JP3185656U - 脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー付き靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】集中豪雨の際には、雨濡れ、汚れ防止、また屋外行動の際における蛭、ダニ、害虫、爬虫類など脚部におよぶ危険から脚部を守る、簡単に取り外し
可能な防止カバーの付いた濡れ、汚れ、脚部防護用具を提供する。
【解決手段】靴の履き口に付けたオープンファスナー凸部1と、合成繊維を二重に縫製、ズボンよりやや太目の内側の筒状保護布の下部にオープンファスナー凹部2を付けた内側の筒状保護布3と、靴の甲部分も被い、形態を保持する素材を選択した外側の筒状保護布4を双方の上部で縫い合わせ、ゴム状紐を付随した二重筒状保護カバーを、ジッパーで接合してさらに隙間部分を面ファスナー6,7で密封し一体化したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、近年多発している集中豪雨の際には、雨濡れ、汚れ防止、また屋外行動の際における蛭、ダニ、害虫、爬虫類など脚部におよぶ危険から脚部を守る、簡単に取り外し可能な防止カバーの付いた靴に関するものである。
屋外作業やハイキング、山歩きの際など、スニーカーやトレッキングシューズにレッグカバーを使用する人は多い。ホックやベルトなどで止めて使用しある程度の効果を期待することができる。しかしながら近年多発している集中豪雨のズボンの裾の濡れ或いは水の染み込みに対する効果、また近年被害が増加傾向にあるマダニ、山蛭に対する効果も装着時の隙間があると安全性が低下する。特にマダニによる媒介性感染症が万一発症すると、かなり危険な場合も想定されるようなので的確な対応が必要である。これらに完全に対処するにはゴムの長靴でズボンの裾を完全に長靴に入れ込み、そのうえに長靴の上部は紐などにより締めることのできるタイプのものが望ましいのであるがこの装備は重装備であり、往復の移動の際にはこの装備が必要ないことは言うまでもないが別に持ち運ぶには重量、質量の面で困難である。またゴムの長靴は平地やその想定した使用条件では効果を発揮するが、歩行中の環境が平地ではない斜面地などの場合には特にその装備の重量、形状により歩行運動が妨げられ、疲労が蓄積する、さらには斜面の悪路で誤った使用方法を行うと躓き、転倒などの可能性もあるなどの問題点がある。
ここ最近、地球規模の二酸化炭素大量放出による地球温暖化の影響によるものといわれる夏場の午後などに降る雨は、激しさを増しており、小さな折り畳み傘だけでは雨による足元の濡れは防ぎきれるものではない。また屋外作業や山歩きなどでは雨による足元の濡れ汚れだけにかかわらず、靴とズボンの隙間からダニや山蛭、爬虫類などに遭遇する可能性もあるのである。とはいうもののズボンの裾を完全にゴムの長靴のなかに押し込み、長靴の履き口部分は紐などで確実に綴じるなどの対策を行うと余りに重装備になることで動きに支障がでること。或いは現在使用されているレッグカバーのホックやベルト、マジックテープなど構造上その使用に際して隙間部分における不安は解決に至っていない。
このようなときにも必要のある時に軽快でスマートな印象を発揮して、なおかつ性能を兼ね備えた製品であり、男性用、女性用、仕事中も仕事以外のときも、靴に取り外し簡単な脚部防護カバーを付けて問題を解決しようとするものである。
本考案は、先にA部とB部をジッパーで接続する「雨用ズボン裾汚れ防止カバー付き靴」(実願2012−004424)を出願し、特許庁において「実用新案登録第3178665」として登録証を授与されている。さらに平成25年3月18日に改良を加えた「取り外し可能な雨濡れ・汚れ防止カバー付き靴」を特許庁受付出願支援課に提出しているが、その実用化を図るに際し更に改良を加え、使用状況の明細な説明を行うことにより本考案の社会的必要性が高まると判断し、本考案を完成し、ここに新しい実用新案として提出するにいたったものである。
本考案を出願するにあたり、前考案との違い、差異をまとめ直しておく。
前考案「雨用ズボン裾汚れ防止カバー付き靴」と「取り外し可能な雨濡れ・汚れ防止カバー付き靴」の2案はいずれも、雨濡れと汚れに着目していたため、機能、使用状況の説明に問題点があった。まず
