JP3189585U - Adjuster - Google Patents
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Abstract
【課題】家具本体の底部に着脱自在として、必要なときのみ取り付けて使用することができるアジャスターを提供する。【解決手段】スチール製の家具の前後面の下端に設けた折曲片間に入り込めるようにした凸条枠部4を有し、この凸条枠部の下端に、折曲片に当接する前後フランジ5a、5b、及び家具の左右側面の下端に設けた折曲片に当接する左右フランジ5c、5dを形成したアジャスター本体1と、このアジャスター本体の凸条枠部4の両端部の裏面であって、家具の底上げ底面に設けた工具挿入孔に対応する位置に設けた固定ナットに螺着自在としたネジ軸の下端に接地部を設けたアジャスターボルト2と、アジャスター本体の凸条枠部の中間部において、家具の左右側面の折曲片に係脱自在となるようにした係止爪体3とからなる。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an adjuster which is detachably attached to the bottom of a furniture main body and can be attached and used only when necessary. SOLUTION: The convex strip frame portion 4 provided at the lower end of the front and rear surfaces of steel furniture is provided so as to be able to enter between the bent pieces, and the lower end of the convex strip frame portion is in contact with the bent piece before and after. The adjuster body 1 forming the flanges 5a and 5b and the left and right flanges 5c and 5d that come into contact with the bent pieces provided at the lower ends of the left and right side surfaces of the furniture, and the back surfaces of both ends of the convex frame portion 4 of the adjuster body. The adjuster bolt 2 has a grounding portion at the lower end of the screw shaft that can be screwed freely to the fixing nut provided at the position corresponding to the tool insertion hole provided on the bottom of the furniture, and the convex frame portion of the adjuster body. In the middle portion, it is composed of a locking claw body 3 that can be freely engaged with and detached from the bent pieces on the left and right sides of the furniture. [Selection diagram] Fig. 1
Description
この考案は、事務所で使用する書類整理棚、ロッカー等のユニット家具、その他家具類のアジャスターに関するものである。 This invention relates to an adjuster for document arrangement shelves, unit furniture such as lockers, and other furniture used in an office.
従来、この種のアジャスターとしては、家具本体の底部に最初から取り付けられているものが存在する。例えば図12に示したように、家具であるデスク21の底部21aにおける四隅にアジャスターベース22を装着し、それらのアジャスターベース22に接地部23aを有するアジャスター本体23を上下位置調整可能に保持させるようにしている。そして、デスク21の底部21aに、下方に向けて開口する凹部24、25を設けるとともに、アジャスターベース22にそれらの凹部24、25に旋回不能に嵌合する嵌合部22aを設けておき、この嵌合部22aに設けた弾性折曲片22bをそれらの凹部24、25に設けた開口窓24a、25aに係合させて抜止用の凹凸係合部26、27を形成するようにしている(特許文献1)。
Conventionally, as this type of adjuster, there is one that is attached to the bottom of the furniture body from the beginning. For example, as shown in FIG. 12,
さらに、この種のアジャスターとしては、家具本体の底部に別体として備えられたベース体に最初から取り付けられているものが存在する。例えば図13、14に示したように、書類整理棚等の収納庫31のベース体32は、矩形の枠体33と、この枠体内に配設固定されたアジャスター取付枠(図示せず)とを有している。前記枠体33は断面略コ字状の前枠34および後枠35と、前後端部がそれぞれ前枠と後枠の左右両端の凹部内に嵌合し固着された左右の側枠36、37とからなる。そして、アジャスターボルト38は、アジャスター取付枠の左右両端近傍に取り付けられる。前枠34および後枠35の上面部にはアジャスターボルト38の上端部の工具係合部に係合可能な工具を通す工具挿通孔39a、40aと、収納庫31をベース体32に固定するためのねじを通すねじ挿通孔39b、40bとが形成されている(特許文献2)。
Further, as this type of adjuster, there is one that is attached to a base body provided separately from the bottom of the furniture body from the beginning. For example, as shown in FIGS. 13 and 14, the
上記特許文献1、2に示された従来のアジャスターは、家具本体の底部か、家具本体の底部に別体として備えられたベース体かの違いはあるが、何れもこれらに最初から取り付けられている。
The conventional adjusters shown in
しかしながら、家具の設置場所によっては、設置面が平坦であったり、設置面にカーペット等が予め敷かれていたりすると、アジャスターが不要であったり、アジャスターが最初から取り付けられていると却って邪魔になったりするという課題を有していた。 However, depending on the installation location of the furniture, if the installation surface is flat or carpets are laid on the installation surface in advance, the adjuster is unnecessary, or if the adjuster is installed from the beginning, it will be in the way. I had a problem to do.
