JP3190486U - 塩れんがのモジュール - Google Patents

Abstract

【課題】色々な支持具や器具と組み合せられる用途が広い塩れんがのモジュールを提供する。【解決手段】塩れんがのモジュール１は、搭載体１２と、塩れんが組１１と、ライト組１３とから構成される。搭載体１２は、枠１２１を持ち、複数の嵌め孔１２２を形成している。各嵌め孔１２２には、塩れんが組１１の複数の塩れんがが嵌め入れられている。搭載体１２の枠１２１が包囲する内部空間には、ライト組１３が設置されている。塩れんが組１１は、複数の塩れんがを含み、搭載体１２の嵌め孔１２２の中に嵌め付けられている。各塩れんがは、嵌め孔１２２と同じ形状である。ライト組１３は、複数のライト１３１と、ライトソケット１３２と、ライトスイッチ１３３とから構成される。【選択図】図２

Description

本考案は、ブロック状の塩である塩れんがを含む塩れんがのモジュールである。

近年、ヨーロッパや東南アジア地域で塩鉱から塊体の塩が掘り出されて、自然な形の塩結晶灯、或いは芸術観点で特殊な外形の塩結晶灯が作られている。中国意匠第Ｍ２７２０３２号は中国陰陽学理論に基づいた五行学説により、五行の異なる形態で特殊な外形の塩結晶灯を作り、更に灯体ソケットに組み付けて、灯体の内部に電灯を設置し、色彩のあるライト又は彩色透光片を組み付けて五行塩結晶灯を提供している。

図１は従来の五行塩結晶灯を示している。６１は木行塩結晶灯であり、６２は火塩結晶灯であり、６３は土塩結晶灯であり、６４は金行塩晶灯であり、６５は水塩結晶灯である。これらの五種類の塩結晶灯は、ただ外形か異なるだけで、外に特別な用途がない。

本考案は、上述の塩結晶灯の単純な外形の変化による欠点を改良して色々な用途に応用でき、外部の色々な器具と組み合せられるようにし、その用途を広げることができる塩れんがのモジュールを提供する。

本考案の塩れんがのモジュールは、搭載体と、塩れんが組と、ライト組又は発熱体組とから構成されている。塩れんが組は複数の塩れんがを持つ。搭載体は、複数の塩れんがが嵌められている嵌め孔を形成している。ライト組または発熱体組は、搭載体の内部空間の中に設置されている。ライト組は塩れんがの一側面から光を放出し、発熱体組は塩れんがを加熱する。塩れんがのモジュールは、塩灯の特性を発揮するのみならず、更に美観と風景配置とに効果を持つものである。

本考案の塩れんがのモジュールは、単一か複数のものが支持具と組み合せて使用され、特別な美観を与えるので、又支持具とは別の塩れんがのモジュールか或いは塩れんがを含まない器具の表面に組み付けてその美観を与える。例えば、テーブルの表面とか、椅子の背もたれ、ベッドの表面、壁面、器具棚の表面、或いは道路の足踏み面とかが支持具となる。

従来の五行塩結晶灯の斜視図である。 本考案の第１実施例による塩れんがのモジュールの分解斜視図である。 本考案の第２実施例による塩れんがのモジュールの分解斜視図である。 本考案の第３実施例による塩れんがのモジュールの分解斜視図である。

図２に示すように、本考案の第１実施例による塩れんがのモジュール１は、搭載体１２と、塩れんが組１１と、ライト組１３とから構成される。

搭載体１２は、枠１２１を持ち、複数の嵌め孔１２２を形成している。各嵌め孔１２２には、塩れんが組１１の複数の塩れんがが嵌め入れられている。搭載体１２の枠１２１が包囲する内部空間には、ライト組１３が設置されている。塩れんが組１１は、複数の塩れんがを含み、搭載体１２の嵌め孔１２２の中に嵌め付けられている。各塩れんがは、嵌め孔１２２と同じ形状である。各塩れんがは、幾何学的に不規則な形状か、掘り出した自然の形状を持つものである。ライト組１３は、複数のライト１３１と、ライトソケット１３２と、ライトスイッチ１３３とから構成される。

