JP3191733U - 携帯用尿瓶装置 - Google Patents

Abstract

【課題】携帯しやすく、便利な携帯用尿瓶装置を提供する。
【解決手段】上蓋１１及び下蓋１２と底蓋１２１で構成する蓋合できるボックス本体１及び、該ボックス本体に収納する男性、女性用尿瓶３で構成する携帯用尿瓶装置であって、該ボックス本体の上蓋に照明１３を設け、該下蓋には異なる物品を入れることのできる収納スペース１７を設ける。該男性女性用尿瓶はそれぞれ定位枠３１及び定位枠と接続する収尿袋３２を設ける。男性用尿瓶、或いは女性用尿瓶は定位枠を交差して折り曲げて重ね合わせてボックス本体の上蓋内側に収納する。尿を入れるためのビニール袋４複数を底蓋上に収容して上下蓋を蓋合して携帯する。使用に際してはビニール袋４を男性、女性尿瓶の定位枠に被せて使用する。使用後は尿が溜まったビニール袋を捨てるだけでよい。
【選択図】図２

Description

本考案は、携帯用尿瓶装置の構造に関し、特に、いつでも携帯でき、使用が便利且つ急に尿意を催す時に使用できる携帯用尿瓶装置の構造に関する。

生活レベルが高まるにつれ、自動車の数が大幅に増加している。よって、連続休暇やお正月など郊外へのドライブの際には、高速道路は様々な大小の自動車で混雑する。このような状況では、トイレが見つからず、尿意を催すときは大変厄介である。危険を顧みずに路肩で排泄する人を見ると、ハラハラし、女性であるならば、公の場で排泄することもできないことを鑑みて、更なる改善が必要であった。

特開平１０−１７４７０１号公報

前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は急に尿意を催す際に排泄することができ、携帯しやすく使用が便利である携帯用尿瓶装置を提供することを主な課題とする。

上述の目的を解決するために、本考案は携帯用尿瓶装置の構造を提供するものである。上蓋及び下蓋と底蓋で構成する蓋合できるボックス本体及び、該ボックス本体に入れる男性、女性用尿瓶で構成する携帯用尿瓶装置である。該ボックス本体の上蓋に照明を設け、該下蓋には異なる物品を入れることのできる収納スペースを設ける。該男性女性用尿瓶はそれぞれ定位枠及び定位枠と接続する収尿袋を設ける。男性用尿瓶をボックス本体の上蓋に設置、或いは女性用尿瓶の定位枠を交互に折り曲げて重ねた後にボックス本体の上蓋に設置し、複数のビニール袋を底蓋に置き、上下蓋を蓋合すれば携帯しやすい。急に尿を催すときに尿を入れるためのビニール袋を男性、女性尿瓶に被せて使用する。使用後は尿が溜まったビニール袋を捨てるだけでよい。

前記携帯用尿瓶装置のボックス本体の下蓋の収納スペースに間隔を調整できる複数の仕切り板を設け、仕切り板を介して異なるスペースの収納位置を構成する。

前記携帯用尿瓶装置のボックス本体の上蓋にある照明は、高輝度発光ダイオードとする。

本考案は仕切り板を設けたボックス本体に、定位枠を具有する男性尿瓶及び、可とう性の材質の定位枠を具有する女性用尿瓶及びビニール袋を収納することができる。急に尿を催すときに尿を入れるためのビニール袋を男性、女性尿瓶に被せて使用する。使用後は尿が溜まったビニール袋を捨てるだけでよい。

本考案における立体図である。 本考案における立体分解図である。 本考案における男性用尿瓶を折りたたんだ立体図である。 本考案における男性用尿瓶を展開した立体図である。 本考案における女性用尿瓶を折りたたんだ立体図である。 本考案における女性用尿瓶を展開した立体図である。 本考案における使用状態図である。 本考案における使用状態図である。

以下、本考案の構造と特徴および効果を、最良実施例と図面を参照しながら詳細に説明する。

図１及び図２、図３及び図５に示すのは、本考案の立体図及び立体分解図、及び男性用尿瓶を折りたたんだ立体図と、女性用尿瓶を折りたたんだ立体図である。図に示すように、本考案に含まれるのはボックス本体１及びボックス本体１内に置く男性用尿瓶、女性用尿瓶３である。該ボックス本体１は相互にかみ合う上蓋１１及び下蓋１２と、下蓋１２と錠止する底蓋１２１で構成することで上蓋は開ける或いは蓋合することができる。
該上蓋１１は表面の前縁に照明１３(高輝度発光ダイオードとする)及びスイッチ１４を設ける。スイッチ１４はバッテリースロット１５内のボタン電池と接続し、内側の縁に一つのブロックポール１６を設ける。該下蓋１２に収納スペース１７を設け、該収納スペース１７に間隔を調整できる複数の仕切り板１７１を設け、仕切り板１７１を介してスペースの異なる収納場所を構成し、小粒の薬物或いは持ち歩くアクセサリーなどの小物など、異なる物品を入れることができる。
該男性女性用尿瓶２、３はそれぞれ定位枠２１、３１及び定位枠２１、３１と接続する収尿袋２２、３２を設ける。中でも女性用尿瓶３の定位枠３１は可とう性の材料にすることで、交差して折り曲げて重ね合わせることにより比較的小さい直径にする。
本実施例では、該ボックス本体１は一つのキーホルダーのリング１８を繋げてウエスト或いはカバンなどにぶら下げて便利に持ち歩けるようにできる。

