JP3192605U - 哺乳瓶式注射投薬器 - Google Patents
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Abstract
【課題】乳児に薬を飲ませる効率を向上させ、洗浄及び消毒を便利にする哺乳瓶式投薬器を提供する。
【解決手段】哺乳瓶式注射投薬器は、瓶体1、乳首状吸い口2及び注射器3を含み、注射器3は、プッシュショットシリンダ及びプッシュショット棒32を含み、乳首状吸い口2は瓶体1の先端に固定され、瓶体1の後端に開口4が設けられている。乳首状吸い口と瓶体との間には、仕切り盤5が取り付けられ、仕切り盤には液体通路51が設けられている。液体通路51の入口端側の側壁には、ミルク通過孔52が設けられている。プッシュショットシリンダは取り外し可能に瓶体1における開口4と仕切り盤5との間に配置されている。プッシュショットシリンダの大口側端部が開口4に位置合わせされ、プッシュショットシリンダの小口側端部が仕切り盤5の液体通路51の入口端に接続され、液体通路51の出口端が乳首状吸い口2に接続されている。
【選択図】図3
【解決手段】哺乳瓶式注射投薬器は、瓶体1、乳首状吸い口2及び注射器3を含み、注射器3は、プッシュショットシリンダ及びプッシュショット棒32を含み、乳首状吸い口2は瓶体1の先端に固定され、瓶体1の後端に開口4が設けられている。乳首状吸い口と瓶体との間には、仕切り盤5が取り付けられ、仕切り盤には液体通路51が設けられている。液体通路51の入口端側の側壁には、ミルク通過孔52が設けられている。プッシュショットシリンダは取り外し可能に瓶体1における開口4と仕切り盤5との間に配置されている。プッシュショットシリンダの大口側端部が開口4に位置合わせされ、プッシュショットシリンダの小口側端部が仕切り盤5の液体通路51の入口端に接続され、液体通路51の出口端が乳首状吸い口2に接続されている。
【選択図】図3
Description
本考案は、投薬器に関し、特に乳児に薬を飲ませる際に使用される哺乳瓶式注射投薬器に関する。
多くの家庭において、乳児に薬を飲ませることは非常に困難である。ほとんどの乳児は服薬を怖がるので、普通の薬スプーンで薬を飲ませるときは覆されて零れ落ちることが多いであろう。哺乳瓶の底部に円柱型の空胴が装着され、この円柱形の空胴に薬液を入れる一方、哺乳瓶にミルクまたは他の服薬補助液を入れる乳児投薬器を仮想する人がいる。この場合、プッシュショット棒によって哺乳瓶の乳首状吸い口の空胴に薬液を押入れ、乳児がミルクを吸い込む時に薬液も同時に飲み下すことになる。しかし、このような投薬器には以下の問題が存在している。
1、プッシュショット棒によって乳首状吸い口の空胴内に薬液を押し入れ、乳首状吸い口の空胴も哺乳瓶と直接に連通されているため、使用の過程において薬液が哺乳瓶の中のミルクに混入して、乳児が苦い味を感じたら飲み続けたくなくなる。
2、この投薬器の円柱形空胴と哺乳瓶とは一体化にデザインされているため、哺乳瓶から取り外すことができず、投薬器の洗浄及び消毒に不便である。
3、この投薬器の円柱形空胴と哺乳瓶とは一体化にインジェクション成形されているため、製造プロセスが複雑で、生産コストも大いに増加する。
本考案の目的は前記仮想的な投薬器の不利益を克服するために、哺乳瓶と注射器とを完全に分離できる、洗浄しやすい投薬器を提供することである。
本考案は、瓶体、乳首状吸い口及び注射器を含む哺乳瓶式注射投薬器であり、前記注射器はプッシュショットシリンダ及びプッシュショット棒を備え、前記乳首状吸い口は瓶体の先端に固定され、前記瓶体の後端に開口が設けられており、前記乳首状吸い口と瓶体との間に仕切り盤が配置され、仕切り盤には液体通路が設けられ、前記液体通路の入口端側の側壁にミルク通過孔が形成されており、前記プッシュショットシリンダが取り外し可能に前記瓶体内における前記開口と仕切り盤との間に配置され、プッシュショットシリンダの大口側端部が前記開口に位置合わせされていると共に、プッシュショットシリンダの小口側端部が前記仕切り盤の液体通路の入口端に接続され、液体通路の出口端が前記乳首状吸い口に接続されている。
