JP3189121U - 脱衣カゴ - Google Patents

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孝之 小野
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東京伊勢タオル販売株式会社
株式会社伊豆リネンサプライ
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Abstract

【課題】自分専用のマイスリッパとして確保でき、他人の使用したスリッパと混同しないようにするためのスリッパ収納部付きの脱衣カゴを提供する。
【解決手段】脱衣カゴPにはスリッパ収納部11を設ける。すなわち、この脱衣カゴPの底壁部1、前後壁部2、3、左右壁部4、5のいずれか一部に、2個のスリッパSを揃えて収納可能としたスリッパ収納部11を設ける。スリッパ収納部11は、前壁部2または後壁部3の一部を、脱衣カゴPの開口部縁部から底壁部1側に向けて略湾曲状に窪ませることによって形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場で使用されるスリッパを収納可能とした脱衣カゴに関する。
従来から、例えば温泉旅館、ホテル等で大勢の入浴客が同じ時間帯にいっぺんに入浴する際には、入浴客の履いた多数のスリッパは脱衣室内の踊り場等で乱雑に放置されるため、温泉旅館やホテル等の管理者側にとっては、そのまま放置しておくか、あるいはこれら乱雑に脱いだスリッパを適当に収納もしくは揃えておくのが精一杯であった。
特になし
したがって、従来の温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場においては、自分が使用したスリッパが入浴後には他人に使用されてしまうことが多い。このため、風呂上りにおいて例え2個ずつ揃えられているスリッパを履いたときでも、ぬるぬるとした違和感や不潔感等を感じてしまうことが多分にあった。かくして、客部屋から浴室に行ったり、または浴室から客部屋に戻るまでずっと自分専用のマイスリッパとして使用できるのがベストであるが、従来ではこのような対策が採られていなかった。
そこで、本考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場において自分専用のマイスリッパとして確保でき、他人の使用したスリッパと混同しないようにするために脱衣カゴに当該マイスリッパの収納スペースを取り入れることを可能としたスリッパ収納部付き脱衣カゴを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本考案にあっては、脱衣カゴにスリッパ収納部を設けたことを特徴とする。
脱衣カゴの底壁部、前後壁部、左右壁部のいずれか一部に、2個のスリッパを揃えて収納可能としたスリッパ収納部を設けたことを特徴とする。
スリッパ収納部は、前壁部または後壁部の一部を、脱衣カゴの開口部縁部から底壁部側に向けて略湾曲状に窪ませることによって形成されて成ることを特徴とする。
スリッパ収納部は、脱衣カゴの底壁部の下面側に扁平な矩形空間状に形成されて成ることを特徴とする。
スリッパ収納部は、脱衣カゴの底壁部の下面側に前後一対となるよう扁平な矩形空間状に形成されて成ることを特徴とする。
スリッパ収納部は、脱衣カゴの開口部上縁から開口部内側に向けてトレー状に形成されて成ることを特徴とする。
スリッパ収納部は、脱衣カゴの内壁に側断面略L字形の縦長袋状となって形成されて成ることを特徴とする。
スリッパ収納部の内奥部には、当該スリッパ収納部に収納されるスリッパを内奥部手前で係止させるようストッパ部を設けて成ることを特徴とする。
本考案によれば、脱衣カゴにスリッパ収納部を設けたので、温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場において、自分専用のマイスリッパとして確保でき、他人の使用したスリッパと混同しないようにすることができる。また、多数のスリッパを並べ揃えておくための踊り場や多数のスリッパを収納しておくための棚等を設置することも不要となるため浴場における無駄なスペースを削減できる。さらに、多数のスリッパを整頓するために働く人手も不要となって人件費を削減することができる。
本考案を実施するための一形態を示すスリッパ収納部を備えた脱衣カゴの斜視図である。 同じくスリッパ収納部を備えた脱衣カゴの縦断側面図である。 同じくスリッパ収納部を備えた脱衣カゴの正面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第1の変形例を示す縦断側面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第2の変形例を示す縦断側面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第3の変形例を示す縦断側面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第4の変形例を示す縦断側面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の一形態を詳細に説明する。
