JP3193096U

JP3193096U - 内角度測定ゲ−ジ

Info

Publication number: JP3193096U
Application number: JP2014003768U
Authority: JP
Inventors: 宏彰小林
Original assignee: 東将精工株式会社
Priority date: 2014-06-27
Filing date: 2014-06-27
Publication date: 2014-09-18
Anticipated expiration: 2024-06-27

Abstract

【課題】生産工程の多種多様の中での内角角度を簡単に測定出来る内角度測定ゲージを提供する。【解決手段】特殊鋼板をＡ板、Ｂ板、Ｃ板を長方形にそれぞれ作成しＡ板とＢ板のユルメカシメ部１５とＢ板とＣ板のユルメカシメ部１６を作り、Ｃ板に取り付けた固定ボルトは指示線板を具備すると同時にＡ板の嵌合溝に滑合させて二等辺三角形の機構を形成させ第二餘弦法則を用いた内角度測定ゲージである。【選択図】図４

Description

本考案は，生産工程の多種多様の作業の中で内角角度の測定に関するものである。

従来から内角測定ゲ−ジでは，テ−パ−リングゲ−ジとか角度定規などがあった。

これには次の様な欠点があった。
上記内角測定ゲ−ジはいづれも高価格であり又作業手順に手数が掛かる。
本考案は、以上の欠点を解決する為に考案されたものである。

特殊鋼板をＡ板（１）、Ｂ板（２）、Ｃ板（３）をそれぞれ長方形に作成しＡ板（１）には左端にカシメ穴（４）と嵌合講（５）と１５度−６０度の角度目盛（６）を設けＢ板（２）には中心線上の左端にカシメ穴（７）とカシメ穴（７）より２００ｍｍの間隔の位置にカシメ穴（８）を設け、Ｃ板（３）には中心線上の左端にカシメ穴（９）とカシメ穴（９））より２００ｍｍの間隔の位置に固定ボルト（１１）を圧入するための固定ボルト穴（１０）を設け、Ａ板（１）のカシメ穴（４）をＢ板のカシメ穴（７）の上に、Ｂ板（２）のカシメ穴（８）はＣ板（３）のカシメ穴（９）の上にしてそれぞれユルメカシメ部（１５）と（１６）を作り、固定ボルト穴（１０）に固定ボルト（１１）を圧入し固定ボト（１１）に指標線（１２）を持つ指示線板（１３）を取り付け後Ａ板（１）の嵌合溝（５）に指示線板（１１）を滑合させ固定ボルト（１１）に締め付けナット（１４）を取り付ける。
本考案は以上の構成からなる内角度測定ゲ−ジである。

上述の様に本考案によれば被測定物の内角を測定する場合はＢ板（２）とＣ板（３）のユルメカシメ部（１６）の外角に合わせ締め付けナット（１４）を閉めたとき指示線板（１３）の指標線（１２）がＡ板（１）の角度目盛（６）の数値に会った所が測定値で操作が簡単である。

考案の実施するための最良の形態

以下本考案の実施の形態を図１−図５に基づいて説明する。

特殊鋼板を図１、図２、図３に示すようにそれぞれ長方形に加工する。

Ａ板（１）には図１の様に左端にカシメ穴（４）と嵌合溝（５）とユルメカシメ部（１６）が作る角度を第二餘弦法則に従って弦の長さを角度として１５度−６０度の角度目盛（６）を設けた。

Ｂ板（２）には図２の様に板の中心線上の左端にカシメ穴（７）とカシメ穴（７）より２００ｍｍの間隔の位置にカシメ穴（８）を設けた。

Ｃ板（３）には図３の様に板の中心線上の左端にカシメ穴（９）とカシメ穴（９）より２００ｍｍの間隔の位置に固定ボルト穴（１０）を設けた。

図４の様にＡ板（１）のカシメ穴（４）をＢ板（２）のカシメ穴（７）の上に、Ｂ板（２）のカシメ穴（８）をＣ板（３）のカシメ穴（９）の上にしてそれぞれユルメカシメ部（１５）、（１６）とし又Ｃ板（３）の固定ボルト穴（１０）に固定ボルト（１１）を圧入し固定ボルト（１１）に指標線（１２）を具備する指示線板（１３）をＡ板（１）の嵌合溝（５）に滑合させ固定ボルト（１１）に締め付けナット（１４）を取り付ける。

本考案は以上の様に二等辺三角形の機構を形成させこれを使用するときは図５に示すように締め付けナット（１４）を緩め、ユルメカシメ部（１６）が作る先端部を被測定部に合わせる為に固定ボルト（１１）をスライドさせ止まった時点で締め付けナット（１４）を締めた時、指示線板（１３）の指標線（１２）が示す角度が測定角度でおる。

本考案のＡ板（１）の正面図である。本考案のＢ板（２）の正面図である。本考案のＣ板（３）の正面図である。本考案のＡ板（１）とＢ板（２）とＣ板（３）を組み立てた正面図である。本考案の実施例を示す斜視図である。

１Ａ板
２Ｂ板
３Ｃ板
４カシメ穴（Ａ板）
５嵌合溝
６角度目盛
７カシメ穴（Ｂ板）
８カシメ穴（Ｂ板）
９カシメ穴（Ｃ板）
１０固定ボルト穴
１１固定ボルト
１２指標線
１３指示線板
１４締め付けナット
１５Ａ板とＢ板のユルメカシメ部
１６Ｂ板とＣ板のユルメカシメ部

Claims

特殊鋼板をＡ板（１）とＢ板（２）とＣ板（３）をそれぞれ長方形に作成しＡ板（１）の左端にカシメ穴（４）と嵌合溝（５）と１５度−６０度の角度目盛（６）を設けＢ板（２）には中心線上の左端にカシメ穴（７）とカシメ穴（７）より２００ｍｍ右方の位置にカシメ穴（８）を設け，Ｃ板（３）には中心線の左端にカシメ穴（９）とカシメ穴（９）より２００ｍｍ右方の位置に固定ボルト穴（１０）を設けＡ板（１）の嵌合溝（５）に滑合する固定ボルト（１１）を固定ボルト穴（１０）に圧入し，固定ボルト（１１）に具備する指標線（１２）を持つ指示線板（１３）と締め付けナット（１４）を設けた後Ａ板（１）のカシメ穴（４）をＢ板（２）カシメ穴（７）の上に，又Ｂ板（２）のカシメ穴（８）をＣ板（３）カシメ穴（９）の上にしてそれぞれユルメカシメ部（１５）と（１６）としＣ板（３）の固定ボルト（１１）をＡ板（１）の嵌合溝（５）に滑合させ，締め付けナット（１４）を設けて二等辺三角形の機構を形成させ第二餘弦法則に従い弦の長さをユルメカシメ部（１５）を起点（０度）としてＡ板（１）に角度目盛（６）を設けた事を特徴とする内角度測定ゲ−ジである。