(1−1)は最小化すべき目的
関数であり、これは双方向リングシステム8及び片方向
リングシステム9を設置するのに要するコストの総計を
表わす。式(1−2)は、各デマンドペア11間で使用
可能な各パス4に割り当てる容量の総和がそのデマンド
ペア11間の要求容量に等しいことを表わす制約式であ
る。
【0023】式(1−3)は、各スパン2を経由するス
パンベースパス41に割り当てられる容量の総和がその
スパン2を含むリング3の候補に設置された双方向リン
グシステム8の容量の総和を超えないことを表わす制約
式である。式(1−4)は、各リング3の候補を経由す
るリングベースパス42に割り当てられた容量の総和
が、そのリング3の候補に設置された片方向リングシス
テム9の容量の総和を超えないことを保証するための制
約式である。
【0024】図20に従来のリング間接続ネットワーク
の設計方法における具体的な設計手順を示す。まずノー
ド1とスパン2の接続情報から、リング3の候補、スパ
ンベースパス41及びリングベースパス42の候補の経
路を決定する(ステップC1)。次に、これらに基づい
て整数計画問題1を生成する(ステップC2)。最後
に、問題1を分岐限定法で解き、得られた解より、各リ
ング3の候補に設置すべき双方向リングシステム8及び
片方向リングシステム9の各リング3の候補における設
置台数と、各スパンベースパス41、リングベースパス
42に割り当てる容量を決定する(ステップC3)。
【0025】ここで分岐限定法は、H.P.ウイリアム
ス著、産業図書刊「数理計画モデルの作成法」にもある
ように、整数計画問題を解くための代表的な方法であ
る。ここではある段階で選られる線形計画問題の解にお
いて、整数値をとらなかった変数を一つ選び、その値よ
り大きい整数もしくはそれより大きくない整数でその選
ばれた変数の取りうる範囲を限定する制約式を加えて得
られる次の線形計画問題を解く。そしてこうした手順を
整数とならない変数に対して次々に繰り返し適用するこ
とで、全ての変数が整数となる解を求める。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、設計
結果をそのまま実際のリング間接続ネットワークにおけ
るチャネルの設定に反映できないことである。その理由
は、得られた解からはスパンベースパス41及びリング
ベースパス42の経路と、双方向リングシステム8及び
片方向リングシステム9の設置箇所と設置台数を得るだ
けであり、個々の双方向リングシステム8を経由する各
チャネルに対して割り当てるスロット番号を特定するこ
とや、個々の片方向リングシステム9において、各ノー
ド1間に経由させるべきチャネルの数をを特定できない
からである。また、設置された個々のリングシステムに
対してADMを設置すべきノード1も特定できないから
である。
【0027】第2の問題点として、特に、XCやADM
に関するコストがリングシステムに関するコストに対し
て無視できない場合、XCのコストも含めた総合の設備
コストを最適化できるとは限らないことである。その理
由は、XCを設置すべきノード1であるハブ12を特定
するような経路の候補を与えるわけではないので、XC
の設置数が算出できないからである。また設置された個
々のリングシステムに対してADMを設置すべきノード
を特定するわけではないので、ADMの設置数も算出で
きないからである。
【0028】第3の問題点は、リングシステムを接続す
るためのXCを設置すべきハブ12に障害が起きてもそ
れを回復することはできないことである。その理由は、
XCを設置すべきノード1であるハブ12を特定して、
この障害の影響を受けるパスに予め割り当ててあった容
量を別途確保する方法が組み込まれていないからであ
る。
【0029】本発明の目的は、得られた設計結果を直ち
に実際のネットワークの構築、運用に反映できるような
ネットワークの設計方法及びその制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することである。
【0030】本発明の他の目的は、XCやADMに関す
るコストも含めた総合の設備コストを最小化するような
ネットワークの設計方法及びその制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することである。
【0031】本発明のもうひとつの目的は、ハブの障害
に対しても要求容量を満足するようなネットワークを設
計可能なネットワークの設計方法及びその制御プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ネット
ワークにおけるノードとスパンの接続関係と、チャネル
を終端するノードであるデマンドペアと、クロスコネク
ト装置を設置可能なノードであるハブとから、双方向リ
ングシステムもしくは片方向リングシステムが設置可能
なリングの候補と、前記デマンドペア及び前記ハブに含
まれるノードの並びに基づいて前記各デマンドペア間に
設定可能な各パスの候補の経路をそれぞれ与えるステッ
プと、前記各パスに割り当てる容量を表わす変数と、r
番目の前記リングの候補にk番目の前記双方向リングシ
ステムを設置するか否かを表わす変数と、前記r番目の
リングの候補に含まれる前記ノードにおいて前記r番目
のリングの候補に設置される前記k番目の双方向リング
システムから前記チャネルを分岐・挿入するためのアド
ドロップマルチプレクサ装置を設置するか否かを表わす
変数と、前記r番目のリングの候補に設置される前記k
番目の双方向リングシステムにおいて前記r番目のリン
グの候補に含まれかつ前記各デマンドペアに対する前記
各パスの候補の少なくともいずれか一つの経路上に含ま
れる個々の隣接ノード間で時計回りもしくは反時計回り
の経路上に各スロット番号を割り当てた前記チャネルを
経由させるか否か表わす変数と、前記r番目のリングの
候補にk番目の前記片方向リングシステムを設置するか
否かを表わす変数と、前記r番目のリングの候補に含ま
れる前記ノードにおいて前記r番目のリングの候補に設
置される前記k番目の片方向リングシステムから前記チ
ャネルを分岐・挿入するためのアドドロップマルチプレ
クサ装置を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目
のリングの候補に設置される前記k番目の片方向リング
システムにおいて前記r番目のリングの候補に含まれか
つ前記各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少な
くともいずれか一つの経路上に含まれる個々の隣接ノー
ド間を経由すべきチャネルの数を表わす変数と、前記各
パスの候補の少なくともいずれか一つの経路上に存在す
る個々の隣接ノードにおいて前記隣接ノードを含む前記
各リングの候補に設置される前記各双方向リングシステ
ム及び前記各片方向リングシステムをそれぞれ経由すべ
きチャネルの総数は、前記隣接ノードを経由する全ての
パスに割り当てられた容量の総和よりも小さくないこと
を表わす制約条件と、前記r番目のリングの候補におい
て前記k番目の双方向リングシステムが設置される場合
は、前記r番目のリングの候補に含まれる個々のスパン
において個々のスロットを割り当てられて通過できるチ
ャネルの数は、前記r番目のリングの候補に含まれかつ
前記各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少なく
ともいずれか一つの経路上に含まれる各隣接ノードに対
して存在する時計回りまたは反時計回りであってかつ前
記スパンを経由する全ての経路の中で高々1つであるこ
とを表わす制約条件と、前記r番目のリングの候補にお
