JP3188509U - 鉢受け皿用スノコ - Google Patents
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Abstract
【課題】植木鉢を受ける鉢受け皿に上載し、植木鉢との間に介在させるだけで、水分を好まない蘭や君子欄等の植物根に水が伝わるのを防止し、根の腐食を起こすことを防止できる鉢受け皿用スノコを提供する。
【解決手段】植木鉢Aを受ける鉢受け皿Bに上載され、植木鉢との間に介在させて植木鉢の排水口Cの位置を高くした鉢受け皿用スノコ1であって、鉢受け皿用スノコは、上面に植木鉢を載置する載置部が形成され、載置部には載置部に溜まった水を鉢受け皿に排水する排水口が形成され、受け皿の上に鉢受け皿用スノコを上載し鉢受け皿用スノコの上に植木鉢を上載した際における植木鉢の排水口の高さを鉢受け皿の上端縁よりも高くするリブが載置部から下方に延設されていることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】植木鉢Aを受ける鉢受け皿Bに上載され、植木鉢との間に介在させて植木鉢の排水口Cの位置を高くした鉢受け皿用スノコ1であって、鉢受け皿用スノコは、上面に植木鉢を載置する載置部が形成され、載置部には載置部に溜まった水を鉢受け皿に排水する排水口が形成され、受け皿の上に鉢受け皿用スノコを上載し鉢受け皿用スノコの上に植木鉢を上載した際における植木鉢の排水口の高さを鉢受け皿の上端縁よりも高くするリブが載置部から下方に延設されていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本考案は鉢受け皿用スノコに関するものである。
従来、植木鉢の下に水を受ける鉢受け皿を設けて、植木鉢に注水した水が床面などにこぼれないようにしている。植木鉢に植えた植物が水分を好む植物であれば問題が発生しないが、水やりを行った後に鉢受け皿に残った水が植木鉢の底の排水口から毛細現象を起こして植物の根に伝わり、水分を好まない蘭や君子欄等の植物にとって、根の腐食を起こす大きな原因になる。
根の腐食を防止すべく、多くの人が水やりを行った後、鉢受け皿に残る水を捨てる為、鉢を持ち上げているのが、小さい植木鉢であれば簡単ではあるが、大きな重い植木鉢になってくると、持ち上げるためには大きな力を必要とし容易ではないという問題点があった。
また、特許文献1に開示された鉢植え用スノコ及び植木鉢は、植木鉢の底部に装着されて排水性及び断熱性を向上させたものであり、水分を好まない蘭や君子欄等の植物根に水が伝わり、根の腐食を起こすことを解決するように工夫されておらず、このものを本考案のスノコに採用しても水分を好まない蘭や君子欄等の植物根に水が伝わり、根の腐食を起こすことを解決できないという問題点があった。
本考案は、上記従来の課題を解決するものであり、植木鉢を受ける鉢受け皿に上載し、植木鉢との間に介在させるだけで、水分を好まない蘭や君子欄等の植物根に水が伝わるのを防止し、根の腐食を起こすことを防止できる鉢受け皿用スノコを提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案の鉢受け皿用スノコは、植木鉢を受ける鉢受け皿に上載し、植木鉢との間に介在させて植木鉢の排水口の位置を高くしたことを特徴とする。
本考案の鉢受け皿用スノコは、植木鉢を受ける鉢受け皿に上載し、植木鉢との間に介在させて植木鉢の排水口の位置を高くしたことを特徴とするものであるから、鉢植された植物に水を多く注ぎすぎて鉢受け皿に水が溜まるようなことが起きたとしても、鉢の底の排水口の部分に水面が触れることが無くなり、鉢の底の部分の排水口から鉢の中の根の部分に水分が毛細現象を起こして伝わることがなくなり、根の部分を腐食させることなく鉢植えされた植物を安定した状態に保つことが出来るという効果がある。
以下、本考案を実施の形態の一例を図1乃至図3に基づいて詳述すると、鉢受け皿用スノコ1は、植木鉢Aを受ける鉢受け皿Bに上載し、植木鉢Aとの間に介在させて植木鉢Aの排水口Cの位置を高くしている。