前記構造の組み合わせにより、男性用尿瓶２を折りたたんでボックス本体１の上蓋内に収納し、或いは女性用尿瓶３の定位枠３１を交差して折り曲げて重ね合わせた後にボックス本体１の上蓋内に収納する。上蓋内でブロックポール１６により定位付けし、定位枠３１が反発して開くのを防止する。
また、複数の尿を入れるためのビニール袋４を底蓋１２１に置いて上下蓋１１、１２を蓋合して携帯する。急に尿を催すときに男性、女性尿瓶２、３及びビニール袋４を取り出し、尿を入れるためのビニール袋４を男性、女性尿瓶２、３に被せて使用する。使用後は尿が溜まったビニール袋４を捨てるだけでよい。携帯しやすく、便利に使いやすい。上蓋１１に設置した照明１３は、スイッチ１４を押せば、暗いときに照明として使用することができる。

図４及び図６に示すのは、本考案の男性用尿瓶展開立体図及び女性用尿瓶展開立体図である。図２に示すように、本考案の男性尿瓶２に定位枠２１を設け、定位枠２１から適切な長さのある収尿袋２２を接続する。該女性尿瓶３は比較的大きい直径の定位枠３１を設け、定位枠２１から適切な深さのある収尿袋３２を接続する。該定位枠３１は交差して折り曲げて重ね合わせると比較的小さい直径となり、ボックス本体１の上蓋１１の内側に収納するのに便利である。

図７及び図８に示すのは、本考案の使用状態図である。図２に示すように、本考案は、急に尿意を催す際に、ボックス本体１の上蓋１１を開け、中にある男性用尿瓶２或いは女性用尿瓶３を取り出し、更に底蓋１２１を回して尿をためるためのビニール袋４を取り出して男性用尿瓶２或いは女性用尿瓶に被せる。使用後は尿の入ったビニール袋４を結索して捨てるだけでよい。使用後の男性尿瓶２或いは女性用尿瓶３は再び折りたたんでボックス本体１の上蓋１１の内側に収納し、次回にまた使用できる。

以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。

本考案は蓋合できるボックス本体の中に男性用尿瓶及び女性用尿瓶を収納して、携帯用尿瓶装置を構成することで、急に尿を催すときにも慌てずに済み、携帯しやすく使いやすい。

１ ボックス本体
１１ 上蓋
１２ 下蓋
１２１ 底蓋
１３ 照明
１４ スイッチ
１５ バッテリースロット
１６ ブロックポール
１７ 収納スペース
１７１ 仕切り板
１８ リング
２ 男性用尿瓶
２１ 定位枠
２２ 収尿袋
３ 女性用尿瓶
３１ 定位枠
３２ 収尿袋
４ ビニール袋

Claims (4)

1. ボックス本体、男性用尿瓶、女性用尿瓶から構成し、
   ボックス本体は相互にかみ合う上蓋及び下蓋と底蓋で構成して、上蓋と下蓋及び下蓋と底蓋を開閉可能とし、
   該上蓋は表面の前縁に照明及びスイッチを設けると共に、内側の縁に差し渡してブロックポールを設け、
   該下蓋には異なる物品の収納スペースを設け、
   該男性尿瓶は、定位枠及び定位枠と接続する収尿袋を設け、
   該女性尿瓶は、定位枠及び定位枠と接続する収尿袋を設けると共に、該定位枠は可とう性の材料として、交差して折り曲げて重ね合わせることにより小さい径寸法に折り畳み可能とし、該男性用尿瓶或いは女性用尿瓶を折りたたんでボックス本体の上蓋内に収納して上記ブロックポールにより定位付けし、
   また、複数の尿を入れるためのビニール袋を底蓋に上に下蓋間に収納することにより、
   携帯可能としたことを特徴とする携帯用尿瓶装置。
2. 前記上蓋表面の前縁に設置する照明は高輝度発光ダイオードとしたことを特徴とする請求項１記載の携帯用尿瓶装置。
3. 前記下蓋の収納スペースに間隔を調整できる複数の仕切り板を設け、仕切り板を介して異なるスペースの収納位置を構成することを特徴とする請求項１記載の携帯用尿瓶装置。
4. 前記ボックス本体は一つのキーホルダーのリングを繋げて、ウエスト或いはカバンなどにぶら下げて携行可能としたことを特徴とする請求項１記載の携帯用尿瓶装置。
   

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