図1、図2、図3に示すように、本実施形態における脱衣カゴPは、温泉旅館やホテル等の浴場において、入浴客の浴衣または衣服Qを脱いで収納しておくために使用されるものである。
この脱衣カゴPは、主としてプラスチック素材を通気性のある籐カゴ状に一体成型することによって成形される。しかしながら、プラスチック素材の帯状薄板を通気性のある籐カゴ状に編み込むことによって形成することもできる。さらに、脱衣カゴPとして、プラスチック素材によって射出成型された上部開口の箱体に多数の通気孔を設けて成るものを採用しても良い。この通気孔の配置、形状は任意である。
そして、この脱衣カゴPには後述するようにスリッパ収納部11が設けられている。なお、以後の説明において、後述する取っ手3側を脱衣カゴPの正面側(前側)と規定し、上下側、左右側、後側はこの正面側に準じたものとしてある。
詳しくは、図1、図2、図3に示すように、前記脱衣カゴPは、入浴客の浴衣または衣服Qが収納可能な大きさを有するよう底壁部1、前壁部2、後壁部3、左壁部4、右壁部5から成る略矩形箱状に形成されており、当該脱衣カゴPの前壁部2の上端外面には取っ手6を備えている。
また、取っ手6側の前壁部2の一部を、底壁部1、左壁部4、右壁部5をそのままの状態に残したまま、開口部縁部から底壁部1側に向けて略湾曲状(図2では側断面が横向きS字状)に窪ませることによって仕切部7が形成され、この仕切部7によって凹状となった前壁部2側の一部をスリッパ収納部11としている。
これによって、スリッパ収納部11は、脱衣カゴPの左右壁部4、5の一部がスリッパ収納用壁部12a、12b、脱衣カゴPの底壁部1の一部がスリッパ収納用底部13、前記仕切部7がスリッパ収納用内壁部14を構成している。
さらに、スリッパ収納部11の内奥側には、スリッパ収納用底部13から起立させたストッパ部15を設け、スリッパ収納部11に収納されるスリッパSをスリッパ収納用内壁部14(仕切部7)の手前で係止されるようにしてある。
このようにスリッパ収納用底部13は、スリッパSを載せておくための棚を構成し、またスリッパ収納部11自体は少なくとも2個のスリッパSが一緒に並べて収納できるスペースを有している。なお、図示による説明を省略するが、上記スリッパ収納部11を取っ手6側とは反対側の後壁部3側に形成しても良い。
次に、以上のように構成された形態について、前記例を除くいくつかの使用例について説明する。
浴場において、先ず、左右2個のスリッパSを並べるようにしてスリッパ収納部11のスリッパ収納用底部13に載置する。なお、スリッパ収納部11からの取出し易さの関係でスリッパSの先端部分を手前に向けて載置しておくことが好ましい。このとき、スリッパSの後端部分がストッパ部15によって係止されることで、スリッパSが奥内に不用意に入り込むのを防いでいる。そして、入浴客は浴衣または衣服Qを脱いで脱衣カゴPに収納して入浴する。
図4には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第1変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの底壁部1の下面側に高さの低い扁平な矩形空間状のスリッパ収納部11が設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11は、脱衣カゴPの左右壁部4、5の各下端側から下方に突設したスリッパ収納用壁部22a((図4では左側のみ示し、右側は図示せず)を介して、脱衣カゴPの底壁部1の下側に当該底壁部1と略同じ面積のスリッパ収納用底部23が形成されて成る。この場合、スリッパ収納用底部23の中間部分は一対のストッパ部15によって仕切られていることで、スリッパ収納部11の前後いずれかの方向からでもスリッパSを収納することができる。
本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。なお、脱衣カゴPの前後左右いずれかの方向からでもスリッパSを収納することができるようにスリッパ収納部11を形成しても良い。