前記プッシュショットシリンダの大口側端部の筒壁外側に環状凸肩が形成され、前記瓶体の開口に連続した個所の内側壁に固定凹リングが設けられ、前記凸肩が前記固定凹リング内に係合していることが好ましい。
前記瓶体はその瓶口とネジ接続する先端蓋を含み、前記先端蓋の中央部に乳首状吸い口用取付孔が設けられ、前記乳首状吸い口及び仕切り盤が前記先端蓋によって前記瓶体の先端に固定されていることが好ましい。
前記瓶体は側壁及び後端蓋を備え、前記瓶体の側壁は後端蓋とネジ接続し、前記開口及び固定凹リングが前記後端蓋の中央部に設けられていることが好ましい。
前記瓶体は、側壁、側壁とネジ接続する後端蓋、及び、側壁とネジ接続する先端蓋を含み、前記開口及び固定凹リングが後端蓋の中央部に設けられ、前記先端蓋の中部に乳首状吸い口用取付孔が設けられており、前記乳首状吸い口及び仕切り盤が前記先端蓋によって前記瓶体の先端に固定されていることが好ましい。
前記乳首状吸い口に前記液体通路の出口端と合わせられるホースが設けられ、前記ホースの一端が液体通路の出口端に接続され、他端が前記乳首状吸い口の液体排出孔に連通していることが好ましい。
前記液体排出孔は、前記乳首の中心に対して十字形に交差する四つの方向にそれぞれ設けられた円孔であることが好ましい。
前記乳首状吸い口とホースとが一体としてインジェクション成形されていることが好ましい。
前記プッシュショット棒の作業端にリングプルが設けられていることが好ましい。
瓶体の先端に乳首状吸い口蓋が着脱可能に取り付けられ、前記乳首状吸い口蓋の側壁に容量目盛りが設けられていることが好ましい。
本考案によれば、乳首状吸い口と哺乳瓶との間に仕切り盤が設けられ、そして仕切り盤に薬液通路が設けられており、薬液と哺乳瓶の中の他の液体とを完全に分離することができるため、薬液が哺乳瓶内のミルクに混入することはなく、乳児はミルクを吸い込むとき薬液を完全に吸入することができる。また、哺乳瓶の後端に開口が設けられており、注射器が取り外し可能に開口と仕切り盤との間に配置され、投薬器の洗浄及び消毒に便利である。
本考案の技術内容、構造特徴、実現の目的及び効果を詳しく説明するために、以下に実施形態及び図面を参照しながら詳しく説明する。図1〜図9において、同様な素子または部位について同じ符号で表示している。図面は説明するためのものなので、元のサイズ通りに作成されたものではないことに注意すべきであろう。
実施例1
図1に示されるように、哺乳瓶式注射投薬器は、瓶体1、乳首状吸い口2及び注射器3を含み、注射器3は、プッシュショットシリンダ31及びプッシュショット棒32を含み、乳首状吸い口2は瓶体1の先端に固定され、瓶体1の後端に開口4が設けられている。乳首状吸い口と瓶体との間には、仕切り盤5が取り付けられ、仕切り盤には液体通路51が設けられている。液体通路51の入口端側の側壁には、ミルク通過孔52が設けられている。プッシュショットシリンダ31は取り外し可能に瓶体1における開口4と仕切り盤5との間に配置されている。プッシュショットシリンダ31の大口側端部が開口4に位置合わせされ、プッシュショットシリンダ31の小口側端部が仕切り盤5の液体通路51の入口端に接続され、液体通路51の出口端が乳首状吸い口2に接続されている。
