JP3196679U - 充電可能な照明器具 - Google Patents

Abstract

【課題】昇圧回路によって外部の直流電源を６．５ボルトに昇圧することにより、充電電池を１００％の電量に充電することが可能となり、照明ユニットへの電力の供給が十分となる照明器具を提供する。【解決手段】直流電源を入力するためのＵＳＢ入力ユニット１０と、ＵＳＢ入力ユニット１０に電気的に接続されており、直流電源を６．５ボルトに昇圧する昇圧回路２０と、昇圧回路２０に電気的に接続されている制御管理ユニット３０と、複数の充電電池を含み、制御管理ユニット３０に電気的に接続されている電池ユニット４０と、電池ユニット４０に電気的に接続されている照明ユニット５０と、を含み、制御管理ユニット３０により、昇圧される直流電源が電池ユニット４０を充電して、電池ユニット４０が照明ユニット５０に電力を供給する。【選択図】図１

Description

本考案は、照明器具に関し、特に、充電可能な照明器具に関するものである。

従来の携帯可能な照明器具には、一次電池を使用することが一般的であるが、一次電池は充電することができず、再利用できないため、使用コストが増加し、環境を汚染するという欠点があった。

上記の欠点を解決するために、充電電池を電源とする照明器具が開発されて市販している。このような照明器具は、変圧器を利用して、外部の交流電源を直流電源に変換して、照明器具の内部にある充電電池を充電する。しかしながら、変圧器は、コストが高く、携帯性が良くない欠点がある。

また、ＵＳＢポートを介して外部の電源と接続する照明器具がある。このような照明器具は、外部の電源により充電電池を充電する。しかしながら、一般的なＵＳＢは、電圧が５ボルトだけであるため、１．４ボルトの充電電池３個に充電することが可能であるが、ロスが高いと充電電池を１００％の電量に充電できないことがある。

本考案の主な目的は、昇圧回路によって外部の直流電源を６．５ボルトに昇圧することにより、充電電池を１００％の電量に充電することが可能となり、照明ユニットへの電力の供給が十分となる照明器具を提供することにある。

本考案の照明器具によると、直流電源を入力するためのＵＳＢ入力ユニットと、ＵＳＢ入力ユニットに電気的に接続されており、直流電源を６．５ボルトに昇圧する昇圧回路と、昇圧回路に電気的に接続されている制御管理ユニットと、複数の充電電池を含み、制御管理ユニットに電気的に接続されている電池ユニットと、電池ユニットに電気的に接続されている照明ユニットと、を含み、制御管理ユニットにより、昇圧される直流電源が電池ユニットを充電して、電池ユニットが照明ユニットに電力を供給することを特徴とする。

本考案の照明器具によると、制御管理ユニットは、電池ユニットが３５０ｍａｈに充電されると、スロー充電モードに変換するように制御することを特徴とする。

本考案の照明器具によると、制御管理ユニットは、電池ユニットが５ボルト〜５．６ボルトに充電されると、充電を停止するように制御することを特徴とする。

本考案の照明器具によると、制御管理ユニットは、電池ユニットの電圧が３．３ボルトよりも低くなると、照明ユニットへの電力の供給を停止するように制御することを特徴とする。

本考案の照明器具によると、更に、ＬＥＤランプ指示ユニットを含み、ＬＥＤランプ指示ユニットは、制御管理ユニットに電気的に接続されており、電池ユニットを充電しているときに点灯することを特徴とする。

本考案の照明器具によれば、昇圧回路によって外部の直流電源を６．５ボルトに昇圧することにより、充電電池を１００％の電量に充電することが可能となり、照明ユニットへの電力の供給が十分となるという効果を有する。

本考案の一実施例の構造を示すブロック図である。 本考案の一実施例の電池ユニットを示す模式図である。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。しかし、実施例における各部材の比例は、説明を便利にするための比例であり、実際の比例ではない。