いて前記k番目の片方向リングシステムが設置される場
合は、前記r番目のリングの候補に含まれかつ前記各デ
マンドペアに対する前記各パスの候補の少なくともいず
れか一つの経路上に含まれる各隣接ノードの間を経由す
べきチャネルの総数は、ファイバ当たりのスロット総数
を超えない制約条件と、前記r番目のリングの候補に設
置される前記k番目の双方向リングシステムにおいて、
前記r番目のリングに含まれる個々のノードにおいてア
ドドロップマルチプレクサ装置を設置する場合は、前記
ノードにおいて分岐・挿入すべきチャネルの総数はファ
イバ当たりのスロット総数の2倍を超えないことを表わ
す制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置される
前記k番目の片方向リングシステムにおいて前記r番目
のリングに含まれる個々のノードにおいてADMを設置
する場合は、前記ノードにおいて分岐・挿入すべきチャ
ネルの総数はファイバ当たりのスロット総数を超えない
ことを表わす制約条件とを少なくとも含む整数計画問題
を生成するステップと、前記整数計画問題を解いてえら
れる解に基づいて前記各リングの候補に設置すべき前記
双方向リングシステム及び前記片方向リングシステムの
台数と、前記個々のリングシステムにおいて前記ADM
を設置すべきノードと、前記設置すべき各双方向リング
システムを経由するチャネルに割り当てるスロット番号
とを決定するステップと、を含むことを特徴とするネッ
トワークの設計方法が得られる。
【0033】また、本発明によれば、ネットワークにお
けるノードとスパンの接続関係と、チャネルを終端する
ノードであるデマンドペアと、クロスコネクト装置を設
置可能なノードであるハブとから、双方向リングシステ
ムが設置可能なリングの候補と、前記デマンドペア及び
前記ハブに含まれるノードの並びに基づいて前記各デマ
ンドペア間に設定可能な各パスの候補の経路をそれぞれ
与えるステップと、前記各パスに割り当てる容量を表わ
す変数と、r番目の前記リングの候補にk番目の前記双
方向リングシステムを設置するか否かを表わす変数と、
前記r番目のリングの候補に含まれる前記ノードにおい
て、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
の双方向リングシステムから前記チャネルを分岐・挿入
するためのアドドロップマルチブレクサ装置を設置する
か否かを表わす変数と、前記r番目のリングの候補に設
置される前記k番目の双方向リングシステムにおいて前
記r番目のリングの候補に含まれかつ前記各デマンドペ
アに対する前記各パスの候補の少なくともいずれか一つ
の経路上に含まれる個々の隣接ノード間で時計回りもし
くは反時計回りの経路上に各スロット番号を割り当てた
前記チャネルを経由させるか否か表わす変数と、前記各
パスの候補の少なくともいずれか一つの経路上に存在す
る個々の隣接ノードにおいて、前記隣接ノードを含む前
記各リングの候補に設置される前記各双方向リングシス
テムを経由すべきチャネルの総数は、前記隣接ノードを
経由する全てのパスに割り当てられた容量の総和より小
さくないことを表わす制約条件と、前記r番目のリング
の候補において前記k番目の双方向リングシステムが設
置される場合は、前記r番目のリングの候補に含まれる
個々のスパンにおいて個々のスロット番号を割り当てら
れて通過できるチャネルの数は、前記リングの候補に含
まれかつ前記各デマンドペアに対する前記各パスの候補
の少なくともいずれか一つの経路上に含まれる各隣接ノ
ードに対して存在する時計回りまたは反時計回りであっ
てかつ前記スパンを経由する全ての経路の中で高々1つ
であることを表わす制約条件と、前記r番目のリングの
候補に設置される前記k番目の双方向リングシステムに
おいて前記r番目のリングに含まれる個々のノードにお
いてアドドロップマルチプレクサ装置を設置する場合
は、前記ノードにおいて分岐・挿入すべきチャネルの総
数はファイバ当たりのスロット総数の2倍を超えないこ
とを表わす制約条件とを少なくとも含む整数計画問題を
生成するステップと、前記整数計画問題を解いてえられ
る解に基づいて前記各リングの候補に設置すべき前記双
方向リングシステムの台数と、個々の前記システムにお
いて、アドドロップマルチプレクサ装置を設置すべきノ
ードと、前記設置すべき各双方向リングシステムを経由
するチャネルに割り当てるスロット番号とを少なくとも
決定するステップと、を含むことを特徴とするネットワ
ークの設計方法が得られる。
【0034】更に本発明によれば、ネットワークの設計
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録した記録媒体であって、ネットワークにおけるノード
とスパンの接続関係と、チャネルを終端するノードであ
るデマンドペアと、クロスコネクト装置を設置可能なノ
ードであるハブとから、双方向リングシステムもしくは
片方向リングシステムが設置可能なリングの候補と、前
記デマンドペア及び前記ハブに含まれるノードの並びに
基づいて前記各デマンドペア間に設定可能な各パスの候
補の経路をそれぞれ与えるステップと、前記各パスに割
り当てる容量を表わす変数と、r番目の前記リングの候
補にk番目の前記双方向リングシステムを設置するか否
かを表わす変数と、前記r番目のリングの候補に含まれ
る前記ノードにおいて前記r番目のリングの候補に設置
される前記k番目の双方向リングシステムから前記チャ
ネルを分岐・挿入するためのアドドロップマルチプレク
サ装置を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目の
リングの候補に設置される前記k番目の双方向リングシ
ステムにおいて前記r番目のリングの候補に含まれかつ
前記各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少なく
ともいずれか一つの経路上に含まれる個々の隣接ノード
間で時計回りもしくは反時計回りの経路上に各スロット
番号を割り当てた前記チャネルを経由させるか否か表わ
す変数と、前記r番目のリングの候補にk番目の前記片
方向リングシステムを設置するか否かを表わす変数と、
前記r番目のリングの候補に含まれる前記ノードにおい
て前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目の
片方向リングシステムから前記チャネルを分岐・挿入す
るためのアドドロップマルチプレクサ装置を設置するか
否かを表わす変数と、前記r番目のリングの候補に設置
される前記k番目の片方向リングシステムにおいて前記
r番目のリングの候補に含まれかつ前記各デマンドペア
に対する前記各パスの候補の少なくともいずれか一つの
経路上に含まれる個々の隣接ノード間を経由すべきチャ
ネルの数を表わす変数と、前記各パスの候補の少なくと
もいずれか一つの経路上に存在する個々の隣接ノードに
おいて前記隣接ノードを含む前記各リングの候補に設置
される前記各双方向リングシステム及び前記各片方向リ
ングシステムをそれぞれ経由すべきチャネルの総数は、
前記隣接ノードを経由する全てのパスに割り当てられた
容量の総和よりも小さくないことを表わす制約条件と、
前記r番目のリングの候補において前記k番目の双方向
リングシステムが設置される場合は、前記r番目のリン
グの候補に含まれる個々のスパンにおいて個々のスロッ
トを割り当てられて通過できるチャネルの数は、前記r
番目のリングの候補に含まれかつ前記各デマンドペアに
対する前記各パスの候補の少なくともいずれか一つの経
路上に含まれる各隣接ノードに対して存在する時計回り
または反時計回りであってかつ前記スパンを経由する全
