JP3193914U - 連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機 - Google Patents

Abstract

【課題】各競技会・各種のイベント等で使用する連続旗の設営やネット型のゲームで使用される各競技用のネットをコートに設置する際の移動収納時の作業効率を改善し、コンパクトなスペースで収納保管を可能にすると共に、紐や旗・ネットの生地乾燥機能を備えた巻き取り型の移動式収納保管機を提供する。【解決手段】内部に空洞構造を有する円錐台形の枠本体と、本体の底に固定され、底に自由回転式車輪を装着した回転台とから巻き取り機を構成し、前記巻き取り機を回転することにより、連続旗やネットを前記円錐台形の枠本体周囲に巻き取ることができ、前記自由回転式車輪で移動できることを特徴とし、また円錐台形の枠本体は、水平な底辺部分と該底辺部分の両端部分から立ち上げられた支柱部分から形成される２つの支柱フレーム１，２の水平な底辺部分をＸ状に交差させることで、４本の支柱を形成すると共に、前記４本の支柱の周囲にリング状の輪フレーム３，４，５を結合して構成される。【選択図】図１

Description

本考案は、水泳競技会等のプールで使用される水泳用フラッグ及び運動会で使用される万国旗・イベント用の連続旗等を収納場所から移動し、会場での設営、取り外し、収納の各作業を効率よく行うための道具に関するものである。また、運動競技で使用されるネットを収納場所から移動し、競技場で設置や取り外し、収納の各作業を効率よく行う道具に関するものである。

従来は、水泳競技場で使用する水泳用フラッグは、会場から取り外してからフラッグや紐を天日干し、乾燥後束ねて収納ケース等に入れて保管したり、缶に巻き付けたりして保管していた。また、イベント用の連続旗・運動会等のイベント用万国旗は、雨等で濡れた場合は、乾くまでつりさげておき、乾いてから取り外し、束ねて箱や収納ケースに入れ保管したり、段ボールや木の板に巻き付けたりして、段ボールの箱等に入れに保管していた。
運動競技で使用されるネットは、数人がかりで取り外し、手で巻いたり、たたんだりして保管していた。

特開平７−３１１５５８号公報 特開２００６−２８０３１２号公報

福島 正則 「万国旗巻き取り機」 平成２５年度 「第２５回富山県発明と工夫展」 （企業・一般の部）

しかしながら、従来の万国旗巻き機は、万国旗のみを巻く道具であり、旗を巻き取った後の移動が大変であるとともに旗や紐が乾きにくいという欠点があった。
本考案は、水泳用フラッグ・イベント用の連続旗・運動会等で使用する万国旗の会場設営及び収納や保管場所への移動等の作業効率の改善を図るとともに、旗や紐を巻いたまま乾燥を可能にし、保管収納できる道具に関するものである。また、運動競技用のネットのコートへの設置及び収納や保管場所への移動等の作業効率の改善を図るとともに、ネットや紐を巻いたまま乾燥を可能にし、保管収納できる道具に関するものである。

この改善策として、角錐台型に輪とＵ字形の棒２本をＸ状に交差させ組み立て枠を作る方法で、連続旗付きロープやネットをきれいに巻き取ることができるとともに、巻き取った後も落下防止をする方法がある。図１は、この方法による巻き取りの形状を示す説明図である。

図２は、フレーム（支柱）部分と回転台部分の結合の仕方や回転台と車輪の結合の仕方を示す説明図である。
図２のように、フレーム（支柱）部分と輪の部分を結合したものを回転台に固定することにより、連続旗付きロープやネット等の回転式の巻き取り機となり、連続旗付きロープやネットを装着したまま移動が可能となり、小さな場所での収納保管ができる巻き取り型の移動式収納保管機となる。

本体のフレーム部分である上から２番目の輪と支柱が結合する部分に、旗とロープを結びつけた紐の先端の部分やネットの端の紐を固定し、本体のフレームを回転させることで、連結旗付きロープやネットをきれいに巻き取ることができる。また、連結旗付きロープやネットを巻いたまま簡単に移動することができるとともに、保管場所も小さなスペースで収納保管ができる。さらに、角錐台型のフレームを組み立てた形状なので、中心が空洞になり、通気性が良く生地や紐の乾燥機能を備えている。最小の部品点数で構成されているので、製作しやすい構造を実現した。

図１は、本体の正面図であって、１〜５を結合し、連続旗付きロープ及びネットを巻き付ける部分の説明図である。

図２は、本体の正面図であって、連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の本体を回転台と自由移動式車輪１〜５を結合し、連続旗付きロープ及びネットを巻き付けて移動収納保管する部分の説明図である。