図5には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第2変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの開口部上縁には取っ手6を設けず、また底壁部1の下面側は前後一対となって、高さの低い扁平な矩形空間状のスリッパ収納部11a、11bが設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11a、11bは、脱衣カゴPの左右壁部4、5の各下端側から前後一対となって下方に突設したスリッパ収納用壁部32a、32b(図5では左側のみ示し、右側は図示せず)、および前後一対の内壁部33a、33bを介して、脱衣カゴPの底壁部1の下側に前後一対のスリッパ収納用底部34a、34bが形成されて成る。
この場合、前後一対の内壁部33a、33bが上記した本実施形態におけるストッパ部15として機能する。したがって、スリッパ収納部11a、11bのいずれかからでもスリッパSを収納することができる。本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。なお、脱衣カゴPの前後左右いずれかの方向からでもスリッパSを収納することができるようにスリッパ収納部11a、11bを形成しても良い。
図6には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第3変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの開口部上縁部(取っ手6側)に、底浅の矩形空間状のスリッパ収納部11が設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11は、脱衣カゴPの前壁部2において、開口部上縁部箇所よりも若干下側位置から内側に向けてスリッパ収納用底部43が形成され、スリッパ収納用底部43の後端側には内壁部46が、またスリッパ収納用底部43の左右端からはスリッパ収納用壁部42a(図5では左側のみ示し、右側は図示せず)が、開口部側に向けて垂設されることで全体略トレー状となって形成されて成る。
この場合、左右2個のスリッパSを並べるようにしてスリッパ収納部11のスリッパ収納用底部43に載置される。また、本変形例における内壁部46が上記した本実施形態におけるストッパ部15として機能する。なお、本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。
図7には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第4変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの開口部上縁部(取っ手6側)の内面に、側断面略L字形のスリッパ収納部11が設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11は、脱衣カゴPの前壁部2において、底壁部1よりも若干上側位置に側断面略L字形の縦長袋状となって形成されており、このスリッパ収納部11に2個のスリッパSを縦向きに並べて収納できるようにしてある。
この場合、脱衣カゴPからスリッパSが容易に取り出せるようにするために、スリッパSの先端部分のみが脱衣カゴPの内側で露出可能となるようスリッパ収納部11の高さが設定されている。なお、本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。
而して、本実施形態における脱衣カゴPは、プラスチック素材でもって全体を略矩形箱状に形成しているが、プラスチック以外の素材を用いることもでき、その形状もこれに限られるものではなく、例えば円形あるいは楕円形等に形成してもよい。
また、スリッパ収納部11等の形状、大きさもスリッパSが2個収納可能なものであればよく、その取付箇所も脱衣カゴPと一体のものであればその位置は問わない。
さらに、脱衣カゴP自体例えば浴衣または衣服Qを容れても軽量で容易に全体を手で持ち運びできるため、既述したように取っ手6は必ずしも必要なものではない。
P 脱衣カゴ
Q 浴衣または衣服
S スリッパ
1 底壁部
2 前壁部
3 後壁部
4 左壁部
5 右壁部
6 取っ手
7 仕切部
11、11a、11b スリッパ収納部
12a、12b スリッパ収納用壁部
13、43 スリッパ収納用底部
14 スリッパ収納用内壁部
15 ストッパ部
22a、32a、32b、42a スリッパ収納用壁部
23、34a、34b スリッパ収納用底部
33a、33b、46 内壁部
本考案は、温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場で使用されるスリッパを収納可能とした脱衣カゴに関する。
従来から、例えば温泉旅館、ホテル等で大勢の入浴客が同じ時間帯にいっぺんに入浴する際には、入浴客の履いた多数のスリッパは脱衣室内の踊り場等で乱雑に放置されるため、温泉旅館やホテル等の管理者側にとっては、そのまま放置しておくか、あるいはこれら乱雑に脱いだスリッパを適当に収納もしくは揃えておくのが精一杯であった。
特になし