ての経路の中で高々1つであることを表わす制約条件
と、前記r番目のリングの候補において前記k番目の片
方向リングシステムが設置される場合は、前記r番目の
リングの候補に含まれかつ前記各デマンドペアに対する
前記各パスの候補の少なくともいずれか一つの経路上に
含まれる各隣接ノードの間を経由すべきチャネルの総数
は、ファイバ当たりのスロット総数を超えない制約条件
と、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
の双方向リングシステムにおいて、前記r番目のリング
に含まれる個々のノードにおいてアドドロップマルチプ
レクサ装置を設置する場合は、前記ノードにおいて分岐
・挿入すべきチャネルの総数はファイバ当たりのスロッ
ト総数の2倍を超えないことを表わす制約条件と、前記
r番目のリングの候補に設置される前記k番目の片方向
リングシステムにおいて前記r番目のリングに含まれる
個々のノードにおいてADMを設置する場合は、前記ノ
ードにおいて分岐・挿入すべきチャネルの総数はファイ
バ当たりのスロット総数を超えないことを表わす制約条
件とを少なくとも含む整数計画問題を生成するステップ
と、前記整数計画問題を解いてえられる解に基づいて前
記各リングの候補に設置すべき前記双方向リングシステ
ム及び前記片方向リングシステムの台数と、前記個々の
リングシステムにおいて前記ADMを設置すべきノード
と、前記設置すべき各双方向リングシステムを経由する
チャネルに割り当てるスロット番号とを決定するステッ
プと、を含むプログラムを記録したコンピュータに読取
り可能な記録媒体が得られる。
【0035】更にはまた、本発明によれば、ネットワー
クの設計方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録した記録媒体であって、ネットワークにおけ
るノードとスパンの接続関係と、チャネルを終端するノ
ードであるデマンドペアと、クロスコネクト装置を設置
可能なノードであるハブとから、双方向リングシステム
が設置可能なリングの候補と、前記デマンドペア及び前
記ハブに含まれるノードの並びに基づいて前記各デマン
ドペア間に設定可能な各パスの候補の経路をそれぞれ与
えるステップと、前記各パスに割り当てる容量を表わす
変数と、r番目の前記リングの候補にk番目の前記双方
向リングシステムを設置するか否かを表わす変数と、前
記r番目のリングの候補に含まれる前記ノードにおい
て、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
の双方向リングシステムから前記チャネルを分岐・挿入
するためのアドドロップマルチブレクサ装置を設置する
か否かを表わす変数と、前記r番目のリングの候補に設
置される前記k番目の双方向リングシステムにおいて前
記r番目のリングの候補に含まれかつ前記各デマンドペ
アに対する前記各パスの候補の少なくともいずれか一つ
の経路上に含まれる個々の隣接ノード間で時計回りもし
くは反時計回りの経路上に各スロット番号を割り当てた
前記チャネルを経由させるか否か表わす変数と、前記各
パスの候補の少なくともいずれか一つの経路上に存在す
る個々の隣接ノードにおいて、前記隣接ノードを含む前
記各リングの候補に設置される前記各双方向リングシス
テムを経由すべきチャネルの総数は、前記隣接ノードを
経由する全てのパスに割り当てられた容量の総和より小
さくないことを表わす制約条件と、前記r番目のリング
の候補において前記k番目の双方向リングシステムが設
置される場合は、前記r番目のリングの候補に含まれる
個々のスパンにおいて個々のスロット番号を割り当てら
れて通過できるチャネルの数は、前記リングの候補に含
まれかつ前記各デマンドペアに対する前記各パスの候補
の少なくともいずれか一つの経路上に含まれる各隣接ノ
ードに対して存在する時計回りまたは反時計回りであっ
てかつ前記スパンを経由する全ての経路の中で高々1つ
であることを表わす制約条件と、前記r番目のリングの
候補に設置される前記k番目の双方向リングシステムに
おいて前記r番目のリングに含まれる個々のノードにお
いてアドドロップマルチプレクサ装置を設置する場合
は、前記ノードにおいて分岐・挿入すべきチャネルの総
数はファイバ当たりのスロット総数の2倍を超えないこ
とを表わす制約条件とを少なくとも含む整数計画問題を
生成するステップと、前記整数計画問題を解いてえられ
る解に基づいて前記各リングの候補に設置すべき前記双
方向リングシステムの台数と、個々の前記システムにお
いて、アドドロップマルチプレクサ装置を設置すべきノ
ードと、前記設置すべき各双方向リングシステムを経由
するチャネルに割り当てるスロット番号とを少なくとも
決定するステップと、を含むプログラムを記録したコン
ピュータに読取り可能な記録媒体が得られる。
【0036】上記において、隣接ノードとは、図9にお
いて、あるノードベースパス43のある一つの候補の経
路が、(デマンドペア11に属するノード番号、ハブ1
2のノード番号、ハブ12のノード番号、……、ハブ1
2のノード番号、デマンドペア11に属するもう一つの
ノード番号)というノードの番号の並びで与えられた場
合に、互いに隣り合う一対のノードを指す。図9にも示
す様に、あるノードベースパス43の経路上の隣接ノー
ドを経由するチャネルは、その隣接ノードを含むリング
3の候補に設置される可能性のある全ての双方向リング
システム8もしくは片方向リングシステム9内を経由さ
せることを考える。
【0037】そして、各リング3の候補に設置すべき各
双方向リングシステム8内を経由すべきチャネルに対し
て、各ノード1間の時計回りもしくは反時計回りの経路
に対して、どのスロットを割り当てるかについて変数を
設定している。よって、以上に基づいた整数計画を解い
て得られた解は直ちに設置すべき個々の双方向リングシ
ステム8内を経由するチャネルに対するスロット割り当
てが決定できる。
【0038】図9に示す様に、デマンドペア11間に設
定可能なパス4の候補の経路は、デマンドペア11であ
るノード1と、ハブ12であるノード1の並びに基づい
て与えるので、XC5の設置箇所であるハブ12を経由
するパス4の容量の総和を算出することが可能となる。
よって、各ハブ12に設置すべきXC5の台数からXZ
5に関するコストが算出でき、これを目的関数に含める
ことで、総合の設備コストを最小化することが可能とな
る。
【0039】ハブ12が障害を起こして、それを経路上
に含むノードベースパス43が障害の影響を受けた場合
は、そのパスに割り当てる容量は0となるので、各間デ
マンドペア11は別の障害の影響を受けない各ノードベ
ースパス43に割り当ててある容量をもって、その要求
容量を満たす様にする。よって、予め各デマンドペア1
1が使用可能なノードベースパス43には、正常状態に
おいてそのデマンドペアの要求容量を満たすための容量
よりも大きな容量を割り当てておくことになる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。この設計問題の定式化において用いられ
る記号について説明する。まず定数として、図2の項番
1〜9の如く定義する。また、番号として、 k=1〜KB/U :各リングに設置すべき双方向リングシ
ステムに割り振るを定義する。但し、双方向リングシス
テム8はスパン当り4本のファイバを使用するため、こ
の各リングの候補に設置可能なシステム数の上限Kは高
々D/4を越えない整数の範囲で設定される。
【0041】更に、インディケータとして、図3の項番
1〜4で示す様に定義する。更にはまた、変数として、
図4の項番1〜6で示す様に定義する。また、集合とし