イ) 降雨時の使用を前提条件としていたため、A部とB部を繋げて一体化するオープンファスナーの足の甲部分にあたる箇所にまだ隙間部分が残る事を発見した。この点は降雨時の使用に限定する場合は改良の必要はないが、本考案に於いては、改善することにより使用条件を拡大することができた。
ロ) 前考案の「取り外し可能な雨濡れ・汚れ防止カバー付き靴」はビジネスマンのスーツ着用時を想定したため、靴と同素材で防水性のある皮革、または合成樹脂製の素材で取り外し可能なブーツを開発したが、本考案は山歩き、屋外作業にも活用できるようにもう1つの前、前考案の「雨用ズボン裾汚れ防止カバー付き靴」で提案したように筒状布製カバーにさらに改良を加えた設計とした。
以下具体的に、本考案の説明を行う。
本考案は、耐水性のある皮革または合成樹脂製の男性用、女性用のビジネスシューズや防水性スニーカーあるいは山歩きに使用するトレッキングシューズなどの運動靴にオープンファスナーの凸部を縫い付け、撥水性の布製脚部防護カバーに、またオープンファスナーの凹部を縫い付けてある内側カバーとを、図1のようにそれぞれ双方のオープンファスナーを繋ぎ合わせて靴と脚部防護カバーを密着接合し、ズボンの裾の水濡れや土砂の跳ねなどによる汚れを防止したり、外部から侵入する害虫などから足を防護することを特徴とするものである。その脚部防護カバーは、図3(3−c)(3)(4)のように靴と脚部防護カバーをファスナーで密着接合してある部分に何かしらの外部からの侵入を防ぐために図1(6)(7)のようにその部分をマジックテープにより封鎖し、さらにそのうえに直接雨水がかからないように靴の甲部分から靴のかかとまでを全て覆うように、脚部防護カバーは内側カバーと外側カバーを上部で縫い合わせて2枚重ねに縫製し、このような方法を取る事により、ファスナーとマジックテープからの雨水の滲み込みの可能性を軽減できる。そしてズボンの裾を膝下まで確実にカバーで被い、カバー上部に付けてある紐またはゴム紐などによって膝下でとめて使用する。このカバー上部のゴムは、使用する人々のサイズに合わせて太さを調節できる機能を備えている。これらそれぞれの性能により急な雨によるズボンの裾の汚れ、外部からの異物の侵入、雨水によって濡れてプレスラインが消えることを防止、或いは最近の局地豪雨によるズボンのずぶ濡れの状態にもならず、さらに靴とズボンの隙間部分から侵入するマダニや山蛭の被害からも回避できるのである。
靴を履くときに足を入れる開口部分(靴の履き口部分)に、オープンファスナーの片方の凸部分、図2(1)(男性物の場合には長さ約30cm程)を皮用工業ミシンで縫付けたものをA部、図2参照とする。
次に、A部およびズボンの下部を、雨濡れや汚れ、外部からの侵入物から防護するカバー、すなわち、B部 図3(3−c)参照について説明する。B部は、次のような踝から膝下までの長さを被う筒状の、円周約40cm〜55cm、長さ約35cm〜50cmの撥水性のある雨傘に使用するようなナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニルシートなどの合成繊維の布が二重になったものであり、ズボンに密着し、靴とも一体化する内側カバーと、やや幅の広い靴などの雨濡れや汚れを防止する外側カバーからなり、その内側カバーと外側カバーは、上部において縫い合わされ、かつゴム紐のような弾性体によりズボンと一体化されている。その上で、内側カバーの下部にオープンファスナーのもう片方の凹部分に上記の靴の履き口に縫い付けた凸部分の相方のファスナーである同じく長さ約30cmのファスナー凹部を縫付ける。図3(3−c)(2)参照。外側カバーはファスナー接合部分とマジックテープ接合部分図1(6)(7)に直接雨水があたらないように、靴の甲部分を被い隠すように、脚部防護カバーは内側カバーと外側カバーの2枚重ねに縫製する。この内側カバーに外側カバーを重ねて上部を接合、縫製した筒状のカバーをB部とする。
このA部とB部を、図1のように靴側に縫付けたオープンファスナーの凹部(2)をジッパーにより接合することにより、脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー付き靴が完成する。また二重カバー上部の紐またはゴム紐によって、ズボンと一体化される。