図1に示されるように、哺乳瓶式注射投薬器は、瓶体1、乳首状吸い口2及び注射器3を含み、注射器3は、プッシュショットシリンダ31及びプッシュショット棒32を含み、乳首状吸い口2は瓶体1の先端に固定され、瓶体1の後端に開口4が設けられている。乳首状吸い口と瓶体との間には、仕切り盤5が取り付けられ、仕切り盤には液体通路51が設けられている。液体通路51の入口端側の側壁には、ミルク通過孔52が設けられている。プッシュショットシリンダ31は取り外し可能に瓶体1における開口4と仕切り盤5との間に配置されている。プッシュショットシリンダ31の大口側端部が開口4に位置合わせされ、プッシュショットシリンダ31の小口側端部が仕切り盤5の液体通路51の入口端に接続され、液体通路51の出口端が乳首状吸い口2に接続されている。
本実施例において、乳首状吸い口2と瓶体1との間に仕切り盤5が取り付けられ、仕切り盤5によってミルクと薬液が隔離されている状態になるため、薬液が哺乳瓶中に混入して液体の味が変わることがない。注射器が取り外し可能に瓶体1の底部の開口4と仕切り盤5との間に配置されているため、投薬器の洗浄及び消毒には便利であり、生産プロセスの難度も低下する。
本実施例において、瓶体1は、瓶体1の瓶口とネジ接続する先端蓋12を備え、瓶口と先端蓋12との間に取っ手を取り付けるための取っ手スロット14がさらに設けられている。先端蓋12の中央部には乳首状吸い口用取付孔が設けられており、乳首状吸い口2及び仕切り盤5は先端蓋12によって瓶体1の先端に固定されている。使用時に先端蓋12、乳首状吸い口2及び仕切り盤5を取り外して薬液を入れた注射器3を後端の開口4に配置し、そして、プッシュショットシリンダ31の凸肩33を固定凹リング11内に固定させる。それから、瓶体1の先端からミルクまたはその他の液体を入れて、乳首状吸い口2及び仕切り盤5を順次に先端蓋12に装着してから、仕切り盤5の薬入口を注射器3の小口側端部に正確に配置する。先端蓋12を回転させて締め込むと、注射器3が仕切り盤5と開口4との間に強固に固定される。
図1に示されるように、本実施例において、プッシュショットシリンダを瓶体1の開口4と仕切り盤5との間により安定に装着すると共に、プッシュショットシリンダ31が瓶体1内に脱落することを有効に防止できるように、プッシュショットシリンダ31の大口側端部の筒壁外側に環状の凸肩33が設けられており、瓶体の開口4の内側壁には固定凹リング11が設けられており、凸肩33が固定凹リング11内に係合している。
図9に示されるように、本実施例において、注射器3内の薬液がより直接に乳児の口の中に流れ込むようにするため、乳首状吸い口2には液体通路51の出口端と位置合わせされるホース6が設けられている。ホース6の一端は液体通路51の出口端に接続され、他端は乳首状吸い口2上の液体排出孔22に連通している。
図8及び図9に示されるように、液体が直接に乳児の気管または咽喉部分に注入されることを防止するために、液体排出孔22は、乳首状吸い口の乳首21の中心に対して十字形に交差する四つの方向にそれぞれ一つの円孔として形成されている。前記円孔の軸方向は、瓶体1の軸方向と一定の角度を成しているため、液体排出孔から出てきた液体は口腔の周囲にしか流れず、気管または咽喉に直接注入されることはない。本実施例において、乳首状吸い口2とホース6とは一体としてインジェクション成形されている。
図5に示されるように、本実施例においては、プッシュショット棒32の作業端にリングプル35が設置されている。プッシュショット棒32の末端のピストン34を押し動かすまたは引き動かしやすくするために、プッシュショット棒32の作業端にリングプル35が設けられている。リングプル35は、プッシュショット棒32の作業端に一体成形され、その直径が15〜20mmの円環形状である。使用時に、使用者の親指をリングプル35に挿入して、親指と他の指とを共に用いてプッシュショット棒32を押し動かす又は引き動かす動作を完了する。そのため、片手で薬を飲ませる動作を完了させることができ、薬を飲ませる際にプッシュショット棒を押し動かす又は引き動かすことが大幅に便利になる。
