JP3196301U - 液体供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドラム缶中の液体を安全かつ簡単に給油できるとともに、ドラム缶への液体等を給油する際の液体供給ホース部の脱着が容易で、液体供給ホース部が自在に回転可能な液体供給装置を提供する。【解決手段】液体汲み上げパイプ2と、液体供給ホース部3と、供給ホース取付け部材4と、継手部材5と、から構成された液体汲上装置本体7と、液体取り出し側ネジ部材6とで構成した液体取出し手段と、空気圧入側ネジ部材8に、空気圧入用パイプ9と、圧力計10と、リリーフバルブ11と、ボールバルブ12とが一体に構成された空気圧入手段とで構成される。また、液体取り出し側ネジ部材6と空気圧入側ネジ部材8にはそれぞれハンドル17aと17bが取り付けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、ドラム缶等に貯留される石油や重油その他の液体を他の小型のタンク類又は装置類その他の容器に供給するために使用する液体供給装置に関するものである。
従来、ドラム缶に保管している液体を小型のタンク類又は装置類その他に移す場合、ドラム缶の開口部の蓋を取り外して、汲み上げ側のパイプを挿入し、供給側のホースを小型のタンク類又は装置類その他の容器の給油口に差し込み、手動操作やポンプ等でドラム缶中の油等を供給する方法が知られている。ところが、このような給油方法は、対象の小型のタンク類又は装置類その他の容器に、給油のたびに給油ポンプ取付けなければならないという課題があった。
そこで、ドラム缶等の液体保管用の容器に一度セットしてしまえば、手を汚したり、周囲を汚したりすることなく、しかも安全に、かつ容易に該液体保管用容器から液体を汲み出し、必要な容器等に供給することができ、かつその操作が極めて簡単である空気圧入手段を備えた液体供給装置(例えば、特許文献1参照)等が提案されている。
しかしながら、上記特許文献の技術は、一度セットしてしまえば、簡単な操作で、液体保管用容器から液体を汲み出しができるものの、ドラム缶に液体を補給する場合に、密に螺合するように取り付けられているドラム缶の上部開口部のネジ部を、給油の度に取り外す必要があった。
また、給油ホースが液体保管用容器の上部開口部のネジ部と一体に構成されていることから、供給ホース部の向きが一方向に固定されるという欠点がある。
上記の課題を解決するため本考案は、ドラム缶底部近傍まで垂下させることのできる液体汲み上げパイプと、液体供給ホース部を取付けけるための供給ホース取付け部材と、液体汲み上げパイプと供給ホース取付け部材とを結合させるための継手部材と、から構成された液体汲上装置本体と、ドラム缶の一方の上部開口部に形成された雌ネジに螺合することができ、液体汲上装置本体の継手部材が挿入可能な貫通孔を有する液体取り出し側ネジ部材と、
で構成した液体取出し手段と、
他方の上部開口部の雌ネジに螺合することができ、貫通孔を有する空気圧入側ネジ部材に、空気圧入用パイプと、ドラム缶内の圧力を示す圧力計と、ドラム缶内の圧力の上昇を抑制するリリーフバルブと、ドラム缶に圧力を開放するためのボールバルブと、
で一体に構成された空気圧入手段を備えた構成とした。
で構成した液体取出し手段と、
他方の上部開口部の雌ネジに螺合することができ、貫通孔を有する空気圧入側ネジ部材に、空気圧入用パイプと、ドラム缶内の圧力を示す圧力計と、ドラム缶内の圧力の上昇を抑制するリリーフバルブと、ドラム缶に圧力を開放するためのボールバルブと、
で一体に構成された空気圧入手段を備えた構成とした。
また、ドラム缶の外部を通って垂下させることができ、供給ホースの開口部付近に開閉自在な弁機構が構成され、液体供給ホース取付け部材の雌ネジ部に螺合することのできる液体供給ホース部を備えた構成とした。
また、継手部材の外周側面に溝が設けられるとともに、液体取り出し側ネジ部材の外周面から内周側面に貫通するネジ穴が形成され、液体取り出し側ネジ部材の貫通孔に挿入された継手部材の溝が、ネジ穴に螺合された抜け止め用ネジによって係止されることで、液体汲上用パイプ本体が抜けないように構成とした。
そして、液体取り出し側ネジ部材6の内周側面と外周側面にそれぞれオーリング溝が設けられ、それぞれのオーリング溝にオーリングが止着できる構成とした。
さらに、記液体取り出し側ネジ部材と前記空気圧入側ネジ部材のそれぞれの外周面に開閉用ハンドルを備えた構成とした。
本考案の、液体取出し手段と空気圧入後を備えた液体供給装置に、外部ポンプにより空気を圧入することで、ドラム缶中の液体を安全かつ簡単に給油できる。また、本装置に備えられたリリーフバルブにより外部ポンプにより圧入される圧力を調整することが可能となるため、潤滑油等の高粘度の液体も給油できる。また、また、ボールバルブによりドラム缶内の圧力を調整することで、ドラム缶の変形・破損も防止できる。
また、抜け止め用ネジを設けたことで、ドラム缶内の圧力で液体汲上装置本体が抜けることを防止できる。一方、ドラム缶への液体等を給油する際には、抜け止め用ネジを外すことで、液体汲上装置本体を容易に脱着でき、簡単にドラム缶に液体が給油できる。
また、液体取り出し側ネジ部材の内周側面に溝を設け、溝にオーリングが止着できる構成とすることで、液体供給ホース部が自在に回転可能となり、給油の際に、供給ホース部の向きが一方向に固定されないため、液体供給ホースが折れたり、曲がったりすることがない。
また、液体取り出し側ネジ部材と空気圧入側ネジ部材のそれぞれの外周面に開閉用ハンドルを備えたことで、特別な工具を必要とせず、ネジ部を取り外すことができる。
本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1に、ドラム缶1に本考案装置を取り付けた例を示す。本考案装置は、液体汲み上げパイプ2と、液体供給ホース部3と、供給ホース取付け部材4と、継手部材5と、から構成された液体汲上装置本体7と、液体取り出し側ネジ部材6とで構成した液体取出し手段と、空気圧入側ネジ部材8に、空気圧入用パイプ9と、圧力計10と、リリーフバルブ11と、ボールバルブ12とが一体に構成された空気圧入手段とで構成される。また、液体取り出し側ネジ部材6と空気圧入側ネジ部材8にはそれぞれハンドル17aと17bが取り付けられている。使用する部品は、樹脂または金属などの防錆効果の高い材料を使用するが、本実施例では、液体汲み上げパイプ2として塩化ビニール製パイプ、供給ホース取付け部材4として鉄製90度エルボ、継手部材5として塩化ビニール製バルブソケット、液体取り出し側ネジ部材6と空気圧入側ネジ部材8として鉄製ブッシングを用いている。