鉢受け皿用スノコ1は、合成樹脂材で植木鉢Aと鉢受け皿Bとの間に介在される形状に形成されている。実施例は平面形状円形であるが、合成樹脂材で植木鉢Aと鉢受け皿Bと対応した形状であれば、三角形、四角形、五角形、六角形でも構わないものである。
鉢受け皿用スノコ1は、上面に植木鉢Aを載置する載置部2が形成されている。載置部2は、鉢の重量に耐え得る厚みに形成されており、3ミリメートル程度にしている。載置部2の全周には、鉢受け皿Bの外周壁Dと対応した形状に形成された外方に行くに従って上方に延びる上り傾斜のガイド部3が一体的に形成されている。ガイド部3は傾斜せずに垂直壁で形成されたものは、植木鉢Aの落下防止用の壁とすることができるものである。ガイド部3を設けることで、鉢受け皿用スノコ1の外周においては鉢が滑って落下したり傾かないように滑り止めを施して安定して鉢が置けるように工夫をしている。
載置部2には植木鉢Aの底板に形成された排水口Cと対面する位置に排水口4が形成されており、植木鉢Aの排水口Cから滴下した水がスムーズに鉢受け皿用スノコ1を介して鉢受け皿Bに導入されるようにしている。排水口4とガイド部3とは排水口4から十字状に延設された連結部材5により連結されている。連結部材5は、鉢受け皿Bに接するようになっているが、接しないように形成されていても構わないものである。排水口4とガイド部3と連結部材5とで囲まれた載置部2には、複数の四角形状の小排水口6が形成されており、空気の通りが良くなって鉢受け皿Bに溜まった水が蒸発しやすくなっている。小排水口6を四角形状にすることで、小排水口6の面積を大きくすることができるが、四角形に限定されるものではない。載置部2から下方に延設され鉢受け皿Bに接する円筒形状のリブ7には連結部材5と連結部材5との間に通常の植木鉢と同様の凹曲面状の排水溝が形成されている。排水口4と小排水口6とは排水口4に接する小排水口6が連通しており、小排水口6から排水口4に排水できるようになっている。
図3に示すように、鉢受け皿Bの上に鉢受け皿用スノコ1を上載し、鉢受け皿用スノコ1の上に植木鉢Aを上載すると、植木鉢Aの排水口Cの高さが鉢受け皿Bの上端縁よりも高くなっており、例え、鉢植された植物に水を多く注ぎすぎて鉢受け皿Bに水が溜まるようなことが起きたとしても、鉢の底の排水口の部分に水面が触れることが無くなり、植木鉢Aの排水口Cから鉢の中の根の部分に水分が毛細現象を起こして伝わることがなくなり、根の部分を腐食させることなく鉢植えされた植物を安定した状態に保つことが出来るという効果がある。根の腐食を防止すべく、多くの人が水やりを行った後、鉢受け皿に残る水を捨てる必要も無く、重労働が解消されるという効果もある。鉢植された植物に水を多く注ぎすぎて鉢受け皿Bに水が溢れて床面が濡れるのを防止するには、鉢受け皿Bの上端縁よりも突出する外周壁を持った鉢受け皿用の受け皿を用いれば良い。
本考案は、鉢植えの植物に水やりを行った後、鉢受け皿Bに水が溜まることがあっても、植木鉢Aの排水口Cを鉢受け皿用スノコ1で水面より上になるように工夫をして毛細現象が起きないようしている。
1 鉢受け皿用スノコ
2 載置部
3 ガイト゛部
4 排水口
5 連結部材
6 小排水口
7 凹曲面部
A 植木鉢
B 鉢受け皿
C 植木鉢Aの排水口
D 鉢受け皿Bの外周壁
2 載置部
3 ガイト゛部
4 排水口
5 連結部材
6 小排水口
7 凹曲面部
A 植木鉢
B 鉢受け皿
C 植木鉢Aの排水口
D 鉢受け皿Bの外周壁
Claims (3)
- 植木鉢を受ける鉢受け皿に上載され、植木鉢との間に介在させて植木鉢の排水口の位置を高くしたことを特徴とする鉢受け皿用スノコ。
- 前記鉢受け皿用スノコには、植木鉢に形成された排水口と略対面する位置に排水口を形成した請求項1記載の鉢受け皿用スノコ。
- 前記鉢受け皿用スノコには、前記排水口を保持するフレームが設けられるとともに、前記排水口と前記フレームとの間には複数個の小排水口を形成した請求項2に記載の鉢受け皿用スノコ。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3188509U true JP3188509U (ja) | 2014-01-30 |
Family
ID=
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