オープンファスナーの凸部とマジックテープを、靴の履き口の部分に縫付けたものをA部とし、撥水性のあるポリエステル素材の布地を以下のように加工する。まず内側カバー、円周47cm、長さ43cmの布地を筒状に縫製し、さらに外側カバー、円周48cm、長さ44cmの布地も筒状に縫製し、二つの筒状の布の上部を重ね合わせ、それを三つ折りに縫い合わせて空間を作り、その中に紐ゴムを通す。そして内側カバーの下部にオープンファスナーの凹部とマジックテープを縫い付ける。これ等の内側カバーと外側カバーを重ねたもの全体をB部とする。
ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーとして使用する際には、このA部に縫い付けてあるオープンファスナーの凸部と、B部の内側カバー下部に縫い付けてあるオープンファスナーの凹部それぞれをジッパーで繋ぎ合わせて接合し、さらに双方のマジックテープで隙間部分も覆い被せる、脚部防護カバーをズボンの上を覆うように膝下まで持ち上げ、紐ゴムを使用してズボンに接合、一体化し、固定する。
このような方法で両足の靴とズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーを一体化し、着用して、やや強い雨の中を60分間、歩行した。その後オープンファスナーを外してズボンの濡れ具合を確かめたところ、ズボンの裾の濡れや汚れなども全く無く、虫などの異物の侵入も無かった。またズボンの裾の線も元どおりであることも確認できた。さらに取り外したズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーも小さく折り畳んで収納し、持ち運びに支障は無かった。
考案の効果
上途のように、本考案のズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーは雨傘などに用いる撥水性のある合成繊維で製品を構成している。この製品の特徴は布製であるが故に常時携帯が容易である。そのため必要な時に簡単に取り外して瞬時に使用することが可能であり、またさらにその必要性がなくなればまた瞬時に取り外し、小さく折り畳んで簡単に収納できる点にある。また靴との密着性がたかいため脚部下部の防護効果に優れておりマダニ、山蛭などからも脚部を守り、屋外作業も安全である。
急に降りだす雨には、現在ある方法はこれまで述べてきたように折り畳み傘、レインコート、撥水スプレー、長靴、上下のレインスーツがあり、屋外作業には、レッグカバーがあげられるが、どれも問題点があった。本考案は、ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーが必要な時に簡単に対応できる即効性、またこのような事態が去り、ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーが不必要になった時には直ぐに収納できる柔軟性など、使用している時の効果の確実性と不要な時には速やかに簡便に旧態に複せることを特徴とする 脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー付き靴であり、新たな分野を開拓することができる。
A部、B部を接合した脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー付き靴の全体図 A部、靴の履き口にオープンファスナー凸部を縫い付けた状態図 (3−a)布を筒状に縫製した外側カバー(3−b)布を筒状に縫製した内側カバー(3−c)B部、脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー、一体図
1.オープンファスナー凸部
2.オープンファスナー凹部
3.脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー内側
4.脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー外側
5.内側カバーと外側カバーの接合部(ゴム紐装着部)
6.B部、オープンファスナーの接合部の隙間部分をふさぐマジックテープ
7.A部、オープンファスナーの接合部の隙間部分をふさぐマジックテープ
