JP3184188U - 背面マッサージ枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】肩こりを起因とした頭部血流不足の体調不具合を除去することを目的に、マッサージ構造部品と、肩こりがし難い高さと堅さの枕を一体にした背面マッサージ枕を提供する。
【解決手段】枕をマッサージ面板部品1と従来の枕部品2をあわせて作成する。睡眠中は枕面2を使用する。肩こり治療は、枕を裏返して、マッサージ面板の凸面を背部に、マッサージ面板の縁部を頸部に当てて肩甲骨、腕、頭を適度に動かして、筋肉のこりをほぐす。このマッサージが睡眠の前後で簡単に行うことが出来、この習慣をつけることで肩こりが改善されてくる。
【選択図】図1

Description

本発明は肩こりを起因とした頭部血流不足の体調不具合を除去することを目的に、マッサージ構造部品と、肩こりがし難い高さと堅さの枕を一体にした健康枕に関する。
従来の健康枕は、枕の内部に香料、イオン、吸湿、温度調整、高さ調整等の加工をした構造の物、又は全体の形状を、マッサージ効果、指圧効果等を考慮した形にした構造が主体である。
しかしながらこれらの構造の枕は、あまりにも健康を主体に考えていることから使用することになれがたい。この結果、使用することにすぐ飽きてしまう。また、目的も首から上を主に考慮していることから、肩こりの主原因となる、肩甲骨と脊柱の隙間のマッサージが出来ない。また、従来の枕は特に大きな問題はないが、睡眠後の肩こりが発生しやすいものが多く、朝に偏頭痛がおきる人も多いと思われる、これは睡眠中に全体の血流が悪くなることが原因である。以上のようにそれぞれに欠点が見られる。
睡眠後に感じる肩こりは、朝の忙しさ等から、そのままにして生活をしているのが普通である。肩こりを我慢していると、体はこのこりを感じなくしてくる、しかしこれが頭部血流を悪くして行き、偏頭痛が続いたり、鼻、耳、目の障害も発生しやすくなる等の問題が発生してくる。一方、この肩こりが気になる人は、肩こり治療器具、マッサージ器、又は民間治療等で除去している。しかし継続して常に治療することがし難い問題がある。
特開2010−63674 特開2009−119005 特開2009−5725 特開2007−105428 特開2007−105727 特開2006−231008 特開2005−329096 特開2005−526−19 特開2005−46553 特開2005−27817
実用新案文献
実用新案文献1
実用新案公開平6−84967
実用新案文献2
実用新案公開平6−79363
実用新案文献3
登録実用新案第3113149号
実用新案文献4
登録実用新案第3091645号
実用新案文献5
登録実用新案第3013356号
解決しようとする問題点は、背部のこりを起点とする肩こりは、胸部の血流を悪くすると同時に頸部筋肉を硬くして、頭部血流を悪くする。この頭部血流低下は快眠を妨げ、偏頭痛を発生させ、耳、鼻、目の病気の起因となる。この頭部血流低下の点である。
本考案は、頭部の血流を悪くする肩こりを早く治療するために、睡眠前後に肩こりの起因となる、肩甲骨と脊柱の間の筋肉をほぐすことと、頸部及び後頭部をマッサージする治療部を枕の裏面に設けたことを最も主要な特徴とする。また、次の特徴は枕として使用する場合、頭部を出来るだけ低い状態にする。使用する材料も、綿を使用した座布団レベルを考慮した堅さが保てる材料を選ぶ。
本考案の背面マッサージ枕は、睡眠前後に背中、首、頭部に、はり、こり、偏頭痛等を感じた時は、すぐに枕の裏面のマッサージ面が背部の肩甲骨位置から頸部に接するようにして、マッサージ面の凸部分を肩甲骨と脊柱の間の筋肉部分にあわせて、肩甲骨を大きく動かす。頸部、後頭部は、枕の縁に頸部、後頭部をあてて、頭を左右に動かして、筋肉をほぐす動作をする。このように寝た状態で、簡単にマッサージをすることが可能である。また、毎日、睡眠前後にマッサージをすることを習慣にすることが簡単に出来る。毎日行う、朝晩のマッサージ効果で頸部、頭部の血流改善が出来て、偏頭痛、耳鳴り、難聴、鼻の疾患等の発症を防止する効果が得られる。また、背部のこり除去が、肺、心臓の血流を改善して健康維持の効果も得られる。
