JP3184370U - モバイルヒーター - Google Patents

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八州男 野田
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TOHSHYU TRADING CO., LTD.
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Abstract

【課題】完全な断線の無い面状を作り上げることにより面全体で遠赤外線発熱保温、抗菌防臭を実現するとともに電極帯を配置し、持ち運び可能な小さな電圧を加えることにより発熱するモバイルヒーターを提供する。
【解決手段】所謂、湿式方式で、半導体繊維2であるカーボン繊維のスレイバーを細かく細断して他の繊維に混ぜ入れ、カーボン繊維が蜘蛛の巣状で断線することがないように面状に配置し、静電容量を大きくし、面状で遠赤外線の優れた効果を実現させた面状発熱体1に電極帯を対面に配置し、1.5Vから20Vまでの小さな電圧を加えて通電させ、その抵抗値から発熱させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、完全な断線の無い面状発熱体に関するものであり、1.5Vから20Vまでの持ち運び可能な小さな電圧、および車のシガーソケット等を電源として、5度から70度ほどの温度上昇を可能にしたモバイルヒーターに関するものである。
従来技術として、ニクロム線を代表とする線を基本とした発熱体が多く普及している。
しかしながら、従来の線状のタイプでは均一に加熱することが難しく線自体が高温になり、事故の原因となっていた。
また、1箇所でも断線してしまうと通電が止まり、発熱することが出来なくなるという問題があった。
本考案は従来の面状発熱体に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、完全な断線の無い面状を作り上げることにより面全体で遠赤外線発熱保温、抗菌防臭を実現するとともに電極帯を配置し、持ち運び可能な小さな電圧を加えることにより発熱するモバイルヒーターを提供することにある。
本考案は上記の課題を解決するものとして、所謂、湿式方式で、半導体繊維であるカーボン繊維のスレイバーを細かく細断して他の繊維に混ぜ入れ、カーボン繊維が蜘蛛の巣状で断線することがないように面状に配置し、静電容量を大きくし、面状で遠赤外線の優れた効果を実現させた不織布の面状発熱体を提供する。
この不織布の面状発熱体に電極帯を対面に配置し、1.5Vから20Vまでの持ち運び可能な小さな電圧を加えて通電させ、その抵抗値から発熱させる。
静電容量は面積に比例することから面状で遠赤外線効果、抗菌消臭効果、除電効果を表現しているので線状のものと比較して大きな効果がある。
また、面全体で通電するので、発熱面が持ち運びできる小ささであっても効果的な発熱保温が実現できる。
本実施形態において作製する、カーボン繊維15%およびカーボン繊維10%の不織布における遠赤外線効果の試験を以下の方法で行った。
a)試験方法
45°に傾斜した試料台に試験試料と対照試料を並べて取り付け、その15cm前に90℃の熱板を平行にセットする。サーモビュアにより両試料の表面温度を測定し、温度差を求める。
こうして行った評価試験結果を表1と表2に示す
Figure 0003184370
Figure 0003184370
従って、カーボン繊維15%およびカーボン繊維10%共に、従来の芯地より約1.5℃温度上昇し、信頼限界99%と認められたことから遠赤外線効果があることが分かった。
次に電極の距離に対する発熱温度の比較を以下の表3に示す
Figure 0003184370
上記表3より、電極の距離が近いほどより高い温度の発熱を促すことが分かり、持ち運びが可能な小さい発熱体でも効果的な発熱保温が可能と分かった。
以上、本実施形態において作製した不織布の評価試験結果のとおり、本考案にあっては面上にカーボン繊維を不規則な蜘蛛の巣状に配し、完全な断線のない面状を作り上げることにより、面全体で遠赤外線効果が得られ、かつ持ち運び可能な小さな発熱体でも十分な発熱保温効果が得られる。
本考案の実施形態のモバイルヒーターを表す平面図である。 本考案の実施形態のモバイルヒーターの構造を表す断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1の符号1は本考案で作製された不織布面状発熱体である。符号2のカーボンなどの半導体繊維を5%から50%の範囲で、符号3のポリエスター、ナイロン、レーヨンなどの合成繊維と符号4の融着性繊維で結合させカーボン繊維を蜘蛛の巣状に重ねて配置して、全体的に断線を起こさない不織布面状発熱体を製造する。
上記のように作製された不織布面状発熱体の両面に図2の符号7のコーティング剤を施す。
その不織布面状発熱体に通電性を持たせるため両端に図2の符号8のように導電性銀ペーストを塗り、その上に符号5の銅箔テープを貼る。
更に面状発熱体に水濡れ等の漏電を防ぐために符号6のラミネートフィルムで被覆する。
1 不織布面状発熱体
2 カーボン繊維や硫化銅をイオン結合させたアクリル繊維、ナイロン繊維などの半導体繊維
3 (公序良俗違反につき、不掲載)、ナイロン、レーヨンなどの繊維などの合成繊維
4 融着性繊維
5 銅箔テープ
6 ラミネートフィルム
7 コーティング剤
8 導電性銀ペースト
1不織布面状発熱体
2カーボン繊維や硫化銅をイオン結合させたアクリル繊維、ナイロン繊維などの半導体繊維
3ポリエステル、ナイロン、レーヨンなどの繊維などの合成繊維
4融着性繊維
5銅箔テープ
6ラミネートフィルム
7コーティング剤
8導電性銀ペースト

Claims (3)

  1. 静電容量を有した通電性のあるカーボン繊維や硫化銅をイオン結合させたアクリル繊維、ナイロン繊維などの半導体繊維をパルプ繊維、(公序良俗違反につき、不掲載)、ナイロン、レーヨンなどの他の繊維と混ぜて半導体繊維の脱落の無い結合をさせ、その半導体繊維が蜘蛛の巣状で、断線の無い面状に配した不織布の発熱体に電極帯を対面に配置し、小さな電圧の電源から通電することによって熱を発生させるモバイルヒーター。
  2. 半導体繊維で3mmから60mmまでに細断されたものを不規則に重ねて配置し、電気の断線をおこさないようにした不織布の発熱体に通電性を持たせたモバイルヒーター。
  3. 電気の流れを面状にすることが可能であるので当然ながら遠赤外線効果、赤外線、高周波、マイクロ波、電磁波などの電気性能を持つものを吸収し、面上で熱を発生させる不織布の発熱体に、小さな電圧の電源など外部から電圧を加えて通電させ発熱させるモバイルヒーター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111572073A (zh) * 2020-05-14 2020-08-25 江苏海美新材料有限公司 一种高强度pvc装饰膜的内嵌式制备方法

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