て、 Q:少なくとも1つのノードベースパスの経路候補上に
存在する一対の隣接ノードの集合 H:ハブであるノードの集合 を定義する。
【0042】以上に基づいて、次に示すような設計問題
を整数計画問題2として設定する。
【0043】問題2:
【数2】
【0044】式(2−1)は最小化すべき総コストを示
す。第1項及び第2項は、それぞれ設置すべき双方向リ
ングシステム8及び片方向リングシステム9におけるフ
ァイバ7に関するコストである。第3項及び第4項は、
それぞれ設置すべき双方向リングシステム8及び片方向
リングシステム9におけるADMに関するコストであ
る。第5項は各ハブ12に設置するXC5に関するコス
トである。
【0045】式(2−2)は、各デマンドペア11に対
して、それが使用する各ノードベースパス43に割り当
てる容量の総和は、そのデマンドペア11間の要求容量
より小さくないことを保証するための制約式である。式
(2−3)は、各デマンドペア11に設定可能な各パス
候補の少なくとも1つの経路上に存在する隣接ノードを
含むリング3の候補に設置される双方向リングシステム
8及び片方向リングシステム9内をそれぞれ経由すべき
チャネル10の総数は、その隣接ノードを経由するノー
ドベースパス43に割り当てられた容量の総和より小さ
くないことを保証するための制約式である。
【0046】右辺第1項は各リング3の候補に設置され
た各双方向リングシステム8において、その隣接ノード
間の時計回り及び反時計回りの経路上で各スロット番号
を割り当てられて経由するチャネル10の総数を表す。
右辺第2項は各片方向リングシステム9を経由するチャ
ネル10の総数を表す。尚、この制約式は与えられた任
意のノードベースパス43の候補の経路上に少なくとも
一組存在する隣接ノードに対して設定される。
【0047】式(2−4)は、各リング3の候補に設置
にk番目の双方向リングシステム8を設置する場合は、
各スパンで各スロット番号を割り当てられるチャネルの
数は、そこに双方向リングシステム8が設置されたら高
々1を超えることはないことを保証するための制約式で
ある。式(2−5)は、各リング3の候補にk番目の片
方向リングシステム9内を設置する場合は、そのリング
システムを経由するチャネルの総数はファイバ内の最大
チャネル多重数Ωを超えないことを保証するための制約
式である。
【0048】式(2−6)は、k番目の双方向リングシ
ステム8もしくは片方向リングシステム9が設置されな
ければ、k+1番目以降の双方向リングシステム8もしく
は片方向リングシステム9はそれぞれ設置されないこと
を保証するための制約式である。この制約式を加えても
目的関数の最適値をより悪くすることはないが、整数計
画法を分岐限定法で解く際に、解を探索する領域を削減
する効果がある。
【0049】式(2−7)は、各スパン2で使用される
ファイバ7の総数は、その上限を超えないことを保証す
るための制約式である。左辺第1項及び第2項は、ある
スパンにおいて、双方向リングシステム8及び片方向リ
ングシステム9がそれぞれ使用するファイバの総数を表
わす。ここで、一つの双方向リングシステム8及び片方
向リングシステム9は、図11及び図14に示すよう
に、あるスパン2においてそれぞれファイバを4本及び
2本使うことを考慮している。
【0050】式(2−8)は、各リング3の候補に設置
される各双方向リングシステム8において、各ノード1
において分岐・挿入するチャネルの合計が1以上であれ
ば、双方向リングシステム8用のADMが設置されるこ
とを保証するための制約式である。式(2−9)は、各
リング3の候補に設置される各片方向リングシステム9
において、各ノード1において分岐・挿入するチャネル
の合計が1以上であれば、片方向リングシステム9用の
ADMが設置されることを保証するための制約式であ
る。
【0051】式(2−10)は、双方向リングシステム
用もしくは片方向リングシステム用のADMのネットワ
ーク内における合計台数はそれぞれその上限を超えない
ことを保証するための制約式である。式(2−11)
は、各ハブ12で中継もしくは終端されるチャネルの総
数はそのハブ12に設置されたXCの容量の総和を超え
ないことを保証するための制約式である。式(2−1
2)は、XCのネットワーク内における合計台数がその
上限を超えないことを保証するための制約式である。
【0052】第1の実施の形態における実施例について
図1を参照して説明する。まず、ネットワークのノード
1とスパン2の接続状況を表わすトポロジーと、ノード
1の中でXCを設置可能なノード1であるハブ12の候
補より、リングシステムを設置可能なリング3の候補を
生成し、さらにデマンドペア11が使用可能なノードベ
ースパス43の候補の経路を生成する(ステップA
1)。次に、ステップA1で得られたリング3の候補か
ら、図3の項番1,3,4の各インディケータ、各ノー
ドベースパス43の候補の経路から、図3の項番2,3
の各インディケータをそれぞれ決定して問題2を生成す
る(ステップA2)。
【0053】最後にこれを分岐限定法で解き、各リング
3の候補に設置すべき双方向リングシステム8及び片方
向リングシステム9の台数と、個々のリングシステムに
対してADM6を設置すべきノード1と、各ハブ12に
設置すべきXCの台数と、各ノードベースパス43に割
り当てる容量と、双方向リングシステム8内を経由すべ
きチャネルに割り当てるスロット番号とを決定する(ス
テップA3)。
【0054】上記の整数問題計画法を解く方法は上述し
た如く公知であるが、その代表的な方法として分岐限定
法があり、その詳細はModel building in mathematical
programming, third edition reversed, H. P. Willia
ms, John Wiley & Suns にあるが、ここでは簡単にその
方法について説明する。
【0055】まず、ここで用いられる用語について説明
する。ここでは、目的関数を最少化することを前提とす
る。整数計画問題の全ての整数変数を実数変数に緩和し
た問題を、元の問題に対する線形緩和問題と呼ぶ。ある
与えられた線形緩和問題を解いて得られた解(全ての変
数の値の集合)において、値が全て整数でない場合、値
が整数でない変数を一つ選び、次にその値の整数部分よ
りもその変数が小さい、もしくはその値の整数部分に1
を加えたものよりその変数が大きいといういずれか一方
の制約式を元の線形緩和問題に加えて、新たに線形緩和
問題を作る操作を分岐操作と呼ぶ。
【0056】ここである線形緩和問題を一つのノードに
対応させ、そこから分岐操作によって新たに線形緩和問
題を作って新たなノードとすることを、枝を伸ばすと呼
ぶ。また枝を伸ばした先のノードに対して、元のノード
を先祖ノードと呼ぶ。分岐操作を繰返すことで枝を伸ば
してできるグラフを探索木と呼ぶ。
【0057】線形緩和問題において、制約条件を満たす
解を可能解と呼ぶ。最適値を与える可能解は特に最適解
と呼ばれる。そのノードに対応する線形緩和問題が可能
解を持たない場合、そこから先は枝を伸ばしても可能解
がなく、無意味なので、その場合枝を伸ばすことはな
い。こうした枝を伸ばすことをやめたノードは終端され
たという。また、あるノードに相当する線形緩和問題を
解いて得られた最適値が、現在までに暫定的に得られて
いる整数解に対する目的関数の値(以下簡単に暫定値と
呼ぶ)より良くない場合は、これ以上分岐操作をして制
約式を付加していっても、より良い最適値は得られない
ので、そのノードは終端される。こうした操作を限定操
作と呼ぶ。
【0058】分岐操作では、先に述べた様な2つの不等
式の一方を元の線形緩和問題に付加するので、分岐する