図7に示されるように、本実施例において、哺乳瓶式注射器は、瓶体1の先端に着脱可能に取り付けられた乳首状吸い口蓋24をさらに含み、乳首状吸い口蓋24の側壁には、容量目盛り241が設けられている。乳首状吸い口蓋24によって乳首状吸い口2が外気に暴露されることを防止でき、乳首状吸い口の衛生状態を保持できる。また、乳首状吸い口蓋24は平面上に逆立ちさせることができ、蓋体の側壁上に容量目盛りが設けられているため、薬の測量容器としても都合がよい。
実施例2
図2に示されるように、本実施例2と実施例1との相違点は、実施例2では、瓶体1が側壁及び後端蓋13を有し、瓶体の側壁が後端蓋13にネジ接続され、開口4及び固定凹リング11が後端蓋13の中央部に設けられていることである。
図2に示されるように、本実施例2と実施例1との相違点は、実施例2では、瓶体1が側壁及び後端蓋13を有し、瓶体の側壁が後端蓋13にネジ接続され、開口4及び固定凹リング11が後端蓋13の中央部に設けられていることである。
使用する際、後端蓋13を取り外して、乳首状吸い口2及び仕切り盤5を順次に瓶体1の先端に装着してから、薬液を入れた注射器3を瓶体1の後端から瓶体1内に装入して、プッシュショットシリンダ31の小口側端部を仕切り盤5の液体通路51に位置合わせして、後端から瓶体1にミルクまたは他の液体を注入してから、後端蓋13の固定凹リング11とプッシュショットシリンダ31の凸肩33とを係合させた後、最後に後端蓋13によってプッシュショットシリンダ31を仕切り盤5と瓶体1の後端の開口4との間に強固に固定する。後端蓋13を回転により締め込むと、注射器3が仕切り盤5と開口4との間に強固に固定される。
実施例1と比較し、本実施例において、瓶体1の後端にネジ接続式の後端蓋が設けられているため、瓶体1の中にミルクまたは他の液体を注入するのに便利であり、当該哺乳瓶式注射器の使用利便性が向上する。
実施例3
図3に示されるように、本実施例3と実施例1及び実施例2との相違点は、実施例3では、瓶体1が先端蓋12、瓶体の側壁及び後端蓋13を有することである。瓶体の側壁が後端蓋13にネジ接続され、瓶体の側壁が先端蓋12にもネジ接続され、開口4及び固定凹リング11が後端蓋13の中央部に設けられている。先端蓋12の中央部には乳首状吸い口用取付孔が設けられており、乳首状吸い口及び仕切り盤は、先端蓋によって瓶体の先端に固定されている。作業時に、まずは薬液で満杯となった注射器3を後端蓋13の凹リング11の中に固定してから瓶体1に装入する。そして、後端蓋13を回転により締め込んだ後、瓶体1の先端からミルクまたは服薬補助液を投入してから、乳首状吸い口及び仕切り盤を先端蓋12に装着したら、先端蓋を回転させることにより締め込む。
図3に示されるように、本実施例3と実施例1及び実施例2との相違点は、実施例3では、瓶体1が先端蓋12、瓶体の側壁及び後端蓋13を有することである。瓶体の側壁が後端蓋13にネジ接続され、瓶体の側壁が先端蓋12にもネジ接続され、開口4及び固定凹リング11が後端蓋13の中央部に設けられている。先端蓋12の中央部には乳首状吸い口用取付孔が設けられており、乳首状吸い口及び仕切り盤は、先端蓋によって瓶体の先端に固定されている。作業時に、まずは薬液で満杯となった注射器3を後端蓋13の凹リング11の中に固定してから瓶体1に装入する。そして、後端蓋13を回転により締め込んだ後、瓶体1の先端からミルクまたは服薬補助液を投入してから、乳首状吸い口及び仕切り盤を先端蓋12に装着したら、先端蓋を回転させることにより締め込む。
乳首状吸い口2の使用寿命は短いから、乳首状吸い口2を頻繁に交換することが必要となる。本実施例において瓶体1は瓶体の側壁、先端蓋12及び後端蓋13を含むため、乳首状吸い口の交換が便利になると共に、実施例2のようにミルクを瓶体1に注入することが便利であるという効果も有する。なお、瓶体1は瓶体の側壁、先端蓋12及び後端蓋13を含むように構成されているため、瓶体の洗浄及び取付に便利である。