したがって、従来の温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場においては、自分が使用したスリッパが入浴後には他人に使用されてしまうことが多い。このため、風呂上りにおいて例え2個ずつ揃えられているスリッパを履いたときでも、ぬるぬるとした違和感や不潔感等を感じてしまうことが多分にあった。かくして、客部屋から浴室に行ったり、または浴室から客部屋に戻るまでずっと自分専用のマイスリッパとして使用できるのがベストであるが、従来ではこのような対策が採られていなかった。
そこで、本考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場において自分専用のマイスリッパとして確保でき、他人の使用したスリッパと混同しないようにするために脱衣カゴに当該マイスリッパの収納スペースを取り入れることを可能としたスリッパ収納部付き脱衣カゴを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本考案にあっては、 脱衣カゴの底壁部、前後壁部、左右壁部のいずれか一部に、2個のスリッパを揃えて収納可能としたスリッパ収納部を設けたことを特徴とする。
前記スリッパ収納部は、前壁部または後壁部の一部を、脱衣カゴの開口部縁部から底壁部側に向けて略湾曲状に窪ませることによって形成されて成ることを特徴とする。
前記スリッパ収納部は、脱衣カゴの底壁部の下面側に扁平な矩形空間状に形成されて成ることを特徴とする。
前記スリッパ収納部は、脱衣カゴの底壁部の下面側に前後一対となるよう扁平な矩形空間状に形成されて成ることを特徴とする。
前記スリッパ収納部は、脱衣カゴの開口部上縁から開口部内側に向けてトレー状に形成されて成ることを特徴とする。
前記スリッパ収納部は、脱衣カゴの内壁に側断面略L字形の縦長袋状となって形成されて成ることを特徴とする。
前記スリッパ収納部の内奥部には、当該スリッパ収納部に収納されるスリッパを内奥部手前で係止させるようストッパ部を設けて成ることを特徴とする。
本考案によれば、脱衣カゴにスリッパ収納部を設けたので、温泉旅館、ホテル、ゴルフ場等の浴場において、自分専用のマイスリッパとして確保でき、他人の使用したスリッパと混同しないようにすることができる。また、多数のスリッパを並べ揃えておくための踊り場や多数のスリッパを収納しておくための棚等を設置することも不要となるため浴場における無駄なスペースを削減できる。さらに、多数のスリッパを整頓するために働く人手も不要となって人件費を削減することができる。
本考案を実施するための一形態を示すスリッパ収納部を備えた脱衣カゴの斜視図である。 同じくスリッパ収納部を備えた脱衣カゴの縦断側面図である。 同じくスリッパ収納部を備えた脱衣カゴの正面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第1の変形例を示す縦断側面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第2の変形例を示す縦断側面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第3の変形例を示す縦断側面図である。 スリッパ収納部を備えた脱衣カゴの第4の変形例を示す縦断側面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の一形態を詳細に説明する。
図1、図2、図3に示すように、本実施形態における脱衣カゴPは、温泉旅館やホテル等の浴場において、入浴客の浴衣または衣服Qを脱いで収納しておくために使用されるものである。
この脱衣カゴPは、主としてプラスチック素材を通気性のある籐カゴ状に一体成型することによって成形される。しかしながら、プラスチック素材の帯状薄板を通気性のある籐カゴ状に編み込むことによって形成することもできる。さらに、脱衣カゴPとして、プラスチック素材によって射出成型された上部開口の箱体に多数の通気孔を設けて成るものを採用しても良い。この通気孔の配置、形状は任意である。
そして、この脱衣カゴPには後述するようにスリッパ収納部11が設けられている。なお、以後の説明において、後述する取っ手3側を脱衣カゴPの正面側(前側)と規定し、上下側、左右側、後側はこの正面側に準じたものとしてある。
詳しくは、図1、図2、図3に示すように、前記脱衣カゴPは、入浴客の浴衣または衣服Qが収納可能な大きさを有するよう底壁部1、前壁部2、後壁部3、左壁部4、右壁部5から成る略矩形箱状に形成されており、当該脱衣カゴPの前壁部2の上端外面には取っ手6を備えている。
また、取っ手6側の前壁部2の一部を、底壁部1、左壁部4、右壁部5をそのままの状態に残したまま、開口部縁部から底壁部1側に向けて略湾曲状(図2では側断面が横向きS字状)に窪ませることによって仕切部7が形成され、この仕切部7によって凹状となった前壁部2側の一部をスリッパ収納部11としている。
