JP3187193U - 電源バッテリー - Google Patents

Abstract

【課題】体積が小さく、携帯に便利な電子装置充電用の電源バッテリーを提供する。
【解決手段】電源バッテリーは、少なくとも放置体２、電力貯蔵モジュール３及び少なくとも１つの伝送回線４を含む。放置体は、撓み性材質から製造された主体２１を有し、主体は相対する第一、第二結合面を備える。第一結合面２１１は少なくとも１つの吸着部品２２を有し、第二結合面の周囲箇所には少なくとも２つの包装体２３を備え、包装体は電力貯蔵モジュールを第二結合面に組立定位する。また吸着部品は被設置物を第一結合面に結合固定し、電力貯蔵モジュールの電力は直接、伝送回線により被設置物に出力されて使用される。
【選択図】図２

Description

本考案は、電源バッテリーに関するもので、特に電子装置の充電に応用し、更に携帯に便利等の効果を備える電源バッテリーに係わる。

電子技術の発展に拠って、消費性電子製品は非常に早い速度で人々の生活に普及している。小型電子製品、例えば携帯電話、デジタルカメラ、PDA、ノートパソコンもしくはMP３ポータブルプレイヤー等、これらの電子製品は、軽薄短小であるため、携帯する際には電池を持ち歩く必要がある。環境保護に対応するため、充電電池が大量に使用され、充電電池は一般にニッカド電池、ニッケル水素電池及びリチウム電池が常用され、充電電池はすべて充電装置に設置して充電を行う。

図１に示すとおり、公知の充電装置は主に充電台１１及び電池１２を含む。該充電台１１は、内部に充電回路１３を設置し、該充電回路１３はプラグ１４及び出力端子１５と相互に連接し、該プラグ１４及び出力端子１５は充電台１１の外部に設置する。電池１２は、電子製品１６の内部に設置し、該電池１２は入力端子１７と相互に連接し、該入力端子１７は電子製品１６の外部に設置する。

上述の構造のように、公知の充電装置のプラグ１４は電源を提供するコンセント内に差し込み、コンセントの交流電流を充電回路１３内に入れ、該充電回路１３が交流電流を直流電流に転換し、該直流電流を出力端子１５に導き入れる。上述の電子製品１６の内部電池１２の電力が消耗し終えると、出力端子１５と電子製品１６の入力端子 １７を相互に連接し、出力端子１５と入力端子１７の連接によって直流電流を電池１２内に入れ、該電池１２を充電する。

解決しようとする問題点は、商用電源の充電装置もしくは携帯式の充電装置(例として電源バッテリー)に関わらず、電子製品と分かれる二個体であるため、携帯が不便である点である。

本考案は、少なくとも放置体、電力貯蔵モジュール及び少なくとも１つの伝送回線を含む。該放置体は、撓み性材質から製造した主体を設置し、該主体は相対する第一、第二結合面を備え、該主体の第一結合面は少なくとも１つの吸着部品を成形し、該第二結合面周囲箇所は少なくとも２つの包装体を備え、該包装体から電力貯蔵モジュールを該第二結合面に組立定位する。また該吸着部品から被設置物を該第一結合面に結合固定し、該電力貯蔵モジュールの電力を直接、該伝送回線によって該被設置物に出力して使用することを最も主要な特徴とする。

本考案の電源バッテリーは、携帯体積を減らし、実用性を高めるという利点がある。

公知の充電装置のブロック指示図である。 本考案の電源バッテリーの構造立体図である。 本考案の電源バッテリーの構造断面図である。 本考案の電源バッテリーの別角度からの構造断面図である。 本考案の組立構造の別の一実施例構造断面図である。 本考案の電源バッテリーの使用構造分解図である。 本考案の電源バッテリーの使用構造立体図である。 本考案の電源バッテリーの別の一実施例構造立体図である。 本考案の電源バッテリーの別の一実施例使用構造立体図である。 本考案の電源バッテリーの更に別の実施例構造立体図である。

特に電子装置に応用して充電に用い、携帯が便利な電源バッテリーを提供することを本考案の主な目的とする。

上述の目的を達成するため、本考案の電源バッテリーは、少なくとも放置体、電力貯蔵モジュール及び少なくとも１つの伝送回線を含む。該放置体は撓み性材質から製造した主体を設置し、該主体は相対する第一、第二結合面を備え、該主体の第一結合面は少なくとも１つの吸着部品を成形し、該第二結合面の周囲箇所は少なくとも２つの包装体を備え、該包装体によって電力貯蔵モジュールを該第二結合面に組み立てて定位する。

該吸着部品によって被設置物を該第一結合面に結合固定し、該電力貯蔵モジュールの電力を直接該伝送回線によって該被設置物へ出力して使用し、携帯の体積を減らし、実用性を高める。