産業上の利用の可能性

本発明は、中分類１４家具・装備品製造業の特に金属製品家具製造業・プラスチック加工製造業や中分類１３その他の製造業等の多方面で製造が可能であり、学校の教育現場や体育館等のスポーツ施設や屋外競技施設・イベント会場・展示会場等で、多く利用されると考えられる。

課題を解決するための手段

上記を達成するために、本発明は、［請求項１］の構成要素）とで連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機を構成している。

発明の効果

以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）（［請求項１］の構成要件）とで構成されているので、小さな形状になり軽量となる。

（２）小さな収納スペースで保管収納することができ、連続旗及びネットをきれいに巻き取るともに、空洞構造にしたことにより通気性が良なり、旗やネット紐等の生地を乾燥させることができる。

（３）総重量が軽量で持ち運び移動が簡単になる。

（４）回転させ巻き取るのに、小さな力で回転させることが可能になる。

（５）同じ形状で支柱の長さ変え、いろいろな高さに成型したり、伸び縮み式の支柱にしたりすることによって、いろいろな大きさの連続旗及びネットの巻き取りが可能となる。

（６）（１）〜（５）により、大量生産が可能になり、安価に製品ができる。

（７）（６）により、多くのイベント会場や学校や公共機関・水泳競技施設・体育施設等で使用される連続旗（水泳用フラッグ・万国旗・イベント用連続旗）及びネット（テニス・バトミントン・バレーボール）の巻き取り型移動式収納保管機を提供できる。

以下、本考案を図の具体例を用いて詳細に説明する。
本連続旗及びネット巻き取り型の移動式保管機の巻き取り部分の平面図及び斜面図である。 本ネット巻き取り型の移動式収納保管機の巻き取り部分と回転台及び自由移動式車輪の連結した全体の斜面図である。 本連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の使用例を示す説明書である。 本連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の使用例を示す説明書である。

［図１］連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の巻く部分の説明図である。（図１）

［図２］巻く部分との連続旗巻き取り型の移動式収納保管機は、輪と支柱・回転台と車輪・トレイとから構成されている。（図２）

連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機の巻き取り部分
１ フレーム （支柱）
２ フレーム （支柱）
３ 輪（フレーム）
４ 輪（フレーム）
５ 輪（フレーム）
連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機の回転部分・ローラーの結合部分
６ トレイ
７ 回転台
８ ネジ式自由回転式車輪（４個）
９ ネジ （中４個 小１６個）

本考案は、水泳競技会等のプールで使用される水泳用フラッグ及び運動会で使用される万国旗・イベント用の連続旗等を収納場所から移動し、会場での設営、取り外し、収納の各作業を効率よく行うための道具に関するものである。また、運動競技で使用されるネットを収納場所から移動し、競技場で設置や取り外し、収納の各作業を効率よく行う道具に関するものである。

従来は、水泳競技場で使用する水泳用フラッグは、会場から取り外してからフラッグや紐を天日干し、乾燥後束ねて収納ケース等に入れて保管したり、缶に巻き付けたりして保管していた。また、イベント用の連続旗・運動会等のイベント用万国旗は、雨等で濡れた場合は、乾くまでつりさげておき、乾いてから取り外し、束ねて箱や収納ケースに入れ保管したり、段ボールや木の板に巻き付けたりして、段ボールの箱等に入れに保管していた。

しかしながら、従来の万国旗巻き取り機は、万国旗のみを巻く道具であり、旗を巻き取った後の移動が大変であるとともに旗や紐が乾きにくいという欠点があった。また、運動競技で使用されるネットは、数人がかりで取り外し、手で巻いたり、たたんだりして保管していた。

特開平７−３１１５５８号公報 特開２００６−２８０３１２号公報

平成２５年度 「第２５回富山県発明と工夫展」（企業・一般の部）福島 正則 「万国旗巻き取り機」

本考案は、水泳用フラッグ・イベント用の連続旗・運動会等で使用する万国旗の会場設営及び収納や保管場所への移動等の作業効率の改善を図るとともに、旗や紐を巻いたまま乾燥を可能にし、保管収納できる道具を提供するものである。また、運動競技用のネットのコートへの設置及び収納や保管場所への移動等の作業効率の改善を図るとともに、ネットや紐を巻いたまま乾燥を可能にし、保管収納できる道具を提供するものである。