ここ最近、地球規模の二酸化炭素大量放出による地球温暖化の影響によるものといわれる夏場の午後などに降る雨は、激しさを増しており、小さな折り畳み傘だけでは雨による足元の濡れは防ぎきれるものではない。また屋外作業や山歩きなどでは雨による足元の濡れ汚れだけにかかわらず、靴とズボンの隙間からダニや山蛭、爬虫類などに遭遇する可能性もあるのである。とはいうもののズボンの裾を完全にゴムの長靴のなかに押し込み、長靴の履き口部分は紐などで確実に綴じるなどの対策を行うと、余りの重装備になることで動きに支障がでること。或いは現在使用されているレッグカバーのホックやベルト、面ファスナーなど、構造上その使用に際して隙間部分における不安は解決に至っていない。
このようなときにも必要のある時に軽快でスマートな印象を発揮して、なおかつ性能を兼ね備えた製品であり、男性用、女性用、仕事中も仕事以外のときも、靴に取り外し簡単な脚部防護カバーを付けて問題を解決しようとするものである。
本考案は、先にA部とB部をジッパーで接続する「雨用ズボン裾汚れ防止カバー付き靴」(実願2012−004424)を出願し、特許庁において「実用新案登録第3178665」として登録証を授与されている。さらに平成25年3月18日に改良を加えた「取り外し可能な雨濡れ・汚れ防止カバー付き靴」を特許庁受付出願支援課に提出しているが、その実用化を図るに際し更に改良を加え、使用状況の明細な説明を行うことにより本考案の社会的必要性が高まると判断し、本考案を完成し、ここに新しい実用新案として提出するにいたったものである。
本考案を出願するにあたり、前考案との違い、差異をまとめ直しておく。
前考案「雨用ズボン裾汚れ防止カバー付き靴」と「取り外し可能な雨濡れ・汚れ防止カバー付き靴」の2案はいずれも、雨濡れと汚れに着目していたため、機能、使用状況の説明に問題点があった。まず
イ) 降雨時の使用を前提条件としていたため、A部とB部を繋げて一体化するオープンファスナーの足の甲部分にあたる箇所にまだ隙間部分が残る事を発見した。この点は降雨時の使用に限定する場合は改良の必要はないが、本考案に於いては、改善することにより使用条件を拡大することができた。
ロ) 前考案の「取り外し可能な雨濡れ・汚れ防止カバー付き靴」はビジネスマンのスーツ着用時を想定したため、靴と同素材で防水性のある皮革、または合成樹脂製の素材で取り外し可能なブーツを開発したが、本考案は山歩き、野外作業にも活用できるようにもう1つ前、前考案の「雨用ズボン裾汚れ防止カバー付き靴」で提案したように筒状布製カバーにさらに改良を加えた設計とした。以下具体的に、本考案の説明を行う。
本考案は、耐水性のある皮革または合成樹脂製の男性用、女性用のビジネスシューズや防水性スニーカーあるいは山歩きに使用するトレッキングシューズなどの運動靴にオープンファスナーの凸部を縫い付け、撥水性の布製脚部防護カバーに、またオープンファスナーの凹部を縫い付けてある内側カバーとを、図1のようにそれぞれ双方のオープンファスナーを繋ぎ合わせて靴と脚部防護カバーを密着接合し、ズボンの裾の水濡れや土砂の跳ねなどによる汚れを防止したり、外部から侵入する害虫などから足を防護することを特徴とするものである。その脚部防護カバーは、図3(3−c)(3)(4)のように靴と脚部防護カバーをファスナーで密着接合してある部分に何かしらの外部からの侵入を防ぐために図1(6)(7)のようにその部分を面ファスナーにより封鎖し、さらにそのうえに直接雨水がかからないように靴の甲部分から靴のかかとまでを全て覆うように、脚部防護カバーは内側カバーと外側カバーを上部で縫い合わせて2枚重ねに縫製し、このような方法を取る事により、ファスナーと面ファスナーからの雨水の滲み込みの可能性を軽減できる。そしてズボンの裾を膝下まで確実にカバーで被い、カバー上部に付けてある紐またはゴム紐などによって膝下でとめて使用する。このカバー上部のゴムは、使用する人々のサイズに合わせて太さを調節できる機能を備えている。これらそれぞれの性能により急な雨によるズボンの裾の汚れ、外部からの異物の侵入、雨水によって濡れてプレスラインが消えることを防止、或いは最近の局地豪雨によるズボンのずぶ濡れの状態にもならず、さらに靴とズボンの隙間部分から侵入するマダニや山蛭の被害からも回避できるのである。
靴を履くときに足を入れる開口部分(靴の履き口部分)に、オープンファスナーの片方の凸部分、図2(1)(男性物の場合には長さ30cm程)を皮用工業ミシンで縫付けたものをA部、図2参照とする。
