JP3185529U - 保管具 - Google Patents
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Abstract
【課題】多様性がある保管を行なうための保管具を提供する。
【解決手段】保管具10は、下面11aが球体の一部を取り出した皿形状の台座部11と、台座部11の中央で上方に延びる支柱12と、支柱12に嵌合された載置部材13とから構成されている。載置部材13は、径外方向に延びる枝部15,16を備えている。枝部15,16を、U字形状で構成することにより、枝部15,16には、上方が開口した溝部が形成される。保管具10の枝部15にフィギュア50の突起部51を嵌合させて、フィギュア50を保管具10に固定する。保管具10にフィギュア50を固定した場合、フィギュア50の形状や配置によって、保管具10の重心位置が移動して揺動する。
【選択図】図1
【解決手段】保管具10は、下面11aが球体の一部を取り出した皿形状の台座部11と、台座部11の中央で上方に延びる支柱12と、支柱12に嵌合された載置部材13とから構成されている。載置部材13は、径外方向に延びる枝部15,16を備えている。枝部15,16を、U字形状で構成することにより、枝部15,16には、上方が開口した溝部が形成される。保管具10の枝部15にフィギュア50の突起部51を嵌合させて、フィギュア50を保管具10に固定する。保管具10にフィギュア50を固定した場合、フィギュア50の形状や配置によって、保管具10の重心位置が移動して揺動する。
【選択図】図1
Description
本考案は、フィギュア等の物品を保管するための保管具に関するものである。
アクセサリーを保管する場合、ジュエリーボックス等を利用している。このジュエリーボックスでは、外側から中のアクセサリーが見にくい構成となっている。更に、アクセサリーを飾った状態で保管するとともに、取り出しも容易にした保管具も検討されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献のアクセサリーケースでは、回転可能とした台座に、突起を設けた枝状のネックレス掛けを設け、ネックレス掛けの回りに指輪立てを配置し、枝の基端部の周囲に、指輪立て、イヤリング、ピアス掛けを設け、透明なドーム型の蓋を被せている。
最近では、人形状のフィギュアを保管することもある。このようなフィギュアの保管者においても、フィギュアの配置等を工夫しながら、面白みがあるユニークな形態で展示・保管することが多い。しかしながら、上述のアクセサリーケースにおいては、アクセサリーを枝に掛ける構成になっており、フィギュアの手足の形態や姿勢に応じて、多様な形態での保管が困難であった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、多様性がある保管を行なうための保管具を提供することにある。
上記課題を解決する保管具は、揺動可能な下面形状をした台座部と、台座部の上方に設けた支柱と、支柱から外方向に延びる枝部とを備え、前記枝部に、物品を係止する溝部を設けたことを特徴とする。この構成によれば、枝部の溝部に物品を係止させた状態に応じて保管具の重心位置が変化し、この重心に応じて保管具が傾斜する。従って、物品の配置や載置する形に応じて保管具の姿勢が変更されるので、面白味がある状態で保管することができる。
上記保管具において、前記溝部は、前記物品において、溝部に係止する突起部の大きさに対応した幅に形成されていることが好ましい。この構成によれば、物品の突起部が枝部の溝部に嵌まることにより固定できるので、物品を保管具に簡単に取り付けられることができる。更に、この幅の溝部の長さが、この幅よりも長い場合には、溝部の延在方向に物品の突起部を挿入した後、この突起部の向きを変更させることにより、容易に物品を保管具に固定させることができる。
上記保管具において、前記枝部の先端部は、開放した形状をしていることが好ましい。この構成によれば、開放した先端部から、保管具の突起部を挿入することができ、多様な形態で、展示することができる。
上記保管具において、前記枝部の先端部は、閉鎖した形状をしていることが好ましい。この構成によれば、閉鎖した先端部から、保管具の突起部を引っ掛けることができ、多様な形態で、展示することができる。
上記保管具において、前記枝部を、上方が開放した断面形状の部材で構成することが好ましい。この構成によれば、物品を取り付けるための溝部を有した枝部を、簡単な構造で形成することができる。
上記保管具において、前記溝部の開放側の幅を、前記溝部の底部側の幅よりも狭くしたことが好ましい。この構成によれば、溝部の上部が狭くなっているため、物品の突起部が、溝部に引っ掛かり易くすることができる。更に、物品の様々な大きさの突起部が、この溝部に引っ掛かることができるので、保管具の重心位置が様々に変更されて、多様な形態で、展示することができる。
上記保管具において、前記溝部の側壁部を可撓性材料で構成したことが好ましい。この構成によれば、物品の突起部を溝部に嵌合させる際に、溝部の側面を撓ませて嵌めることができるので、保管具に物品を、より強固に固定することができる。
本考案によれば、多様性がある保管を行なうための保管具を提供することができる。
以下、図1、図2に従って、本考案を具体化した保管具の一実施形態を説明する。
本実施形態では、図1(a)に示すように、突起部が形成された物品として、人の形を模したフィギュア50を保管具10に配置して、保管する場合を想定する。