枕の堅めの材質と高さ、また、背部と頸部を同時にマッサージすることを顧慮して広くすることから、頭部の動きに余裕がある。さらに枕の背面に凸面があることから、この面が下の布団に食い込んで、枕が動きにくい。この結果、安定した睡眠姿勢が得られやすく、肩こりの発症がし難い効果も得られる。
背面マッサージ枕の内部構造を示した説明図である。 背面マッサージ枕の使用方法の説明図である。
枕にするために必要とする大きさの平面版に、適度の大きさと間隔で凸部を作ってマッサージ面にした部品と、この平板状部品とほぼ同じ大きさの、枕に使用できる材質で作成した薄い小型座布団状にした部品の両部品を重ねあわせて枕を完成して、背面マッサージ枕を実現した。
図1は、本発明の背面マッサージ枕の実施例である。1がマッサージ用の平板状部品で底部外径約4cmで高さ約2cmの円形状凸部3と、少し高くして凸面にした丸みのある縁面4の加工がしてある。マッサージ面は凸部の形状、大きさ、個数、高さ、位置、等、検討する余地は大きい。また部品1の材質はプラスチックで一体加工した物が丈夫で、安価である。このほか、木材、金属、及びこれらの材質の組み合わせでのマッサージ板も使用が可能である。2が綿を詰めて小型座布団状に加工した部品である。この部品2の材質も綿以外に多々検討する余地がある。この1,2の部品をあわせて一つの枕に加工する。
図2が使用状態の概略図である。人体5が上向きに寝た状態で、肩甲骨と脊柱の間に3の凸部を当てる。この状態で背部を少し動かしながら、肩を動かして、3の凸部で筋肉をほぐすマッサージを繰り返す。また、頸部を縁面4に乗せて、頭を左右にゆっくり振る動作を繰り返す。以上の動きを適度な時間行えば、背部、頸部の筋肉をゆるめることが可能である。このマッサージで胸部、頭部の血流が良くなる。睡眠前のマッサージはこの血流改善で神経も安定する。この結果、良き睡眠が得られる。また、寝起きにマッサージをすると、睡眠中に低下した血流を改善して、寝起きの偏頭痛等が改善できる。このマッサージを習慣にして行くと、頭部血流が良くなって、耳、鼻、目の老化現象も遅らすことが可能である。特に最近増加中の偏頭痛、難聴、耳鳴りを改善することが出来る。
部品1と部品2をあわせて、枕の高さを加圧無しで例えば6〜8cm程度にする。寝た状態で頭の高さが例えば4〜6cmになる堅さとする。また、枕重量はある程度重くする。全体の大きさは例えば50〜60cm×30〜40cm以上と大きめに作成する。この枕のマッサージ面を下にして、枕に使用すると、凸部があることと重量から使用中に動くことが少ない。そして高さを低く抑えることで、肩こりが、し難い枕となる。
本考案品は、胸部と頭部の血流が健康維持に重要と考えて、この血流を悪くする肩こりを減らすことを目的に、日常の睡眠時間帯でのマッサージを習慣に出来るようにした枕である。肩こりがし難い枕と、マッサージ面板を一体にすれば、この目的が達成できると考えた枕である。この内容から特別に産業上の利用可能性は少ない。
1 マッサージ面板
2 枕部品
3 マッサージ用凸部
4 マッサージ用縁面凸部
5 説明用人体図

Claims (1)

  1. 枕の表面を通常の枕とし、裏面を体の背部、頸部等にマッサージが出来るマッサージ器としたことを特徴とする背面マッサージ枕。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101616208B1 (ko) * 2014-12-17 2016-04-28 김영철 베개

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