JP3190430U - ケトル用じょうご - Google Patents

Abstract

【課題】ケトルの注ぎ口に安定して装着できるケトル用じょうごを提供する。
【解決手段】ケトル用じょうごに取手ＣとホルダーＦを備えることにより、ケトルの取手に簡単に安定装着させることができ、また、ケトル用じょうごの注ぎ口を曲げることにより、ケトルの注ぎ口に装着しやすくなる。
【選択図】図６

Description

本考案は、ケトル用じょうごに関するものである。

じょうごは液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入する際に利用する円錐状の器具であるが、垂直にセットして使用するのに適した形状となっている。

沸騰した時の蒸気でカルマン渦を発生させて音を鳴らす笛吹きを注ぎ口に装備した笛吹きケトルが普及しているが、注ぎ口に蒸気を集める為に蓋を密閉させる必要があり、その結果、蓋の開閉に相当の力が必要で、体力の衰えた高齢者には開閉に困難が伴うことがある。

注ぎ口に装備された笛吹き部分は、蓋に比べると軽い力で開閉できるように装着されているので、体力の衰えた高齢者等には容易に操作できるのであるが、水道蛇口や浄水器の蛇口などから該注ぎ口に水を入れ難い場合がある。

従来のじょうごを笛吹きケトルの注ぎ口に装着すると安定性を欠くために、片手でケトル用じょうごを保持する必要があり、ケトル本体の保持で片手が使われている場合には両手がふさがり、水道の蛇口等の操作に支障が生ずる場合がある。

特開２００８−６３０１０号公報

従来のじょうごは、笛吹きケトル等の注ぎ口で使用する場合に安定しなかった。

本願考案のケトル用じょうごは、ケトルの取手部分と一緒に保持できるように、長い取手を備える。

本願考案のケトル用じょうごは、先端を曲げ、あるいは曲がる構造の注ぎ口を備える。

本願考案のケトル用じょうごは、ケトルのつるの部分などに引っ掛けて使用できるフックを備える。

本願考案のケトル用じょうごは、ケトルの取手部分に挟みつけて装着できる構造の取手を備える。

ケトル用じょうごに長い取手を備えることにより、本体と一緒に保持して安定させることができた。

ケトルの取手部分に装着あるいはつるの部分に装着できる専用の取手を備えることにより、ケトル用じょうごを安定させることができた。

ケトル用じょうごの注ぎ口を曲げることにより、ケトルの注ぎ口に装着しやすくなった。

図１は、ケトル用じょうごの側面図である。（実施例１） 図２は、ケトル用じょうごの平面図である。（実施例１） 図３は、フックを備えるケトル用じょうごの平面図である。（実施例２） 図４は、挟みつけるホルダーを備えるケトル用じょうごの平面図である。（実施例３） 図５は、図４のｙ−ｙ’断面図である。（実施例３） 図６は、笛吹きケトルにケトル用じょうごを取り付けた説明図である。（実施例４）

図１は、本願考案のケトル用じょうごの側面図である。じょうごＡに取手Ｃを備えている。

前記じょうごＡの注ぎ口Ｂが曲がっているとケトルの注ぎ口に装着し易くなる。そのため、硬質な素材で曲げて成型する。

あるいは、注ぎ口Ｂを曲げ易くする為、蛇腹構造を備えるか柔軟な素材を用いる。

図２は、本願考案のケトル用じょうごの平面図である。じょうごＡに取手Ｃを備えている。

図３は、本願考案のケトル用じょうごの取手ＣにフックＤを備えた平面図である。

前記フックＤをケトルを吊り下げる為のつる等に引っ掛けてケトル用じょうごを安定させる。

図４は本願考案のケトル用じょうごの平面図である。じょうごＡに取手Ｃを備え、該取手ＣにはホルダーＥが設置されている。

前記ホルダーＥは、ケトルの取手部分に挟みつけてケトル用じょうごを安定させる。

図５は、図４のｙ−ｙ’の断面図である。

図６は、本願考案のケトル用じょうごを笛吹きケトルに装着して使用する説明図である。
ケトル用じょうごの取手Ｃがケトルの取手Ｆと重なり、両者をまとめて保持することができる。

Ａ じょうご
Ｂ 注ぎ口
Ｃ 取手
Ｄ フック
Ｅ ホルダー
Ｆ 取手

Claims (4)

1. ケトルの取手部分と一緒に保持できるように、長い取手を備えることを特徴とするケトル用じょうご。
2. じょうごの先端を曲げ、あるいは曲がる構造の注ぎ口を備えることを特徴とする請求項１に記載のケトル用じょうご。
3. ケトルのつるの部分などに引っ掛けて使用できるフックを備えることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のケトル用じょうご。
4. ケトルの取手部分に挟みつけて装着できる構造のホルダーを備えることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のケトル用じょうご。

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