次に、A部およびズボンの下部を、雨濡れや汚れ、外部からの侵入物から防護するカバー、すなわち、B部 図3(3−c)参照について説明する。B部は、次のような踝から膝下までの長さを被う筒状の、円周約40cm〜55cm、長さ約35cm〜50cmの撥水性のある雨傘に使用するようなナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニルシートなどの合成繊維の布が二重になったものであり、ズボンに密着し、靴とも一体化する内側カバーと、やや幅の広い靴などの雨濡れや汚れを防止する外側カバーからなり、その内側カバーと外側カバーは、上部において縫い合わされ、かつゴム紐のような弾性体によりズボンと一体化されている。その上で内側カバーの下部にオープンファスナーのもう片方の凹部分に上記の靴の履き口に縫付けた凸部分の相方のファスナーである同じく長さ約30cmのファスナー凹部を縫い付ける。図3(3−c)(2)参照。外側カバーはファスナー接合部分と面ファスナー部分 図1(6)(7)に直接雨水がかからないように、靴の甲部分を被い隠すように、脚部防護カバーは内側カバーと外側カバーの二枚重ねに縫製する。この内側カバーに外側カバーを重ねて上部を接合、縫製した筒状のカバーをB部とする。
このA部とB部を、図1のように靴側に縫い付けたオープンファスナーの凹部(2)をジッパーにより接合することにより、脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー付き靴が完成する。また二重カバー上部の紐またはゴム紐によって、ズボンと一体化される。
オープンファスナーの凸部と面ファスナーを、靴の履き口の部分に縫付けたものをA部とし、撥水性のあるポリエステル素材の布地を以下のように加工する。まず内側カバー、円周47cm、長さ43cmの布地を筒状に縫製し、さらに外側カバー円周48cm、長さ44cmの布地も筒状に縫製し、二つの筒状の布の上部を重ね合わせ、それを三つ折りに縫い合わせて空間を作り、その中に紐ゴムを通す。そして内側カバーの下部にオープンファスナーの凹部と面ファスナーを縫い付ける。これ等の内側カバーと外側カバーを重ねたもの全体をB部とする。
ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーとして使用する際には、このA部に縫い付けてあるオープンファスナーの凸部と、B部の内側カバー下部に縫い付けてあるオープンファスナーの凹部それぞれをジッパーで繋ぎ合わせて接合し、さらに双方の面ファスナーで隙間部分も覆い被せる、脚部防護カバーをズボンの上を覆うように膝下まで持ち上げ、紐ゴムを使用してズボンに接合、一体化し、固定する。
このような方法で両足の靴とズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーを一体化し、着用して、やや強い雨の中を60分間、歩行した。その後オープンファスナーを外してズボンの濡れ具合を確かめたところ、ズボンの裾の濡れや汚れなども全く無く、虫などの異物の侵入も無かった。またズボンの裾の線も元どおりであることも確認できた。さらに取り外したズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバーも小さく折り畳んで収納し、持ち運びに支障は無かった。
1.オープンファスナー凸部
2.オープンファスナー凹部
3.脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー内側
4.脱着可能ズボン濡れ・裾汚れ・脚部防護カバー外側
5.内側カバーと外側カバーの接合部(ゴム紐装着部)
6.B部、オープンファスナーの接合部の隙間部分をふさぐ面ファスナー
7.A部、オープンファスナーの接合部の隙間部分をふさぐ面ファスナー

Claims (1)

  1. 靴の履き口部分にオープンファスナー凸部を付けたA部と、上部で縫い合わせた二重の筒状カバーの内側カバー下部にオープンファスナー凹部を付けたB部とをジッパーで一体化し隙間部分をマジックテープで密封した、取り外し可能な防雨、防汚、害虫などの侵入より膝下から踝を靴と一体化して守ることのできる 濡れ、汚れ、脚部防護用具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5690016B1 (ja) * 2014-09-16 2015-03-25 都美恵 花田 ヒル防御用スパッツと塩パック

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