これによって、スリッパ収納部11は、脱衣カゴPの左右壁部4、5の一部がスリッパ収納用壁部12a、12b、脱衣カゴPの底壁部1の一部がスリッパ収納用底部13、前記仕切部7がスリッパ収納用内壁部14を構成している。
さらに、スリッパ収納部11の内奥側には、スリッパ収納用底部13から起立させたストッパ部15を設け、スリッパ収納部11に収納されるスリッパSをスリッパ収納用内壁部14(仕切部7)の手前で係止されるようにしてある。
このようにスリッパ収納用底部13は、スリッパSを載せておくための棚を構成し、またスリッパ収納部11自体は少なくとも2個のスリッパSが一緒に並べて収納できるスペースを有している。なお、図示による説明を省略するが、上記スリッパ収納部11を取っ手6側とは反対側の後壁部3側に形成しても良い。
次に、以上のように構成された形態について、前記例を除くいくつかの使用例について説明する。
浴場において、先ず、左右2個のスリッパSを並べるようにしてスリッパ収納部11のスリッパ収納用底部13に載置する。なお、スリッパ収納部11からの取出し易さの関係でスリッパSの先端部分を手前に向けて載置しておくことが好ましい。このとき、スリッパSの後端部分がストッパ部15によって係止されることで、スリッパSが奥内に不用意に入り込むのを防いでいる。そして、入浴客は浴衣または衣服Qを脱いで脱衣カゴPに収納して入浴する。
図4には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第1変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの底壁部1の下面側に高さの低い扁平な矩形空間状のスリッパ収納部11が設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11は、脱衣カゴPの左右壁部4、5の各下端側から下方に突設したスリッパ収納用壁部22a((図4では左側のみ示し、右側は図示せず)を介して、脱衣カゴPの底壁部1の下側に当該底壁部1と略同じ面積のスリッパ収納用底部23が形成されて成る。この場合、スリッパ収納用底部23の中間部分は一対のストッパ部15によって仕切られていることで、スリッパ収納部11の前後いずれかの方向からでもスリッパSを収納することができる。
本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。なお、脱衣カゴPの前後左右いずれかの方向からでもスリッパSを収納することができるようにスリッパ収納部11を形成しても良い。
図5には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第2変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの開口部上縁には取っ手6を設けず、また底壁部1の下面側は前後一対となって、高さの低い扁平な矩形空間状のスリッパ収納部11a、11bが設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11a、11bは、脱衣カゴPの左右壁部4、5の各下端側から前後一対となって下方に突設したスリッパ収納用壁部32a、32b(図5では左側のみ示し、右側は図示せず)、および前後一対の内壁部33a、33bを介して、脱衣カゴPの底壁部1の下側に前後一対のスリッパ収納用底部34a、34bが形成されて成る。
この場合、前後一対の内壁部33a、33bが上記した本実施形態におけるストッパ部15として機能する。したがって、スリッパ収納部11a、11bのいずれかからでもスリッパSを収納することができる。本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。なお、脱衣カゴPの前後左右いずれかの方向からでもスリッパSを収納することができるようにスリッパ収納部11a、11bを形成しても良い。
図6には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第3変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの開口部上縁部(取っ手6側)に、底浅の矩形空間状のスリッパ収納部11が設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11は、脱衣カゴPの前壁部2において、開口部上縁部箇所よりも若干下側位置から内側に向けてスリッパ収納用底部43が形成され、スリッパ収納用底部43の後端側には内壁部46が、またスリッパ収納用底部43の左右端からはスリッパ収納用壁部42a(図5では左側のみ示し、右側は図示せず)が、開口部側に向けて垂設されることで全体略トレー状となって形成されて成る。
