JP3184639U - 樹脂製メガネフレームのレンズ溝構造 - Google Patents

Abstract

【課題】樹脂製メガネフレームの軽量化、肉厚の薄化によって、フレーム側をＶ溝で掘り下げた分、更に肉厚が薄くなり、強度不足となることによるフレーム割れが発生することを防ぐため、フレーム側の構造のみで、フレームが割れる事無く、フレームの軽量化、肉厚の薄化にも対応出来るようにしたフレーム側のＴ溝構造を提供する。
【解決手段】ポリフェニルサルフォン、又は、ポリエーテルイミドの樹脂を用いた、肉厚０．５〜２ｍｍの眼鏡フレームに、レンズ２をはめ込む際の、フレームフレーム構造であって、フレーム側の溝を、Ｖ型に掘り下げる構造から、Ｔ型に盛る構造にする事によって、逆に強度を上げることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、樹脂製メガネフレームに、レンズをはめ込む際の、フレーム側の溝の構造に関するものである。

樹脂製メガネフレームにおいて、レンズをはめ込む為のフレーム側の溝は、従来、Ｖ溝が基本で有ったが、近年、韓国産のポリエーテルイミド樹脂フレームなどにより、メガネフレームの肉厚が薄くなるに従い、強度が保てなくなっている。

このように、樹脂製メガネフレームの軽量化、肉厚の薄化により、フレーム側をＶ溝で掘り下げた分、更に肉厚が薄くなり、強度不足の為、フレームが割れる問題が発生している。本考案は、この問題を解決する為になされたものである。

フレーム側を掘り下げるのでは無く．フレーム側をＴ型に盛った。

フレーム側をＴ型に盛る事によって、逆に強度が上がり、フレームが割れる問題は解決し、樹脂製メガネフレームの軽量化、肉厚の薄化にも対応出来るようになった。

図１は、本考案のＴ溝構造の断面図です。図２の従来のＶ溝構造の断面図と比べてもらうと分かる様に、Ｔ溝の肉厚（３）は、Ｖ溝の肉厚（４）に比べ厚く、強度が上がってる事が理解して頂けると思います。
図１の本考案のレンズ（２）側の溝に関しては、従来より有る削り方のまま利用が可能なので、眼鏡店に特別な依頼をせずとも、実施可能です。

本考案のＴ溝構造の断面図 従来のＶ溝構造の断面図

１ 眼鏡本体
２ レンズ
３ Ｔ溝の肉厚
４ Ｖ溝の肉厚

Claims (1)

1. ポリフェニルサルフォン、又は、ポリエーテルイミド（公序良俗違反につき、不掲載）等の樹脂を用いた、肉厚０．５〜２ｍｍの眼鏡フレームに、レンズをはめ込む際の、フレーム側の溝の構造。

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