JP3196312U - 物体搬送用ボールベアリング - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送物側にボール接触面で押圧痕がつきにくく、運搬の際の音も静かで、さらに構成部品数がきわめて少なく、高価な部品も使用しないため、きわめて安価に製造できる物体搬送用ボールベアリングを提供する。【解決手段】球状の弾性体10をその直径よりわずかに大きな内径を有する管状物11に収納し、当該管状物11の底面には球状弾性体10が一部入り込む穴が開設された金属製のワッシャー13を敷き、当該管状物11の上面内側には球状弾性体1が管状物11から外に出ないような凸部11’を設け、球状弾性物1が管状物11よりわずかに突出するような寸法になした。【選択図】図1

Description

本考案は、物体の搬送の際の道中に配置されることの多いボールベアリングに関する。
物体搬送用ボールベアリングとして現在市場には多くのタイプのものが存在し、主に物流関係企業、あるいは企業の物流部門や倉庫関係部門などで品物を搬送する際にその搬送装置の途中に配置し、スムーズな物品の移動に貢献している。
登録実用新案第3043588号公報 登録実用新案第3038378号公報 特開第2005−144115号公報
株式会社井口機工製作所のホームページ掲載のボールベアー
そもそも物体搬送用ボールベアリングは、基本的にメインボール1個を多数のサブボールで受け、それらを支えるボール受け部で構成されている構造を有している(特許文献1および非特許文献1参照)が、スムーズな回転と耐久性が必要なため、メインボールは金属製の球となっている。それゆえ、このボールベアリング上を移動する物品の底は金属製のボールに食い込み気味となり、やがて痕跡が残り、次に使用される際はその食い込みの痕跡が新たなボールベアリングと重なった際はガタガタと振動を発することになる。
球状の弾性体をその直径よりわずかに大きな内径を有する管状物に収納し、当該管状物の底面には球状弾性体が一部入り込む穴が開設された金属製のワッシャーを敷き、当該管状物の上面内側には球状弾性体が管状物から外に出ないような凸部を設け、球状弾性物が管状物よりわずかに突出するような寸法になした物体搬送用ボールベアリングとする
本物体搬送用ボールベアリングはメインボールに球状弾性体を使用しており、該球状弾性体の下部は内径縁に丸みを設けた穴の開いた金属製のワッシャーで受けており、該ワッシャーは環状物底面上を滑走自在に設置されている。球状弾性体の側面は管状物内壁とわずかな距離をおいて接しており、重量物の運搬に当たって球状弾性体が荷重により多少変形したとしてもその直径が環状物内壁に当たらない寸法になされている。従って重量物の運搬に際しては、最初に球状弾性体が転がる方向に球状弾性体が環状物内部で多少移動し、ワッシャーがそれに追随して環状物底面上を多少摺動する。これによる初期回転がなされればその後の回転はスムーズになされ、搬送物側にボール接触面で押圧痕がつきにくく、運搬の際の音も静かである。さらに構成部品数がきわめて少なく、高価な部品も使用しないため、きわめて安価に製造でき、コスト低減に大きく寄与するものである。
本考案の物体搬送用ボールベアリングの一部断面図 本考案の物体搬送用ボールベアリングを使用した実施例の図
本考案の物体搬送用ボールベアリングをたとえば介護ベッドに使用した場合を説明する。一般に介護ベッドと呼ばれるものは、頭部側が電動で持ちあがったりして、使用者をできるだけ楽な体制に持っていくことができるものと思われがちであるが、しかしながら、電気で動作するタイプのものは故障した場合に手動に切り替えられるものはほとんどなく、しかも設備費用がきわめて高価であり、維持費用もかかる。また、電動ではないが、ベッド内に円筒形のコロが配備されているベッドにおいては一定方向に被介護者を移動させられる効果はあるが、一定方向以外は動かすことができず、便利なようで不備がある(特許文献2,3)。そのため、最良の介護ベッドの課題としては、電気や油圧、空圧などの補助手段を一切使わず、介護者の軽い力だけで被介護者を容易に縦横回転自在に動かし、ベッド以外の設備への移動を軽く実施できるような構造を有したものが望まれる。
実施例として介護ベッドに応用した場合を説明する。