方向としては2つある。終端されておらず、また2方向
に分岐されていないノードは、分岐操作可能なノードで
あり、こうしたノードを活性ノードと呼ぶ。全ての活性
ノードに対する線形緩和問題の最適値の中で最少のもの
は、これ以上暫定値が小さくなることはないので、この
整数計画問題の最良下界と呼ぶ。最適値を与える解にお
いて、全ての変数の値が整数となっているものを整数解
と呼ぶ。
【0059】次に、以上の用語を用いて分岐限定法のア
ルゴリズムの実施例を図5のフローチャートを参照して
説明する。まず、暫定値Zを無限大とおく(ステップS
1)。次に、選ばれたノードに対応する線形緩和問題
(LP)を解き(ステップS2)、可能解が得られたか
どうか調べる(ステップS3)。ステップS3で可能解
が得られた場合は、その問題の最適値が暫定値より大き
いかどうか調べる(ステップS4)。ステップS4で大
きくない場合は、整数解が得られたかどうか調べる(ス
テップS5)。ステップS5で整数解が得られない場合
は、分岐操作を行い、ノードを一つ選ぶ(ステップS
6)。
【0060】次に先祖ノードは2方向に分岐し終わった
かどうか調べ(ステップS7)、終わっていない場合は
ステップS2に行く。ステップS7で、先祖ノードが2
方向に分岐し終わった場合は、先祖ノードを終端して最
良下界を更新し(ステップS8)、ステップS2へ行
く。
【0061】ステップS3で、可能解が得られない場合
は、そのノードを終端する(ステップS9)。次に探索
木の中で活性ノードが一つでも残っているかどうか調べ
(ステップS10)、残っていない場合は、暫定値を与
える解を最適整数解とし、暫定値をこの整数計画問題の
最適値として(ステップS15)終了する。
【0062】ステップS10で、活性ノードが残ってい
る場合は、最良下界を更新し(ステップS11)、ステ
ップS6に行く。ステップS4で、線形緩和問題の最適
値が暫定値を上回る場合は、ステップS9に行く。ステ
ップS5で、線形緩和問題の解が整数解の場合は、暫定
値をその線形緩和問題の最適値で更新し、この値より最
適値が小さくない活性ノードの全てを終端し、最良下界
を更新する(ステップS12)。次に暫定値が最良下界
に十分近いかどうか調べ(ステップS13)、近い場合
は、その暫定値を与える解を準最適整数解、暫定値を準
最適値として(ステップS14)終了する。ステップS
13で、暫定値が最良下界に十分近くない場合は、ステ
ップS6に行く。
【0063】第1の実施の形態おける変形例としては、
XCにおいてスロット番号の変換を行わない場合を考え
る。この場合には、図6に示す項番1,2の様に変数を
定義する。
【0064】そして、問題2における式(2−2),
(2−3),(2−5),(2−9)及び(2−11)
をそれぞれ次式で置き換える。
【数3】
【0065】ここで式(2−2’)は、各デマンドペア
11が使用する各ノードベースパス43で各スロット番
号に関して割り当てられた容量の総和は、そのデマンド
ペア11間の要求容量より小さくないことを保証するた
めの制約式である。式(2−3’)は、少なくとも一つ
のノードベースパス43の経路上にある各隣接ノードベ
ースパス43の各スロット番号に関して割り当てられた
容量の総和は、各リング3の候補に設置される双方向リ
ングシステム8及び片方向リングシステム9を、各スロ
ット番号を割り当てられて経由すべきチャネルの総数を
超えないことを保証するための制約式である。
【0066】式(2−5´)は、各リング3の候補に片
方向リングシステム9が設置される場合、各スロット番
号に対して、設置された個々の各片方向リングシステム
9上の各ノードペア間を経由するチャネルの数は高々1
であることを保証するための制約式である。
【0067】式(2−9´)は、各リング3の候補に設
置される個々の片方向リングシステム9において、その
リング3の候補に含まれるノード1で、各スロット番号
を割り当てられて、分岐・挿入すべきチャネルが一つで
もあれば、そこに片方向リングシステム9用のADMを
設置することを保証するための制約式である。
【0068】式(2−11´)は、各ハブ12で、各ス
ロット番号を割り当てられたまま中継もしくは終端され
るチャネルの総数の総和は、そのハブ12に設置された
XCの容量の総和を超えないことを保証するための制約
式である。
【0069】本発明における第2の実施の形態は、特に
双方向リングシステム8の設置のみを許す場合の定式化
である。この場合は、先の問題2おいて片方向リングシ
ステム9に関わる変数を、目的関数及び制約式から削除
することで、次のような問題3が得られる。
【0070】問題3:
【数4】
【0071】第2の実施の形態における実施例について
図7を参照して説明する。まず、ネットワークのノード
1とスパン2の接続関係と、ハブ12の候補とから、リ
ング3の候補を生成し、さらにデマンドペア11間で設
定可能なノードベースパス43の候補の経路を生成する
(ステップA1)。
【0072】次に、ステップA1で得られたリング3の
候補からインディケータ、各ノードベースパス43の候
補の経路からインディケータをそれぞれ決定して問題3
を生成する(ステップB2)。最後にこれを分岐限定法
で解き、各リング3の候補に設置すべき双方向リングシ
ステム8の台数と、各リングシステムに対してADMを
設置すべきノード1と、各ハブ12に設置すべきXCの
台数と、各ノードベースパス43に割り当てる容量と、
双方向リングシステム8を経由するチャネルに割り当て
るべきスロットを決定する(ステップB3)。
【0073】第2の実施の形態における変形例は、第1
の実施の形態における変形例と同様にしてXCにおいて
スロット番号の変換を行わない場合である。これは、式
(3−2),(3−3)及び(3−9)を次のような式
(3−2´),(3−3´)及び(3−9´)にそれぞ
れ置き換える。
【0074】
【数5】
【0075】本発明における第3の実施の形態について
説明する。これは、ハブが障害を起してそれを中継ノー
ドにもつパスが障害の影響を受けた場合でも、そのハブ
の障害の影響を受けないパス4にあらかじめ余分に容量
を割り当てておくことによって、各デマンドペアに要求
容量を確保するものである。そのために図8に示す項番
1,2の如く記号を定義する。
【0076】問題2及び問題3に次式をそれぞれ付加す
る。
【数6】
【0077】上記の不等式で、左辺の項のΣの内項は、
あるノードnが障害をおこした場合、それを中継ノード
として含まないパスlp には容量Cipが割り当てられる
が、ノードnを中継ノードとして含むパスlp には割り
当てる容量を0とすることを表わす。なお、この制約条
件が有効に働くためには、個々のデマンドペアが使用可
能なノードベースパス43の各候補から任意に2つのパ
スを選んだ場合に、それらの経路は互いに同一のハブ1
2を中継ノードとして含まない必要がある。
【0078】
【発明の効果】第1の効果は、設計結果が実際のリング
システムの運用に直接適用できることである。その理由
は各リングに設置すべき個々の双方向リングシステムに
おいて、個々のリングシステムに対して、ADMを設置
すべきノードの決定や、各ノード間を経由べきチャネル
に対するスロット割り当てに関する決定や、各リングに
設置すべき個々の片方向リングシステムにおいて、各ノ
ード間を経由すべきチャネル数の決定に関する変数を含
む整数計画問題を設定するため、選られた解から直ちに
個々の双方向リングシステムを経由すべき各チャネルに
割り当てるべきスロット番号や、こ個々の片方向リング
システムにおける各ノード間でのチャネル設定が直ちに
決定できるからである。
【0079】第2の効果はXCや、ADMに関するコス