搭載体１２は、三つの面に単一か複数の嵌め孔１２２を形成する。しかしながら他の実施例では、三つの面の中の一つの面又は二つの面にだけ嵌め孔１２２を形成させて塩れんが組１１の塩れんがを嵌めてもよい。それでライト組１３を枠１２１が包囲する搭載体１２の内部空間は塩れんがを組み付けたモジュールとなり、ライト組１３が搭載体１２のある枠１２１の中に固定されて、ライト組１３の修理と取り換えが便利にできて、又可動式に搭載体１２に組み付けられる。

図３に示すように、本考案の第２実施例による塩れんがのモジュール１では、ライト組１３の代りにヒーター組１４を使用している。この第２実施例では、搭載体１２と、塩れんが組１１と、ヒーター組１４とから構成される。

図４に示すように、本考案の第３実施例による塩れんがのモジュールとしての塩れんが組み合せ具２は、単一か複数の塩れんが壁２１と支持具２２と露出外側２３とを含む。露出外側２３の側面は直立面を含み、この直立面はカウンターかバーカウンターの一面となるものである。他の実施例では、支持具２２は、塩れんがのモジュールとの色々な組み合せにより、テーブル、椅子、ベッド、壁戸、戸棚、床板、梯子等の異なる形態となる。この場合、露出側面は、テーブル面、椅子背もたれ、ベッド表面、壁面、棚面又は道路の足踏み表面となる。

図４に示す塩れんが組み合せ具２では、支持具２２と塩れんが壁２１とは互いに独立の部品であり、支持具２２には塩れんがが嵌められていない。これに対し、図２に示す第１実施例では、塩れんがのモジュール１を直接支持具として使用している。これらの実施例以外の他の実施例では、直接塩れんが壁２１を持つ搭載体１２のある枠面を支持具として使用してもよい。この他の実施例では、塩れんが壁２１は支持具の機能を持ち単一部品の塩れんが組み合せ具となる、図２に示す第１実施例では、搭載体１２の両側面と底面を直接支持具として利用し、それで塩れんがのモジュール１は支持機能を備えている長い方形椅子となる。

前述の実施例のライト組１３は、単一か複数のライト１３１を持つ。ライト１３１には、タングステンライトや、節電ライトや、ＬＥＤライトやネオンライト等を使用できる。ライトスイッチ１３２は、単独でライト１３１の点灯および切断できて、複数のライトを順序にある特定方式で点滅することができる。
第２実施例では、ライト組１３の代りにヒーター組１４を使用している。ヒーター組１４は、単一か複数のヒーター（発熱体）１４１と、ヒーターソケット１４２と、ヒータースイッチ（電源切り換えスイッチ）１４３とから構成される。ヒーター１４１には、ソーラー加熱片や電圧加熱片を使用できる。ヒーター１４１で塩れんがを加熱すると、塩れんがは、空気中の湿気を吸収し蒸発させて連続的に陰イオンを放出させることから、空気を浄化させる作用があって、且つ室内の優良な照明装飾品となる。

本考案の各実施例の中で、図２に示す第１実施例および図３に示す第２実施例は、搭載体１２の両側面と底面が直接支持具として使用されて、塩れんがのモジュールと連結して、外観上支持機能を保有する長い方形椅子となったものである。図４に示す第３実施例は、別の支持具２２を設置し、この支持具２２を連結することにより、塩れんが組み合せ具２の塩れんが外にあらわれるテーブル面２３は直立し、それで塩れんが組み合せ具２は外観上カウンターかバーカウンターとなり、その直立面はカウンター又はバーカウンターの一面となる。即ち本考案の塩れんがのモジュールをある支持具と異なる形態に組み合せれば、テーブル、椅子、ベッド、壁、戸棚、又梯子等となり、これらの組み合せ具は図の中に示してないが本技術の範囲に属するものである。

