JP3185016U - 立体装飾付き携行物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポーチやペンケース、或いはキーホルダーやネックストラップなどの種々様々な携行物に対し、容易に立体的な装飾を施せる携行物を提供する。
【解決手段】装飾部材3の配置を特定する受け座5が表面に設けられたベース素材2と、このベース素材2の受け座5に対し着脱自在な状態で取付可能とされて取付時には前記ベース素材2の表面を立体的に装飾する装飾部材3とを有した構成とする。ベース素材の受け座5と装飾部材3とを係合離脱可能にするための構造としては、スナップボタンや、ジャンパホックを利用する。面ファスナの雄雌部材や、磁石を利用することも可能である。
【選択図】図1

Description

本考案は、ポーチやペンケース、或いはキーホルダーやネックストラップなどの種々様々な携行物に対して立体的な装飾を施すことで構成される立体装飾付き携行物に関する。
持ち物に付属させる名札として、表記文字を使用者ごとにカスタマイズできるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。この名札では、ローマ字の一音(一文字である場合や二文字以上の場合もある)を表記させた小片を複数枚貼り付けできるようにしたベースプレートに対し、前記した小片を所望の組み合わせで着脱自在に取り付けるようになっている。
ベースプレートに対する小片の着脱は、正方形状に形成されている小片の四隅にスナップボタンの雌ボタンを取り付けると共に、ベースプレートには、小片の配置に合わせてスナップボタンの雄ボタンを取り付けて、これら雌ボタンと雄ボタンとの嵌合、離脱を行う構造としてあった。
実用新案登録第3093120号公報
従来公知の名札(特許文献1)において、小片をベースプレートに対して着脱するには、一枚の小片あたり、四つの雌ボタンと四つの雄ボタンとの嵌合、離脱を行う必要があった。そのため非常に面倒であった。また、小片では一つ又は複数の表記文字と共に四つの雌ボタンが表面に現れているので、見栄えが悪いという難点もあった。更に、小片は、表記文字のスペースに加えて四つの雌ボタンを取り付けるスペースを要するため、必然と大きな面積を有したものとせざるを得ず、それに伴ってベースプレート全体としても小型化できない問題があった。言うまでもなく、一枚の小片あたり、四つの雌ボタンと四つの雄ボタンとを要するため、高コストであり、製作能率も低いという問題もあった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ポーチやペンケース、或いはキーホルダーやネックストラップなどの種々様々な携行物に対し、取扱上の面倒、低外観性、製作上の高コストや低能率等々、従来の各種問題を一気に解消除去できるようにして立体的に装飾した立体装飾付き携行物を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本考案は次の手段を講じた。
即ち、本考案に係る立体装飾付き携行物は、装飾部材の配置を特定する受け座が表面に設けられたベース素材と、このベース素材の受け座に対し着脱自在な状態で取付可能とされて取付時には前記ベース素材表面を立体装飾する装飾部材とを有していることを特徴とする。
前記装飾部材は前記受け座を正面から可及的に狭い面積で覆い隠すことのできるボタンとされて、このボタンの表面に装飾が表示されたものとするのが好適である。
前記ベース素材において複数の受け座が一列に配置されたものとしてもよい。
本考案に係る立体装飾付き携行物は、取扱上の面倒、低外観性、製作上の高コストや低能率等々、従来の各種問題を一気に解消除去したうえで立体的に装飾できるものとなっている。
本考案に係る立体装飾付き携行物の第1実施形態を示した斜視図である。 受け座の取付例を示した断面図である。 装飾部材の一例を示した側面図である。 本考案に係る立体装飾付き携行物の第2実施形態を示した斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本考案に係る立体装飾付き携行物1の第1実施形態を示している。この立体装飾付き携行物1は、ベース素材2と、このベース素材2の表面に装備される装飾部材3とを有して構成されている。
