JP3190339U - クールハット - Google Patents
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Abstract
【課題】高温環境下でも保冷効果が有効に維持発揮され長時間に亘って頭部温度調整機能が優れ、頭部動作にフィットした優れた可撓性を有し、また保冷シートの崩れ劣化も無く高寿命化を可能にするクールハットを提供する。
【解決手段】帽子の少なくとも前部と後部の裏側に上端部開放型のポケットP1〜3を設け、ポケットに単数又は複数枚の保冷シートを交換可能に挿入する。保冷シートは、熱伝導率の高い高吸水性樹脂シートを布地でラミネートした三層保冷シート、あるいは断熱シートの内側面(頭部表面側)に高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした四層保冷シート、あるいは断熱シートの両面に高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした五層保冷シートの何れか一つ以上にする。ポケットは、上端開放部をそのまま或いは開閉具を設けると共に内面側及び/又は外面側を布地又はメッシュ布で形成する。
【選択図】図1
【解決手段】帽子の少なくとも前部と後部の裏側に上端部開放型のポケットP1〜3を設け、ポケットに単数又は複数枚の保冷シートを交換可能に挿入する。保冷シートは、熱伝導率の高い高吸水性樹脂シートを布地でラミネートした三層保冷シート、あるいは断熱シートの内側面(頭部表面側)に高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした四層保冷シート、あるいは断熱シートの両面に高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした五層保冷シートの何れか一つ以上にする。ポケットは、上端開放部をそのまま或いは開閉具を設けると共に内面側及び/又は外面側を布地又はメッシュ布で形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、特に炎天下の夏場において、屋内外での各種のスポーツや作業等が、安全に且つ作業効率を高めるために利用する保冷シート内設のクールハットに関するものである。
特に炎天下の夏場において、屋内外での各種のスポーツや作業では、頭部を冷やして思考能力や運動能力を維持するには重要な配慮となる。
従来保冷材を内設した頭部装着用として、特許文献1に記載の保冷用被服、特許文献2に記載の警備用の安全チョッキ、特許文献3に記載の帽子・ブリーフ、特許文献4に記載のネクタイ、特許文献5に記載の首巻付け冷却器具等が公知である。
特許文献1に記載の保冷用被服は、脇の下にポケットを設けこれに保冷剤を入れるもので、保冷剤としてはそれ自体は低温物質ではないが、冷蔵庫や冷凍庫に出し入れすることにより保冷を得ることができる例えば、商品名「アイスノン」等や、氷を収納したゴム袋等を記載している。
特許文献1に記載の保冷用被服は、脇の下にポケットを設けこれに保冷剤を入れるもので、保冷剤としてはそれ自体は低温物質ではないが、冷蔵庫や冷凍庫に出し入れすることにより保冷を得ることができる例えば、商品名「アイスノン」等や、氷を収納したゴム袋等を記載している。
特許文献2に記載の警備用の安全チョッキは、保冷体を、安全チョッキの背面部と肩からベルト部に下げた肩掛けの前面部に取り付けられる。
特許文献3に記載の帽子・ブリーフは冷却剤の具体例については何ら記載が無いが、帽子の襟や脇下、及びパンツの股間部にポケットを設け、ポケットの中に保冷剤などの冷却剤を入れ、皮下血管を冷やすことにより、涼しく使用できるようにするものが紹介されている。
特許文献4に記載のネクタイは、吸水性繊維又は吸水性物の生地に保冷剤を収納するためのポケット部を設けたものである。
特許文献5に記載の首巻付け冷却器具は、円弧状に湾曲し、帯状に形成された外袋と、保冷剤を収容した複数の内袋を前記外袋の長手方向に連結部を介して連結した状態で、前記外袋に収容される内袋連結体とを備え、前記内袋連結体の各連結部は、前記外袋の円弧の凸側において、切り込みが形成されている。
前記何れの特許文献においても、保冷材については、一般的な機能概念と例示しても粒状の高吸水性樹脂、不凍剤、水、乳化剤及び界面活性剤を入れた凍結しないゲル状の保冷剤、単なる含水ゲル、アイスノン、氷を収納したゴム袋等であり、
しかし特に夏場において、屋内外での各種スポーツや作業で着用する帽子には、上記のような保冷材の適用は各種の問題がある。