本考案の特徴を、図式と共に実施例を挙げて詳細に説明する。

図２は本考案の電源バッテリーの構造立体図であり、図３は本考案電源バッテリーの構造断面図である。本考案の電源バッテリーは、少なくとも放置体２、電力貯蔵モジュール３及び少なくとも１つの伝送回線４を含む。

そのうち、該放置体２は、撓み性材質から製造した主体２１を設置し、該撓み性材質は、ゴム、ポリエチレン(Polyurethane；PU)もしくはサーモスタット材とする。該主体２１は相対する第一、第二結合面２１１、２１２を備え、該主体２１は二相対する長辺２１３及び二相対する短辺２１４を備える。該複数の長辺２１３間は短辺２１４で相互に連接し、該第一、第二結合面２１１、２１２を取り囲む。該主体の第一結合面２１１は少なくとも１つの吸着部品２２を形成し、該吸着部品２２は吸盤とする。該第二結合面２１２周囲箇所は少なくとも２つの包装体２３を備え、複数の長辺２１３はすべて少なくとも１つの包装体２３を備え、該複数の短辺２１４もすべて少なくとも１つの包装体２３を備え、各包装体２３間は開放性開口を形成してそこに該電力貯蔵モジュール３を置き、且つ各長辺２１３及び短辺２１４に設置した包装体２３を用いて安定した固定効果を達成する。

そのうち，該吸着部品は該主体と一体成型するか、もしくは該主体と該吸着部品は相互に組み立てて定位する。且つ該複数の包装体２３は該第二結合面２１２から該第一結合面２１１へ遠ざかる方向に連接部２３１が伸び、更に該連接部２３１から該第二結合面２１２内へ唇部２３２が伸びる。

該電力貯蔵モジュール３は相互に組み立てて固定する第一、第二筐体３１、３２及び電池本体３３を備え、該電池本体３３は該第一、第二筐体３１、３２の間に位置し、該電力貯蔵モジュールは少なくとも１つの入力ポート３４を備え、該入力ポート３４から電力貯蔵モジュール３に対して電力を貯蔵する。

組立時、該第一筐体３１は該第二結合面２１２外側に位置し、該第一筐体３１周囲は包装体２３を結合するための掛合槽３１１を設置し、各掛合槽３１１によって該複数の唇部２３２と相互に掛合定位する。更に、該電池本体３３を該第一筐体３１内に放置し、次に該第二筐体３２と該第一筐体３１を相互に組み立てる。図４に示すとおり、該第一筐体３１周囲箇所は少なくとも１つの第一定位部３１２(凹槽構造でもよい)を形成し、該第二筐体３２は相対する少なくとも１つの第二定位部３２１(突出体構造でもよい)を設置する。該第一、第二定位部３１２、３２１の相互掛合動作が該第二筐体３２を該第一筐体３１に結合固定し、讓該電力貯蔵モジュール３は該放置体の第二結合面２１２に結合固定する。当然、その組立構造は図５に示す別一実施例でもよく、該第一筐体３１は、該第二結合面２１２外側に位置し、該第二筐体３２周囲は包装体２３を結合するための掛合槽３２２を設置して該唇部２３２に掛合定位する。

図２及び図６に示すとおり、該伝送回線４の一端は、該電力貯蔵モジュールの電池本体(図未示)に電気連接し、別端は該その他電子装置に対応する連接ヘッド４１を備える。そのうち、該伝送回線４は該電力貯蔵モジュール３の外へ伸び、該電力貯蔵モジュール３は定位構造３５を設置し、該伝送回線４は該定位構造３５に定位して且つ定位後は該定位構造３５の定位を解除して該伝送回線４を使用してもよい。

使用時、図６及び図７に示すとおり、該被設置物５[携帯電話もしくはパーソナルデジタルアシスタント(PDA)等手持式電子装置もしくはノートパソコンでもよい]は、該吸着部品２２によって該第一結合面２１１に結合固定し、該伝送回線４を取り出し、先ず定位構造３５の定位を解除し、伝送回線４を電力貯蔵モジュール３の外に自由に出す。このように簡単且つ便利に伝送回線４の連接ヘッド４１を被設置物５に電気連接して連通し、電力貯蔵モジュール３に該伝送回線４を通して電力を該被設置物５に伝送して充電する。そのうち，該定位構造３５は図に示す納置槽でもよく、該伝送回線は２該納置槽内から定位を外す。

図８及び図９に示すとおり、該伝送回線４は、電力貯蔵モジュール３内に収納し、使用時には該伝送回線４を該電力貯蔵モジュール３から引出して使用する。その他、図１０の実施例に示すとおり、該伝送回線４は該電力貯蔵モジュール３に分けて定位してもよく、該主体は同様に定位構造３５(図に示す実施例の該定位構造は納置槽である)を備え、讓該伝送回線４は該納置槽内に分けて定位し、該電力貯蔵モジュール３は少なくとも１つの出力ポート３６を備え、該伝送回線４一端は連接ヘッド４１を備え該電力貯蔵モジュールの出力ポート３６に電気連接し、他端の連接ヘッド４１は被設置物に連接する。