ベッド本体20の台座21は複数の物体搬送用ボールベアリングをその球状弾性体10の頂部がわずかに露出するように内設固定して構成されている。寝床25には当然掛布団がかかっているのであるが、説明の都合上、掛布団のない状態を説明する。寝床25の長さは被介護者の頭から足先までをカバーできる長さが理想であるが、最低でも被介護者の頭部から尻部分まで、つまり人体が横になった状態で最大に荷重がかかる部位をカバーできればよい。そうすることによって、寝床25はベッド本体20の大きさに対して十分に小さくでき、従ってベッド本体20に対して縦横回転移動できるものとなる。よって被介護者をベッド本体20から他の設備に移し替える際などは、介護者は寝床25を縦でも横でも物体搬送用ボールベアリングの球状弾性体10の回転による軽い力でスライドさせることができ、被介護者の足部分をベッド脇に置いた車いすなどの方に向ける。介護者はそこで被介護者の車椅子までのわずかな距離の移動を手助けし、被介護者が一歩も歩行できなければ抱きかかえるなどして座らせる。車いすに乗って用を足す。戻るときは先ほどと逆の動作を行う。介護者はまず、車椅子から患者を引っ張り、素早くベッド脇に案内するか抱き抱えたりしてベッドの寝床25に座らせる。次に被介護者をそっと寝かせ、寝床25を通常の位置に動かして固定する。車いすに代えてポータブルトイレにすることも十分可能である。
なお、頭から足先までをカバーした寝床25の場合は、臀部より上の寝床26と下部の寝床27とを寝床25が下方に折り曲げられるように蝶番などで折り曲げ自在に構成すれば、車いすに乗り移る場合などにおいて、足部の寝床27がベッド本体から外れれば自動的に下方に折り曲げられ、被介護者の移動も前者同様に行うことができ、元に戻す際も特段の不自由さなく移動回復できるものである。
このように介護者は被介護者をベッドから移動させ、あるいはベッドに戻すにあたり、大きな力を必要とせずに行動でき、介護者にありがちな腰痛や身体の疲労を極力低減できるものである。
寝床25は、例えば安価で丈夫なベニア板の基本材にアルミ板が接着されているものが理想である。そのアルミ板部分がボールと接していることで、寝床25裏面の消耗は極力少なくなり、寝床25自体の重量もそれほど重くはならず動きも常にスムーズさを保てる。
なお、物体搬送用ボールベアリングの球状弾性体10はゴルフボールを代用してもよい。ゴルフボールは表面硬度が100前後であり、金属球に比べればはるかに弾性に富み、さらにスムーズな回転効果を発揮させるために少量の潤滑剤を塗布すると、そのディンプル凹みに潤滑剤が溜まって長時間の潤滑効果を維持できる。
また、実施例はベッド台座21に物体搬送用ボールベアリングを埋め込んだ形態であるが、ベッド台座21はフラットにして寝床25に物体搬送用ボールベアリングを埋め込んだ、実施例とは逆の形態にしてもよい。
本考案による製品は、介護ベッドに限らず、運搬ラインでの使用、キャスターとしての使用などにも適用可能である。
物体搬送用ボールベアリング
10 ボール
11 管状物
11’ 突起
12 管状物底面
13 ワッシャー
20 ベッド本体
21 ベッド台座
25 寝床
26 寝床A
27 寝床B
28 側壁
29 頭部壁

Claims (3)

  1. 球状の弾性体をその直径よりわずかに大きな内径を有する管状物に収納し、当該管状物の底面には球状弾性体が一部入り込む穴が開設された金属製のワッシャーを敷き、当該管状物の上面内側には球状弾性体が管状物から外に出ないような凸部を設け、球状弾性物が管状物よりわずかに突出するような寸法になした物体搬送用ボールベアリング
  2. 球状弾性体がゴルフボールであることを特徴とした請求項1記載の物体搬送用ボールベアリング
  3. 球状弾性体の表面硬度が60度から120度であることを特徴とした請求項1記載の物体搬送用ボールベアリング
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210036062A (ko) * 2019-09-25 2021-04-02 주식회사 모션퀘스트 롤링볼을 가지는 이송장치
KR20210036060A (ko) * 2019-09-25 2021-04-02 주식회사 모션퀘스트 볼트랜스퍼

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