図2に、本考案の液体汲上装置本体7の実施形態の要部構成を示す側面図を示す。液体汲上装置本体7は、液体汲み上げパイプ2と、液体供給ホース部3と、液体供給ホース取付け部材4と、継手部材5とで構成されており、継手部材5の外周側面に抜け止め用溝13が設けられている。また、液体供給ホース部3の開口部付近には、開閉自在な弁機構が取り付けられている。
図3に、本考案の液体取り出し側ネジ部材6の実施形態の要部構成を示す。液体取り出し側ネジ部材6には、外周面から内周側面に貫通するネジ穴が形成され、抜け止め用ネジ15によって液体汲上装置本体7が抜けない構造としている。また、液体取り出し側ネジ部材6の内周側面にオーリング用溝14aを設け、オーリング16aが設けられた構成としている。また、液体取り出し側ネジ部材6の外周面に開閉用のハンドル17aが設けられている。
本考案は、ドラム缶中の液体供給装置であるが、他のタンク類の液体供給装置としても利用できる。
1 ドラム缶
2 液体汲み上げパイプ
3 液体供給ホース部
4 供給ホース取付け部材
5 継手部材
6 液体取り出し側ネジ部材
7 液体汲上装置本体
8 空気圧入側ネジ部材
9 空気圧入用パイプ
10 圧力計
11 リリーフバルブ
12 ボールバルブ
13 抜け止め用溝
14a、14b オーリング用溝
15 抜け止め用ネジ
16 オーリング
17a、17b ハンドル
2 液体汲み上げパイプ
3 液体供給ホース部
4 供給ホース取付け部材
5 継手部材
6 液体取り出し側ネジ部材
7 液体汲上装置本体
8 空気圧入側ネジ部材
9 空気圧入用パイプ
10 圧力計
11 リリーフバルブ
12 ボールバルブ
13 抜け止め用溝
14a、14b オーリング用溝
15 抜け止め用ネジ
16 オーリング
17a、17b ハンドル
Claims (5)
- ドラム缶(1)底部近傍まで垂下させることができ、液体を汲み上げる液体汲み上げパイプ(2)と、液体供給ホース部(3)と、前記液体供給ホース部(3)を取付けるための供給ホース取付け部材(4)と、前記液体汲み上げパイプ(2)と前記供給ホース取付け部材(4)とを結合させるための継手部材(5)と、前記ドラム缶(1)の一方の上部開口部に形成された雌ネジに螺合することができる液体取り出し側ネジ部材(6)とを有する液体取出し手段と、
他方の上部開口部の雌ネジに螺合することができ、貫通孔を有する空気圧入側ネジ部材(8)に、空気圧入用パイプ(9)と、圧力計(10)と、リリーフバルブ(11)と、ボールバルブ(12)とが一体に構成された空気圧入手段とを備えた液体供給装置。 - 前記液体供給ホース部(3)が前記液体の流路を開閉する弁機構を有する請求項1の液体供給装置。
- 前記継手部材(5)の外周側面に抜け止め用溝(13)が設けられるとともに、前記液体取り出し側ネジ部材(6)の外周面から内周側面に貫通するネジ穴が形成された請求項1の液体供給装置。
- 前記液体取り出し側ネジ部材(6)の内周側面と外周側面にそれぞれオーリング溝(14a、14b)が形成され、前記オーリング溝(14a、14b)にオーリングがそれぞれ設けられている請求項1の液体供給装置。
- 前記液体取り出し側ネジ部材(6)の外周面に前記液体取り出し側ネジ部材(6)を脱着させるための第一のハンドル(17a)を備え、
前記空気圧入側ネジ部材(8)の外周面に前記空気圧入側ネジ部材(8)を脱着させるための第二のハンドル(17b)を備えた請求項1の液体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006177U JP3196301U (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | 液体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006177U JP3196301U (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | 液体供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3196301U true JP3196301U (ja) | 2015-03-05 |
Family
ID=52685928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014006177U Active JP3196301U (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | 液体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196301U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108609572A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-10-02 | 李贺敏 | 一种可避免造成污染的汽车生产油液加注设备 |
-
2014
- 2014-10-31 JP JP2014006177U patent/JP3196301U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108609572A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-10-02 | 李贺敏 | 一种可避免造成污染的汽车生产油液加注设备 |
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