そこで、この考案は、上記従来のアジャスターが有する課題を解決することを目的としており、家具本体の底部に着脱自在として、必要なときのみ取り付けて使用することができるアジャスターを提供することを目的としてなされたものである。 Therefore, the present invention aims to solve the problems of the conventional adjusters described above, and aims to provide an adjuster that can be attached to and used only when necessary, so that it can be attached to and detached from the bottom of the furniture body. It was made.
そのため、この考案のアジャスターは、スチール製の家具Fの前後面11a、11bの下端に設けた折曲片12、12間に入り込めるようにした凸条枠部4を有し、この凸条枠部4の下端に、前記折曲片12、12に当接する前後フランジ5a、5b、及び前記家具Fの左右側面11c、11dの下端に設けた折曲片12、12に当接する左右フランジ5c、5dを形成したアジャスター本体1と、このアジャスター本体1の凸条枠部4の両端部の裏面であって、前記家具Fの底上げ底面11eに設けた工具挿入孔13に対応する位置に設けた固定ナットNに螺着自在としたネジ軸2aの下端に接地部2bを設けたアジャスターボルト2と、前記アジャスター本体1の凸条枠部4の中間部において、前記家具Fの左右側面11c、11dの折曲片12に係脱自在となるようにした係止爪体3とからなるものとしている。
Therefore, the adjuster of the present invention has a protruding
そして、この考案のアジャスターにおいて、前記折曲片12は、底面12aと、この底面12aの一端から立ち上げた垂直面12bとからなる断面略L字状に形成したものとし、前記凸条枠部4は、天面4aと、この天面4aの両端から垂れ下げた垂下面4b、4bからなる断面略コ字状に形成したものとしている。
In the adjuster of the present invention, the
さらに、この考案のアジャスターにおいて、前記係止爪体3は、水平片3aの左右端に傾斜片3bを介して係止爪3cを設けたものとし、水平片3aの前後端に取付爪3dを設けたものとしている。
Further, in the adjuster of the present invention, the
また、この考案のアジャスターにおいて、前記係止爪体3は、前記アジャスター本体1の凸条枠部4の中間部において、この凸条枠部4の天面4aに形成した取付孔7に、その取付爪3dを引っ掛けて取り付け、凸条枠部4の天面4aの左右端から垂下面4b、4bの上端にかけて形成した落し孔8に傾斜片3bを落し込み、凸条枠部4の垂下面4b、4bと係止爪体3の係止爪3cとの間に、前記家具Fの左右側面11c、11dの折曲片12の垂直面12bが入り込むようにしている。
Further, in the adjuster of the present invention, the
この考案のアジャスターは、以上に述べたように構成されているので、家具本体の底部に着脱自在として、必要なときのみ取り付けることができるものとなり、実用性に優れたものとなった。 Since the adjuster of the present invention is configured as described above, it can be attached to the bottom of the furniture body so that it can be attached only when necessary, and has excellent practicality.