この場合、左右2個のスリッパSを並べるようにしてスリッパ収納部11のスリッパ収納用底部43に載置される。また、本変形例における内壁部46が上記した本実施形態におけるストッパ部15として機能する。なお、本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。
図7には、本実施形態に係るスリッパ収納部11の第4変形例が示されている。なお、本変形例においては上記本実施形態と同じ構成部分には同じ符号を附してその詳細な説明を省略する。この場合、脱衣カゴPの開口部上縁部(取っ手6側)の内面に、側断面略L字形のスリッパ収納部11が設けられている。
すなわち、本変形例におけるスリッパ収納部11は、脱衣カゴPの前壁部2において、底壁部1よりも若干上側位置に側断面略L字形の縦長袋状となって形成されており、このスリッパ収納部11に2個のスリッパSを縦向きに並べて収納できるようにしてある。
この場合、脱衣カゴPからスリッパSが容易に取り出せるようにするために、スリッパSの先端部分のみが脱衣カゴPの内側で露出可能となるようスリッパ収納部11の高さが設定されている。なお、本変形例においても上記本実施形態の場合と同様な作用効果を有している。
而して、本実施形態における脱衣カゴPは、プラスチック素材でもって全体を略矩形箱状に形成しているが、プラスチック以外の素材を用いることもでき、その形状もこれに限られるものではなく、例えば円形あるいは楕円形等に形成してもよい。
また、スリッパ収納部11等の形状、大きさもスリッパSが2個収納可能なものであればよく、その取付箇所も脱衣カゴPと一体のものであればその位置は問わない。
さらに、脱衣カゴP自体例えば浴衣または衣服Qを容れても軽量で容易に全体を手で持ち運びできるため、既述したように取っ手6は必ずしも必要なものではない。
P 脱衣カゴ
Q 浴衣または衣服
S スリッパ
1 底壁部
2 前壁部
3 後壁部
4 左壁部
5 右壁部
6 取っ手
7 仕切部
11、11a、11b スリッパ収納部
12a、12b スリッパ収納用壁部
13、43 スリッパ収納用底部
14 スリッパ収納用内壁部
15 ストッパ部
22a、32a、32b、42a スリッパ収納用壁部
23、34a、34b スリッパ収納用底部
33a、33b、46 内壁部

Claims (8)

  1. 脱衣カゴにスリッパ収納部を設けたことを特徴とする脱衣カゴ。
  2. 脱衣カゴの底壁部、前後壁部、左右壁部のいずれか一部に、2個のスリッパを揃えて収納可能としたスリッパ収納部を設けたことを特徴とする請求項1記載の脱衣カゴ。
  3. スリッパ収納部は、前壁部または後壁部の一部を、脱衣カゴの開口部縁部から底壁部側に向けて略湾曲状に窪ませることによって形成されて成ることを特徴とする請求項1または2記載の脱衣カゴ。
  4. スリッパ収納部は、脱衣カゴの底壁部の下面側に扁平な矩形空間状に形成されて成ることを特徴とする請求項1または2記載の脱衣カゴ。
  5. スリッパ収納部は、脱衣カゴの底壁部の下面側に前後一対となるよう扁平な矩形空間状に形成されて成ることを特徴とする請求項1または2記載の脱衣カゴ。
  6. スリッパ収納部は、脱衣カゴの開口部上縁から開口部内側に向けてトレー状に形成されて成ることを特徴とする請求項1または2記載の脱衣カゴ。
  7. スリッパ収納部は、脱衣カゴの内壁に側断面略L字形の縦長袋状となって形成されて成ることを特徴とする請求項1または2記載の脱衣カゴ。
  8. スリッパ収納部の内奥部には、当該スリッパ収納部に収納されるスリッパを内奥部手前で係止させるようストッパ部を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至7記載の脱衣カゴ。
JP2013005673U 2013-10-02 脱衣カゴ Expired - Lifetime JP3189121U (ja)

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Publication Number Publication Date
JP3189121U true JP3189121U (ja) 2014-02-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110271752A (zh) * 2019-04-25 2019-09-24 天津可人生活用品有限公司 一种可隔离的蔬菜篮子

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CN110271752A (zh) * 2019-04-25 2019-09-24 天津可人生活用品有限公司 一种可隔离的蔬菜篮子

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