図1(b)に示すように、このフィギュア50には、突起部51として人形の頭、手、足が形成されている。
本実施形態では、図1(a)に示すように、突起部が形成された物品として、人の形を模したフィギュア50を保管具10に配置して、保管する場合を想定する。
図1(b)に示すように、このフィギュア50には、突起部51として人形の頭、手、足が形成されている。
次に、図1(c)を用いて、フィギュア50を保管する保管具10の構成を説明する。本実施形態における保管具10は、例えば、プラスチック等の樹脂材料で形成されている。この保管具10は、台座部11、支柱12及び載置部材13から構成されている。
台座部11は、下面11aが球冠形状(球面の一部を切り出した形状)であり、揺動可能に構成されている。この台座部11の中央には、上方に延びる支柱12が一体形成されている。この支柱12は、円錐台形状をしており、上方の径が細くなっている。
本実施形態では、支柱12の外周には、載置部材13が嵌合されている。この載置部材13は、嵌合部14と、枝部15,16とから構成されている。
載置部材13の嵌合部14は、円筒形状をしている。この嵌合部14の内径は、嵌合部14を支柱12に嵌めたときに、支柱12の先端部と基端部との間となる高さに載置部材13が配置されるような大きさで構成されている。
載置部材13の嵌合部14は、円筒形状をしている。この嵌合部14の内径は、嵌合部14を支柱12に嵌めたときに、支柱12の先端部と基端部との間となる高さに載置部材13が配置されるような大きさで構成されている。
この嵌合部14の外周には、嵌合部14(支柱12)から径外方向に向かって延びるように、枝部15,16が一体形成されている。これら枝部15,16は、本実施形態では、所定の角度(例えば、90度)で交差する方向に配置されている。各枝部15,16は、上方が開口した断面がU字形状をしている。このようにU字形状で構成することにより、枝部15,16には、側壁の上方が開口した溝部が、延在方向の全長にわたって形成される。更に、本実施形態では、各枝部15,16の溝部の内側の幅(溝を構成する側壁間の距離)は、フィギュア50の突起部51に対応してほぼ同じ大きさで形成されている。これにより、溝は、突起部51と嵌合可能な大きさとなっている。枝部15は、その先端は開放されており、枝部16は、その先端部16aが閉鎖されている。
次に、上述した保管具10の作用について説明する。
図1(c)に示すように、フィギュア50を配置していない保管具10の重心は、台座部11の中央にある。このため、保管具10は傾斜せず、支柱12は直立した状態になる。
図1(c)に示すように、フィギュア50を配置していない保管具10の重心は、台座部11の中央にある。このため、保管具10は傾斜せず、支柱12は直立した状態になる。
そして、図1(a)に示すように、載置部材13の枝部15の溝部に、フィギュア50の突起部51を嵌め込む。また、突起部51を、溝部に引っ掛けることも可能である。これにより、フィギュア50は、保管具10に係止される。フィギュア50の配置位置によっては、保管具10の重心が移動し、支柱12が傾斜した形状になる。
本実施形態の保管具10によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の保管具10は、揺動可能な台座部11と、支柱12と、枝部15,16を備えた載置部材13とから構成されている。枝部15,16には、U字形状の溝部を形成する。この溝部にフィギュア50の突起部51を嵌合させて、多様な姿勢でフィギュア50を保管具10に固定して保存することができる。更に、フィギュア50の配置場所や配置方法に応じて、保管具10の重心位置が移動し、支柱12が傾斜するので、バランスゲーム的な要素がある多様な形態で、面白味がある状態で保管することができる。
(1)本実施形態の保管具10は、揺動可能な台座部11と、支柱12と、枝部15,16を備えた載置部材13とから構成されている。枝部15,16には、U字形状の溝部を形成する。この溝部にフィギュア50の突起部51を嵌合させて、多様な姿勢でフィギュア50を保管具10に固定して保存することができる。更に、フィギュア50の配置場所や配置方法に応じて、保管具10の重心位置が移動し、支柱12が傾斜するので、バランスゲーム的な要素がある多様な形態で、面白味がある状態で保管することができる。
(2)本実施形態では、保管具10の枝部15,16の溝部の側壁部の幅は、フィギュア50の突起部51が嵌合する大きさで形成されている。これにより、フィギュア50の突起部51の溝部への嵌め方により、フィギュア50を多様な姿勢で固定することができる。
(3)本実施形態では、保管具10の枝部15は、その先端は開放された形状をしている。これにより、開放した先端部において、フィギュア50の突起部を固定することができる。また、保管具10の枝部16は、その先端部16aが閉鎖された形状をしている。これにより、閉鎖した先端部の側壁部において、フィギュア50の突起部を引っ掛けることができる。従って、多様な形態で、展示することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態では、保管具10の枝部15,16は、支柱12から径外方向に向かって延びるように形成されている。枝部15,16の形態はこれに限定されるものではない。枝部15,16の数を増やしてもよいし、枝部15,16同士を連結する枝部や枝部15,16の一部から上方や斜めに延びる枝部を更に設けてもよい。また、枝部15,16は、径外方向に直線状に延びる形状でなくてもよく、ジグザグに折れ曲がった形状や曲線形状であっても全体として支柱12から外方向に延びる形状であればよい。更に、枝部に形成される溝部は、上方に開口する場合に限られず、水平方向や斜め方向に開口していてもよい。