上述からわかるとおり、本考案は実施可能な電子装置の放置体を提供し、実用新案を申請する。本考案の技術内容及び技術特徴は上述のとおりであるが、しかしながら、本考案技術に習熟した者が本考案の精神から乖離しない入替えや修飾を提示するかもしれない。拠って本考案の保護範囲は、実施例に制限されず、本考案から乖離しない入替えや修飾も、請求範囲に含まれるものとする。

１１ 充電台
１２ 電池
１３ 充電回路
１４ プラグ
１５ 出力端子
１６ 電子製品
１７ 入力端子
２ 放置体
２１ 主体
２１１ 第一結合面
２１２ 第二結合面
２１３ 長辺
２１４ 短辺
２２ 吸着部品
２３ 包装体
２３１ 連接部
２３２ 唇部
３ 電力貯蔵モジュール
３１ 第一筐体
３１１ 掛合槽
３１２ 第一定位部
３２ 第二筐体
３２１ 第二定位部
３２２ 掛合槽
３３ 電池本体
３４ 入力ポート
３５ 定位構造
３６ 出力ポート
４ 伝送回線
４１ 連接ヘッド
５ 被設置物

Claims (10)

1. 少なくとも放置体と電力貯蔵モジュール、少なくとも１つの伝送回線から構成された電源バッテリーにおいて、
   撓み性材質から製造した主体を設置し、該主体は相対する第一、第二結合面を備え、該主体の第一結合面は少なくとも１つの吸着部品を成形し、該第二結合面周囲箇所は少なくとも２つの包装体を備える放置体と、
   該第二結合面に組立定位し、周囲は該包装体を組立定位するための掛合槽を設置する電力貯蔵モジュールと、
   一端が該電力貯蔵モジュールに電気連接し、別端は該その他電子装置に対応する連接ヘッドを備える少なくとも１つの伝送回線を含むことを特徴とする電源バッテリー。
2. 少なくとも放置体と電力貯蔵モジュール、少なくとも１つの伝送回線から構成された電源バッテリーにおいて、
   撓み性材質から製造した主体を設置し、該主体は相対する第一、第二結合面を備え、該主体の第一結合面は少なくとも１つの吸着部品を成形し、該第二結合面周囲箇所は少なくとも２つの包装体を備える放置体と
   該第二結合面に組立定位し、周囲は該包装体を組立定位するための掛合槽を設置する電力貯蔵モジュールと、
   一端が該電力貯蔵モジュールに電気連接し、別端は該その他電子装置に対応する連接ヘッドを備え、且つ該主体に分離定位する少なくとも１つの伝送回線を含むことを特徴とする電源バッテリー。
3. 前記電力貯蔵モジュールは、相互に組み立てて固定する第一、第二筐体及び電池本体を備え、該電池本体は該第一、第二筐体の間に位置することを特徴とする請求項１または２記載の電源バッテリー。
4. 前記主体は、二相対する長辺及び二相対する短辺を備え、該複数の長辺間は短辺で相互に連接して該第一、第二結合面を囲み、該複数の長辺はすべて少なくとも１つの包装体を備え、該複数の短辺はすべて少なくとも１つの包装体を備えることを特徴とする請求項３記載の電源バッテリー。
5. 前記複数の包装体は、該第二結合面から該第一結合面へ遠ざかり、連接部が伸び、該連接部から該第二結合面内へ唇部が伸びることを特徴とする請求項４記載の電源バッテリー。
6. 前記第一筐体は、該第二結合面外側に位置し、該第一筐体周囲は包装体を結合するための掛合槽を設置し、該唇部を掛合して定位することを特徴とする請求項５記載の電源バッテリー。
7. 前記第一筐体は該第二結合面外側に位置し、該第二筐体周囲は包装体を結合するための掛合槽を設置し、該唇部を掛合定位することを特徴とする請求項５記載の電源バッテリー。
8. 前記伝送回線は、該電力貯蔵モジュールの外に出し、該電力貯蔵モジュールは定位構造を設置し、該伝送回線は該定位構造に定位し、且つ定位構造の定位を解除して該伝送回線を使用することを特徴とする請求項１または２記載の電源バッテリー。
9. 前記定位構造は、納置槽であり、該伝送回線は該納置槽内で分けて定位することを特徴とする請求項８記載の電源バッテリー。
10. 前記伝送回線は、該電力貯蔵モジュール内に収容することを特徴とする請求項１または２記載の電源バッテリー。