即ち、前記上保冷材の適用では、保冷材自体が重いこと、頭部の動作にフィット変形する可撓性に乏しいなど、着用性が極めて悪い。
また、帽子の外側に面する表面からの吸熱作用も促進されるため、早期に冷却機能が喪失して、再冷却頻度が高い。
本考案はこれらの課題を解決したクールハットを提供する。
しかし特に夏場において、屋内外での各種スポーツや作業で着用する帽子には、上記のような保冷材の適用は各種の問題がある。
即ち、前記上保冷材の適用では、保冷材自体が重いこと、頭部の動作にフィット変形する可撓性に乏しいなど、着用性が極めて悪い。
また、帽子の外側に面する表面からの吸熱作用も促進されるため、早期に冷却機能が喪失して、再冷却頻度が高い。
本考案はこれらの課題を解決したクールハットを提供する。
上記課題を満足させる本考案の基本的な技術構成は、次の(1)の通りである。
(1)、帽子の少なくとも前部と後部部に上端部開放型のポケットを設け、前記ポケットに単数又は複数枚の保冷シートを交換可能に挿入し、前記保冷シートは、熱伝導率の高い高吸水性樹脂シートを布地でラミネートした三層保冷シート、あるいは断熱シートの内側面(即ち頭部表面側)に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした四層保冷シート、あるいは前記断熱シートの両面に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした五層保冷シートの何れか一つ以上にし、前記ポケットは、上端開放部をそのまま或いは開閉具を設けると共に内面側及び/又は外面側を布地又はメッシュ布で形成したことを特徴とするクールハット。
(1)、帽子の少なくとも前部と後部部に上端部開放型のポケットを設け、前記ポケットに単数又は複数枚の保冷シートを交換可能に挿入し、前記保冷シートは、熱伝導率の高い高吸水性樹脂シートを布地でラミネートした三層保冷シート、あるいは断熱シートの内側面(即ち頭部表面側)に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした四層保冷シート、あるいは前記断熱シートの両面に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした五層保冷シートの何れか一つ以上にし、前記ポケットは、上端開放部をそのまま或いは開閉具を設けると共に内面側及び/又は外面側を布地又はメッシュ布で形成したことを特徴とするクールハット。
本考案において、高吸水性樹脂(Superabsorbent polymer、略称:SAP)シートは、特に高い水分保持性能を有するように設計された吸収性ポリマーシート、高吸水性樹脂シート、含水ジェル層シートを言う。
本考案において、布地とは、薄いポリエステル繊維布、ナイロン繊維布、木綿布、絹布、或いはこれらの適宜な混紡布或いは不繊布を言う。
本考案において、前記断熱シートとは、断熱作用がある紙製軟質シート、多孔性柔軟樹脂製シート、或いは多少厚手の前記布地等を言う。
本考案において、開閉具は、前記保冷シートをポケットから取り出し交換する際に用いると共に、使用中の飛び出しや、はみ出しを防止するもので、面ファスナー(商標:マジックテープ)又はジッパー或いはボタン、ホック、安全ピン、その他の適宜な公知のクリップを言う。
本考案のクールハットは、図1、図2及び図5等に示す帽子に適用できる。この例の他に、公知の各種帽子に適用することが出来ることは言うまでもない。本考案のクールハットによると、ポケットに入れる保冷シートを、a),熱伝導率の高い高吸水性樹脂シートを布地でラミネートした三層保冷シート、b),あるいは断熱シートの内側面(即ち頭部表面側)に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした四層保冷シート、あるいはc),前記断熱シートの両面に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした五層保冷シートにすることにより、帽子外が高温環境下でも保冷シートの頭部局部の保冷効果を有効に維持発揮され長時間に亘って体温調整機能が優れているとともに、当該作業の動作にフィットした優れた可撓性を有し、また保冷シートの崩れ劣化も無く高寿命化を可能にする。
特にb)の四層保冷シート及びc)の五層保冷シートは保冷シートの頭部局部の保冷効果が顕著である。
またc)の五層保冷シートは、両面を交互に入れ替えることにより頭部局部の保冷効果を長時間有効に維持する。