以下、この考案のアジャスターを実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the adjuster of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
この考案のアジャスターは、スチール製の家具Fの底部Bに着脱自在として取り付けられるものとしており、アジャスター本体1とアジャスターボルト2と係止爪体3とからなる。
The adjuster of the present invention is detachably attached to the bottom B of the steel furniture F, and includes an adjuster
アジャスター本体1は、前記家具Fの前後面11a、11bの下端に設けた折曲片12、12間に入り込めるようにした凸条枠部4を有し、図1〜3に示したように、この凸条枠部4の下端に、前記折曲片12、12に当接する前後フランジ5a、5b、及び前記家具Fの左右側面11c、11dの下端に設けた折曲片12、12に当接する左右フランジ5c、5dを形成したものとしている。前記折曲片12は、底面12aと、この底面12aの一端から立ち上げた垂直面12bとからなる断面略L字状に形成したものとしている(図9、10参照)。前記凸条枠部4は、天面4aと、この天面4aの両端から垂れ下げた垂下面4b、4bからなる断面略コ字状に形成したものとしている。
The adjuster
そして、前記アジャスター本体1の凸条枠部4の前後端の上部には、前記折曲片12、12の垂直面12bの上端に引っ掛けておくための掛け片6、6を突設している。また、前記凸条枠部4は、その幅を後に述べるアジャスターボルト2の接地部2bが余裕を持って入り込む寸法としており、その長さを前記折曲片12、12間に入り込めるように、この折曲片12、12間の距離より少し短くした寸法にしている。
Then, hooking
アジャスターボルト2は、図3、5に示したように、前記アジャスター本体1の凸条枠部4の両端部の裏面であって、前記家具Fの底上げ底面11eに設けた工具挿入孔13に対応する位置に設けた固定ナットNに螺着自在としたネジ軸2aの下端に接地部2bを設けたものとしている。さらに、前記ネジ軸2aの上端には、アジャスターボルト2を家具Fに対して上下方向に移動させて家具Fの接地状態を調整するドライバー等の工具Tの係合部(十字溝等)2cを設けたものとしている。なお、前記底上げ底面11eは、前記家具Fの折曲片12から所定の距離をおいて、この折曲片12の上方に位置したものとしている。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
係止爪体3は、図4、6に示したように、水平片3aの左右端に傾斜片3bを介して係止爪3cを設けたものとし、水平片3aの前後端に取付爪3dを設けたものとしている。なお、前記水平片3aの上面には補強用のリブ3eが設けられている。このようにした係止爪体3は、前記アジャスター本体1の凸条枠部4の中間部において、前記家具Fの左右側面11c、11dの折曲片12に係脱自在となるようにしている。すなわち、前記係止爪体3は、前記アジャスター本体1の凸条枠部4の中間部において、この凸条枠部4の天面4aに形成した取付孔7に、その取付爪3dを引っ掛けて取り付け、凸条枠部4の天面4aの左右端から垂下面4b、4bの上端にかけて形成した落し孔8に傾斜片3bを落し込み、凸条枠部4の垂下面4b、4bと係止爪体3の係止爪3cとの間に、前記家具Fの左右側面11c、11dの折曲片12の垂直面12bが入り込むようにしている。
As shown in FIGS. 4 and 6, the
以上のように構成したこの考案のアジャスターを家具Fの底部Bに取り付けるには、次のようにして行なう。 In order to attach the adjuster of the present invention configured as described above to the bottom B of the furniture F, it is performed as follows.