トも含めた総合コストを最適する設計が可能となる。そ
の理由はデマンドペアやハブであるノードの並びに基づ
いてパスの候補の経路を考えるために、各ハブに設置す
べきXCの台数を表わす変数を導入して、XCに関する
コストを目的関数に導入し、さらにXCにおけるパスの
収容に関する条件を制約式に導入することが可能になっ
たからである。また、各リングの候補に複数の双方向リ
ングシステムもくは片方向リングシステムを設置する場
合に、個々のリングシステムにおいて、チャネルを分岐
・挿入するためのADMを設置すべきノードが特定でき
るからである。
【0080】第3の効果は、ハブに障害が生じても各デ
マンドペアの要求容量を満足することができることであ
る。それは、予め障害を考慮して各パスに余分に容量を
割り当てられるような制約式(4−2)を含む設計問題
を設定して解くからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における動作を表す
フローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態における定数の定義
を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるインディケ
ータの定義を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における変数の定義
を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の変形例における変
数の定義を示す図である。
【図6】図1のフローチャートにおけるステップA3の
詳細を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態における動作を表す
フローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態における記号の定義
を示す図である。
【図9】本発明の経路設定方法を説明するためのブロッ
ク図である。
【図10】ネットワークにおけるノードとスパンの接続
関係を表わすブロック図
【図11】双方向リングシステムを説明するためのブロ
ック図である。
【図12】ADMの機能を説明するためのブロック図で
ある。
【図13】双方向リングシステムにおけるスロット割り
当てを説明するためのブロック図である。
【図14】片方向リングシステムを説明するためのブロ
ックである。
【図15】リング間接続ネットワークを説明するための
ブロック図である。
【図16】従来の双方向リングシステムにおける容量割
り当てを説明するためのブロック図である。
【図17】従来の片方向リングシステムを経由するパス
の経路の設定方法を説明するため図である。
【図18】従来の設計方法の定数の定義を示す図であ
る。
【図19】従来の設計方法の変数の定義を示す図であ
る。
【図20】従来のネットワークシステムの設計方法の例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ノード 2 スパン 3 リング 11 デマンドペア 12 ハブ 5 XC 7,71〜78 ファイバ 8,81〜83 双方向リングシステム 9 片方向リングシステム 41 スパンベースパス 42 リングベースパス 43 ノードベースパス 61〜69 ADM 101〜1012 チャネル

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにおけるノードとスパンの
    接続関係と、チャネルを終端するノードであるデマンド
    ペアと、クロスコネクト装置を設置可能なノードである
    ハブとから、双方向リングシステムもしくは片方向リン
    グシステムが設置可能なリングの候補と、前記デマンド
    ペア及び前記ハブに含まれるノードの並びに基づいて前
    記各デマンドペア間に設定可能な各パスの候補の経路を
    それぞれ与えるステップと、 前記各パスに割り当てる容量を表わす変数と、r番目の
    前記リングの候補にk番目の前記双方向リングシステム
    を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目のリング
    の候補に含まれる前記ノードにおいて前記r番目のリン
    グの候補に設置される前記k番目の双方向リングシステ
    ムから前記チャネルを分岐・挿入するためのアドドロッ
    プマルチプレクサ装置を設置するか否かを表わす変数
    と、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
    の双方向リングシステムにおいて前記r番目のリングの
    候補に含まれかつ前記各デマンドペアに対する前記各パ
    スの候補の少なくともいずれか一つの経路上に含まれる
    個々の隣接ノード間で時計回りもしくは反時計回りの経
    路上に各スロット番号を割り当てた前記チャネルを経由
    させるか否か表わす変数と、前記r番目のリングの候補
    にk番目の前記片方向リングシステムを設置するか否か
    を表わす変数と、前記r番目のリングの候補に含まれる
    前記ノードにおいて前記r番目のリングの候補に設置さ
    れる前記k番目の片方向リングシステムから前記チャネ
    ルを分岐・挿入するためのアドドロップマルチプレクサ
    装置を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目のリ
    ングの候補に設置される前記k番目の片方向リングシス
    テムにおいて前記r番目のリングの候補に含まれかつ前
    記各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少なくと
    もいずれか一つの経路上に含まれる個々の隣接ノード間
    を経由すべきチャネルの数を表わす変数と、前記各パス
    の候補の少なくともいずれか一つの経路上に存在する個
    々の隣接ノードにおいて前記隣接ノードを含む前記各リ
    ングの候補に設置される前記各双方向リングシステム及
    び前記各片方向リングシステムをそれぞれ経由すべきチ
    ャネルの総数は、前記隣接ノードを経由する全てのパス
    に割り当てられた容量の総和よりも小さくないことを表
    わす制約条件と、前記r番目のリングの候補において前
    記k番目の双方向リングシステムが設置される場合は、
    前記r番目のリングの候補に含まれる個々のスパンにお
    いて個々のスロットを割り当てられて通過できるチャネ
    ルの数は、前記r番目のリングの候補に含まれかつ前記
    各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少なくとも
    いずれか一つの経路上に含まれる各隣接ノードに対して
    存在する時計回りまたは反時計回りであってかつ前記ス
    パンを経由する全ての経路の中で高々1つであることを
    表わす制約条件と、前記r番目のリングの候補において
    前記k番目の片方向リングシステムが設置される場合
    は、前記r番目のリングの候補に含まれかつ前記各デマ
    ンドペアに対する前記各パスの候補の少なくともいずれ
    か一つの経路上に含まれる各隣接ノードの間を経由すべ
    きチャネルの総数は、ファイバ当たりのスロット総数を
    超えない制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置