本考案は色々の支持具や器具等と組み合せて広い範囲に利用でき、それで室内の装飾に使用して美観を与える効果かあると共に又塩れんがと加熱することにより空気を浄化させる効果がある。

１ ・・・塩れんがのモジュール
１１ ・・・塩れんが組
１２ ・・・搭載体
１２１・・・枠
１２２・・・嵌め孔
１３ ・・・ライト組
１３１・・・ライト
１３２・・・ライトソケット
１３３・・・ライトスイッチ
１４ ・・・ヒーター組
１４１・・・ヒーター
１４２・・・ヒーターソケット
１４３・・・ヒータースイッチ
２ ・・・塩れんが組み合せ具
２１ ・・・塩れんが壁
２３ ・・・支持具
６１ ・・・木行塩晶灯
６２ ・・・火行塩晶灯
６３ ・・・土行塩晶灯
６４ ・・・金行塩晶灯
６５ ・・・水行塩晶灯

Claims (14)

1. 搭載体と、塩れんが組と、ライト組とを具備し、
   前記塩れんが組は、ブロック状の塩である複数の塩れんがから構成され、
   前記搭載体は、前記塩れんがが嵌められている嵌め孔を有し、
   前記ライト組は、前記搭載体の内部に設置され、前記塩れんが組の前記塩れんがの一側面から光を放出することを特徴とする塩れんがのモジュール。
2. 搭載体と、塩れんが組と、発熱体組とを具備し、
   前記塩れんが組は、塩の結晶のブロックである複数の塩れんがから構成され、
   前記搭載体は、前記塩れんがが嵌め入れられている嵌め孔を有し、
   前記発熱体組は、前記搭載体の内部に設置され、前記塩れんが組の前記塩れんがを加熱することを特徴とする塩れんがのモジュール。
3. 前記搭載体の前記嵌め孔には、単一または複数の前記塩れんがが嵌められていることを特徴とする請求項１または請求項２記載の塩れんがのモジュール。
4. 前記塩れんがは、幾何学的に不規則な形状、又は自然で採掘されたような形状であることを特徴とする請求項３に記載の塩れんがのモジュール。
5. 前記搭載体は、枠を形成し、且つ前記塩れんがを嵌め入れる複数の嵌め孔を有し、前記枠の内部には前記ライト組を設置する空間を持つことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の塩れんがのモジュール。
6. 前記枠は底板を持ち、前記底板は幾何形状であるか、又は前記枠は底板を持たない中空の幾何形状であることを特徴とする請求項５に記載の塩れんがのモジュール。
7. 前記ライト組は、単一または複数のライト、ライトソケット、およびライトスイッチを含むことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の塩れんがのモジュール。
8. 前記ライトは、タングステン電球、ハロゲン電球、節電電球、ＬＥＤ電球、或いはネオン灯であることを特徴とする請求項７に記載の塩れんがのモジュール。
9. 前記ライトソケットは固定式に前記搭載体に連結されていることを特徴とする請求項７に記載の塩れんがのモジュール。
10. 前記ライトソケットは可動式に前記搭載体に連結されていることを特徴とする請求項７に記載の塩れんがのモジュール。
11. 前記ライトスイッチは、前記ライトの点灯と切断をするか、或いは前記ライトの切り換え順序を決定することを特徴とする請求項７に記載の塩れんがのモジュール。
12. 前記発熱体組は、発熱体および電源切り換えスイッチを含み、
    前記発熱体は、ヒーター、ソーラー加熱体、或いは電圧加熱体であることを特徴とする請求項２に記載の塩れんがのモジュール。
13. 支持具を具備し、前記支持具の配置により、組み合せ部分が異なる外観を持ち、且つ前記組み合せ部分の少なくとも一部は前記塩れんがを外にあらわれる側面を持つことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の塩れんがのモジュール。
14. 前記支持具は、別の塩れんがのモジュールであるか、或いは塩れんがを持たない部品であることを特徴とする請求項１３に記載の塩れんがのモジュール。

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