図1、図2及び図3に示されるように、以上の実施例1〜実施例3において、瓶体1中の服薬補助液(ミルクまたは他の液体)は仕切り盤5におけるミルク通過孔52、液体通路51及び乳首状吸い口2上の液体排出孔22を経由して乳児の口に吸入され、薬液は、注射器3によって押し動かされて仕切り盤5における液体通路51及びホース6の液体排出孔22を経由して乳児の中に入る。従って、投薬器内で薬液通路及びミルク通路が完全に隔離されているため、乳児の口内に到着しなければ薬液及びミルクが混合されない。そのため、薬液が瓶体中のミルクと混合することでミルクの味が変わることを防止できると共に、乳児の薬液吸入薬量を正確に制御できる。乳児は薬を飲むことを好まないので、まず乳児に自ら瓶体1の中のミルクを吸入させ、乳児が夢中でミルクを吸入しているうちに、不意にプッシュショット棒32を押し動かして薬液を乳児の口に入れる。乳児が薬の味を感じ、吸い取ることを拒絶すると、プッシュショット棒32を押し動かすのを停止する。乳児が再び吸い取る際に吸入できるのはミルクであり、その後、薬を注射して飲ませる。これを薬を飲みきるまで繰り返せばよい。
実施例4
図4に示されるように、本実施例は哺乳瓶である。実施例3との相違点は、実施例4では、哺乳瓶が元から有する注射器3を除去すると共に、後端蓋13の開口4のところに封止シート7を追加し、仕切り盤5における液体通路51の入口端に、末端に重り球81があるミルクホース8を接続することである。重り球は内部に鋼球が配置されたプラスチックボールであり、ミルクホース通過孔23は重り球を貫通している。
図4に示されるように、本実施例は哺乳瓶である。実施例3との相違点は、実施例4では、哺乳瓶が元から有する注射器3を除去すると共に、後端蓋13の開口4のところに封止シート7を追加し、仕切り盤5における液体通路51の入口端に、末端に重り球81があるミルクホース8を接続することである。重り球は内部に鋼球が配置されたプラスチックボールであり、ミルクホース通過孔23は重り球を貫通している。
本実施例において、実施例3の哺乳瓶式注射投薬器を元に少し調整すれば哺乳瓶に変更できるため、一つの物の多用途化という目的を実現できる。
市販の投薬器によれば、乳児は一回薬を飲んだ後、苦い記憶が残り、二度目の服薬を拒絶する可能性が高い。本考案における哺乳瓶式投薬器は、通常に哺乳瓶として利用されているため、乳児には良い思い出ができて、乳児の両親がこれを投薬器に変更した際、乳児は能動的に口を開けて「薬をのむこと」になる。また、市販の投薬器によれば、乳児が薬の苦さを感じた際に薬を吐き出すことも多い。本考案における哺乳瓶式投薬器は、乳児がミルクを吸い込んで飲み下そうとする時に薬液を乳児の口に注入できる。すると、乳児が薬液をミルクと共に飲み下すので、乳児の薬吐き出し問題を効果的に解決できるようになる。
本考案における哺乳瓶式投薬器によって、乳児が能動的に口を開けて薬を吸い込み・飲み下すことが可能となる。
上述に記載された実施例は、本考案の比較的好適な実施形態であり、本考案の実施形態が上記実施例に限定されるものではない。したがって、本考案の明細書及び図面の内容に基づき完成できた同じ効果を有する構成又は同じ効果を有するようなフローの変更、もしくは、直接または間接的に他の関連技術分野に適応したものは、その全てが本考案の保護範囲に属すると理解すべきである。
1−瓶体;2−乳首状吸い口;3−注射器;4−開口;5−仕切り盤;6−ホース;7−封止シート;8−ミルク吸い込みホース;11−固定凹リング;12−先端蓋;13−後端蓋;14−取っ手スロット;21−乳首;22−液体排出孔;23−ホース通過孔;24−乳首状吸い口蓋;31−プッシュショットシリンダ;32−プッシュショット棒;33−凸肩;34−ピストン;35−リングプル;51−液体通路;52−ミルク通過孔;81−重り球;241−容量目盛り
Claims (10)
- 瓶体、乳首状吸い口及び注射器を含む哺乳瓶式注射投薬器であり、