先ず、この考案のアジャスターを二つ用意し、家具Fを横に倒してから、一方のアジャスターのアジャスター本体1を手に持って、図7に示したように、家具Fの底部Bに斜めにして差し込み、図9に示したように、アジャスター本体1の一端の掛け片6を、家具Fの後面11bの折曲片12の垂直面12bに引っ掛けると共に、アジャスター本体1の他端の掛け片6を、家具Fの前面11aの折曲片12の垂直面12bに引っ掛ける。
First, prepare two adjusters of this device, lay down the furniture F sideways, hold the
そして、手に持ったままのアジャスター本体1を家具Fの右側面11dの方へ寄せる。すると、アジャスター本体1に設けた係止爪体3の係止爪3cが家具Fの右側面11dの折曲片12の垂直面12bを乗り越え、この係止爪3cとアジャスター本体1の垂下面4bとの間に、前記折曲片12の垂直面12bが入り込むので、この垂直面12bが係止爪3cで係止された状態で、一方のアジャスターが家具Fの底部Bの右側端部に取り付けられる。
Then, the
次に、もう一方のアジャスターのアジャスター本体1を手に持って、図7に示したのと同様にし、今度は手に持ったままのアジャスター本体1を家具Fの左側面11cの方へ寄せて、前記したアジャスターと同様にして、図8に示したように、もう一方のアジャスターを家具Fの底部Bの左側端部に取り付ける。
Next, hold the
このようにすると、双方のアジャスターのアジャスター本体1の凸条枠部4は、前記折曲片12、12間に入り込み、この凸条枠部4の前後フランジ5a、5bは、家具Fの前後面11a、11bの折曲片12の底面12aに当接することになり、一方のアジャスターのアジャスター本体1の凸条枠部4の左フランジ5cは、家具Fの左右側面11c、11dの何れか一方の折曲片12の底面12aに当接することになり、もう一方のアジャスターのアジャスター本体1の凸条枠部4の右フランジ5dは、家具Fの左右側面11c、11dの何れか他方の折曲片12の底面12aに当接することになる。
If it does in this way, the protruding item |
そして、横に倒した家具Fを起こして、図11に示したように、家具Fの底上げ底面11eに設けた工具挿入孔13からドライバー等の工具Tを差し込んで、その工具Tの先端をアジャスターボルト2の係合部2cに係合させ、正逆回転させれば、アジャスターボルト2が家具Fに対して上下方向に移動させることができ、家具Fの接地状態を調整することができる。なお、前記家具Fの接地状態を調整した後は、必要に応じて、家具Fの工具挿入孔13はメクラキャップC等で蓋をしておけるようにしている。
Then, the furniture F lying down is raised, and a tool T such as a screwdriver is inserted from the
1 アジャスター本体
2 アジャスターボルト
2a ネジ軸
2b 接地部
3 係止爪体
3a 水平片
3b 傾斜片
3c 係止爪
3d 取付爪
4 凸条枠部
4a 天面
4b 垂下面
5a 前フランジ
5b 後フランジ
5c 左フランジ
5d 右フランジ
7 取付孔
8 落し孔
11a 前面
11b 後面
11c 左側面
11d 右側面
11e 底面
12 折曲片
12a 底面
12b 垂直面
13 工具挿入孔
F 家具
N 固定ナット
DESCRIPTION OF
Claims (4)
The locking claw body (3) has an attachment hole (7) formed in the top surface (4a) of the ridge frame portion (4) at the intermediate portion of the ridge frame portion (4) of the adjuster body (1). ) By hooking its mounting claws (3d) and inclining into a drop hole (8) formed from the left and right ends of the top surface (4a) of the ridge frame portion (4) to the upper ends of the drooping surfaces (4b, 4b). The piece (3b) is dropped, and the left and right sides of the furniture (F) are placed between the bottom surface (4b, 4b) of the protruding frame portion (4) and the locking claw (3c) of the locking claw body (3). The adjuster according to claim 3, wherein the vertical surface (12b) of the bent piece (12) of the side surface (11c, 11d) is inserted.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000027U JP3189585U (en) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | Adjuster |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014000027U JP3189585U (en) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | Adjuster |
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JP3189585U true JP3189585U (en) | 2014-03-20 |
Family
ID=78225169
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JP2014000027U Expired - Lifetime JP3189585U (en) | 2014-01-07 | 2014-01-07 | Adjuster |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3189585U (en) |
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2014
- 2014-01-07 JP JP2014000027U patent/JP3189585U/en not_active Expired - Lifetime
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