この改善策として、内部に空洞構造を有する円錐台形の枠本体と、底に自由回転式車輪を装着した回転台とから巻き取り機を構成して、連続旗付きロープやネットをきれいに巻き取ることかできるとともに、巻き取った後も落下防止をする方法がある。図１は、この方法による巻き取りの形状を示す説明図である。

図２は、フレーム（支柱）部分と回転台部分の結合の仕方や回転台と車輪の結合の仕方を示す説明図である。
図２のように、フレーム（支柱）部分と輪の部分を結合したものを回転台に固定することにより、連続旗付きロープやネット等の回転式の巻き取り機となり、連続旗付きロープやネットを装着したまま移動が可能となり、小さな場所での収納保管ができる巻き取り型の移動式収納保管機となる。

以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）（［請求項１］の構成要件）とで構成されているので、小さな形状になり軽量となる。

（２）小さな収納スペースで保管収納することができ、連続旗及びネットをきれいに巻き取るともに、空洞構造にしたことにより通気性が良なり、旗やネット紐等の生地を乾燥させることができる。

（３）総重量が軽量で持ち運び移動が簡単になる。

（４）回転させ巻き取るのに、小さな力で回転させることが可能になる。

（５）同じ形状で支柱の長さ変え、いろいろな高さに成型したり、伸び縮み式の支柱にしたりすることによって、いろいろな大きさの連続旗及びネットの巻き取りが可能となる。

（６）（１）〜（５）により、大量生産が可能になり、安価に製品ができる。

（７）（６）により、多くのイベント会場や学校や公共機関・水泳競技施設・体育施設等で使用される連続旗（水泳用フラッグ・万国旗・イベント用連続旗）及びネット（テニス・バトミントン・バレーボール）の巻き取り型移動式収納保管機を提供できる。

本連続旗及びネット巻き取り型の移動式保管機の巻き取り部分の平面図及び斜面図である。 本ネット巻き取り型の移動式収納保管機の巻き取り部分と回転台及び自由移動式車輪の連結した全体の斜面図である。 本連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の使用例を示す説明書である。 本連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の使用例を示す説明書である。

図１は、本体の正面図であって、連続旗付きロープ及びネットを巻き付ける部分の説明図である。

図２は、本体の正面図であって、連続旗及びネット巻き取り型の移動式収納保管機の本体を自由移動式車輪に連結した回転台と結合し、連続旗付きロープ及びネットを巻き付けて移動収納保管する部分の説明図である。

本体のフレーム部分である上から２番目の輪と支柱が結合する部分に、旗とロープを結びつけた紐の先端の部分やネットの端の紐を固定し、本体のフレームを回転させることで、連結旗付きロープやネットをきれいに巻き取ることができる。また、連結旗付きロープやネットを巻いたまま簡単に移動することができるとともに、保管場所も小さなスペースで収納保管ができる。さらに、円錐台型のフレームを組み立てた形状なので、中心が空洞になり、通気性が良く生地や紐の乾燥機能を備えている。最小の部品点数で構成されているので、製作しやすい構造を実現した。

産業上の利用の可能性

本考案は、中分類１４家具・装備品製造業の特に金属製品家具製造業・プラスチック加工製造業や中分類１３その他の製造業等の多方面で製造が可能であり、学校の教育現場や体育館等のスポーツ施設や屋外競技施設・イベント会場・展示会場等で、多く利用されると考えられる。

上記を達成するために、本考案は、［請求項１］の構成要素）とで連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機を構成している。

連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機の巻き取り部分
１ フレーム （支柱）
２ フレーム （支柱）
３ 輪（フレーム）
４ 輪（フレーム）
５ 輪（フレーム）
連続旗及びネット巻き取り型移動式収納保管機の回転部分・ローラーの結合部分
６ トレイ
７ 回転台
８ ネジ式自由回転式車輪（４個）
９ ネジ （中４個 小１６個）

Claims (1)

1. リング状の枠とＵ字型の支柱をＸ状に交差させ、角錐台型に枠を組み立て固定し、本体を形成する。その本体の枠の底の部分を回転台に固定し、回転台の底に自在式車輪を連結する。回転台に取り付けた角錐台型の枠の本体が回転することにより、連続旗及びネットを下方に垂れ下がった状態で巻き取り部に簡単に巻き付けることができる。また、連続旗及びネットを巻き付けたまま車輪で移動させることができるとともに、小さな保管場所に収納ができ、生地や紐等の乾燥機能を備えたことを特徴とする巻き取り型移動式収納保管機。