ベース素材2は、要するに携行物としての本体を言うものであって、本第1実施形態では片手で持ち運びができる、いわゆるポーチに適用した場合を示してある。ただ、ポーチとしたのはあくまでも携行物の一例を示したに過ぎず、用途をはじめとしてその形状や大きさに何ら制約はない。例えば、ベース素材2はペンケース、バッグ、ネームプレート、キーホルダー、マスコットなど、種々様々なものに適用することができる。加えて、このベース素材2の材質についても特に限定されるものではなく、例えば天然皮革としてもよいし人工皮革としてもよい。また、布帛や樹脂シート材など、携行物に適する素材であればどのようなものでもよい。
このベース素材2の表面には、装飾部材3の配置を特定し、且つ装飾部材3を取り付けるための受け座5が設けられている。ここで言う「ベース素材2の表面」は、ベース素材2の通常の使用で外から視認できる面を言うものであって(内側に隠れる面ではない、という意味)、ベース素材2をポーチなどに適用する場合では、相反して外を向く2面を含んで言うことになる。
この受け座5は、装飾部材3との間で係合と離脱とを繰り返し行える構造であれば、その具体的構造が限定されるものではない。また受け座5は、単数としても複数としてもよい。単数とする場合のベース素材2に対する配置や、複数とする場合の各受け座5相互の配置や配置間隔なども、任意に選択可能である。受け座5を複数とする場合、その配置を例えば星形などのような図形配置としておけば、受け座5自体でも、本装飾(装飾部材3を取り付けた状態)を連想させる仮装飾を呈するものとなる。
本第1実施形態において受け座5は、ベース素材2において複数(図例では7個)の受け座5がベース素材2(ポーチ)の下辺部に沿って並行するように、互いに一定間隔を保持しつつ一列に配置されたものとしてある。この配置は、ベース素材2としてのポーチを片手で把持したときに、手指が届く位置であり、受け座5に装飾部材3を取り付けたときには、装飾部材3がポーチの使用者にとって独特な指触り感を与え、また実質的に滑り止めの作用をするといった利点となる。
また、本第1実施形態において各受け座5は、図2に示すようにスナップボタンを構成するうちの雄金具によって形成されたものとしてある。すなわち、この受け座5は、ベース素材2の裏面側に当接させる裏打ち具6とこの裏打ち具6の中心部で突出する係合突起7とを有しており、ベース素材2に形成した孔2aへその裏側から係合突起7を貫通させ、ベース素材2の表面側から係合突起7に孔付きの表装リング8をカシメ状に嵌め付けることで、裏打ち具6と表装リング8とでベース素材2を挟持する構造としてある。
なお、ベース素材2において、係合突起7の貫通用の孔2aのまわりを補強するため、必要に応じてベース素材2の裏面に裏当て材10を重ね合わせる(裏打ち具6と表装リング8との間でベース素材2と共に挟持させる)ようにするとよい。この裏当て材10は、受け座5を複数設ける場合にあっては、各受け座5の配置ピッチに合わせて一連に(複数の受け座5に共用させるように)行き渡らせるとよい。この裏当て材10には、ベース素材2と同じ素材(皮革など)を採用することができる。
一方、装飾部材3は、ベース素材2の表面を立体装飾するためのものであって、ベース素材2の受け座5に対して取り付ける。前記したようにこの装飾部材3は、受け座5との間で係合と離脱とを繰り返し行える構造となっている。
本第1実施形態において装飾部材3は、図3に示すようにスナップボタンを構成するうちの雌金具(ボタン)を利用してある。また、装飾部材3は、受け座5を正面から可及的に狭い面積で覆い隠すことのできるように、雌金具自体で形成させてある(ボタン以外には付属物を有していない)。
すなわち、この装飾部材3は、受け座5の係合突起7を嵌め入れる係合凹部12を有し
ており、この係合凹部12内には、嵌め入れられた係合突起7の先端部を弾性的に挟持する一対のバネ線材13が設けられた構造となっている。
