JP3195156U - 防湿容器 - Google Patents

Abstract

【課題】内容物を湿気から防ぐ、吸湿剤、乾燥剤を使わない防湿容器を提供する。【解決手段】網目、格子状等の穴あき通気構造を有した容器２の穴あき部位に、内側内壁に透湿面を内側、防水面を外側に配した透湿防水フィルム１を密着固定した容器としたことで、防湿容器を構成している。【選択図】図１

Description

本考案は、内容物を湿気から防ぐ防湿容器に関する。

従来の防湿容器は、密閉された容器とその中に内蔵された吸湿剤、乾燥剤で構成されている。

しかしながら、従来の吸湿剤、乾燥剤を内蔵した防湿容器においては、内蔵された吸湿剤、乾燥剤が湿気を吸収し飽和状態になり効果が失われると、吸湿剤、乾燥剤を取り替えなければならない欠点があった。

特開平９−６５９９２ 公報 特開２０１２−４６２２４ 公報 特開２０１２−４６２２５ 公報 特開２０１２−１９７１１７ 公報 実用新案３１９０４５４ 公報

本考案は、以上のような従来の吸湿剤、乾燥剤の取り換えを必要とする欠点に鑑み、吸湿剤、乾燥剤を用いない防湿容器を提供することを目的としている。

上記目的を達成するために、本考案は容器に通気性を有する網目、格子状の穴あき部位を設け、その容器内側通気部位に透湿防水フィルムを透湿面を内側に、防水面を外側に配して、密着固定することによって内容収納物を湿気から防ぎ、防湿を保持する防湿容器を構成している。

以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）容器に網目、格子状、穴あき等の通気性を有する部位を設け、その通気性を有する部位に透湿防水フィルムの透湿面を内側に、透湿防水フィルムの防水面を外側に配し、密着固定する構造によって構成されているので、容器内部収納物を湿気から防ぐことができる。

（２）前記（１）によって吸湿剤、乾燥剤を必要としない防湿容器ができる。

本考案を実施するための最良の形態の防湿容器の縦断面図である。 本考案を実施するための最良の形態の防湿容器の外観立面図である。 本考案を実施するための最良の形態の防湿容器の外観姿図である。 本考案を実施するための最良の形態の防湿容器の内外観姿図である。

以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。

図１は、本考案の実施例の防湿容器の縦断面図である。通気穴がある容器の内部内壁に透湿防水フィルムが密着固定されている。

図２は、本考案の実施例の防湿容器の外観立面図である。穴あき容器の外観で、穴の間から内壁に密着固定された透湿防水フィルムが覗いている。

図３は、本考案の実施例の防湿容器の外観姿図である。穴あき容器の外観で、穴の間から内壁に密着固定された透湿防水フィルムが覗いている

図４は、本考案の実施例の防湿容器の内外観姿図である。穴あき容器内壁の穴あき部に透湿防水シートが密着固定され、外側の穴あき部から内部の密着固定された透湿防水フィルムが覗いている。

本考案は、防湿容器を必要とする産業で利用される。

１ 透湿防水フィルム
２ 穴あき容器
３ 穴あき蓋

Claims (1)

1. 網目、格子状等の穴あき通気構造を有した容器の、穴あき部位の内側内壁に透湿面を内側、防水面を外側に配した透湿防水フィルムを密着固定した防湿容器。

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