    される前記k番目の双方向リングシステムにおいて、前
    記r番目のリングに含まれる個々のノードにおいてアド
    ドロップマルチプレクサ装置を設置する場合は、前記ノ
    ードにおいて分岐・挿入すべきチャネルの総数はファイ
    バ当たりのスロット総数の2倍を超えないことを表わす
    制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置される前
    記k番目の片方向リングシステムにおいて前記r番目の
    リングに含まれる個々のノードにおいてADMを設置す
    る場合は、前記ノードにおいて分岐・挿入すべきチャネ
    ルの総数はファイバ当たりのスロット総数を超えないこ
    とを表わす制約条件とを少なくとも含む整数計画問題を
    生成するステップと、 前記整数計画問題を解いてえられる解に基づいて前記各
    リングの候補に設置すべき前記双方向リングシステム及
    び前記片方向リングシステムの台数と、前記個々のリン
    グシステムにおいて前記ADMを設置すべきノードと、
    前記設置すべき各双方向リングシステムを経由するチャ
    ネルに割り当てるスロット番号とを決定するステップ
    と、を含むことを特徴とするネットワークの設計方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークにおけるノードとスパンの
    接続関係と、チャネルを終端するノードであるデマンド
    ペアと、クロスコネクト装置を設置可能なノードである
    ハブとから、双方向リングシステムが設置可能なリング
    の候補と、前記デマンドペア及び前記ハブに含まれるノ
    ードの並びに基づいて前記各デマンドペア間に設定可能
    な各パスの候補の経路をそれぞれ与えるステップと、 前記各パスに割り当てる容量を表わす変数と、r番目の
    前記リングの候補にk番目の前記双方向リングシステム
    を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目のリング
    の候補に含まれる前記ノードにおいて、前記r番目のリ
    ングの候補に設置される前記k番目の双方向リングシス
    テムから前記チャネルを分岐・挿入するためのアドドロ
    ップマルチブレクサ装置を設置するか否かを表わす変数
    と、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
    の双方向リングシステムにおいて前記r番目のリングの
    候補に含まれかつ前記各デマンドペアに対する前記各パ
    スの候補の少なくともいずれか一つの経路上に含まれる
    個々の隣接ノード間で時計回りもしくは反時計回りの経
    路上に各スロット番号を割り当てた前記チャネルを経由
    させるか否か表わす変数と、前記各パスの候補の少なく
    ともいずれか一つの経路上に存在する個々の隣接ノード
    において、前記隣接ノードを含む前記各リングの候補に
    設置される前記各双方向リングシステムを経由すべきチ
    ャネルの総数は、前記隣接ノードを経由する全てのパス
    に割り当てられた容量の総和より小さくないことを表わ
    す制約条件と、前記r番目のリングの候補において前記
    k番目の双方向リングシステムが設置される場合は、前
    記r番目のリングの候補に含まれる個々のスパンにおい
    て個々のスロット番号を割り当てられて通過できるチャ
    ネルの数は、前記リングの候補に含まれかつ前記各デマ
    ンドペアに対する前記各パスの候補の少なくともいずれ
    か一つの経路上に含まれる各隣接ノードに対して存在す
    る時計回りまたは反時計回りであってかつ前記スパンを
    経由する全ての経路の中で高々1つであることを表わす
    制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置される前
    記k番目の双方向リングシステムにおいて前記r番目の
    リングに含まれる個々のノードにおいてアドドロップマ
    ルチプレクサ装置を設置する場合は、前記ノードにおい
    て分岐・挿入すべきチャネルの総数はファイバ当たりの
    スロット総数の2倍を超えないことを表わす制約条件と
    を少なくとも含む整数計画問題を生成するステップと、 前記整数計画問題を解いてえられる解に基づいて前記各
    リングの候補に設置すべき前記双方向リングシステムの
    台数と、個々の前記システムにおいて、アドドロップマ
    ルチプレクサ装置を設置すべきノードと、前記設置すべ
    き各双方向リングシステムを経由するチャネルに割り当
    てるスロット番号とを少なくとも決定するステップと、
    を含むことを特徴とするネットワークの設計方法。
  3. 【請求項3】 前記整数計画問題は、前記個々のデマン
    ドペアが使用可能な各パスの候補の少なくともいずれか
    一つに中継ノードとして含まれる個々のハブに対して、
    前記ハブを経路上に含むパスに割り当てる容量は0と
    し、前記デマンドペアの各パス候補に割り当てる容量の
    総和は前記デマンドペアの要求容量より小さくないとい
    う制約条件を含むことを特徴とする請求項1もしくは2
    記載のネットワークの設計方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークの設計方法をコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であ
    って、 ネットワークにおけるノードとスパンの接続関係と、チ
    ャネルを終端するノードであるデマンドペアと、クロス
    コネクト装置を設置可能なノードであるハブとから、双
    方向リングシステムもしくは片方向リングシステムが設
    置可能なリングの候補と、前記デマンドペア及び前記ハ
    ブに含まれるノードの並びに基づいて前記各デマンドペ
    ア間に設定可能な各パスの候補の経路をそれぞれ与える
    ステップと、 前記各パスに割り当てる容量を表わす変数と、r番目の
    前記リングの候補にk番目の前記双方向リングシステム
    を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目のリング
    の候補に含まれる前記ノードにおいて前記r番目のリン
    グの候補に設置される前記k番目の双方向リングシステ
    ムから前記チャネルを分岐・挿入するためのアドドロッ
    プマルチプレクサ装置を設置するか否かを表わす変数
    と、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
    の双方向リングシステムにおいて前記r番目のリングの
    候補に含まれかつ前記各デマンドペアに対する前記各パ
    スの候補の少なくともいずれか一つの経路上に含まれる
    個々の隣接ノード間で時計回りもしくは反時計回りの経
    路上に各スロット番号を割り当てた前記チャネルを経由
    させるか否か表わす変数と、前記r番目のリングの候補
    にk番目の前記片方向リングシステムを設置するか否か
    を表わす変数と、前記r番目のリングの候補に含まれる
    前記ノードにおいて前記r番目のリングの候補に設置さ
    れる前記k番目の片方向リングシステムから前記チャネ
    ルを分岐・挿入するためのアドドロップマルチプレクサ