以上により帽子を被る人の頭部の要所を適切に冷却して、思考能力と運動能力の維持を健全に保持するのである。
特にb)の四層保冷シート及びc)の五層保冷シートは保冷シートの頭部局部の保冷効果が顕著である。
またc)の五層保冷シートは、両面を交互に入れ替えることにより頭部局部の保冷効果を長時間有効に維持する。
以上により帽子を被る人の頭部の要所を適切に冷却して、思考能力と運動能力の維持を健全に保持するのである。
本考案の実施例のクールハットを図1〜図4と共に説明する。
本考案の実施例のクールハットは、図1と図2に示すように、帽子の前部と後部部の裏側に上端部開放型のポケットP1、P2、P3を設けてあるが、P2とP3は一体にしてもかまわない。
図1と図2に示すポケットP1、P2、P3保冷シート100は帽子の裏側に設置するが分り易いように実線で表示してある。
前記各ポケットP1〜P3には図3に示すように単数又は複数枚の保冷シート100を交換可能に上方挿入する。
本考案の実施例のクールハットは、図1と図2に示すように、帽子の前部と後部部の裏側に上端部開放型のポケットP1、P2、P3を設けてあるが、P2とP3は一体にしてもかまわない。
図1と図2に示すポケットP1、P2、P3保冷シート100は帽子の裏側に設置するが分り易いように実線で表示してある。
前記各ポケットP1〜P3には図3に示すように単数又は複数枚の保冷シート100を交換可能に上方挿入する。
前記保冷シート100は、図4の(1)に示すように熱伝導率の高い高吸水性樹脂シート101を布地102と103でラミネートした三層保冷シート100a、あるいは図3の(2)に示すように断熱シート104の内側面(即ち頭部表面側)に前記高吸水性樹脂シート101を配置しこれらを布地102と103でラミネートした四層保冷シート100b、あるいは前記断熱シート104の両面に前記高吸水性樹脂シート101を配置しこれらを布地102と103でラミネートした五層保冷シート100cにしてある。
前記当該ポケットP1〜P3は、上端開放部をそのまま或いは開閉具C0を設ける.
当該ポケットP1〜P3は、帽子と同じ布地で良いが、内面側即ち頭部表面側をメッシュ布Mで形成して通気性を良くし冷却効能を高めてもよい。
メッシュ布Mは、当該ポケットの外側即ち反頭部側になる帽子本体にも布地の代わりに設けて通気性を良好にしてもよい。
当該ポケットP1〜P3は、帽子と同じ布地で良いが、内面側即ち頭部表面側をメッシュ布Mで形成して通気性を良くし冷却効能を高めてもよい。
メッシュ布Mは、当該ポケットの外側即ち反頭部側になる帽子本体にも布地の代わりに設けて通気性を良好にしてもよい。
本考案は前記した優れた作用効果を呈するものである。このため、特に各種スポーツ用の帽子或いは通常の日除け用の帽子、更には建設作業用の帽子などあらゆる帽子に適用したものであり、スポーツマンを始め建築作業者等の暑さ対策に貢献すること多大なものがある。
P1〜P3:帽子裏に設けた上端部開放型のポケット
100:保冷シート
101:高吸水性樹脂シート
102、103:布地
104:断熱シート
100a:三層保冷シート
100b:四層保冷シート
100c:五層保冷シート
C0:開閉具
M:メッシュ布
100:保冷シート
101:高吸水性樹脂シート
102、103:布地
104:断熱シート
100a:三層保冷シート
100b:四層保冷シート
100c:五層保冷シート
C0:開閉具
M:メッシュ布
Claims (1)
- 帽子の少なくとも前部と後部に上端部開放型のポケットを設け、前記ポケットに単数又は複数枚の保冷シートを交換可能に挿入し、前記保冷シートは、熱伝導率の高い高吸水性樹脂シートを布地でラミネートした三層保冷シート、あるいは断熱シートの内側面(即ち頭部表面側)に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした四層保冷シート、あるいは前記断熱シートの両面に前記高吸水性樹脂シートを配置しこれらを布地でラミネートした五層保冷シートの何れか一つ以上にし、前記ポケットは、上端開放部をそのまま或いは開閉具を設けると共に内面側及び/又は外面側を布地又はメッシュ布で形成したことを特徴とするクールハット。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190339U true JP3190339U (ja) | 2014-05-08 |
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