この装飾部材3は、台座部3aと表装部3bとを有しており、表装部3bの表面に対して、文字や模様、写真、単色又は複数色による着色などにより、装飾が施されている。これら装飾を施す方法としては、印刷、塗装、シール等の付着、樹脂粒の付着、熱又は化学変化による変色、メッキ、彫刻など、種々の方法を採用可能である。その他、ビーズや貝殻、或いは人形や花などを模した小物などの付属物を表装部3bに対して付着させるようにしてもよい。このような付属物による装飾を行う場合は、受け座5から大きくはみ出す状態で大型化させてもよい。
装飾を文字とする場合、平仮名、カタカナ、漢字、数字など何でもよいし、勿論、アルファベット(ローマ字を含む)でも、その他の外国語でもよい。また、図1に示しように、一つの装飾部材3に対して一文字を配置してもよいし、殊にローマ字の場合などでは複数の文字を並べて配置してもよい。このように装飾を文字とすることで、所有者のイニシャルや名前、所属などを表現することができる。この場合、文字数を合わせるため、ハイフンやコンマ、ドットなどを装飾として施した装飾部材3や、無地の装飾部材3を準備しておけば、それらの組合せによって種々様々な文字列を判りやすく表現できることになる。
このような装飾部材3をベース素材2の受け座5に取り付けることにより、ベース素材2の表面を立体的に装飾させることができる。また、受け座5に対し、装飾部材3の着脱が任意に行えるため、気分転換などで装飾部材3の配置替えや交換が簡単に行えるものであり、ベース素材2として使用するうえでの自由度が非常に高くなるという利点がある。
なお、図3に示したように、台座部3aと表装部3bとの間へ、装飾部材3の外周部へ張り出すようなリング状の額縁材15を挟み込むようにすることで、装飾部材3をひときわ目立たせることができるようになる。これにより、立体感や装飾性を高めることができる。額縁材15は、装着部材3を取り外す際に、取り外しを容易にするためにも有効となる。
図4は、本考案に係る立体装飾付き携行物1の第2実施形態を示している。本第2実施形態の立体装飾付き携行物1は、ベース素材2をストラップ20に遊嵌状に装着させる鞘形の小物として適用してある。なお、ストラップ20は、携帯電話や名札などの吊り下げに用いる吊具21の取り付けでエンドレスとなっているため、ベース素材2は、予め鞘形を展開した平生地状の形状として準備しておき、ストラップ20中に巻き付けてから鞘形に閉じこめるようにすればよい。ただ、ストラップ20の製作過程でベース素材2の取り付けを同時に行うのであれば、ストラップ20に吊具21を取り付ける前の紐状の段階で、予め鞘形に形成しておいたベース素材2をストラップ20中へ外挿によって取り付けることもできる。
ところで、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、ベース素材2の受け座5と装飾部材3とを係合離脱可能にするための構造としては、スナップボタン以外にも、ジャンパホックを利用することが可能である。勿論、金属製のものに限らず、樹脂製のものでもよい。また、面ファスナの雄雌部材を利用したり、磁石などを利用したりすることも可能である
1 立体装飾付き携行物
2 ベース素材
2a 孔
3 装飾部材
3a 台座部
3b 表装部
5 受け座
6 裏打ち具
7 係合突起
8 表装リング
10 裏当て材
12 係合凹部
13 バネ線材
15 額縁材
20 ストラップ
21 吊具

Claims (3)

  1. 装飾部材の配置を特定する受け座が表面に設けられたベース素材と、このベース素材の受け座に対し着脱自在な状態で取付可能とされて取付時には前記ベース素材表面を立体的に装飾する装飾部材とを有していることを特徴とする立体装飾付き携行物。
  2. 前記装飾部材は前記受け座を正面から可及的に狭い面積で覆い隠すことのできるボタンとされて、このボタンの表面に装飾が表示されていることを特徴とする請求項1記載の立体装飾付き携行物。
  3. 前記ベース素材において複数の受け座が一列に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の立体装飾付き携行物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7316013B1 (ja) * 2023-03-02 2023-07-27 薄山館株式会社 肩ベルト連結具及び背負いバッグ

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