    装置を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目のリ
    ングの候補に設置される前記k番目の片方向リングシス
    テムにおいて前記r番目のリングの候補に含まれかつ前
    記各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少なくと
    もいずれか一つの経路上に含まれる個々の隣接ノード間
    を経由すべきチャネルの数を表わす変数と、前記各パス
    の候補の少なくともいずれか一つの経路上に存在する個
    々の隣接ノードにおいて前記隣接ノードを含む前記各リ
    ングの候補に設置される前記各双方向リングシステム及
    び前記各片方向リングシステムをそれぞれ経由すべきチ
    ャネルの総数は、前記隣接ノードを経由する全てのパス
    に割り当てられた容量の総和よりも小さくないことを表
    わす制約条件と、前記r番目のリングの候補において前
    記k番目の双方向リングシステムが設置される場合は、
    前記r番目のリングの候補に含まれる個々のスパンにお
    いて個々のスロットを割り当てられて通過できるチャネ
    ルの数は、前記r番目のリングの候補に含まれかつ前記
    各デマンドペアに対する前記各パスの候補の少なくとも
    いずれか一つの経路上に含まれる各隣接ノードに対して
    存在する時計回りまたは反時計回りであってかつ前記ス
    パンを経由する全ての経路の中で高々1つであることを
    表わす制約条件と、前記r番目のリングの候補において
    前記k番目の片方向リングシステムが設置される場合
    は、前記r番目のリングの候補に含まれかつ前記各デマ
    ンドペアに対する前記各パスの候補の少なくともいずれ
    か一つの経路上に含まれる各隣接ノードの間を経由すべ
    きチャネルの総数は、ファイバ当たりのスロット総数を
    超えない制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置
    される前記k番目の双方向リングシステムにおいて、前
    記r番目のリングに含まれる個々のノードにおいてアド
    ドロップマルチプレクサ装置を設置する場合は、前記ノ
    ードにおいて分岐・挿入すべきチャネルの総数はファイ
    バ当たりのスロット総数の2倍を超えないことを表わす
    制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置される前
    記k番目の片方向リングシステムにおいて前記r番目の
    リングに含まれる個々のノードにおいてADMを設置す
    る場合は、前記ノードにおいて分岐・挿入すべきチャネ
    ルの総数はファイバ当たりのスロット総数を超えないこ
    とを表わす制約条件とを少なくとも含む整数計画問題を
    生成するステップと、 前記整数計画問題を解いてえられる解に基づいて前記各
    リングの候補に設置すべき前記双方向リングシステム及
    び前記片方向リングシステムの台数と、前記個々のリン
    グシステムにおいて前記ADMを設置すべきノードと、
    前記設置すべき各双方向リングシステムを経由するチャ
    ネルに割り当てるスロット番号とを決定するステップ
    と、 を含むプログラムを記録したコンピュータに読取り可能
    記録媒体。
  5. 【請求項5】 ネットワークの設計方法をコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であ
    って、 ネットワークにおけるノードとスパンの接続関係と、チ
    ャネルを終端するノードであるデマンドペアと、クロス
    コネクト装置を設置可能なノードであるハブとから、双
    方向リングシステムが設置可能なリングの候補と、前記
    デマンドペア及び前記ハブに含まれるノードの並びに基
    づいて前記各デマンドペア間に設定可能な各パスの候補
    の経路をそれぞれ与えるステップと、 前記各パスに割り当てる容量を表わす変数と、r番目の
    前記リングの候補にk番目の前記双方向リングシステム
    を設置するか否かを表わす変数と、前記r番目のリング
    の候補に含まれる前記ノードにおいて、前記r番目のリ
    ングの候補に設置される前記k番目の双方向リングシス
    テムから前記チャネルを分岐・挿入するためのアドドロ
    ップマルチブレクサ装置を設置するか否かを表わす変数
    と、前記r番目のリングの候補に設置される前記k番目
    の双方向リングシステムにおいて前記r番目のリングの
    候補に含まれかつ前記各デマンドペアに対する前記各パ
    スの候補の少なくともいずれか一つの経路上に含まれる
    個々の隣接ノード間で時計回りもしくは反時計回りの経
    路上に各スロット番号を割り当てた前記チャネルを経由
    させるか否か表わす変数と、前記各パスの候補の少なく
    ともいずれか一つの経路上に存在する個々の隣接ノード
    において、前記隣接ノードを含む前記各リングの候補に
    設置される前記各双方向リングシステムを経由すべきチ
    ャネルの総数は、前記隣接ノードを経由する全てのパス
    に割り当てられた容量の総和より小さくないことを表わ
    す制約条件と、前記r番目のリングの候補において前記
    k番目の双方向リングシステムが設置される場合は、前
    記r番目のリングの候補に含まれる個々のスパンにおい
    て個々のスロット番号を割り当てられて通過できるチャ
    ネルの数は、前記リングの候補に含まれかつ前記各デマ
    ンドペアに対する前記各パスの候補の少なくともいずれ
    か一つの経路上に含まれる各隣接ノードに対して存在す
    る時計回りまたは反時計回りであってかつ前記スパンを
    経由する全ての経路の中で高々1つであることを表わす
    制約条件と、前記r番目のリングの候補に設置される前
    記k番目の双方向リングシステムにおいて前記r番目の
    リングに含まれる個々のノードにおいてアドドロップマ
    ルチプレクサ装置を設置する場合は、前記ノードにおい
    て分岐・挿入すべきチャネルの総数はファイバ当たりの
    スロット総数の2倍を超えないことを表わす制約条件と
    を少なくとも含む整数計画問題を生成するステップと、 前記整数計画問題を解いてえられる解に基づいて前記各
    リングの候補に設置すべき前記双方向リングシステムの
    台数と、個々の前記システムにおいて、アドドロップマ
    ルチプレクサ装置を設置すべきノードと、前記設置すべ
    き各双方向リングシステムを経由するチャネルに割り当
    てるスロット番号とを少なくとも決定するステップと、 を含むプログラムを記録したコンピュータに読取り可能
    記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の記録媒体であっ
    て、前記整数計画問題は、前記個々のデマンドペアが使
    用可能な各パスの候補の少なくともいずれか一つに中継
    ノードとして含まれる個々のハブに対して、前記ハブを
    経路上に含むパスに割り当てる容量は0とし、前記デマ
    ンドペアの各パス候補に割り当てる容量の総和は前記デ
    マンドペアの要求容量より小さくないという制約条件を
    含むプログラムを記録したコンピュータに読取り可能な
    記録媒体。
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