図１を参照する。本実施例の照明器具１００は、ＵＳＢ入力ユニット１０と、昇圧回路２０と、制御管理ユニット３０と、電池ユニット４０と、照明ユニット５０と、を含む。

ＵＳＢ入力ユニット１０は、ＵＳＢコンセントであり、ＵＳＢプラグを有する外部電源２００と電気的に接続することが可能である。外部電源２００は、例えばパーソナルコンピューターであり、直流電源を入力する。ＵＳＢ入力ユニット１０の入力パワーは、５ボルト／５００ｍａｈである。

昇圧回路２０は、ＵＳＢ入力ユニット１０に電気的に接続されており、入力される直流電源の電圧を昇圧して一定にするものである。本実施例では、直流電源の電圧が６．５ボルトに昇圧される。

制御管理ユニット３０は、昇圧回路２０と電池ユニット４０の間に電気的に接続されている。制御管理ユニット３０により、昇圧回路２０から出力し一定の電圧を有する電源が電池ユニット４０を充電する。本実施例では、電池ユニット４０が四つのニッケル水素電池を含む。

照明ユニット５０は、電池ユニット４０に電気的に接続されている。これにより、電池ユニット４０の電力を照明ユニット５０に供給して、照明ユニット５０を作動することが可能である。

制御管理ユニット３０は、電池ユニット４０が３５０ｍａｈに充電されると、スロー充電モードに変換するように制御する。制御管理ユニット３０は、電池ユニット４０が５ボルト〜５．６ボルトに充電されると、充電を停止するように制御する。そして制御管理ユニット３０は、電池ユニット４０の電圧が３．３ボルトよりも低くなると、照明ユニット５０への電力の供給を停止するように制御する。

本実施例の照明器具は、ＵＳＢ入力ユニット１０を介して外部電源２００と接続する。これにより、直流電源によって電池ユニット４０を充電することが可能であり、追加の変圧器を利用することが必要ないため、極めて便利となる。

本実施例の充電電池４１の電圧は１．４ボルトである。ＵＳＢ入力ユニット１０を介して直流電源が入力されるときには、昇圧回路２０により当該直流電源が６．５ボルトに昇圧されて一定にする。これにより、四つの充電電池４１を１００％の電量に充電することが可能となる。本実施例の照明器具は、三つだけの充電電池を充電可能な従来のものに比べて、実用性及び有効性が大幅に増加する。

このように、本考案の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。

本考案は、照明器具に適用することができる。

１０ ＵＳＢ入力ユニット
２０ 昇圧回路
３０ 制御管理ユニット
４０ 電池ユニット
４１ 充電電池
５０ 照明ユニット
６０ ＬＥＤランプ指示ユニット
１００ 照明器具
２００ 外部電源

Claims (5)

1. 直流電源を入力するためのＵＳＢ入力ユニットと、
   前記ＵＳＢ入力ユニットに電気的に接続されており、前記直流電源を６．５ボルトに昇圧する昇圧回路と、
   前記昇圧回路に電気的に接続されている制御管理ユニットと、
   複数の充電電池を含み、前記制御管理ユニットに電気的に接続されている電池ユニットと、
   前記電池ユニットに電気的に接続されている照明ユニットと、を含み、
   前記制御管理ユニットにより、昇圧される前記直流電源が前記電池ユニットを充電して、前記電池ユニットが前記照明ユニットに電力を供給することを特徴とする、
   照明器具。
2. 前記制御管理ユニットは、前記電池ユニットが３５０ｍａｈに充電されると、スロー充電モードに変換するように制御することを特徴とする、請求項１に記載の照明器具。
3. 前記制御管理ユニットは、前記電池ユニットが５ボルト〜５．６ボルトに充電されると、充電を停止するように制御することを特徴とする、請求項１に記載の照明器具。
4. 前記制御管理ユニットは、前記電池ユニットの電圧が３．３ボルトよりも低くなると、前記照明ユニットへの電力の供給を停止するように制御することを特徴とする、請求項１に記載の照明器具。
5. 更に、ＬＥＤランプ指示ユニットを含み、前記ＬＥＤランプ指示ユニットは、前記制御管理ユニットに電気的に接続されており、前記電池ユニットを充電しているときに点灯することを特徴とする、請求項１に記載の照明器具。

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