前記注射器は、プッシュショットシリンダ及びプッシュショット棒を備え、
前記乳首状吸い口は前記瓶体の先端に固定され、前記瓶体の後端に開口が設けられており、
前記乳首状吸い口と前記瓶体との間に仕切り盤配置され、前記仕切り盤には液体通路が設けられ、前記液体通路の入口端側の側壁にミルク通過孔が形成されており、
前記プッシュショットシリンダが取り外し可能に前記瓶体内における前記開口と前記仕切り盤との間に配置され、
前記プッシュショットシリンダの大口側端部が前記開口に位置合わせされていると共に、前記プッシュショットシリンダの小口側端部が前記仕切り盤の前記液体通路の入口端に接続され、前記液体通路の出口端が前記乳首状吸い口に接続されていることを特徴とする哺乳瓶式注射投薬器。 - 前記プッシュショットシリンダの前記大口側端部の筒壁外側に環状凸肩が形成され、前記瓶体の前記開口に連続した個所の内側壁に固定凹リングが設けられ、前記凸肩が前記固定凹リング内に係合していることを特徴とする、請求項1に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記瓶体はその瓶口とネジ接続する先端蓋を含み、前記先端蓋の中央部に乳首状吸い口用取付孔が設けられ、前記乳首状吸い口及び前記仕切り盤が前記先端蓋によって前記瓶体の先端に固定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記瓶体は側壁及び後端蓋を備え、前記瓶体の側壁は前記後端蓋とネジ接続し、前記開口及び前記固定凹リングが前記後端蓋の中央部に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記瓶体は、側壁、前記側壁とネジ接続する後端蓋、及び、前記側壁とネジ接続する先端蓋を含み、
前記開口及び前記固定凹リングが前記後端蓋の中央部に設けられ、前記先端蓋の中央部に乳首状吸い口用取付孔が設けられており、
前記乳首状吸い口及び前記仕切り盤が前記先端蓋によって前記瓶体の先端に固定されていることを特徴とする、請求項2に記載の哺乳瓶式注射投薬器。 - 前記乳首状吸い口に前記液体通路の出口端と位置合わせされるホースが設けられ、前記ホースの一端が前記液体通路の出口端に接続され、他端が前記乳首状吸い口の液体排出孔に連通していることを特徴とする、請求項1に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記液体排出孔は、前記乳首状吸い口の中心に対して十字形に交差する四つの方向にそれぞれ設けられた円孔であることを特徴とする、請求項6に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記乳首状吸い口と前記ホースとが一体としてインジェクション成形されていることを特徴とする、請求項6または7に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記プッシュショット棒の作業端にリングプルが設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
- 前記瓶体の先端に乳首状吸い口蓋が着脱可能に取り付けられ、前記乳首状吸い口蓋の側壁に容量目盛りが設けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の哺乳瓶式注射投薬器。
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CN113558986A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-10-29 | 符增珍 | 可重复使用的儿科护理喂药器及与之配套的自动清洗装置 |
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