・ 上記実施形態では、保管具10の枝部15,16は、支柱12から径外方向に向かって延びるように形成されている。枝部15,16の形態はこれに限定されるものではない。枝部15,16の数を増やしてもよいし、枝部15,16同士を連結する枝部や枝部15,16の一部から上方や斜めに延びる枝部を更に設けてもよい。また、枝部15,16は、径外方向に直線状に延びる形状でなくてもよく、ジグザグに折れ曲がった形状や曲線形状であっても全体として支柱12から外方向に延びる形状であればよい。更に、枝部に形成される溝部は、上方に開口する場合に限られず、水平方向や斜め方向に開口していてもよい。
・ 上記実施形態では、保管具10の枝部15,16には、断面がU字形状の溝を設けた。溝形状は、U字形状に限定されるものではない。例えば、図2(a)に示すように、断面が円弧の形状の枝部25を用いることができる。小さいフィギュア50の突起部51(例えば足)の場合には、溝部の上方においてフィギュア50の足の爪先を係止する。
一方、図2(b)に示すように、大きいフィギュア50の突起部51の場合には、同じ枝部25に、フィギュア50の足首を係止する。従って、突起部51の大きさが異なる場合にも、フィギュア50を容易に取り付けることができる。
また、図2(c)に示すように、U字形状の開口部側の内側に突起部を設けた断面の枝部35としてもよい。
更に、図2(d)に示すように、枝部の溝部の開放側の幅を溝部の底部側の幅よりも狭くした台形状の断面の枝部45としてもよい。
更に、図2(d)に示すように、枝部の溝部の開放側の幅を溝部の底部側の幅よりも狭くした台形状の断面の枝部45としてもよい。
・ 上記実施形態では、保管具10の枝部15,16を、断面がU字形状で構成することにより、枝部15,16には、溝部が全長にわたって形成される。溝部の形成領域は全長に限定されるものではなく、枝部15,16の一部に形成してもよい。例えば、複数の溝部を長手方向に、区切壁や梁を介して一列に整列配置させてもよい。これら区切壁や梁により、枝部15,16の撓みを抑制して、枝部15,16を強固にすることができる。
・ 上記実施形態では、保管具10の枝部15,16を、プラスチック等の樹脂材料で形成する。この場合、枝部15,16に形成した溝部の側壁面を、粘度部材やゴム等の可撓性材料で構成してもよい。これにより、フィギュア50の突起部51を、保管具10の溝部に嵌めたときに可撓性材料の側面が撓むので、突起部51を、より強固に保持することができる。また、突起部51が溝幅より大きい場合であっても、側壁面が撓むことにより、大きさの違いを吸収することができる。
・ 上記実施形態の保管具10の台座部11は、下面11aが球冠形状をしており、揺動可能に構成されている。台座部11は、揺動可能な形状であれば、これに限定されない。例えば、円筒の曲面の一部を切り出した形状であってもよい。
・ 上記実施形態の保管具10は、人の形を模したフィギュア50を保管した。保管具10に保管する物品は、突起部51を有する物品あれば、人の形を模したフィギュア50に限定されない。例えば、動物や植物、乗り物等の形態を模した物品を用いることができる。
10…保管具、11…台座部、11a…下面、12…支柱、13…載置部材、14…嵌合部、15,16,25,35,45…枝部、16a…先端部、50…フィギュア、51…突起部。
Claims (7)
- 揺動可能な下面形状をした台座部と、
台座部の上方に設けた支柱と、
支柱から外方向に延びる枝部とを備え、
前記枝部に、物品を係止する溝部を設けたことを特徴とする保管具。 - 前記溝部は、前記物品において、溝部に係止する突起部の大きさに対応した幅に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保管具。
- 前記枝部の先端部は、開放した形状をしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保管具。
- 前記枝部の先端部は、閉鎖した形状をしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保管具。
- 前記枝部を、上方が開放した断面形状の部材で構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の保管具。
- 前記溝部の開放側の幅を、前記溝部の底部側の幅よりも狭くしたことを特徴とする請求項5に記載の保管具。
- 前記溝部の側壁部を可撓性材料で構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の保管具。
Priority Applications (1)
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JP2013002974U JP3185529U (ja) | 2013-05-28 | 2013-05-28 | 保管具 |
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JP2013002974U JP3185529U (ja) | 2013-05-28 | 2013-05-28 | 保管具 |
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