JP3186047U - 風呂敷バッグ補助具 - Google Patents

Abstract

【課題】風呂敷に取り付けるだけで、中に物を入れても形が保て、開口部の開閉が可能な使いやすいバッグにできる、補助具を提供する。
【解決手段】板状、棒状の剛体の両端に穴２をあけた本体１を２本用いて、穴に風呂敷の四隅を通し、それぞれを結び、バッグとして使う。バッグ補助具が、剛体であるが故に、一定の空間が保てる。また、マグネットをその補助具の隣り合う内側の面に取り付けることにより、開口部の開閉が可能になる。
【選択図】図３

Description

本考案は、風呂敷や四辺形のシートを用いて、形状を維持したバッグとして使用するための補助具に関する物である。

従来の風呂敷や四辺形のシートを利用した袋類は、縫製や裁断をしたり取っ手を縫いつけたりして形状を形成するものが多かった。また、バッグ内に入れた荷物の重みでバッグの形状変形が大きかった。また、開口部を閉じることができなかった。

特開２０１１−１４７６３４ 特開２００８−２０１４６９

実用新案文献３

実開平０７−０２３４２４

風呂敷やスカーフで袋を整形する目的で使用してしまうと、裁断や、縫製が必要で、元の形に戻すことが困難であった。また荷物の重みにより、バッグの形状が大きく変形してしまう。開口部が閉じることができないため、バッグの中身が見えてしまったり、バッグを置いたときや、落下させたときに荷物が飛び出しやすかった。

本考案は長板または棒状物の両端に風呂敷や四辺形のシートの四隅を通せる穴の開いた二本の剛体を用いる。その剛体の隣り合う内側の面に、マグネットやスナップ、面ファスナーなどを取り付け、その２本の剛体に、風呂敷や四辺形のシートの四隅を通しそれぞれを結び取り付ける。

本考案を利用することで、風呂敷や四辺形のシートを裁断や縫製することなく、バッグとして使用することができる。なおかつ、本考案が剛体であるため、突っ張りの効果を持ち一定の形状が維持できる。また、開口部が、四辺形になるので、バッグからの物の出し入れがしやすくなる。
開口部が閉じられることで、バッグを置いたり、落下させたりしたときに、バッグの中の荷物が、見えてしまったり、飛び出してしまったりすることを防止できる。

風呂敷バッグ補助具本体の平面図 穴に風呂敷を通している図 使用状態の図 マグネットの位置図 風呂敷バッグを開けたときの図 風呂敷バッグを閉じたときの図

考案を実地するための形態

木材、竹、金属、プラスチックなどを加工した、長板または棒状の剛体でできた、本体（１）により、一対が構成され、本体（１）の両端に任意の形状の穴（２）が設けられたものである。

以下、添付図面に従って、一実施例を説明する。風呂敷（３）の四隅の隣り合う二カ所を本体の穴（２）に一カ所ずつ通し、それを結び、残りの二カ所も同じようにもう片方の本体の穴に通し結ぶ。風呂敷の両方の結び目（４）を止まるまで左右対称に引き上げる。図３の状態がバッグ使用時の状態である。

本体（１）の隣り合う内側の面にマグネット（５）が埋め込まれ接着されており、それにより図５、図６で示すように開口部の開閉ができる。

１ 本体
２ 風呂敷通し穴
３ 風呂敷
４ 結び目
５ マグネット

Claims (2)

1. 風呂敷や四辺形のシートをバッグ状に形成するための補助具であって、両端に任意の形状の穴を有する二本の長板または棒状の剛体である。その穴に風呂敷や四辺形のシートの隣り合う二隅を差し込み結ぶ事によって、バッグにするための補助具。
2. 請求項１の補助具２本にマグネットやスナップ、面ファスナー等を付けることによって、バッグの開口部を開閉することを実現する。

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